ふと、昔、ジョーン・バエズ という美声の歌手のうたった「雨を汚したのは誰」というフォークソングを思い出したりしております。
本日の『吾妻鏡』講読会は、元暦元年二月二十日条に収録された平宗盛書状の続きを読みました。これは紛れもない一次史料だと思いますが、とても興味深い内容です。
平宗盛の後白河院にたいする、どうしようもないほどの怒りがひしひしと伝わってきます。
先年、宗盛へのシンパシーという点で意気投合した、ある大手出版社の編集者の方と「宗盛会」を立ち上げたのですが、その再興を期さねばならないと思った次第です。
山本さんは、帰省中、この書状に出てくる「下津井」に行ってこられたとのこと。そのお土産のイチゴ大福を頂きました。これがなかなかの絶品。日頃お世話になっている事務の方たちにもお裾分けさせて頂きました。ご馳走様!
さて、明日の午後には『小右記』の講読会があります。新しく参加しようとされる方、歓迎致します。
これまで、お仕事や授業の都合で参加できなかった方も、土曜の午後なら可能なのではないでしょうか。直接、共同研究室にお出で下さい。
以下、
>>No.8095に書きこまれた大谷さんからの御案内の再掲です。
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さて、改めて今年度『小右記』講読会についてお知らせ申し上げます。初回は、
日時:5月7日(土)14時~
場所:京都女子大学L校舎3階 共同研究室
範囲:『小右記』長和四年(1015)五月十七日条(発表担当;大谷)
です。初回は『小右記』や当時の社会の概説から今までの内容についてのまとめ(おさらい)から始める予定にしておりますので、史料講読は初めて…という方にもお気軽に御参加いただけるかと思います。
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☆ 本学史学科御出身の佐藤文子先生より、目下京都市美術館で開催中の親鸞展の図録を御恵送頂きました。佐藤先生は作品解説を分担執筆されています。
佐藤先生に、あつく御礼を申しあげます。