特別展 「畠山重忠-横浜・二俣川に散った武蔵武士-」

No.9751

 横浜市歴史博物館(〒224-0003 横浜市都筑区中川中央 1-18-1)において、2012年10月13日(土)~11月25日(日)の会期で、表記の特別展が開催されます。↓
            http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/kikak/detail.php?ak_seq=115
 そして、その関連事業として下記の講演会が開催されますので御案内致します。
 【日時】11月4日(日)14:00~15:30
 【テーマ】「源平内乱と畠山重忠」
 【講師】 野口実 (京都女子大学教授)
 【会場】 横浜市歴史博物館講堂
  申し込みの締め切りは今月21日とのことです。詳細は↓を御覧下さい。
             http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/moyos/detail.php?seq=108        

「さぁ、夢のハワイに行きましょう!」の時代が懐かしい。

No.9749

 昨日の『吾妻鏡』講読会では、将軍実朝の御台所となる坊門信清の娘の関東下向の辺りを読みました。北条時政の「嫡子」政範が上洛中に客死する記事のところでは、『明月記』に彼が「近代の英雄」と評されている点についての議論もなされました。貴族社会から見た北条氏のステイタスに関わる問題です。

  ところで。『吾妻鏡』講読に先立ち、しばらく雑談の時間があったのですが、そこで岩田君が、武士の存在形態について鎌倉期以前と室町期以後とで大きな相違が見られることを極めて明解に指摘されました。日本史研究会大会における吉田賢司氏の報告の感想に関連した話の中でのことですが、なにしろ岩田君は研究史に詳しい人ですので(彼は昨日も「憧れのハワイ航路」という歌の話をしていましたので、実は私より年長の可能性があります???)、大変説得力があり、大いに納得させられました。
 だから地方自治体の歴史編纂などの作業で、私などがお役に立ちづらい訳なのです。「中世」ということで、院政期から戦国時代までを一括りにするのは止めた方が良いかも知れません。このことについて、かつて網野善彦氏が14世紀半ばを日本の歴史における大きな分水嶺と評価されたことを思い出しました。
 岩田君、この話をエッセイ風にまとめて『紫苑』にでも載せてくれませんか?

 それから、昨日のゼミでは、真鍋さんからハワイ旅行のお土産のナッツの入ったホワイトチョコレートを頂きました。美味しいので、私が一人で3~4個食べてしまいましたことをお詫び致します(カロリー摂取オーバー)。
 なお、すでに一箱すっかり無くなりました。昨日、欠席された方は悪しからず。
 真鍋さん、ありがとうございました。

 先週末から、あちこち動き回り、その過程で、学生時代を千葉で過ごされた(千葉駅ビルの屋上のビヤガーデンでアルバイトをしたり、天台の銭湯に通っておられたとのこと)という、私より2歳年長の元小学校の校長先生と大いに話が弾むなどという楽しい出来事もありましたが、すっかり疲れ果ててしまい、また老耄を痛感しているところです。

 来月予定されている「もちもちぃんウォーク」で見学する栢ノ森遺跡について、坂口君から凄い新発見の史料を教えて頂きました。これは面白い。市民対象の史跡散歩での講演が学会報告みたいなことにならないように気をつけなければならなくなりました。
編集:2012/10/17(Wed) 14:49

コバルトの風-次回の『吾妻鏡』-

No.9750

 むかしはハワイへの旅が憧れであったり(いまも若干憧れていますが)、みんなでアメリカに行こうよという気分や、エキゾチックなアジアで異邦人気分を楽しもうよという雰囲気をうたった歌謡曲が大ヒットしたりしましたが、いまはどうなんでしょうね。歌謡曲で背中を押さなくても、みなさんどんどん旅に出ちゃうんでしょうか。

 中世前期と後期、ちょうど南北朝期を境に、武士の存在形態などにも大きな変化があったようであるという感想を以前からなんとなく持ってはいたのですが、先日の吉田賢司氏のご報告はそれに大きな示唆を与えてくださるものであったように思います。
 『紫苑』でエッセイ風に…じっくり検討させていただきたいと思います…

