袖触れ合うも多生の「運」
No.6970
今日は「東京は葛飾柴又・・・」ではなく、葛飾区郷土と天文の博物館に出掛けて、開催中の企画展『秩父平氏・葛西清重とその時代』を見学して参りました。展示パネルの中に、拙著掲載の地図をベースにしたものがあり、自らの仕事が世に役立ってることを知って安心いたしました。展示は例によって充実した内容でした。ただし、葛西・豊島氏は鎌倉幕府成立以前から在京活動の痕跡が多く見られる武士団ですので、西国との関係に関する新知見を期待していたのですが、宇和島藩伊達氏家臣の葛西氏や日本海交易の関係で北から移住したと想定される小浜葛西氏の存在は初めて知ったものの、そればかりだったのが些か残念でした。中世前期の段階で、まだ材料が見つかるのではないかと思います。
なお、共同研究にも役に立ちそうなパンフレットが頒布されていたので、余分に購入して参りました。本年度の共同研究のメンバーで欲しい方はお知らせ下さい。
帰りの新幹線。黒背広の大柄な男性が隣に座ったのですが、この人、缶ビール(大)3缶を飲み干した後、テーブルをおろしたまま、いびきをかきながら豪快に眠りはじめ、窓側の席にいた小生は、京都で下車するのに一騒動を覚悟したり致しましたが、幸いに事なきを得ました。それにしても、ほんとうに神経が図太く(無神経ともとれる)胃腸が丈夫な人が羨ましい(というより、怨めしい)昨今であります。
家も、電車の座席も、隣次第で運命の明暗が大きく分かれますよね(私の隣になった方も不運であったことは明らかですが)。
そろそろ、帰省される方も多いと思いますが、皆さんの隣に座った人は幸運な人だと思います。皆さん自身の運不運は?ですが。
☆ 慶應大学総合政策学部の野村亨先生より、御高論「南シナ海の領有権をめぐって-過去の経緯と現状」収録の山本信人編著『東南アジアからの問いかけ』(慶應義塾大学出版会)を御恵送頂きました。
野村先生にあつくお礼を申し上げます。
☆ 新宿歴史博物館の今野慶信先生より、御高論「文献史学的調査の成果」(『港区内近世都市江戸関連遺跡発掘調査報告48 石見津和野藩亀井家屋敷遺跡発掘調査報告書』港区教育委員会)、御高論「得宗被官工藤氏の基礎的考察」掲載の『鎌倉』第107号、それに先生が一部の執筆・作成を担当された新宿歴史博物館開館二十周年記念特別展『内藤清成と高遠内藤家展』図録を御恵送頂きました。
今野先生にあつく御礼を申し上げます。
なお、共同研究にも役に立ちそうなパンフレットが頒布されていたので、余分に購入して参りました。本年度の共同研究のメンバーで欲しい方はお知らせ下さい。
帰りの新幹線。黒背広の大柄な男性が隣に座ったのですが、この人、缶ビール(大)3缶を飲み干した後、テーブルをおろしたまま、いびきをかきながら豪快に眠りはじめ、窓側の席にいた小生は、京都で下車するのに一騒動を覚悟したり致しましたが、幸いに事なきを得ました。それにしても、ほんとうに神経が図太く(無神経ともとれる)胃腸が丈夫な人が羨ましい(というより、怨めしい)昨今であります。
家も、電車の座席も、隣次第で運命の明暗が大きく分かれますよね(私の隣になった方も不運であったことは明らかですが)。
そろそろ、帰省される方も多いと思いますが、皆さんの隣に座った人は幸運な人だと思います。皆さん自身の運不運は?ですが。
☆ 慶應大学総合政策学部の野村亨先生より、御高論「南シナ海の領有権をめぐって-過去の経緯と現状」収録の山本信人編著『東南アジアからの問いかけ』(慶應義塾大学出版会)を御恵送頂きました。
野村先生にあつくお礼を申し上げます。
☆ 新宿歴史博物館の今野慶信先生より、御高論「文献史学的調査の成果」(『港区内近世都市江戸関連遺跡発掘調査報告48 石見津和野藩亀井家屋敷遺跡発掘調査報告書』港区教育委員会)、御高論「得宗被官工藤氏の基礎的考察」掲載の『鎌倉』第107号、それに先生が一部の執筆・作成を担当された新宿歴史博物館開館二十周年記念特別展『内藤清成と高遠内藤家展』図録を御恵送頂きました。
今野先生にあつく御礼を申し上げます。