れんきゅうはけんきゅう
No.9933
世は大型連休。しかし、私たちにとっては、ようやく本業・本務に集中できる期間ということになります。
昔、高校や博物館に勤めていた頃、主体的な研究は本務として認めてもらうわけにはいかなかったので、やはりGWや夏の職務専念義務免除の期間(要するに教員の夏休み)にそれを行っていました。だから、子どもを連れての長期旅行など、俗にいう「家庭サービス」は一切出来ませんでした。
たまに、子どもたちを車に乗せてどこかに出かけても、行くところは「○○跡」とか「△△寺」・・・ばかりなので、子どもから、「どこかに行くのはいいけれど、「あと」と「じ」のつくところだけはイヤだ」と通告されたこともありました。
そんな頃から、もう30年以上が過ぎました。
この連休中には、いくつか書き終えなければならないものがあるのですが、時間的にも気分的にも助走が足りず、なかなか手に着かず困っています。これも耄碌の故でしょう。
そんな中、同世代の研究者から、背中を押されるような研究成果を頂きました。
☆ 高知大学の市村高男先生より、先生の編になる『御影石と中世の流通 石材識別と石造物の形態・分布』( 高志書院)、御高論「「惣無事」と豊臣秀吉の宇都宮仕置-関東における戦国の終焉-」収載の江田郁夫・簗瀬大輔編『北関東の戦国時代』(同)、ならびに御高論「中世前期土佐国の地域構造と権力支配-源希義とその周辺の考察から-」(『土佐史談』242)・「書評 佐々木倫朗著『戦国期権力佐竹氏の研究』」(『史学雑誌』121-11)を御恵送頂きました。
市村先生に、あつく御礼を申し上げます。
市村先生とは千葉県史編纂の部会で御一緒させて頂きました。
先生とは、生まれた年が一緒であるばかりでなく、生まれ育った関東をフィールドとしていたのに、現在は西日本の大学に所属して中世史の研究を継続しているという共通点があります。
研究の水準は遥かに及ばないものの、私にとっては、そんなところで、とても親しみを感じざるを得ない大切な同い年の「学兄」なのです。
昔、高校や博物館に勤めていた頃、主体的な研究は本務として認めてもらうわけにはいかなかったので、やはりGWや夏の職務専念義務免除の期間(要するに教員の夏休み)にそれを行っていました。だから、子どもを連れての長期旅行など、俗にいう「家庭サービス」は一切出来ませんでした。
たまに、子どもたちを車に乗せてどこかに出かけても、行くところは「○○跡」とか「△△寺」・・・ばかりなので、子どもから、「どこかに行くのはいいけれど、「あと」と「じ」のつくところだけはイヤだ」と通告されたこともありました。
そんな頃から、もう30年以上が過ぎました。
この連休中には、いくつか書き終えなければならないものがあるのですが、時間的にも気分的にも助走が足りず、なかなか手に着かず困っています。これも耄碌の故でしょう。
そんな中、同世代の研究者から、背中を押されるような研究成果を頂きました。
☆ 高知大学の市村高男先生より、先生の編になる『御影石と中世の流通 石材識別と石造物の形態・分布』( 高志書院)、御高論「「惣無事」と豊臣秀吉の宇都宮仕置-関東における戦国の終焉-」収載の江田郁夫・簗瀬大輔編『北関東の戦国時代』(同)、ならびに御高論「中世前期土佐国の地域構造と権力支配-源希義とその周辺の考察から-」(『土佐史談』242)・「書評 佐々木倫朗著『戦国期権力佐竹氏の研究』」(『史学雑誌』121-11)を御恵送頂きました。
市村先生に、あつく御礼を申し上げます。
市村先生とは千葉県史編纂の部会で御一緒させて頂きました。
先生とは、生まれた年が一緒であるばかりでなく、生まれ育った関東をフィールドとしていたのに、現在は西日本の大学に所属して中世史の研究を継続しているという共通点があります。
研究の水準は遥かに及ばないものの、私にとっては、そんなところで、とても親しみを感じざるを得ない大切な同い年の「学兄」なのです。