 日時:2012年10月23日(火)午後3時すぎ~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:建仁四年(元久元年、1204十二月十日・十八日・二十二日の各条
     元久二年(1205)二月十二日・十七日・二十一日、三月一日・十二日・二十五日、四月十一日・十二日、五月十二日・十八日・二十四日、六月二十日・二十一日・二十二日・二十三日・二十六日・二十八日、七月一日・二十日、閏七月十九日・二十日・二十五日・二十六日・二十九日、八月二日・五日・七日・十一日・十六日・十七日・十九日、九月二日・二十日、十月十日・十三日、十一月三日・四日・十五日・二十日、十二月二日・二十四日の各条

 10月は23日、30日と開催予定です。

 火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。
 基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、新年度から何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

 京都駅、行く人、来る人。

No.9748

 今日は日本史の研究者が大挙上洛される日。ゼミの皆さんも衣笠山の麓に出かけられたことと思います。
 そんな中、当方は午後から畿外への脱走を試みて参りました。今日は東方でしたが、明日は西方へ。西方極楽浄土か?はたまた?

 ☆ 同志社大学の竹居明男先生より、同志社大学京都観学研究会編『大学的京都ガイド-こだわりの歩き方』(昭和堂)を御恵送頂きました。
 同志社で歴史学・考古学・国文学を担当されている先生方の力作が並びます。竹居先生は「京都の『天神さん』天神菅原道真公の面影を訪ねて」を執筆されています。もちろん、山田邦和先生も「伏見城とその城下町を訪ねて」を御執筆。
 竹居先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ その同志社の大学院を出られて、現在は東京の出版社で御活躍の雨野弥生さんから、実相院古典籍調査研究会『実相院古典籍調査報告資料 第13輯・終刊号』を御恵送頂きました。もちろん、雨野さんも翻刻を担当。研究会のメンバーを見ると、田中(旧姓)さんとその御夫君のお名前も!
 雨野さんに、あつく御礼を申し上げます。

 『紫苑』第11号の執筆者決まる!

No.9746

 編集長の池嶋さんの尽力により、『紫苑』の構成がおよそ決まりつつあります。
 大学院DC以上のお二人の方が平安期の建築史関連の論考と南北朝期の政治・社会史に関する研究文献目録を発表して下さいます。また、学部生も複数の方が研究ノートに挑戦。また、ゼミメンバーで出かけた旅行記も掲載の予定です。楽しみなことです。

 「もちもちぃんウォーク」のプレ史跡散歩の日程もそろそろ決めなければいけませんね。
 私はさ来週の月曜日までは書類の作成や講演、さらに会議などで落ち着きません。
 それから、27日の中世戦記研究会に行こうという人がいたら御連絡下さい(自由参加は出来ません)。
 内容は以下のとおり
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 日時:2012年10月27日(土) 13:30~18:00
  場所:学習院大学 西2号館504教室
 輪読:和田琢磨氏 『太平記』巻1
 研究発表:塩山貴奈氏「延慶本『平家物語』「阿波守宗親発道心事」にかんする考察」
       藤本正行氏「結城合戦絵詞の錯簡と訂正」
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  ☆ 立命館大学の杉橋隆夫先生より、立命館大学文学部編『日本文化の源流を求めて』1・2(文理閣)および、先生が御定年を機に作成された『私の出会った人・送った人 付、略歴・著作目録』を御恵送頂きました。
 杉橋先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 市川歴史博物館の湯浅治久先生より、新刊の御高著『蒙古合戦と鎌倉幕府の滅亡』(吉川弘文館)を御恵送頂きました。
  宝治合戦以後の鎌倉時代史に関心をもつ方は、ぜひ読んでおく必要があります。
  湯浅先生に、あつく御礼を申し上げます。
編集:2012/10/11(Thu) 16:28

昔からある場所-次回の『吾妻鏡』-

No.9747

 秋らしい季節になってまいりました。体調管理が難しいところですが、みなさまどうかくれぐれもご自愛下さい。

 約8年半前、山本陽一郎さんらが中心となって開催していた『吾妻鏡』の講読会は、ちょうど元久年間を読んでいました。私が参加するようになったのもそのころですが、季節は変わって行きますね。
 そんな次回の『吾妻鏡』のご案内です。

