古記録を読む会編『小右記註釈』刊行!
No.6669
『紫苑』第7号の「あとがき」に、江波さんが、『小右記』講読会を能動的なものとする上で刺激となったとして紹介された「平安貴族の日記を読む会」のメンバーの方たちが、「古記録を読む会」という名称のもと、一年間の講読の成果をまとめて、『小右記註釈 長和三年正月』を完成させました。
わずか一ヵ月の範囲とはいえ、本文・読み下し・註釈の構成で108ページ。市販はされませんが、実物は研究室にありますので御覧下さい。
身内の関係しているものですが、市民グループにこのようなレベルの高い注釈書を作られてしまうと、大学は何をやっているのだといわれてしまいそうです。
☆ 京都大学大学院の辻浩和君より、御高論「書評 稲垣弘明著『中世蹴鞠史の研究-鞠会を中心に-』」(『史学雑誌』118-3)を御恵送頂きました。
若い研究者は、どしどし「書評」に取り組むべきだと思います。読んで得たものが血となり肉となり、また責任のある批判の態度を身につけることが出来るからです。年齢を重ねると、なかなかそうは行かなくなります。
辻君にあつく御礼を申し上げます。
☆ 京都市埋蔵文化財研究所の山本雅和先生より、先生が作成を担当された『京都国立博物館構内発掘調査報告書-法住寺殿・六波羅政庁跡・方広寺跡-』(京都市埋蔵文化財研究所調査報告書第23冊)を御恵送頂きました。
京都女子大周辺の歴史環境を考える上で貴重な資料となるものです。
山本先生にあつく御礼を申し上げます。
※ 神奈川県横須賀市よりお送り頂いた『市史研究 横須賀』第8号に掲載されている真鍋淳哉「三浦光村に関する基礎的考察」は、岩田君・長村君等の御研究に益するところの大きい論文と思いますので、ここに紹介しておきます。
わずか一ヵ月の範囲とはいえ、本文・読み下し・註釈の構成で108ページ。市販はされませんが、実物は研究室にありますので御覧下さい。
身内の関係しているものですが、市民グループにこのようなレベルの高い注釈書を作られてしまうと、大学は何をやっているのだといわれてしまいそうです。
☆ 京都大学大学院の辻浩和君より、御高論「書評 稲垣弘明著『中世蹴鞠史の研究-鞠会を中心に-』」(『史学雑誌』118-3)を御恵送頂きました。
若い研究者は、どしどし「書評」に取り組むべきだと思います。読んで得たものが血となり肉となり、また責任のある批判の態度を身につけることが出来るからです。年齢を重ねると、なかなかそうは行かなくなります。
辻君にあつく御礼を申し上げます。
☆ 京都市埋蔵文化財研究所の山本雅和先生より、先生が作成を担当された『京都国立博物館構内発掘調査報告書-法住寺殿・六波羅政庁跡・方広寺跡-』(京都市埋蔵文化財研究所調査報告書第23冊)を御恵送頂きました。
京都女子大周辺の歴史環境を考える上で貴重な資料となるものです。
山本先生にあつく御礼を申し上げます。
※ 神奈川県横須賀市よりお送り頂いた『市史研究 横須賀』第8号に掲載されている真鍋淳哉「三浦光村に関する基礎的考察」は、岩田君・長村君等の御研究に益するところの大きい論文と思いますので、ここに紹介しておきます。