『坂東武士団の成立と発展』を戎光祥出版より再刊します。
No.10075
明日Ⅲ講時の「基礎演習Ⅱ」は、京都女子大学から平安京・京都の歴史や地勢を観望し、近くの寺社をめぐる予定です。まず、共同研究室に集合して下さい。
Ⅳ講時の「演習Ⅱ」は、発表開始。上野さんが「ディズニーの歴史について」というテーマで報告されます。今枝さんからは、まだテーマ報告がありません。連絡があり次第、追記したいと思います。
【追記】 今枝さんの報告テーマは「新撰組の歴史と新撰組ゆかりの地」とのことです。
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『日本歴史』10月号での広告を御覧になった方も多いかと存じますが、1982年に弘生書林より出版されましたが、長く絶版になっておりました拙著『坂東武士団の成立と発展』が戎光祥出版から再刊されることになりました。
旧版は、著者の無名・非力ゆえに、かなりの部数を断裁せざるを得ない結果となりましたが、その後、多くの研究者からの御高評もあり、幸いに各方面から復刊の御要望を頂くこととなりました。在庫の所在について、直接、当方に御連絡を頂くこともございましたが、ときに非礼な対応しか出来ないこともあり、心苦しく存じていた次第です。
内容においては旧説に属する部分もあり、また、その後に解明できた事実も多々ございますので、そのままの形で再刊するのも憚られるような気も致しましたが、本文は旧版段階での誤植や校正の見落としの修正にとどめるものの、再刊に際してのあとがきに、その後の研究成果を掲げさせて頂くこと、また、版組は新しくなりますが、それに対応した索引を旧版の通りに付して頂くことを条件に、再刊に踏み切らせて頂きました。
再刊についてお申し出を頂き、上記条件を快諾して下さった戎光祥出版に感謝申し上げる次第です。
すでに、今月半ばに再校ゲラを送付致しました。編集は研究者としての実績をお持ちの丸山裕之氏が担当して下さっておりますので、もう安心して刊行を待っているという段階です。
広告には10月刊行予定とありますが、おそらく初売りは10月12・13日の日本史研究会大会になることと思います。定価6000円ということですので、学会での販売価格は、旧版と同じ価格ということになると思います。30年間の物価上昇に見合いません。
著者としては、営業面で御迷惑のかからないように祈念するばかりと言ったところです。
中世前期の東国武士や武士論に関心をお持ちの皆様には、ぜひ御一読いただければありがたく存ずる次第です。
そろそろ、ここ十年ほどの間に発表した論文を一冊の本にまとめて出版しなければならないのですが、これも実現には時間がかかりそうです。
また、おりを見て出版関係の方に御相談申し上げたいと存じておりますので、その節は宜しくお願い申し上げます。
Ⅳ講時の「演習Ⅱ」は、発表開始。上野さんが「ディズニーの歴史について」というテーマで報告されます。今枝さんからは、まだテーマ報告がありません。連絡があり次第、追記したいと思います。
【追記】 今枝さんの報告テーマは「新撰組の歴史と新撰組ゆかりの地」とのことです。
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『日本歴史』10月号での広告を御覧になった方も多いかと存じますが、1982年に弘生書林より出版されましたが、長く絶版になっておりました拙著『坂東武士団の成立と発展』が戎光祥出版から再刊されることになりました。
旧版は、著者の無名・非力ゆえに、かなりの部数を断裁せざるを得ない結果となりましたが、その後、多くの研究者からの御高評もあり、幸いに各方面から復刊の御要望を頂くこととなりました。在庫の所在について、直接、当方に御連絡を頂くこともございましたが、ときに非礼な対応しか出来ないこともあり、心苦しく存じていた次第です。
内容においては旧説に属する部分もあり、また、その後に解明できた事実も多々ございますので、そのままの形で再刊するのも憚られるような気も致しましたが、本文は旧版段階での誤植や校正の見落としの修正にとどめるものの、再刊に際してのあとがきに、その後の研究成果を掲げさせて頂くこと、また、版組は新しくなりますが、それに対応した索引を旧版の通りに付して頂くことを条件に、再刊に踏み切らせて頂きました。
再刊についてお申し出を頂き、上記条件を快諾して下さった戎光祥出版に感謝申し上げる次第です。
すでに、今月半ばに再校ゲラを送付致しました。編集は研究者としての実績をお持ちの丸山裕之氏が担当して下さっておりますので、もう安心して刊行を待っているという段階です。
広告には10月刊行予定とありますが、おそらく初売りは10月12・13日の日本史研究会大会になることと思います。定価6000円ということですので、学会での販売価格は、旧版と同じ価格ということになると思います。30年間の物価上昇に見合いません。
著者としては、営業面で御迷惑のかからないように祈念するばかりと言ったところです。
中世前期の東国武士や武士論に関心をお持ちの皆様には、ぜひ御一読いただければありがたく存ずる次第です。
そろそろ、ここ十年ほどの間に発表した論文を一冊の本にまとめて出版しなければならないのですが、これも実現には時間がかかりそうです。
また、おりを見て出版関係の方に御相談申し上げたいと存じておりますので、その節は宜しくお願い申し上げます。