広島大学大学院下向井研究室の学生募集
No.6786
広島大学の下向井龍彦先生より、大学院の学生募集についての御案内と掲示の御依頼をいただきました。以下、*****の枠内に原文のまま告知させていただきます。
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広島大学大学院教育学研究科下向井研究室(SHIMOKEN塾)で平安時代史の研究しませんか
広島大学大学院教育学研究科では博士課程前期の学生を募集を行います。
出願期間 2009年8月4日(火)~10日(月)
受験日時 2009年9月9日(水)英語
10日(木)午前:専門科目、午後:口述試験
[募集要項]には次のように書かれています。
学校教育と生涯学習社会のつながり及び生涯発達を視野に収め,各発達段階における地理歴史・社会科学認識の形成過程と論理を,教育現場でのフィールド・リサーチを中心とした科学的手法を用いた研究によって解明し,これらの研究を踏まえて社会認識の教育的意義や教育方法,内容等に関する研究・教育を展開します。
[募集要項]を読んだだけでは、とてもここで日本史の研究ができるとは思えませんが、「内容等に関する研究」のなかに、実は日本史の研究も含まれているのです。
私の研究室(SHIMOKEN塾)で仲間達と一緒に奈良平安時代史(王朝国家論)の研究をしてみようか、という人、是非、受験してみて下さい。現在、塾生は、教育学部・文学部の院生・学生など10数名。
院生以上の塾生の研究テーマは、
「平安時代対外関係史/平安時代国家財政論」(広島大学研究員)
「平安時代の祭礼と武士」(文・D3)
「平安時代の勝負儀礼と舞楽」(教・D2)
「院政・鎌倉期の摂関家と藤氏長者儀礼」(教・M3)
「平安時代の国衙と郡司」(教・M2)
「平安後期大宰府の裁判機能」(教・M1)
受験科目
英語(全専攻共通)。25点に満たないと不合格。英和辞典持ち込み可。
専門科目
社会科教育学・日本史
詳しくは下向井に問い合わせて下さい。
======================
下向井龍彦
広島大学教育学部社会認識教育学講座
〒739-8524 東広島市鏡山1-1-1
Tel & Fax 0824-24-7065(直通)
E-mail shimoken@hiroshima-u.ac.jp
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下向井先生には、咋夏、宮島で開かれた古代史サマーセミナーで大変お世話になりました。また、その場で下向井研究室の実力の程も、存分に認識させていただきました。
当方のゼミ出身者もお世話になっております。当ゼミ、本年度は4回生がいないのが残念です。
○ 昨日、『日本歴史』第735号が届きました。その巻頭論文である小原嘉記「平安後期の任用国司号と在庁層」は、武士論を考える上でも意義深い成果だと思います。いわゆる在庁クラスの有力武士の成立事情が、在地からの視点だけからではなく捉えられています。
ちょっと時期的にズレがあるかも知れませんが、先年、岩田君が『古代文化』第59巻第1号に発表された「武士発生史上の院宮王臣家・諸司-富豪層との関連について-」で主張されたことが思い出されました。
武士論も幕府論も、あらたな視角から、従来の枠組みを再検討すべき段階に来たようです。
【追記】 おめでたい話を「追記」に書くというのは失礼かとは思いますが、とりあえずの内輪のお知らせということで。
本学史学科卒業後、関西圏の国立大学の院に進学され、修了後、高校の教師をされている(ここまで言えば誰か分かりますよね)当ゼミの古参メンバーから、結婚が決まった旨のお知らせをいただきました。
お相手は、古参メンバーならよく御存知の方、もちろん日本中世史研究者(若手の期待の星)です。
おめでとうございます!!
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広島大学大学院教育学研究科下向井研究室(SHIMOKEN塾)で平安時代史の研究しませんか
広島大学大学院教育学研究科では博士課程前期の学生を募集を行います。
出願期間 2009年8月4日(火)~10日(月)
受験日時 2009年9月9日(水)英語
10日(木)午前:専門科目、午後:口述試験
[募集要項]には次のように書かれています。
学校教育と生涯学習社会のつながり及び生涯発達を視野に収め,各発達段階における地理歴史・社会科学認識の形成過程と論理を,教育現場でのフィールド・リサーチを中心とした科学的手法を用いた研究によって解明し,これらの研究を踏まえて社会認識の教育的意義や教育方法,内容等に関する研究・教育を展開します。
[募集要項]を読んだだけでは、とてもここで日本史の研究ができるとは思えませんが、「内容等に関する研究」のなかに、実は日本史の研究も含まれているのです。
私の研究室(SHIMOKEN塾)で仲間達と一緒に奈良平安時代史(王朝国家論)の研究をしてみようか、という人、是非、受験してみて下さい。現在、塾生は、教育学部・文学部の院生・学生など10数名。
院生以上の塾生の研究テーマは、
「平安時代対外関係史/平安時代国家財政論」(広島大学研究員)
「平安時代の祭礼と武士」(文・D3)
「平安時代の勝負儀礼と舞楽」(教・D2)
「院政・鎌倉期の摂関家と藤氏長者儀礼」(教・M3)
「平安時代の国衙と郡司」(教・M2)
「平安後期大宰府の裁判機能」(教・M1)
受験科目
英語(全専攻共通)。25点に満たないと不合格。英和辞典持ち込み可。
専門科目
社会科教育学・日本史
詳しくは下向井に問い合わせて下さい。
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下向井龍彦
広島大学教育学部社会認識教育学講座
〒739-8524 東広島市鏡山1-1-1
Tel & Fax 0824-24-7065(直通)
E-mail shimoken@hiroshima-u.ac.jp
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下向井先生には、咋夏、宮島で開かれた古代史サマーセミナーで大変お世話になりました。また、その場で下向井研究室の実力の程も、存分に認識させていただきました。
当方のゼミ出身者もお世話になっております。当ゼミ、本年度は4回生がいないのが残念です。
○ 昨日、『日本歴史』第735号が届きました。その巻頭論文である小原嘉記「平安後期の任用国司号と在庁層」は、武士論を考える上でも意義深い成果だと思います。いわゆる在庁クラスの有力武士の成立事情が、在地からの視点だけからではなく捉えられています。
ちょっと時期的にズレがあるかも知れませんが、先年、岩田君が『古代文化』第59巻第1号に発表された「武士発生史上の院宮王臣家・諸司-富豪層との関連について-」で主張されたことが思い出されました。
武士論も幕府論も、あらたな視角から、従来の枠組みを再検討すべき段階に来たようです。
【追記】 おめでたい話を「追記」に書くというのは失礼かとは思いますが、とりあえずの内輪のお知らせということで。
本学史学科卒業後、関西圏の国立大学の院に進学され、修了後、高校の教師をされている(ここまで言えば誰か分かりますよね)当ゼミの古参メンバーから、結婚が決まった旨のお知らせをいただきました。
お相手は、古参メンバーならよく御存知の方、もちろん日本中世史研究者(若手の期待の星)です。
おめでとうございます!!