この時期、大学生のみなさんは猛勉強中のことと思います
No.10053
今どきの大学では、もう夏休みも終盤。4回生は卒論で大車輪の毎日だと思います。各大学の図書館では執筆のための資料を求める学生さんたちで大混雑のことでしょう。すぐれた研究書が奪い合いになっている光景が思い浮かびます。
数年前、同志社大学の図書館では『平安時代史事典』の確保が大変だったとのことです。(ただし、使っているのはいつも同じ顔ぶれだったとか?)
卒論は、そろそろ草稿を完成しなければんならない時期。後期の授業が開始されたら、早々のゼミで中間報告ということになるのでしょう。それから何度も書き直しを重ねてよいものに仕上げる。提出まであと4ヶ月ほどしかありませんね。
卒論こそ大学生活の集大成ですから、ぜひ優れた成果をのこして御卒業下さい。
先日、久方ぶりに佐倉の国立歴史民俗博物館に出かけてきました。
伊豆の国市の池谷先生から御紹介頂いた企画展「時代を作った技-中世の生産革命-」の見学が目的でしたが、常設展もしっかり見てまいりました。
企画展会場入り口の大きなパネルにどこかで見たことのある方が映っていましたが、あれはどなただったのか・・・??
企画展では、中世における技術者の社会身分について、多々考えさせられるところがありました。それから、刀剣の製法や石切りの方法について大変興味を持ちました。
常設展の方は近現代の展示が新鮮でした。あれは、地元千葉県の高校生には全員に見に行ってもらいたい思いました。日本史の勉強以上の意味を持つと思います。ただし、事前指導と優れた引率者か必要。
展示室内の「映画館」で上映されていた活動大写真はとても面白いものでした。思いの外撮影技法も凝っている。最近のCGだらけで目まぐるしいばかりの映画に辟易させられている私には実に楽しい一時でありました。
しかし、「現代」の展示室に展示されているのは、これまで私が手にしたり日常の身の回りにあったものばかり。もはや私自身も過去の遺物であることが実感されました。
Facebookでも写真を載せて紹介しましたが、『鎌倉』第115号に山本さんの論文「北条時政とその娘たち-牧の方の再評価-」が掲載されています。ゼミメンバー・関係者はぜひ読んでおいて下さい。
この論文は地味なテーマながら、きっと鎌倉幕府成立期の政治史研究におおきなインパクトを与えることになるでしょう。
私もミネルヴァの『北条時政』を早く書かなければならないと思っております。でも、今は『研究紀要』に載せる例の阿波国のお話を執筆中です。それが済んだら九州の武士の話を仕上げたいのですが、その前に重源の勉強をしなければならないと思います。
なにしろ、常に執筆意欲が湧くほどに体調がよくありたいと願うばかりです。
数年前、同志社大学の図書館では『平安時代史事典』の確保が大変だったとのことです。(ただし、使っているのはいつも同じ顔ぶれだったとか?)
卒論は、そろそろ草稿を完成しなければんならない時期。後期の授業が開始されたら、早々のゼミで中間報告ということになるのでしょう。それから何度も書き直しを重ねてよいものに仕上げる。提出まであと4ヶ月ほどしかありませんね。
卒論こそ大学生活の集大成ですから、ぜひ優れた成果をのこして御卒業下さい。
先日、久方ぶりに佐倉の国立歴史民俗博物館に出かけてきました。
伊豆の国市の池谷先生から御紹介頂いた企画展「時代を作った技-中世の生産革命-」の見学が目的でしたが、常設展もしっかり見てまいりました。
企画展会場入り口の大きなパネルにどこかで見たことのある方が映っていましたが、あれはどなただったのか・・・??
企画展では、中世における技術者の社会身分について、多々考えさせられるところがありました。それから、刀剣の製法や石切りの方法について大変興味を持ちました。
常設展の方は近現代の展示が新鮮でした。あれは、地元千葉県の高校生には全員に見に行ってもらいたい思いました。日本史の勉強以上の意味を持つと思います。ただし、事前指導と優れた引率者か必要。
展示室内の「映画館」で上映されていた活動大写真はとても面白いものでした。思いの外撮影技法も凝っている。最近のCGだらけで目まぐるしいばかりの映画に辟易させられている私には実に楽しい一時でありました。
しかし、「現代」の展示室に展示されているのは、これまで私が手にしたり日常の身の回りにあったものばかり。もはや私自身も過去の遺物であることが実感されました。
Facebookでも写真を載せて紹介しましたが、『鎌倉』第115号に山本さんの論文「北条時政とその娘たち-牧の方の再評価-」が掲載されています。ゼミメンバー・関係者はぜひ読んでおいて下さい。
この論文は地味なテーマながら、きっと鎌倉幕府成立期の政治史研究におおきなインパクトを与えることになるでしょう。
私もミネルヴァの『北条時政』を早く書かなければならないと思っております。でも、今は『研究紀要』に載せる例の阿波国のお話を執筆中です。それが済んだら九州の武士の話を仕上げたいのですが、その前に重源の勉強をしなければならないと思います。
なにしろ、常に執筆意欲が湧くほどに体調がよくありたいと願うばかりです。