竹久夢二追想展のお知らせ

No.894

現在奈良県立美術館で竹久夢二追想展が開かれています。それで、主催の産経新聞に勤めてる先輩から、無料招待券を何枚かいただきました。現在僕の手元には6枚程あります。もし欲しい方がいらっしゃいましたら、野口まで連絡してください。明日の研究会でもいいですよ。ちなみに展示は12月27日までです。
詳しくはhttp://www.mahoroba.ne.jp/~museum/base.htmを御覧ください。

自分でお知らせしておきながら、僕はまだ論文が仕上がってないんで、行けるかどうか微妙な状態です。夢二展が見られるようがんばりたいと思います。
ついでにもし行くなら東大寺三月堂の執金剛神像の特別開扉がある16日がお勧めです。執金剛神像は一年でこの日しか開扉しないので、それを見に行くだけでも価値ありますよ。

福原の平頼盛邸跡?現地説明会について.

No.891

NO.857でお知らせした。楠・荒田町遺跡の現地説明会について、高橋昌明先生から御連絡をいただきましたので、報告いたします。
 日時:12月14日(日)午後1時から3時まで
 交通:JR三宮で名谷・西神中央行きの地下鉄に乗り換え、二つ目の大倉山で下車、西北に約500メートル、
    神戸大学医学部附属病院西門すぐ

なお、小生は明日の午後に現地に行く予定です。もし同行希望の方がおられましたら、本日23時までに自宅へメールをお送りいただくか、ここに書き込んでください。

福原の平頼盛邸跡について.

No.897

 上の学生センターからの書き込みは、このゼミHPが京都女子大学によって実質的に正式認知されたことを示す貴重な資料になるものと思います(学生センターの人が「武士」の図柄を選んだ?ことにも要注目)。
 
 ところで、昨日、京都大学の西山良平先生のご尽力により、楠・荒田遺跡見学の機会をえました。上横手雅敬先生・美川先生たちとともに京都駅を出発、現地では兵庫県教育委員会の別府洋二氏や神戸大の高橋昌明先生らの御案内をいただきました(元木先生がお出でになれなかったのが実に残念でした)。見学のメインは、いうまでもなく東西方向約40メートルにわたって検出された二重の堀と櫓と想定できる掘立柱建物の遺構です。
 二重堀は外側が箱堀(幅2.7メートル、深さ1.7メートルほど)、内側が薬研堀の形態で(幅1.8メートル、深さ1,6メートルほど)で、二重堀といっても実に特異な形状のものです。
  別府氏のご説明によると、こうした形状の堀は、伊勢平氏関連の三重県雲出島貫遺跡で検出された例があるのみとのことで、興味がもたれます。現場で高橋先生も指摘されていましたが、清盛が京都の法性寺一の橋の近くに構築した城郭も二重の堀に囲まれていたと『平家物語』に見えており、この形態の二重堀は伊勢平氏独特のものなのかも知れません。このような構造の堀が実際の戦闘の中でどのように効果があるのかとか、こうした方が堀の崩壊を防ぎやすいというような技術的な理由があるのかどうか、といった点について、どなたか御教示をいただけたら幸いです。
 この遺構は神戸大学附属病院立体駐車場の建設予定地にあり、これが大学当局の対応次第では破壊の危機に直面していることも、昨日の見学で明確に認識することが出来ました。考古学や歴史学の研究者ばかりでなく、この遺構は国文学研究者(一目で「貴族的な平家」という理解が偏ったものであるということがわかります)さらには歴史を愛する市民一般にとっても重要なものと思います。
 本日、記者発表がされるとのことですが、14日の現地説明会には多くの方が現地に赴かれ(花園大学の山田邦和先生もこの日に見学に行かれとのことです)、この遺跡に関する学界・市民の関心の高さを大学当局に理解して頂き、何らかの形で保存・公開の道が開ければと期待しています。
 なお、この時代の堀については、平泉で考古学的な調査にあたられた研究者の方たちが多くの情報をお持ちのことと思いますので、遠方ながらぜひ御覧いただき、御教示をお願いしたいものと思っています。

Re: 福原の平頼盛邸跡?現地説明会について.

