時期「尚早」× ・ 「焦燥」○
No.10065
<念のために再掲>「基礎演習Ⅱ」(1回生)・「演習Ⅱ」の履修者(2回生)へ
みなさんが研究対象として希望している「地域振興」・「京都の歴史」・「社会教育」研究の観点から、下記のように、
博物館見学を実施します。
日時:2013年9月21日(土)13~15時
見学先:京都文化博物館(中京区三条高倉 地下鉄烏丸御池駅から徒歩3分)
現地集合・現地解散
「基礎演習Ⅱ」(1回生)・「演習Ⅱ」の履修者(2回生)と合同で行います。カリキュラムに基づくものではありませんから、自由参加です。
ただし、人数によって見学形態を考えますので、参加希望者は、9月15日(日)までに、野口までE・メールでお知らせ下さい。
*********************************
昨日は午後、名古屋に元木先生のお話を聴きに出掛けました。運良く、往きの新幹線で元木先生と御一緒。よもやま話に花を咲かせていると、あっという間に到着。
ゼミ関係者では洛南の先生がお見えでした。それから、師範代の先輩や、国学院の院生の方もお出ででした。
お話はやはり、髙橋昌明氏の六波羅幕府論に触れるところが多く、出掛けた甲斐がございました。いつものように熱の入ったお話の後、司会の松薗先生から御指名を頂いたので、大番役と家人制の問題や「京武者」の範疇など、つまらない質問をさせて頂いたのですが、そんなことより、もっと幕府論についての議論に資するようなことを申し上げればよかったかと反省しております。
通説では一族の結束が唱えられている平家一門内部の不協和音について、元木先生はすでに御高著でも鋭く指摘されていますが、これはやはり治承・寿永内乱の理解に重要なポイントであることを再確認させて頂きました。私は近年、通説のような鎌倉幕府成立の画期性の強調に疑問を持つに至っているのですが、はたして頼朝が鎌倉に定住する必然性があったのかどうか、そんなことをもう一度考えて見る必要を感じました。
なぜ治承・寿永内乱が起こったのか、またあらためて考えてみる、よい機会を与えて頂いたと思います。元木先生にあらためて感謝申し上げる次第です。
これらのことについては、また19日の後期初回のゼミの時間にでも御報告したいと思います。師範代の課題とされていることにはお役に立つことでしょう。
週明けが、再刊される論文集の再校と『研究紀要』掲載論文の提出締切ですので、私はまた焦燥の中にあります。
みなさんが研究対象として希望している「地域振興」・「京都の歴史」・「社会教育」研究の観点から、下記のように、
博物館見学を実施します。
日時:2013年9月21日(土)13~15時
見学先:京都文化博物館(中京区三条高倉 地下鉄烏丸御池駅から徒歩3分)
現地集合・現地解散
「基礎演習Ⅱ」(1回生)・「演習Ⅱ」の履修者(2回生)と合同で行います。カリキュラムに基づくものではありませんから、自由参加です。
ただし、人数によって見学形態を考えますので、参加希望者は、9月15日(日)までに、野口までE・メールでお知らせ下さい。
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昨日は午後、名古屋に元木先生のお話を聴きに出掛けました。運良く、往きの新幹線で元木先生と御一緒。よもやま話に花を咲かせていると、あっという間に到着。
ゼミ関係者では洛南の先生がお見えでした。それから、師範代の先輩や、国学院の院生の方もお出ででした。
お話はやはり、髙橋昌明氏の六波羅幕府論に触れるところが多く、出掛けた甲斐がございました。いつものように熱の入ったお話の後、司会の松薗先生から御指名を頂いたので、大番役と家人制の問題や「京武者」の範疇など、つまらない質問をさせて頂いたのですが、そんなことより、もっと幕府論についての議論に資するようなことを申し上げればよかったかと反省しております。
通説では一族の結束が唱えられている平家一門内部の不協和音について、元木先生はすでに御高著でも鋭く指摘されていますが、これはやはり治承・寿永内乱の理解に重要なポイントであることを再確認させて頂きました。私は近年、通説のような鎌倉幕府成立の画期性の強調に疑問を持つに至っているのですが、はたして頼朝が鎌倉に定住する必然性があったのかどうか、そんなことをもう一度考えて見る必要を感じました。
なぜ治承・寿永内乱が起こったのか、またあらためて考えてみる、よい機会を与えて頂いたと思います。元木先生にあらためて感謝申し上げる次第です。
これらのことについては、また19日の後期初回のゼミの時間にでも御報告したいと思います。師範代の課題とされていることにはお役に立つことでしょう。
週明けが、再刊される論文集の再校と『研究紀要』掲載論文の提出締切ですので、私はまた焦燥の中にあります。