清盛に「東国帰住」の意志はなかった。

No.6751

 >6日の中世戦記研究会に御出席のみなさま
 清水眞澄先生より御送付いただいた佐藤陸「言い置いた人は誰か-以倉紘平氏「平清盛試論」への疑問-」(『古典遺産』32,1982年)を拝読したところ、清盛の「東国帰住」説は成立しがたいことが分かりました。私の報告でこの問題に関説している部分は削除して下さいますようにお願い申し上げます。
 なお、あらためて清水先生にあつく御礼を申し上げます。
 国文の先生方に報告を聴いていただいた甲斐がございました。

 明日(16日)Ⅲ講時の基礎演習Ⅰは、西方さんの担当。テーマは「女性の社会的進出について」です。「議論百出」間違いないと思います。
 Ⅴ講時の基礎教養科目B25「 女性の視点から日本中世の歴史を考える 」は、「第8回 中世の子ども」の続きをお話しします。前回配布のプリントをお忘れなきように。

 今日は午後に愛知から野口君が来られるそうです。
 【追記】 『小右記』講読会をはじめようとしたところに、長村君もお出でになりましたが、残念ながら野口君との遭遇は叶いませんでした。山本君はお元気でしょうか?

公開講座後の懇親会について

No.6749

いよいよ公開講座が今月末となりました。
今年も公開講座終了後、講師の先生方を囲んだ懇親会(お食事会)を開催いたします。
皆様ぜひぜひご参加下さい。

 日時:6月27日(土)18:30~(2時間程の予定)
 場所:まんぞうハーツ (京阪七条駅東すぐです)
    ※飲み放題付きコース料理

お手数ですが、参加をご希望される方は23日(火)までに山本(上記PCアドレスもしくは携帯)までご連絡下さい。
参加人数の正確な把握が必要ですので参加をお考えの方は、必ずご連絡を下さい。よろしくお願い申し上げます。

「幹事」のお仕事は大変です。

No.6750

 山本さん、告知、ありがとうございました。さまざまな要求があり、会場の選定については、いろいろ調整が大変だったことと思います。
 5月に予定されていたコンパをインフルエンザのために自粛した経緯もありますので、ぜひ多くの方に(部屋の都合で人数制限はあると思いますが)参加して頂きたいと存じます。
 この場でこそ、御講演の先生方から、思わぬお話をうかがえるかも知れません。
 早稲田の下村さんをはじめ、遠方からおこしの研究者・院生の皆さんもぜひ御参加下さい。上記、山本さんのお名前をクリックして、参加のお申し込みをお願いいたします。

 幹事のお仕事はいろいろ大変ですので、参加申し込みは早めにお願いいたします。

 ☆ 東京大学史料編纂所の高橋慎一朗先生より、御高論「都市の塀-洛中洛外図屏風にみる京都-」収録の御共編著『中世の都市 史料の魅力、日本とヨーロッパ』(東京大学出版会)を御恵送頂きました。
 高橋先生にあつく御礼を申し上げます。

古文書学会速報

元木泰雄
No.6745

 ご無沙汰しております。
 学内雑用係の元木でございます。 

 さて、次回の古文書学会見学会の日程が決まりましたのでご案内いたします。
 8月20日木曜日
 13時半より。
 場所は府立総合資料館で、上島先生のご解説をうかがいながら、百合文書を見学致します。奮ってご参加ください。
 詳細がきまりましたら、あらためて掲示致します。
 
 今年度は、大学院教務委員長などというとんでもない役職を押し付けられたおかげで、ややこしい委員会が連続。やたら疲れきっております。
 いったい何でこんなことをする必要があるのか、何のためにこんな議論が必要なのか、よく把握できない委員会は、本当に精神的に大きなダメージを受けます
 こんなことで教員を疲労困憊させ、研究。教育がおろそかになってゆくのですから、教育の荒廃は推して知るべし。
 まあ大学の仕組みや、直面する問題を勉強する良い機会ではありますが。
 それ抗って、授業では何とか次の論文集と、中公新書につながる話をしております。
 もっとももはや時間もネタも尽きてしましいそうですが・・・・
 

古文書学会速報、ありがとうございます。

No.6748

 元木先生、お疲れ様です。
 古文書学会の見学会のお知らせ、ありがとうございます。
 今年は私もぜひ参加させて頂こうと存じます。ゼミの学部生は帰省の時期なのが残念ですね。
 ところで、学部生諸君。「百合文書」←読めるでしょうね?