No.899

昨日はご一緒できず、失礼致しました。16時より、大阪城天守閣博物館で嘱託として勤務する人環の院生の担当した展示を見学する約束があったため、一足先に参りました(展示の実務に関する裏話は大変興味深いものでした。学芸員に興味のある方は当日参加した龍谷の吉田、京大の佐伯両君に尋ねてください)。もちろん、会いたくない人がいたために見学会を回避したのではありません。念のため?
それはともかく、二重の濠の遺構を見たのは初めてで、大変興奮いたしました。あの現場は、かつて多淵敏樹氏が医学部付属病院建設の関係で重要な遺跡を発掘しながら、20年余りも前のこととて、きちんとした報告書が出ないままに終わった場所の近所で、そのとき存在が分かっていた堀の構造がようやく判明したということになります。
二重の濠の前例である伊勢国雲出付近は、伊勢平氏の盛兼流の拠点です。清盛流とは系統が異なっております。彼らは、保元の乱後に近隣の須可荘に乱入し、荘官一族を殺傷するなど、かなり戦闘的な性格を有しておりました。このことと二重の濠が関係するのでしょうか。
今回の遺構では儀式用の土師器がたくさん出土していますから、福原で日常生活を送った邸宅の周囲にあったようですね。外側の箱堀は水が余りなかったようですから、排水路などではなさそうです。したがって、福原の平氏の邸宅は、外側に空堀をめぐらせ、日常的に武的な性格を有したといえるでしょう。東国追討使も福原から出立したわけで、福原は軍都という性格を帯びていましたが、邸宅自体が武士の宿舎にもなる側面があったのかもしれません。
二重の堀が、鎌倉でも少し見えるとのことでしたが、中世前期には余り一般的ではないようですね。平氏関係の邸宅にあったものが、鎌倉では見られないのはなぜか、そこに二重の堀の性格を考えるヒントもありそうです。
今回の堀のすぐ北にある櫓(とすれば、ですが)は急きょ作られたらしく、邸宅の一番縁辺にあるはずの堀よりかなり北ですから、これは邸宅に付随していたものではないのかもしれません。あるいは、一の谷合戦の直前に、合戦に備えて造営されたのではないでしょうか。
すぐ近くの荒田八幡に行けば分かりますが、その向こうはすぐに下り坂です。この付近が谷にはさまれた台地であることが分かります。斜面の側の堀はどのようになっていたのか、また頼盛邸の北にあった清盛邸の構造はどのようになっていたのか、次なる成果が期待されます。
それにしても、これだけの遺構ですから、何とか保存の措置を講じてもらいたいものです。いっそ、病院をどこかに移転して、この辺を遺跡公園にする、てなわけには行かないか。

伊豆山木館の周囲にも二重堀?

No.900

 元木先生、ありがとうございました。伊勢国雲出は盛兼流の拠点ですか。盛兼流の居館に二重堀が構築されていたとすると、その流れをくむ伊豆目代山木兼隆の館もそうであったのかも知れませんね。それで、頼朝の遣わした軍勢は攻めあぐんで、なかなか攻撃成功の狼煙をあげられなかったのか・・・と、これはあまりに想像のしすぎかも知れませんが。
 櫓と想定される建物については、小生も文化財事務所でレクチャーをしていただいたときに、やはり一ノ谷合戦直前に急造されたのではないかと指摘したのですが、周囲から失笑が漏れ・・・といった雰囲気だったので、多少イジケておりました。しかし、元木先生も同じ御意見で安心した次第です。
 なお、この櫓と想定される建物の遺構発見については、すでに神戸新聞9月19日付に報道されています。福原は京都ほど後世の攪乱がないと思うので、都市構造の実態が明らかに出来る可能性が高いのではないかと期待しています。祇園遺跡など、周辺の同時代の遺構と方位関係も一致するようなので、楽しみです。
 なお、14日の現地説明会に行かれる人は、元木先生の『平清盛の闘い』(角川叢書)を手に出かけられることをお薦めいたします。遺構見学が100倍楽しくなること請け合いです。

木曜日の件

広政 愛
No.887

4限に授業があるので発表中にお邪魔することになりそうです・・・。すみません・・・。

はじめまして。

No.890

はじめまして。同志社大学の山本陽一郎です。こちらこそ、よろしく御願いします。今週の研究発表は、順番は自分からなので、全然支障ないです。平田さんの発表の方を聞いて下さい。
自分の発表はちなみに3時からですが、みなさん授業中なんでしょうか?誰もいないんでしょうか?もしかしたら一人研究発表会(発表(自分)⇒質疑応答(自分))?

