本を出さない歴史学者は、絵を描かない画家の如し。
No.9602
今でも時々、天から「執筆は義務です」という角田文衞先生のお声が届きます。
昨日、再刊のお話を頂いたと御報告した本は、多くの方々から御要望をお寄せ頂いている私の学位論文をベースにした『坂東武士団の成立と発展』(弘生書林、1982年)ではなく、そのエッセンスを一般向けに書き下ろしたものと御理解頂いている『鎌倉の豪族Ⅰ』であります。鎌倉叢書の一冊として、1983年に、かまくら春秋社から出して頂いた、私にとっては、記念すべき初の一般向けの書籍です。32歳の時に出した本ですが、今さらながら、内容はなかなかのものだと自負致しております。それにしても、あのころのモチベーションはどこに行ってしまったのやら。
学問・研究にも「旬の時代」というのがあります。
『坂東武士団の成立と発展』についても、改訂増補の可能性も視野に入れながら、ぜひ実現をはかりたいものと考えています。あとは、何方であろうとも、出版社・編集者の御英断に委ねるばかり。お待ち申し上げております。
☆ 長野工業高専の中澤克昭先生より、御高論「中世の狩猟と鷹捕獲」収録の、白水智編『新・秋山記行』( 高志書院)を御恵送頂きました。
中澤先生に、あつく御礼を申し上げます。
☆ 同志社女子大学名誉教授の朧谷寿先生より、『NHKさかのぼり日本史 平安⑨ 藤原氏はなぜ権力を持ち続けたのか』(NHK出版)を御恵送頂きました。
朧谷先生に、あつく御礼を申し上げます。
【追記】 「再刊の話以前に、出したばかりの本がもう売れなくなりつつあることを心配すべきではないのか?」という叱声が、親しい友人から届きました。
出したばかりの本→http://www.chuko.co.jp/tanko/2012/01/004318.html
まことに仰せのとおり。
昨日、再刊のお話を頂いたと御報告した本は、多くの方々から御要望をお寄せ頂いている私の学位論文をベースにした『坂東武士団の成立と発展』(弘生書林、1982年)ではなく、そのエッセンスを一般向けに書き下ろしたものと御理解頂いている『鎌倉の豪族Ⅰ』であります。鎌倉叢書の一冊として、1983年に、かまくら春秋社から出して頂いた、私にとっては、記念すべき初の一般向けの書籍です。32歳の時に出した本ですが、今さらながら、内容はなかなかのものだと自負致しております。それにしても、あのころのモチベーションはどこに行ってしまったのやら。
学問・研究にも「旬の時代」というのがあります。
『坂東武士団の成立と発展』についても、改訂増補の可能性も視野に入れながら、ぜひ実現をはかりたいものと考えています。あとは、何方であろうとも、出版社・編集者の御英断に委ねるばかり。お待ち申し上げております。
☆ 長野工業高専の中澤克昭先生より、御高論「中世の狩猟と鷹捕獲」収録の、白水智編『新・秋山記行』( 高志書院)を御恵送頂きました。
中澤先生に、あつく御礼を申し上げます。
☆ 同志社女子大学名誉教授の朧谷寿先生より、『NHKさかのぼり日本史 平安⑨ 藤原氏はなぜ権力を持ち続けたのか』(NHK出版)を御恵送頂きました。
朧谷先生に、あつく御礼を申し上げます。
【追記】 「再刊の話以前に、出したばかりの本がもう売れなくなりつつあることを心配すべきではないのか?」という叱声が、親しい友人から届きました。
出したばかりの本→http://www.chuko.co.jp/tanko/2012/01/004318.html
まことに仰せのとおり。