結婚披露宴二次会のご案内

鈴木潤 永富絵里子
No.6112

皆さま ご無沙汰しております

この度 私たちは3/23に結婚することになりました
つきましては ささやかながら結婚披露パーティを催しますのでぜひお越し下さい

日時:2008年3月23日(日)
[受付]PM7:00-
[開宴]PM7:30-
場所:アイネスウ゛ィラノッツェ宝ヶ池
国際会館駅より徒歩8分
会費:8000円
★詳細は→http://donkun.info


出欠のご連絡は http://donkun.info のフォームより送信
またはe.donkun@gmail.com[鈴木]までお願いいたします。

お忙しい中恐縮ですが、3/1(土)までに出欠のご連絡をお願いいたします。
皆様にお会いできることを楽しみにしています

おめでとうございます!幸せそうだなぁ~!

No.6113

 さすがは当HPの管理人御夫妻。
 こういう技術を駆使して、どのような素晴らしい御家庭を築き上げて行かれるのか、そんなことも楽しみになってきました。

 さて、本日は3年前の出雲高校出張講義の御縁で、岡山大の伊藤さん、島根大の大國さん、立命館大の杉谷さんの三人の大学1年生の御訪問をいただきました。京都の銘菓を用意して駆けつけてくれた伊藤明日香さんも交えて、まずはA地下で昼食。ついで学内各所から京都の景観を眺望していただきました。
 頂戴したお土産は明日の『吾妻鏡』講読会の際に。
 ちなみに、杉谷さんは京都の大学に御在学ですから、都合に合わせてゼミの活動にに参加して下されば幸いです。

 ☆ 本日、東北芸術工科大学の入間田宣夫先生より、入間田宣夫・谷口一夫編『牧の考古学』( 高志書院)を御恵送いただきました。
 文献史学と考古学における牧に関する最新の学際的研究の成果が盛り込まれています。
 収録論文のうち、とくに目をひかれたのが近藤好和「日本馬は本当に貧弱か?-馬体の再検討-」。武士論研究者には必読のようです。
 入間田先生に、あつく御礼を申し上げます。

 中京大学の徳竹由明先生より、御高論「朝夷名三郎義秀高麗渡航伝承と「朝夷名社」信仰の変容-逃亡者/海神から高麗征服の英雄/武神へ-」(『国語国文』77-1)・「中京大学図書館蔵横型奈良絵本『築島』下巻略解題・翻刻」(中京大学『文学部紀要』41)を御恵送いただきました。
 徳竹先生にあつく御礼を申し上げます。

Re: 結婚披露宴二次会のご案内

No.6115

突然の告知で失礼いたしました

入試やらなんやらでばたばたして、気がつけば30日前になってしまいました
お一人ずつご連絡をしなければならないところではありますが
宗文研ゼミの関係者(どこまでが関係者になるかはわかりませんが…)にも、
ぜひご参加いただければうれしく思います。

なお、お知らせが前後していますが
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同志社高等学校の礼拝堂で、結婚式をいたします。
お忙しいかとは存じますが、
喜びのひとときを、ご一緒に過ごしていただければ幸いに存じます。

日時:2008年3月23日(日)
   13:30-14:00
場所:同志社高等学校礼拝堂
http://www.high.doshisha.ac.jp/access.html
司式:木村良己校長
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最大で1000人強が入るチャペルです。新校舎建築にともなって今年の夏には取り壊されます。
キリスト教式ですので、ぜひご参加ください。

よろしくお願いいたします。


突然の告知失礼いたしました☆

永富絵里子
No.6120

技術を駆使してすばらしい家庭・・・!!