共同研究室

No.893

11日、共同研究室を借りておきましたので、14:30から使用できます。山本君は「越前斉藤氏」、平田さんは院政期の政治システムに関する発表です。山本君が出席者のことを心配していますから関心のある方は、途中からでも、ふるって御参加下さい。

もろもろの御連絡。

No.883

>11日、例会について 平田さんと山本君の報告を一度に短時間で行うのは難しいので、時間のある人はⅣ限から集まって、山本君の続きの報告から始めたらどうでしょうか。小生、講義ですが、2時45分までに来る人があれば研究室を開放します。

>山本君・立花さん 先日、決定された『吾妻鏡』の講読会について、詳細を掲示して、参加者を募ったら如何でしょうか。

>ゼミメンバーおよび京女の学生のみなさん 
 ① 京都文化博物館で開催される「アンコールワット拓本展」の開会式・特別鑑賞(9日、午前9:45から)に行きたい人がおられましたら、8日昼休みに野口研究室までおいで下さい。
 ② 吉川弘文館の『歴史手帳』04年版を一括注文します。一冊800円が2割引になります。希望者は11日までに、野口研究室宛メールにてお申し込み下さい。
 
>蛇足 『紫苑』原稿執筆者の皆様 永富編集長に御迷惑をおかけすることのないように、よろしくお願いいたします。

清水寺奥の院御本尊特別拝観

野口洋平
No.875

ご存じの方も多いと思いますが現在清水寺で奥の院御本尊が数百年ぶりに特別公開しています。しかしそれも今週末までとなってしまいました。次にいつ公開なるからわからないのでもしまだ御覧になってない方がおられましたら是非お急ぎ下さい。
奥の院御本尊は本堂内陣で公開されており、内陣内の二十八部衆像も併せて拝観できます。本尊千手観音とともに非常に見応えありますので是非足をお運び下さい。見ないと後悔しますよ。

さてそこで大変急な話になりますが、明日夜特別拝観に行く人を募集します。興味のある方は掲示板に書き込むか野口まで直接ご連絡下さい。清水寺は何度かガイドした事があるので、関心のある方はこれを機会に是非どうぞ。まぁ急に思いついた事なので、僕だけという可能性もありますがそれでも決行するのでよろしくお願いします。
gucci_0529@k.vodefone.ne.jp 野口洋平

どうぞ宜しくお願いします。

廣政 愛
No.872

野口ゼミに参加させてもらうことになりました、秋本ゼミの廣政 愛です。
11日から見学させて下さい。

以後、宜しくお願いしまーす! わくわく。

Re: どうぞ宜しくお願いします。

No.876

今日はお疲れ様でした♪
私が説明する立場だったはずが、秋本ゼミのこととかも逆に教えてもらえてとてもよかったです。
ご参加、お待ちしています♪

わくわく。

No.877

廣政さん、大歓迎です。「わくわく」という気持ち、大切にしてください。当ゼミのメンバー、意欲満々ですから。次回の平田さんと山本君による研究発表も、熱気と感動に溢れたものになることでしょう。ご期待下さい。すこし、院政期の政治のあり方と武士について予習をしておくと理解が早いと思います。

Re: どうぞ宜しくお願いします。

平田樹理
No.884

廣政さん、はじめまして。
四回の平田と申します。
卒論準備報告ということで、大変拙いものですが、よろしかったらご参加下さい。
こちらこそ、どうぞよろしくお願い致します。

MLの件

No.866

前にもお願いしましたが、このたびのJフォンのドメイン変更により、ML登録者の中でいくつかメールが送信されずエラーになってしまっているアドレスがあります。
Jフォンユーザーの方で、ドメイン変更後の新しいアドレスをこちらに連絡していない方は至急永富までご連絡お願いいたします。
※誰のものか不明なものは、今年いっぱいでMLから消去させていただくことにします。