 昔は、授業や雑務と切り離して、論文や本の執筆に取り組めたのですが、最近はいろいろなテーマに手を出しすぎ、その上、だんだん耄碌して参りましたので、集めた資料は散逸する、同じコピーをいくつもとる、さらに自分の書いた論文のタイトルすらも思い出せない・・・といった耄碌ぶりで、情けない限りです。
 根っからのアナログ人間が、デジタル社会で生きていくのは、本当にしんどいものがございます。・・・なる言い分もございますが。 

just married!2件&公開講座援軍要請

No.6741

 昨日の基礎演習Ⅰの中田さんの報告は、現代の若者たちの置かれているコミュニケーション環境を知る上でたいへん参考になりました。これからの社会のあり方を考える上で、かなり深刻な問題をはらんでいるように思えました。

 基礎教養科目の方は、話が広がりすぎて予定の半分しか進まず、後半は次週回しとなりました。来週は子どもの霊性について講じます。

 さて、昨日は奇しくも同時に結婚を知らせるお葉書(写真)が2通到来。差出人はともに新婦で、この3月まで博物館で学芸員として大活躍されていた方と大学院修了後、京都の出版社にお勤めの方。そういえばお二人とも鹿児島の御出身。
 お知らせ頂いた2組の御結婚は2月と3月ですが、今は6月。June brideの季節でしたね。
 末長くお幸せに。

 27日の公開講座ですが、当日、ゼミ2回生のほとんどが履修している科目の補講が行われることになり、一部の時間帯でお手伝いをお願いできなくなりました。そのため、本学卒業生を含む社会人・院生以上の世代の方々に積極的な御助力をお願いしたいと思います。
 とくに京都以外からお出でになるにもかかわらず。受付段階(11:30研究室集合)からお手伝いただけるという方は、野口まで御一報いただけると助かります。
 なお、懇親会のご案内は、追って、幹事の山本さん(2回生)から告知されることになっています。

はじまりはいつも雨-次回の『吾妻鏡』-

No.6743

 バイト先が間借りしているホテルやそのご近所でも、この時期は週末ごとに披露宴が催されているようで、それらしいお客様を多くお見かけします。ご結婚されました方々には末永いお幸せを。
 次回の吾妻鏡のご案内です。

 日時:2009年6月16日(火)14:45~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:寛元五年(宝治元年、1247年)六月五日・六日・七日・八日・九日・十日・十一日・十二日・十三日・十四日・十五日・十六日・十七日・十八日・十九日・二十日・二十一日・二十二日・二十三日・二十四日・二十五日・二十六日・二十七日・二十八日、七月一日・四日・七日・十日・十四日・十七日・十八日・十九日・二十四日・二十七日、八月一日・九日・十四日・二十日、九月九日・十一日・十月八日・十八日、十一月一日・十一日・十四日・十五日・十六日・十七日・二十三日・二十七日、十二月八日・十二日・二十九日
     宝治二年(1248年)正月三日・七日・二十五日、二月五日・十八日、三月十八日、四月七日・二十九日・三十日、五月十五日・十六日・十八日・二十日・二十八日、六月五日・九日・十日・十一日・二十一日、七月三日・七日・九日・十日、八月一日・十日、九月七日・九日・十九日・二十日・二十二日・二十六日、十月六日・二十四日・二十五日・二十七日、十一月十三日・十五日・十六日・十八日・二十三日、十二月五日・十二日・二十日、閏十二月十日・十六日・十八日・二十日・二十三日・二十五日・二十六日・二十八日の各条

 寛元五年=宝治元年は「宝治合戦」の記事など重要な記述が多いのでじっくり読んでみたいと思います。
 毎週火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、梅雨どきだけど何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでもどうぞお気軽にご参加ください。

いよいよ宝治合戦!

No.6744

 鎌倉幕府の歴史の中で最重要事件として評価されるかも知れない宝治合戦。
 「はじまりはいつも雨」とは、岩田君の至言ですね。
 これにともなって上総千葉氏も滅亡。秀胤が立て籠もった大柳館(おおやぎのたち)の所在地は何処?
 千葉県長生郡睦沢町の一宮川河畔に想定されるのですが、考古学的な調査での発見が待望されます。

 28日の公開講座のお手伝いをお願いしたところ、越後・大和・安芸、さらには武蔵からも援軍の申し出があり、たいへん心強く思っております。越後勢には直江兼続の姿も・・・?