 日時:2012年10月16日(火)午後3時すぎ~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:建仁四年(元久元年、1204)十月十四日・十七日・十八日、十一月四日・五日・七日・十三日・十七日・十八日・二十日・二十六日、十二月十日・十八日・二十二日の各条
     元久二年(1205)二月十二日・十七日・二十一日、三月一日・十二日・二十五日、四月十一日・十二日、五月十二日・十八日・二十四日、六月二十日・二十一日・二十二日・二十三日・二十六日・二十八日、七月一日・二十日、閏七月十九日・二十日・二十五日・二十六日・二十九日、八月二日・五日・七日・十一日・十六日・十七日・十九日、九月二日・二十日、十月十日・十三日、十一月三日・四日・十五日・二十日、十二月二日・二十四日の各条

 10月は16日、23日、30日と開催予定です。

 火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。
 基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、新年度から何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

御礼

No.9744

野口先生、御著書『日本史リブレット人022 源義家 天下第一の武勇の士』(山川出版社)拝受いたしました。ありがとうございます。
早速読みまして、感想をお伝えしたいところですが、10月頭からシンポジウムなどがあり、なかなか拝読に至っておりません。
たまった依頼原稿もありますので、すぐに拝読できそうにないので、まずは拝受の御礼をお伝えせねばと思い、ご連絡申し上げます。
それにしましても、続々と御著書を刊行なされますこと、感嘆するのみです。
研究会などの運営もお続けになりながらのご執筆なので、ほんとうに頭の下がる思いです。
私の方は、師匠からもう減らしてはどうかといわれつつあるカルチャーセンターの講義の準備に追われ、なかなか原稿執筆に至りません。

また、大学院がない職場ですので、なかなか共同研究なども難しく、忸怩たる思いでおります。
愚痴を言っても仕方ありませんが、仲間の研究者と議論し合えるのは刺激になっていいですよね。

このリブレットの人シリーズも中世の方の執筆が進んでいるようなのも、中世史の研究グループの活発化の一つの表れかとも感じられます。

とてもうらやましく、かつよいことだなあ、と感じております。
話がそれてしまいましたが、
御著書の御恵贈、ありがとうございました。

 ありがとうございます。

No.9745

 中村先生、過分なお言葉、たいへん恐縮に存じます。
 著書を出せるのは有り難いことなのですが、最近は刊行後に多くの不注意や不備に気づくようになりました。いよいよ耄碌が進行してきたようで、情けない限りです。
 研究活動については、中村先生の旺盛な執筆活動や、海外における研究会へのご参加などに見られる、学問への情熱に満ちた行動力には足元にも及びません。
 ますますの御活躍を祈念申しあげる次第です。
 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

☆ 群馬県立太田東高校の須藤聡先生より、御高論「中世成立期上野国と受領・武士団の動向-上野介藤原重家・豊嶋一族を中心に-」(『群馬文化』311)を御恵送頂きました。
 例によって、貴族社会にしっかり目配りのきいた須藤先生らしい優れた御研究の成果です。
 武士論専攻者は必読!
 須藤先生に、あつく御礼を申し上げます。

 第2回 角田文衞古代学奨励賞は樋口健太郎氏に

No.9743

 昨日、角田文衞古代学奨励賞授賞式のことを書いたら、「受賞者はどなたですか?」という御質問が相次ぎました。
 そこで、お知らせ致します。
 受賞者は樋口健太郎氏(大手前大学非常勤講師)
 受賞論文は「藤氏長者宣下の再検討」(『古代文化』第63巻第3号、2011年12月)

 樋口さんには、当研究所の共同研究員に加わって頂いたこともありましたが、当ゼミとも因縁浅からぬものがあり、木幡の史跡見学会に同行して下さったり、書評会で美川先生の『院政』について報告をいただいたこともありました。
 今後のますますの御活躍を祈念申し上げる次第です。

 そういえば、広島の尻池さんが、樋口さんの論文集『中世摂関家の家と権力』(校倉書房)の書評を執筆されているはずです。発表は近日?