四日の『吾妻鏡』の件について

No.864

連絡が遅れてすいません。1・2回生の方にも詳細が行き渡っていないかもしれないので、掲示板の方にお知らせいたします。今週の四日に新たに企画中の『吾妻鏡』の講読会についてのミーティングを行いたいと思います。場所は野口先生の研究室で、時間は4時半からです。従来研究会で行っている『吾妻鏡』の講読は、2001年度から続いているものであり、治承四年から講読を始めて現在(まだ治承四年十月ですが)に至っています。『平家物語』との関連から、この講読の主なテーマは、「治承・寿永の内乱」です。従って、今回新たに企画している今回の『吾妻鏡』の講読会は全く別個に行い、時期も鎌倉初期(時政~政子・義時あたり)に絞りたいと思っています。また自分一人では全く非力なので、野口先生の御指導も仰げるという豪華な内容となっています。しかし人数が現在2名(自分と立花さんだけ)と少なく、この時期に興味がある人はもちろん、史料講読の練習など、動機如何に問わず参加大歓迎です!また詳細が決まり次第、掲示板で報告していきます。なお参加したい方などは,上のメルアドから連絡お願いします。

Re: 四日の『吾妻鏡』の件について

末松憲子
No.873

山本さん、お久しぶりです。
『吾妻鏡』の購読・・・「行きたいです」と言うだけいって毎回(というより毎年ですね・・)参加できずにすみません。
水木金は私の担当教員が、京都に来る曜日なのでなかなか洛北から出られませんが、顔を出せる時には伺いたいと思います。

>野口先生、夏休みの集中講義以来ご無沙汰しておりますが、また来年時間を見つけて参加したいと思っています。よろしくお願いします。

>山本さんへ。
橋本先生の前々回の授業プリント預かってます。
私は12月はちょっと所用で授業に出れませんので、また次回お会いするときにお渡しします。
「源頼朝袖判下文」と「鎌倉将軍家政所下文」他です。

お元気そうで何よりです。

No.878

末松さん、お久しぶりです。来年度といわず、また二月ころにゼミ旅行でも企画されるかも知れませんから、ぜひ参加してください。そういえば、以前、田中さんが佐賀県の小城を次の候補地に挙げておられましたね。それから、三月から山本君と立花さんを中心に北条氏をテーマにした『吾妻鏡』講読の会も始まるとのことです。

Re: 四日の『吾妻鏡』の件について

末松憲子
No.886

野口先生、ありがとうございます。
長期休暇中の企画にはぜひ参加したいと思います!

Re: 四日の『吾妻鏡』の件について

No.889

この前の4日は、ただのミーティングでしたが、お集まりいただきありがとうございました。その時に決まった事項を言いますと、
①来年3月からはじめる。
(自分も、京女の方も12月~1月は忙しいので)
②現在のメンバーは増えたので、自分と長村君、そして立花さん、山内さん、渡辺さんの計5人です(随時募集中です!)。③講読する範囲は、以前触れたように、北条時政~政子・義時が活躍する時期です(主に鎌倉初期)。
④2週間に1回のペースで行う。
以上ですが、曜日&時間は、5人の合う予定を考慮中でまだ未定ですが、決まり次第この掲示板に連絡致します。また先程書きましたが、参加者は大歓迎です!この掲示板を見ている方で、鎌倉時代の雰囲気を味わい方、野口先生のもとで鎌倉初期を勉強したい方、またその時代に興味ある方、理由如何問わず待っております。
入会の手順
①このHP見たor野口先生の授業を聞く。
②上のメールを出すor先生の研究室を訪れる。
③野口先生の話を聞いて洗脳される(笑)。
④入会完了です。

また以下はぼやき&魂の叫びです。
あ~、今週発表あるんでした。どうしても概説にしかならない!論文にならない!どうしよう!忙しい!猫の手も借りたい!映画(ラストサムライ)見に行きたい!などなどまだありますが、また今日は是位にしときます。

「紫苑」推敲作業について

No.863

「紫苑」の原稿締め切り日(12/17)の次の日(12/18)に現行の推敲作業を行いたいと思います。四時半から共同研究室にてです。原稿をお願いした方はもちろん参加必須ですが、それ以外の方にも参加していただけると助かります。(チェックの目は多いほうがよいので。。。)お忙しいとは思いますがご協力よろしくお願いいたします。

原稿をお願いした方については、前に>>784で書いたとおり、規定を守って仕上げてくださるようお願いいたします。
18日は、MOまたはFDに入れたものとプリントアウト済みの状態のものを両方用意していただけると助かります。
(その場で編集できるところはやってしまいたいので)
何か疑問などございましたら永富までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

