日本史研究会 共同研究報告準備会
No.6697
この掲示板で御紹介するのが大変遅くなってしまいましたが、今年度の日本史研究会大会において、中世史の共同研究報告を佐伯智広君が担当されることになりました。
おおいに期待するところです。
佐伯君は御存知のように京都大学元木先生御門下のリーダー的存在ですが、当ゼミの活動にも積極的に参加して下さっており、とくに先年、週一回、院試をめざす諸姉に古文書読解の指導をして下さったことは記憶に新しいところです。もちろん、全員合格の実績。
さて、その大会報告(10月)に至るまでに、通例3回の準備報告が行われるのですが、その1回目が来週に予定されております。
【共同研究報告準備会】
日 時: 5月17日(日)14:30~
場 所: 機関紙会館3F(地下鉄丸太町駅より徒歩5分)
報告者: 佐伯智広氏
報 告: 「中世前期の皇位継承と王家領」
という、次第です。
大会報告に至る準備報告会全部に出席して、報告の内容が固まっていく過程を知ることはとても勉強になると思います。中世前期政治史専攻の院生さんのみならず、すくなくとも進学を期している学部生もぜひ出席するとよいと思います。
第一線における研究の何たるかが理解でき、同学の知己も得られ、更にいえば将来に展望もひらけるはずです。
私が共同研究報告のサブグループに参加したのは美川先生が報告を担当された年(京都府立大で開催)でしたが(京都文化博物館在職時)、あのころ部会で熱心に討議に参加されていた院生さんたちは、目下、ほとんどの方が各地の大学で教授として活躍されています。
☆ 千葉県文書館の岡野浩二先生より、御高論「平安末期における天台僧の修行巡礼-青蓮院門跡吉水蔵聖教にみえる備前・因幡・伯耆-」(『倉敷の歴史』19)・「宗像大社一切経奥書にみえる瀬戸内海の地名」(『芸備地方史研究』263)・「書評 小島孝之・小林真由美・小峯和明編『三宝絵を読む』」(『歴史評論』708)を御恵送頂きました。
岡野先生にあつく御礼を申し上げます。
ちなみに、岡野先生の御郷里は倉敷市とのこと。山本さんと同郷ですね。
☆ 本願寺仏教音楽儀礼研究所の大田壮一郎先生より、御高論「室町殿権力の宗教政策」(『歴史学研究』852)を御恵送頂きました。
大田先生にあつく御礼を申し上げます。
公開講座にお出で頂けるとのこと、懇談会・懇親会にも御出席頂ければ幸いです。
おおいに期待するところです。
佐伯君は御存知のように京都大学元木先生御門下のリーダー的存在ですが、当ゼミの活動にも積極的に参加して下さっており、とくに先年、週一回、院試をめざす諸姉に古文書読解の指導をして下さったことは記憶に新しいところです。もちろん、全員合格の実績。
さて、その大会報告(10月)に至るまでに、通例3回の準備報告が行われるのですが、その1回目が来週に予定されております。
【共同研究報告準備会】
日 時: 5月17日(日)14:30~
場 所: 機関紙会館3F(地下鉄丸太町駅より徒歩5分)
報告者: 佐伯智広氏
報 告: 「中世前期の皇位継承と王家領」
という、次第です。
大会報告に至る準備報告会全部に出席して、報告の内容が固まっていく過程を知ることはとても勉強になると思います。中世前期政治史専攻の院生さんのみならず、すくなくとも進学を期している学部生もぜひ出席するとよいと思います。
第一線における研究の何たるかが理解でき、同学の知己も得られ、更にいえば将来に展望もひらけるはずです。
私が共同研究報告のサブグループに参加したのは美川先生が報告を担当された年(京都府立大で開催)でしたが(京都文化博物館在職時)、あのころ部会で熱心に討議に参加されていた院生さんたちは、目下、ほとんどの方が各地の大学で教授として活躍されています。
☆ 千葉県文書館の岡野浩二先生より、御高論「平安末期における天台僧の修行巡礼-青蓮院門跡吉水蔵聖教にみえる備前・因幡・伯耆-」(『倉敷の歴史』19)・「宗像大社一切経奥書にみえる瀬戸内海の地名」(『芸備地方史研究』263)・「書評 小島孝之・小林真由美・小峯和明編『三宝絵を読む』」(『歴史評論』708)を御恵送頂きました。
岡野先生にあつく御礼を申し上げます。
ちなみに、岡野先生の御郷里は倉敷市とのこと。山本さんと同郷ですね。
☆ 本願寺仏教音楽儀礼研究所の大田壮一郎先生より、御高論「室町殿権力の宗教政策」(『歴史学研究』852)を御恵送頂きました。
大田先生にあつく御礼を申し上げます。
公開講座にお出で頂けるとのこと、懇談会・懇親会にも御出席頂ければ幸いです。