12世紀後半の坂東をとらえ直す
No.6730
目下、平治の乱から治承・寿永内乱に至るまでの坂東の状況について、いくつかの新知見をもとに再検討を加えようと考えているのですが、なかなか集中する余裕がなく、集めた資料も即散逸といった有様です。散逸の背景には記憶力の減退が大きく、まったく忸怩たるものがあります。
それにしても、これをクリヤーできれば、従来の枠組みとは異なった形で12世紀の坂東の姿が提示できるのではないかという期待があります。具体的には相馬御厨・志太義広等々。建築史の成果からも従来の認識とは異なった様相が見えつつあります。
さて、明日からはいよいよ6月。インフルエンザ騒動も一段落して、ゼミの活動も正常化です。
月末には待望の公開講座も予定されています。ゼミメンバーには御協力を宜しくお願いいたします。これには、田中さん・尻池さん・江波さん等、各地で活躍中の先輩達も、大挙上洛してくれそうです。
☆ 宮内庁書陵部の櫻井彦先生より、御高論「公家政権と神人」(蔵持重裕編『中世の紛争と地域社会』岩田書院)・「鎌倉期公家社会の一断面」(『日本歴史』732)および昨年秋に書陵部で開催された特別展示会「除目」の展示図録を御恵送頂きました。
櫻井先生に、あつく御礼を申し上げます。
☆ 奈良女子大学の前川佳代さんから、御高論「都市平泉の形成-飛鳥から平泉へ-」(『平泉文化研究年報』9)および、御高論「条坊の残影-12世紀平泉の都市構造から古代都市を考える-」掲載の『古代都市とその思想』(奈良女子大学21世紀COEプログラム報告集Vol.24)を御恵送頂きました。
前川さんに、あつく御礼を申し上げます。
それにしても、これをクリヤーできれば、従来の枠組みとは異なった形で12世紀の坂東の姿が提示できるのではないかという期待があります。具体的には相馬御厨・志太義広等々。建築史の成果からも従来の認識とは異なった様相が見えつつあります。
さて、明日からはいよいよ6月。インフルエンザ騒動も一段落して、ゼミの活動も正常化です。
月末には待望の公開講座も予定されています。ゼミメンバーには御協力を宜しくお願いいたします。これには、田中さん・尻池さん・江波さん等、各地で活躍中の先輩達も、大挙上洛してくれそうです。
☆ 宮内庁書陵部の櫻井彦先生より、御高論「公家政権と神人」(蔵持重裕編『中世の紛争と地域社会』岩田書院)・「鎌倉期公家社会の一断面」(『日本歴史』732)および昨年秋に書陵部で開催された特別展示会「除目」の展示図録を御恵送頂きました。
櫻井先生に、あつく御礼を申し上げます。
☆ 奈良女子大学の前川佳代さんから、御高論「都市平泉の形成-飛鳥から平泉へ-」(『平泉文化研究年報』9)および、御高論「条坊の残影-12世紀平泉の都市構造から古代都市を考える-」掲載の『古代都市とその思想』(奈良女子大学21世紀COEプログラム報告集Vol.24)を御恵送頂きました。
前川さんに、あつく御礼を申し上げます。