 幸せな京女史学科生

No.9742

 明日は、第2回「角田文衞古代学奨励賞」授賞式があります(於、佛教大学四条センター、13:00から)。

 史学科の早島先生から、新刊の御著書『足軽の誕生 室町時代の光と影』(朝日新聞出版)を頂きました。「あとがき」によると、昨年度後期の「特殊講義」をもとに執筆された由、大学教員として理想的です。
 京都女子大学の史学科の学生さんは幸福だと思います。

  ☆ 一関市博物館の大石直正先生より、御高論「膝下荘園としての骨寺村」(『一関市博物館研究報告』15)を御恵送頂きました。
 大石先生に、あつく御礼を申し上げます。

 「のんびり」行きたいところですが、状況はそうはさせてはくれません。

No.9741

 「のんびり行こうよ、俺たちは~♪」という歌が流行っていた当時、「モーレツからビューティフルへ」などというキャッチコピーもありましたが、結局、世の中はそういう方向には確実に向かわなかったようですね。 

 HPのトップにあるように、今月の『玉葉』講読会は8日と15日の2回が休会になりますのでご注意下さい。

 来年度の共同研究員の件ですが、お願いした方全てから御了解の返信を頂くことが出来ました。
 ありがとうございました。

 それから、お伝えするのが遅くなりましたが、拙著『源氏と坂東武士』(吉川弘文館)の三刷が出ました。重版にあたって版元にお願いした修正が一部伝わっていなかったようで若干残念なのですが、相馬御厨をめぐる係争にかかわった源義宗が佐竹氏ではなかったという佐々木紀一氏の御説を反映させましたので、旧版をお読み頂いた方も、再読して頂ければ幸いとするところです。

 ☆ 先般、「著者謹呈」という形で『中世都市研究17 都市的な場』(山川出版社)を御恵送頂きました。お手配頂いた先生に、あつく御礼を申し上げます。
 
 ☆ 青山学院大学の佐伯真一先生より、御高論「「ひとつはちす」考」(『青山語文』42)を御恵送頂きました。
  佐伯先生に、あつく御礼を申し上げます。

【追記】
 ☆ 長野工業高専の中澤克明先生より、御高論「公家の「鷹の家」を探る-『基盛朝臣鷹狩記』は基盛の著作か-」(『日本歴史』773)を御恵送頂きました。
 中澤先生にあつく御礼申しあげます。
 また、放鷹に関するイベントのチラシも頂きました。研究室前に置いてありますので、関心のある方は活用して下さい。

 2013年度の共同研究員の依頼について

No.9739

 早くも10月。来年度の研究に関する書類を作成しなければならない時期になりました。
 研究所の共同研究はテーマを新たにして、継続して進めてまいりたいと思います。そこで、当方で予定している研究テーマに沿って、研究協力者(共同研究員)をお願いしたい方にメールを送らせて頂きました。御専門の領域とともに、研究員相互の連絡の円滑をはかるためにも、出来るだけ日常的な接触が可能な方を選ばせて頂いた次第です。
 なお、今年度の研究もいよいよ佳境に入ってくる段階だと思います。現任の諸姉兄も、あと半年間、どうぞよろしくお願い致します。
編集:2012/10/01(Mon) 11:26

のんびりいこうよおれたちは-次回の『吾妻鏡』-

No.9740

 前回から10月に入りました。そろそろ2012年の閉め方が気になり出す頃ですが、『吾妻鏡』くらいはのんびり読んでいきましょう。

 日時:2012年10月9日(火)午後3時すぎ~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:建仁四年(元久元年、1204)八月三日・四日・十五日・二十一日、九月一日・二日・十三日・十五日、十月十四日・十七日・十八日、十一月四日・五日・七日・十三日・十七日・十八日・二十日・二十六日、十二月十日・十八日・二十二日の各条
     元久二年(1205)二月十二日・十七日・二十一日、三月一日・十二日・二十五日、四月十一日・十二日、五月十二日・十八日・二十四日、六月二十日・二十一日・二十二日・二十三日・二十六日・二十八日、七月一日・二十日、閏七月十九日・二十日・二十五日・二十六日・二十九日、八月二日・五日・七日・十一日・十六日・十七日・十九日、九月二日・二十日、十月十日・十三日、十一月三日・四日・十五日・二十日、十二月二日・二十四日の各条

