先達からの激励とアドバイス
No.9914
ありがたいことに『紫苑』第11号をお読み下さった方たちから続々と御感想が寄せられていますが、その一つを御紹介。
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岩田君の「武士論からみる中世前期・後期の分岐」は岩田君らしい優しさが感じられる。しかし、それでいて読み手を納得させる不思議な魅力ある文章だと思います。
山本みなみさんの文は毎回意外性に富んでいて、話の切り口も鋭く、返り血も浴びない太刀筋で、「おぬし、なかなかやるな!」って感じです。次回は何を書くのだろうと楽しみです。
滝沢智世さんの論文は上手くまとまっているのですが、なんとなく概説で終わってしまっているのがちょっと残念です。例えば、「「越後国人衆軍陣壁書」に関する一考察」とでも題して、壁書に名を連ねている国人の一人に光を当て、時代も鎌倉期まで遡り、生き残りの為の苦悩を跡付けてみるのも一案かもしれません。
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☆ 鶴見大学の平藤幸先生より、御高論「『平家物語略解』著者御橋悳言年譜稿」(『国文鶴見』47)ならびに御高論「藤原経宗の口伝-平家一門が学んだ公事・故実瞥見-」収載の小原仁編『「玉葉」を読む 九条兼実とその時代』(勉誠出版)を御恵送頂きました。
平藤先生に、あつく御礼を申し上げます。
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岩田君の「武士論からみる中世前期・後期の分岐」は岩田君らしい優しさが感じられる。しかし、それでいて読み手を納得させる不思議な魅力ある文章だと思います。
山本みなみさんの文は毎回意外性に富んでいて、話の切り口も鋭く、返り血も浴びない太刀筋で、「おぬし、なかなかやるな!」って感じです。次回は何を書くのだろうと楽しみです。
滝沢智世さんの論文は上手くまとまっているのですが、なんとなく概説で終わってしまっているのがちょっと残念です。例えば、「「越後国人衆軍陣壁書」に関する一考察」とでも題して、壁書に名を連ねている国人の一人に光を当て、時代も鎌倉期まで遡り、生き残りの為の苦悩を跡付けてみるのも一案かもしれません。
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☆ 鶴見大学の平藤幸先生より、御高論「『平家物語略解』著者御橋悳言年譜稿」(『国文鶴見』47)ならびに御高論「藤原経宗の口伝-平家一門が学んだ公事・故実瞥見-」収載の小原仁編『「玉葉」を読む 九条兼実とその時代』(勉誠出版)を御恵送頂きました。
平藤先生に、あつく御礼を申し上げます。