といきたいところですが、学年末テストと挙式1ヶ月前突入で我が家はいまひっくりかえっております☆(泣)
もっと挙式が近づくにつれ寂しくなったりするものかと思っていましたが、そんな感慨にふける暇もなく挙式当日を迎えてしまいそうな勢いです。。。。

挙式&披露パーティーの告知も遅くなってしまい失礼いたしました。

上のスレッドでおっしゃられている研究紀要もぜひ早く拝見させていただきたく思うのですが、試験が落ち着くまではしばらくかかりそうなので3月になってしまいそうです・・またできるだけ早くにご連絡させていただく予定ですのでご容赦ください。
申し訳ございません。

紫苑の初校。

山岡 瞳
No.6107

>野口先生
 鹿児島はいかがでしたか。本日、紫苑の初校が完成し、執筆者の方々にお渡ししておきました。

>紫苑執筆者の皆さま
 今日はお忙しい中、わざわざ、お越しいただきありがとうございました。
 しつこいようですが、初校の締切は2月29日ですので、厳守!!でお願いいたします。なお、ご不明な点は山岡まで。
  
>江波さん
 先程初校を投函しましたので、近日中にお手元に届くかと思います。
 あまり日にちがありませんが、29日必着でお願いいたします。

もう春の風情の鹿児島から

No.6109

>山岡さん 『紫苑』の初校に関する手配、ありがとうございました。
 執筆者の皆さんも、校正、宜しくお願いいたします。
 ちなみに、『紫苑』は鹿児島でも有名で、驚いてしまいました。

 昨晩、明るく暖かい鹿児島から帰洛いたしました。先年のゼミ旅行の際には、鹿児島の変化をじっくり観察することは日程や天候(「雨男」がいたらしい?)の都合で叶わなかったのですが、今回は新幹線を利用したこともあり、旧西鹿児島駅(現在の鹿児島中央駅)周辺の大変な変貌ぶりを実感することが出来ました。1989年、鹿児島経済大学(現、鹿児島国際大学)に赴任した当時の鹿児島は、もはや歴史の一コマに位置付けられてしまったようです。

 ふだん土曜日に開催される隼人文化研究会例会を、この日(17日)に設定していただいたのは、ひとえに報告者の都合に配慮してくださった事務局担当の永山修一先生の御高配によるものです。
 御出席下さったのは、もう一人の報告者である松迫知宏さん(九州大学大学院)の研究仲間である若手の研究者から今日の南九州中世史の水準を構築された五味克夫先生や江平望先生まで、多彩な顔ぶれ。鹿児島大学の金井静香先生やゼミ旅行の際にお世話になった霧島市(当時は隼人町)教育委員会の重久淳一先生、新地浩一郎さん(現在はミュージアム知覧にお勤めです)、また黎明館に勤務されている畏友徳永和喜先生、林匡先生もお出で下さいました。
 さらに、それこそ「一所傍輩のネットワーク」ではありませんが、京都の辺境史研究会で活躍されていた竹森友子さんにも再会することが出来ました。竹森さんは当ゼミ草創期を担ってくれた前川佳代さんの学友で、奈良女子大学大学院で博士号を取得され、現在は郷里の鹿児島にお住まいとのことです。 

 さて、私の報告ですが、多くの史料に基づいて精緻な論証過程を示された若い松迫さんの御報告と対照的に、まさしく>>No.6095に書いた予測がその通りとなり、なんとも焦点のぼやけた話になってしまいました。今さらながら、強引に結論だけを述べ、かえって反発を招いたのではないかと危惧しています。いくつか大事なことを言い忘れもしました。老耄の致すところです。

 例会の後、いつもの天文館の『吾愛人』(鹿児島郷土料理の店。店名は 椋鳩十が名付けたとのこと)で開かれた報告者との懇親会には、五味先生・江平先生をはじめ、徳永先生、永山先生・重久先生といった先達のほか、鹿児島大学非常勤講師の新名一仁先生、九州大学大学院生の水野哲雄さん(中世の武家故実を御研究)、大阪大学大学院生の岩川拓夫さん(鹿児島大学の学部生だったとき、有村さんと御一緒に当方の研究室にお出でになったことがあります)ら若い方々が出席され、今夏開催される中世史サマーセミナーの話題などで大いに盛り上がりました。
 中世史サマーセミナーについては、この掲示板にも御案内をいただくように新名先生にお願いした次第です。ちなみに、実施母体となる鹿児島地域史研究会のHPアドレスはhttp://kchiiki.kachoufuugetu.net/index.htmlです。
 サマーセミナーは、若手研究者が「一所傍輩」のネットワークを築くうえで絶好の場だと思いますので、当方のゼミメンバーにはぜひ積極的な参加を期待したいと思います。