 10月は9日、16日、23日、30日と開催予定です。

 火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。
 基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、新年度から何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

「奥州藤原氏と平泉」の御案内

No.9736

 来月13日から、名古屋の中日文化センターで「奥州藤原氏と平泉」というテーマの講座を担当することになりましたので、御案内させて頂きます。
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 【曜日・時間】 月1回土曜日 夕 15:30~17:30

 【会場】 栄中日文化センター  (名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル4階)

 【講座内容】 2011年、世界遺産に登録された平泉。中尊寺や毛越寺などにのこる素晴らしい建築や庭園もさることながら、それをつくりだした奥州(平泉)藤原氏の歴史についても興味深い土地です。この講座では12世紀、とくに平家の全盛期に、奥州地方に覇権をうちたてた奥州藤原氏と、その本拠地となった都市平泉について、京都や鎌倉からの視点で考えてみたいと思います。

 【開講日と予定のテーマ】
 ・第1回10月13日(土)「軍事貴族は奥羽をめざす」
 ・第2回、11月3日(土))「奥州藤原氏の成立」
 ・第3回、12月8日(土))「奥州藤原氏と院・摂関家」
 ・第4回、1月12日(土))「平泉と京都の権門都市」」
 ・第5回、3月2日(土))「源義経と平泉」
 ・第6回、3月30日(土))「奥州藤原氏・平泉と源頼朝・鎌倉」
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 私にとってもよい勉強の機会になりそうです。詳しくは↓
http://www.chunichi-culture.com/mgcgi/mgrqcgi.cgi?APPNAME=BunWeb&PRGNAME=kouza_para

ちょっと早めからいけます-次回以降の『吾妻鏡』-

No.9737

 後期の『吾妻鏡』も始動しました。またちょっとずつゆるやかに読んでいきましょう。

 日時:2012年10月2日(火)午後3時すぎ~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:建仁四年(元久元年、1204)五月十日・十六日・十九日、六月八日・十九日・二十四日・二十六日、八月三日・四日・十五日・二十一日、九月一日・二日・十三日・十五日、十月十四日・十七日・十八日、十一月四日・五日・七日・十三日・十七日・十八日・二十日・二十六日、十二月十日・十八日・二十二日の各条

 10月は2日、9日、16日、23日、30日と開催予定です。

 火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。
 基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、新年度から何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

 よみうり堺文化センターで、岩田慎平講師「もう一度学びたい日本史」開講

No.9738

 岩田君も、よみうり堺文化センターで「もう一度学びたい日本史~中世社会の様子~」を開講されます。詳しくは→
http://www.oybc.co.jp/center/search/detail/index.php?id=3&code=236

 本日、『古代文化』第64巻第2号が届きました。
 今号には、先日大阪歴史学会で部会報告をされた伊藤瑠美さんによる、元木泰雄先生の御著書『河内源氏』(中公新書)の新刊紹介が掲載されています。それから、「書棚」には清水亮編『畠山重忠』が取り上げられていました。
 そして、拙著『武門源氏の血脈』(中央公論新社)にも、伊藤邦彦先生が書評を書いて下さいました。
 伊藤先生は、私が東国武士団に関する研究を始めた頃から、私の研究を見守り続けて下さっている先達です。この書評では、私のこれまでの研究を俯瞰されながら、その意図するところを正確に紹介して下さり、また、今後の研究に資するいくつかの重要な御指摘を頂きました。御厚情に溢れた書評は、最近耄碌気味の私に活力を与えてくれました。

 ☆ 東北芸術工科大学の入間田宣夫先生より、御高論「安倍・清原・藤原政権の成立史を組み直す-北方世界における地域差に関する考古学的所見に学んで-」(東北芸術工科大学東北文化研究センター編『北から生まれた中世日本』 高志書院)と入間田先生の『略々年譜・著作目録(続)』を御恵送頂きました。
 入間田先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 広島大学大学院教育学研究科下向井研究室の皆様より、『史人』第4号を御恵送頂きました。
 次号には、当ゼミ出身の尻池さんの論文も掲載されるとのことで、楽しみです。
 同研究室の皆様に、あつく御礼を申し上げます。