素人だろうと史料を知ろう。
No.9920
明日Ⅲ講時の「教養科目」は中世の文献史料のお話。何をやるにも、歴史を知ることは必要ですが、その前提になる史料について、典籍・文書・記録に分けて解説したいと思います。
教養科目ですから深入りは出来ませんが、世間に出回っている「歴史」の危うさを理解して頂ければ、それで十分。どう転びますやら。
時間不足が懸念されますので、脱線しないように気をつけたいと、今は思っています。
それが終わったら、『吾妻鏡』の講読会。その後にも重要なイベントがひかえておりましたね。
☆ 京都文化博物館時代の同僚で、現在は府立総合資料館におられる大塚活美先生より、御高論「暮らしと民俗」(『近江日野の歴史』第三巻)を御恵送頂きました。
地に足のついた歴史研究の成果です。
大塚先生に、あつく御礼を申し上げます。
☆ 東京大学史料編纂所の保立道久先生より、御高論「平安・鎌倉時代の災害と地震・山津波」(『HUMAN』Vol.3)と先生をはじめ9名の共著「編纂と文化財学-大徳寺文書を中心に」(『東京大学史料編纂所研究紀要』22)を御恵送頂きました。
前者では授業で使いたくなるような史料が紹介されており、後者では歴史学の基礎研究に関する本質的な議論が展開されていて、勉強になりました。
保立先生に、あつく御礼を申し上げます。
【追記】 『坂東武士団の成立と発展』これは掘り出し物ではないでしょうか。
http://www.book61.co.jp/book.php/O29072
教養科目ですから深入りは出来ませんが、世間に出回っている「歴史」の危うさを理解して頂ければ、それで十分。どう転びますやら。
時間不足が懸念されますので、脱線しないように気をつけたいと、今は思っています。
それが終わったら、『吾妻鏡』の講読会。その後にも重要なイベントがひかえておりましたね。
☆ 京都文化博物館時代の同僚で、現在は府立総合資料館におられる大塚活美先生より、御高論「暮らしと民俗」(『近江日野の歴史』第三巻)を御恵送頂きました。
地に足のついた歴史研究の成果です。
大塚先生に、あつく御礼を申し上げます。
☆ 東京大学史料編纂所の保立道久先生より、御高論「平安・鎌倉時代の災害と地震・山津波」(『HUMAN』Vol.3)と先生をはじめ9名の共著「編纂と文化財学-大徳寺文書を中心に」(『東京大学史料編纂所研究紀要』22)を御恵送頂きました。
前者では授業で使いたくなるような史料が紹介されており、後者では歴史学の基礎研究に関する本質的な議論が展開されていて、勉強になりました。
保立先生に、あつく御礼を申し上げます。
【追記】 『坂東武士団の成立と発展』これは掘り出し物ではないでしょうか。
http://www.book61.co.jp/book.php/O29072