Re: 「紫苑」推敲作業について

No.869

蛇足ですが、原稿のバックアップはいくつか作っておくことをお勧めします。
私自身システムセンターでバイトしていると、最近卒論のデータを吹っ飛ばしてしまって泣いている人をよく見かけるので・・・。。。
(昨日も食物の四回生がFDに保存したエクセルのファイルを開こうとしても開かず、どうやらデータはそのFDのみにしか保存していなかったようで1から作り直す羽目に陥っておられました。)

Re: 「紫苑」推敲作業について

No.870

技術者として補足ですが、ワードやエクセルをフロッピーにいれて保存・管理している人へのアドバイスです。

○取り扱いについて
・これらのソフトは、フロッピーから読み込んでいる場合でも、入力や編集途中に自動保存という形で、勝手にフロッピーにアクセスしています。ソフトを終了させないまま取り出すと、フロッピーが破壊されるおそれが大きくなります。
→開いているファイルを閉じてから、フロッピーを取り出すようにする。または、一度デスクトップにコピーしてからファイルを開くようにしてください。

○メディアの耐久度について
・フロッピーは磁気で記録します。表面は特殊な塗料が塗られているわけですが、構造上環境変化に非常に弱いものです。(しめったところに置くとカビが生えることも...)
大事なデータは、↑に書かれているとおり、複製を用意する事や、定期的に新しいフロッピーに交換するなどの対策が重要です。

P.S.やはり紙ベースでの保存が一番長持ちします。

福原の頼盛邸跡(推定)現地説明会に関する情報など

No.857

NO.759に山田邦和先生が書き込んでくださった福原の頼盛邸関連と見られる遺跡の現地説明会が、14日(日)に実施されるとの情報を神戸大学高橋昌明先生からいただきました。この件につきましては、昨夜、学術振興会研究員の岡陽一郎氏からも問い合わせがありましたので、広くお知らせ申しあげる次第です。時間などは未定とのことなので、後日、情報をいただき次第、再度掲示したいと思います。小生も時間が許せば是非出かけたいと思っています。

本日、大史一回生の山内梓さんが研究室を訪ねてくれました。平安末から鎌倉初期の勉強を目指されるとのことで、いよいよ小生の専攻分野に重なる待望の新人の登場です。また、同じく嶋村明日華さんからもメールで中国と日本の武人政権の比較に取り組みたいとの抱負が伝えられました。これまた、期待するところ多大なるものがあります。ちなみに、お二人が一様に言っていたことは、27日の例会における田中さんの報告に、難しかったなりに大いに刺激を受けたということでした。後進の若い人に感動を与えるということは、とても価値のある仕儀だと思います。
今日は、先週来休み無しなので講義・事務処理などで疲労困憊致しましたが、うれしいことの多い幸せな一日でした。

Re:

No.868

最近ゼミは大盛況ですね。
ついこの間までは一番年下だったのが一気に「先輩」に昇格してしまい、ちょっと戸惑っております(笑)

今週の木曜(12/4)の昼休みA地下でお昼を食べながら同じくゼミ参加希望者の広政さんにゼミのプチ説明会(?)を開きます。せっかくの機会なので先生の方から山内さんにも声をかけてあげてください。
他のゼミ参加希望者の方々も大歓迎です。
参加希望者は永富までメールください。よろしくお願いいたします。

福原の頼盛邸跡(推定)二重堀...

No.880

本日、平田さんを通じて、神戸大学の高橋先生より「楠・荒田遺跡」の資料をいただきました。カラー写真で遺構が掲載されていましたが、なにしろスゴイものばかり。とくに延々と連なる二重の堀には仰天しました。やはり、平家は紛れもない軍事権門であったことが明々白々です。六波羅にもあんな堀がめぐらされたところがあったのでしょうか。いよいよ面白くなってきました。かくの如き有様なので、小生、一つの仕事に集中できないのであります。

Re: 福原の頼盛邸跡(推定)現地説明会に関...

平田樹理
No.885

私も資料のほう拝見させていただきましたが、頼盛邸はかくのごときか、と思う程の敷地と、二重の堀。安徳天皇等が一時御在所としたというのも頷けます。
はっきりいって見逃したら損ですよ!(笑)