 6日の中世戦記研究会の発表内容に関して、御出席の清水眞澄先生より貴重な資料を御恵送頂きました。感謝感激!とても助かりました。あつく御礼を申し上げます。

 神戸大院の藪本君が次回の軍記・語り物研究会例会で研究発表をされる由。
 委細は追って告知したいと思います。

ち、ちがうんです

岩田慎平
No.6746

>元木先生
 古文書学会見学会のご案内、いつもありがとうございます。

>野口先生
 「はじまりはいつも雨」ですが、これは1991年リリースのASKAさん(CHAGE&ASKAのASKAさんです)のシングル曲のタイトルでありまして、決して私のオリジナルではないのです…。すいません。
 この曲は、映画『おいしい結婚』の主題歌などにも使用されました。
 こちら↓で試聴していただけると思います。

http://download.music.yahoo.co.jp/shop/ic/11/76465512-282115103

 90年代のJ-POPは最近のものだと思っていたのですが、これももう20年近くも前のことになるんですね。諸行無常なり…。
 

明日(9日)の基礎演習と総合教育科目

No.6739

 明日(9日)のⅢ講時の基礎演習Ⅰは中田さんの報告で、テーマは「ソーシャル・ネットワーキング・サービスについて」です。私には未知?の領域なので、楽しみです。

 Ⅴ講時の基礎教養科目B25「 女性の視点から日本中世の歴史を考える 」は、「第8回 中世の子ども」です。中世社会における子どもの位置や、子どもの霊性について考えます。

新宿西口の雑踏の中で感慨にふける

No.6738

 昨日の中世戦記研究会。会場の都立豊多摩高校は大学のようなキャンパスで、生徒さん達の様子からも自由な雰囲気がうかがえて、とても好感の持てる高校でした。
 ちなみに、先週の基礎演習の報告にその作品が取り上げられた宮崎駿氏は、この学校の卒業生だということです。

 さて、私は「清盛の富士遊覧・鹿島社参詣計画」というテーマで、雑駁な報告をさせて頂きました。
 要するに<平家政権と鎌倉幕府の間の断絶は普通言われるほど大きなものではない>ということを言いたかったのですが、日頃の悪しき性格を露呈させて、東国国家論や東国王権論、さらには京都における鎌倉時代史の軽視、東国武士研究者の貴族嫌いにまで話を広げるに及びましたことは、いまさら反省するばかりです。
  しかしながら、建築史の成果に基づいて関説した部分については、一部の方に関心を持って頂けたようで、その点には報告のし甲斐を感じております。

 また、いつものように会場ではいくつもの御研究の成果を頂き、有り難く存じました。
 それから、当ゼミ出身、学習院の伊藤さんは、インフルエンザ禍の京都ではマスクが手に入りにくいという情報に基づき、わざわざマスク(一週間分)を御持参下さいました。感謝感激というやつです。

 ところで、会場の豊多摩高校は京王井の頭線浜田山駅から徒歩10分ほどの所にありますので、京都からは新幹線で品川下車、山手線で渋谷に出て、京王線に乗り替えというコースをとったのですが、渋谷駅の山手線外回りのホームに立ったのは、実に久しぶり、井の頭線の渋谷駅に至っては、それこそ学生時代以来のこと。様々な思い出が去来致しました。

 さらに帰途、明大前から新宿に出たのですが、前回この路線を利用して新宿駅に着いたときには、西口広場でフォークゲリラの集会が開かれておりました。したがって、かれこれ40年ぶりのことになるわけで、まさに浦島太郎状態でありました。たしか、あの時は友人達と明大祭に行った帰りであったと記憶します。ベ平連のデモに参加したのも、あの時のことだったように思います。
 今の学生さんには、「ベ平連」なんて言っても何のことかお分かりにならないと思いますが。

  新宿西口広場。もの凄い雑踏を構成する人たちの8割方は、あの頃、この世に影も形もなかった人たち。まさに、「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」を実感させられたという次第でありました。

☆ 京都市歴史資料館の宇野日出生先生より、御高論「御棚会神事と賀茂六鄕」収録の椙山林繼・宇野日出生編『神社継承の制度史』(思文閣出版)を御恵送頂きました。
 宇野先生にあつく御礼を申し上げます。

☆ 帝京大学の吉田賢司先生より、御高論「室町幕府の守護・国人連合軍-永享の北九州争乱をめぐって-」(『年報中世史研究』34)を御恵送頂きました。
 吉田先生にあつく御礼を申し上げます。

☆ 久保賢司先生より、御高論「鎌倉公方家の重代の家宝に関する一試論-成氏の登場と伝来家宝および喜連川足利家宝物小考-」(荒川善夫・佐藤博信・松本一夫編『中世下野の権力と社会』岩田書院)を御恵送頂きました。
 久保先生にあつく御礼を申し上げます。

> 岩田君  在京留守居役、ありがとうございました。

昔とった杵柄(きねづか)

No.6735

 公開講座のポスターとチラシが出来上がり、宗教教育センターに納品されました。私の方からも、関係の皆様にお送りして、宣伝の御助力をお願いすることがあるかも知れませんが、その節は宜しくお願いいたします。

 ゼミの皆さんにも、これからいろいろお手伝いをお願いすることになるかと思いますが、何卒宜しく。

 また、27日に列島各地から上洛されるゼミメンバーの皆さん(当ゼミに卒業はありませんので)は、是非とも受付から懇親会まで、ゆっくりと(仕事のお手伝いを)おつき合い下さい。
 「昔とった杵柄」。後輩達に範をお示し下されば、有り難い限りです。

