京都女子大学は明日から講義再開です。
No.7948
今日は大学に、今年の初出勤。書類を書いたり、日程の調整をしたりしていたら、もう4時を過ぎてしまいました。仕事が先に進まなくなったので、今思っていることをちょっと記してみたいと思います。
年賀状というのはよいものである。少年時代に模型作りや切手の蒐集を教えてもらった近所のお兄さんや、園児~児童~生徒~学生時代の友達、高校教員時代の教え子、各地の職場で世話になった同僚たち、大学教員になってからの教え子等々から、多くは年に一度きりの消息である。年賀状のおかけで繋がっていられる。
私は今年で還暦なので、同学年の友人には3月末で退職する人が多い。私など定年後の人生は真っ暗闇なのだろうが、友人たちは、南国に引っ越してしばらく静養するだとか、県の外郭団体に再就職とか、みんな上手に生きているらしい。
世間一般ではどうでもよいことかも知れないが、御同業の諸賢にとっては大ニュースも飛び込んでくる。今年のトップは、大手出版社の編集者からもたらされた、1960年代に日本中世史学会で大活躍し、将来を嘱望されていながら学界から忽然と姿を消した研究者が御存命であったという情報である。一方、都内某研究機関に所属する著名な先生からの年賀状には、「年末に執筆したブログに『野口さん』のことを書きました。失礼!」というのもあった。
年賀状は短い期間に大量に書くものだから大変なのだが、一度出し忘れると、それで縁が切れてしまうことになる場合が多い。縁は人を助けるものである。一瞬の面倒が人生を大きく分けることになるかも知れない。
年賀状というのはよいものである。少年時代に模型作りや切手の蒐集を教えてもらった近所のお兄さんや、園児~児童~生徒~学生時代の友達、高校教員時代の教え子、各地の職場で世話になった同僚たち、大学教員になってからの教え子等々から、多くは年に一度きりの消息である。年賀状のおかけで繋がっていられる。
私は今年で還暦なので、同学年の友人には3月末で退職する人が多い。私など定年後の人生は真っ暗闇なのだろうが、友人たちは、南国に引っ越してしばらく静養するだとか、県の外郭団体に再就職とか、みんな上手に生きているらしい。
世間一般ではどうでもよいことかも知れないが、御同業の諸賢にとっては大ニュースも飛び込んでくる。今年のトップは、大手出版社の編集者からもたらされた、1960年代に日本中世史学会で大活躍し、将来を嘱望されていながら学界から忽然と姿を消した研究者が御存命であったという情報である。一方、都内某研究機関に所属する著名な先生からの年賀状には、「年末に執筆したブログに『野口さん』のことを書きました。失礼!」というのもあった。
年賀状は短い期間に大量に書くものだから大変なのだが、一度出し忘れると、それで縁が切れてしまうことになる場合が多い。縁は人を助けるものである。一瞬の面倒が人生を大きく分けることになるかも知れない。