 懇親会の手配は2回生の山本さんにお願いしておりますので、御上洛の諸姉兄も早々にお申し込み下さい。

六月の『吾妻鏡』

No.6736

 先週は、みなさんきっちり準備してきていただいたにもかかわらず、私の放談にお時間をいただいてすみませんでした。次回は予定通りやりましょう。

 日時:2009年6月9日(火)14:45~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:寛元五年(宝治元年、1247年)四月二十五日、五月六日・十三日・十四日・二十一日・二十六日・二十七日・二十八日・二十九日、六月一日・二日・三日・四日・五日・六日・七日・八日・九日・十日・十一日・十二日・十三日・十四日・十五日・十六日・十七日・十八日・十九日・二十日・二十一日・二十二日・二十三日・二十四日・二十五日・二十六日・二十七日・二十八日、七月一日・四日・七日・十日・十四日・十七日・十八日・十九日・二十四日・二十七日、八月一日・九日・十四日・二十日、九月九日・十一日・十月八日・十八日、十一月一日・十一日・十四日・十五日・十六日・十七日・二十三日・二十七日、十二月八日・十二日・二十九日の各条

 寛元五年=宝治元年は「宝治合戦」の記事など重要な記述が多いのでじっくり読んでみたいと思います。
 毎週火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、新年度から何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでもどうぞお気軽にご参加ください。

本日(6月2日)の回顧と展望。

No.6734

 本日の基礎演習Ⅰ。傍らで「となりのトトロ」の映像を流しながら、宮崎駿作品を紹介するという趣向は面白く、かつまた勉強になりました。
 もう一本の鳩山氏についての報告では、一律給付金について、出席者の意見が分かれましたが、税制そのものについて要勉強ということだと思います。

 総合教育科目の授業は、準備万端と思っていたのですが、どうも話に精彩を欠き、面白くなかったのではないかと懸念しています。いよいよ歳のせいか。そればかりではあるまい。

 ゼミでは、歴研大会や歴史学入門講座の様子・報告内容について、出席者からお話しをうかがうことが出来ました。また、30日の女性史総合研究会例会には京女から学部生2名も出席されていた由。これには拍手喝采です。

 それにつけても、6日の中世戦記研究会の報告の準備が問題です。

【追記】
 ☆ 國學院大學の森幸夫先生より、御高論「戦国期の小田原城-北条氏歴代当主はどこにいたのか-」(『小田原市郷土文化館研究報告』45)を御恵送頂きました。
 森先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 東京大学史料編纂所の野村朋弘先生より、先生も執筆を分担された科研報告書『日本古文書ユニオンカタログの構築』(研究代表者近藤成一)を御恵送頂きました。
 野村先生にあつく御礼を申し上げます。

今月はこれを目指して!!

No.6732

 宗教・文化研究所市民公開講座の御案内です。
 
  「シリーズ 東山から発信する京都の歴史と文化 11『太平記の時代』」

  講題  「南北朝内乱と祇園社」
  講師   神戸大学大学院人文学研究科教授 市澤 哲氏

  講題  「洞院公定をめぐる書物―字書・部類記・未来記」
  講師  慶応義塾大学文学部准教授 小川 剛生氏
 
  日時  6月27日(土) 13:00~14:30・15:00~16:30
  会場  京都女子大学 J525教室
     http://www.kyoto-wu.ac.jp/access/index.html
 
  お問い合わせは e-mail: gakuji@kyoto-wu.ac.jp までお願いします。

明日(2日)の基礎演習と総合教育科目

No.6731

 明日(2日)のⅢ講時の基礎演習Ⅰは、先週出来なかった分と今週予定していた発表、二人分を同時に行うこととします。したがって一人の持ち時間は45分ずつとなります。両中村さん、宜しくお願いします。
 報告テーマは「宮崎駿作品について」と「鳩山氏」です。
 授業期間は一週間延長されましたが、報告は各自の予定もあることなので繰り延べしないことにしました。最終回の7月28日は全体のまとめ、そしてレポート提出(締め切り)の場としたいと思います。

 Ⅴ講時の基礎教養科目B25「 女性の視点から日本中世の歴史を考える 」は、「第7回 老人と女性-たくましい老人への回帰」です。こちらは繰り延べせざるを得ないので、試験は7月28日に実施ということになります。

 さて、6月2日といえば、暦は新旧異なるとはいえ、本能寺の変を思い出します。「敵は本能寺にあり」は有名な台詞ですが、「敵」を見定めることが肝要。敵を見誤っての同士討ちは愚の骨頂。真の敵にとって思うつぼの仕儀となるのであります。