 懇親会での収穫は今後の南九州中世史の研究を担う若手の方々と交誼を得ることが出来たことともに、江平先生と親しくお話しを交わす機会を得たことでした。僭越な言い様ですが、とくに史料の読解にあたっては江平先生の真っ直ぐな姿勢に、われわれは大いに学ぶところがあると思います。

 例会並びに懇親会の席において、御出席の方々から多くの貴重な御高論を拝受いたしました。あつく御礼を申し上げる次第です。

 鹿児島は大河ドラマ『篤姫』の放送もあって、おおいに活気づいてます。篤姫関連の書籍の中では最も権威のある徳永先生の『天璋院篤姫 徳川家を護った将軍御台所』(新人物往来社)は放送の翌日の月曜日に売れ行き好調とのこと。鹿児島に限らず、書店の店頭の一番目につくところに平積みになっています。一般向けの著書を世に出したならば、かくありたいものです。

勉強になりました

新地 浩一郎
No.6114

 野口先生、日曜日は久しぶりにお話を聞くことができてうれしかったです。また、お土産もいただき、本当にありがとうございました。当日は体調不良のため(月・火は仕事を休みました)、懇親会には出席できませんでしたが、また夏にお会いできるのを楽しみにしています。

鹿児島地域史研究会

No.6130

HPを紹介していただいたのにも関わらず、お礼が遅くなりすみません。
鹿児島地域史研究会のHP担当(?)の岩川@大阪です。
先月は野口先生のお話することができ光栄でした。ありがとうございます。

鹿児島地域史研究会を中心にサマーセミナーが8月にありますが、逐次HPにて内容を紹介していく予定ですので、そちらをご覧になっていただきながら参加の検討をしていただきたいと思います。
今回は大隅半島がメインとなりますが、事前に問い合わせていただけましたら薩摩半島のお薦めスポット等やその経路を御案内いたしますので、是非サマーセミナーの機会に鹿児島県内の各史跡へも足を運んでください。
よろしくお願いします。

『吾妻鏡』のごあんない

No.6104

 小野さん合格の余韻さめやらぬところですが、次回の『吾妻鏡』のご案内です。

 日時:2008年2月21日(木)13:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』貞永二年(天福元年)九月十八日、二十四日、二十八日、二十九日、十一月十日、十二月二十九日、
         天福二年(文暦元年)三月五日、三月十日、六月三十日、七月六日、七月二十六日、七月二十七日、八月一日、八月二十一日、十一月二十八日、
         文暦二年(嘉禎元年)正月九日、十二日、十五日、二十日、二十一日、二月四日、九日、十日、三月十八日、四月一日、二日、五月十三日、十六日、二十三日、六月十九日、二十一日、二十九日、三十日、閏六月三日、十五日、二十八日の各条
  (※少し先の方まで掲出しましたが、読めるところまで読んでいきましょう。また、掲出した範囲以外に「これは」という条文があれば、随時お知らせ下さい。)

 今月は2月21日(木)、29日(金)と開催予定です。『吾妻鏡』の講読会は新規メンバー随時募集中ですので、オフシーズンに史料講読に取り組んでみようという方は、まずは見学からでもお気軽にご参加下さい。

速報・小野さん合格!!

No.6101

 伊藤さんに続いて、小野さんも希望通りに進学先が決まりました。
 努力が実を結んだこと、本当におめでとうございました。
 
 優秀な先輩諸姉兄の指導・激励も大きかったのだろうと思います。

 >平田さん 京女から後輩の誕生です。

 関西圏ですから、新年度からは、いよいよゼミの主要メンバーとして活躍していただきたいと思います。
 しっかり学問に取り組んでください。

 鹿児島で美味しいお土産を買ってきますから、伊藤さんと合わせて、21日はコーヒーとお茶で祝杯をあげましょう。
 よかった、よかった。ようやく春が来たようです。

Re:速報・小野さん合格!!

岩田慎平
No.6102

>小野さん
おめでとうございます。新しい環境で、新たな可能性を大いに培ってください。

おめでとうございます!

伊藤明日香
No.6103

>小野さん

良かった。本当に良かったです。

お互い、春から期待と不安いっぱいの
新生活が始まりますが、楽しくやりましょう。

新学期まで遊んじゃって下さい(笑)

鍜治 利雄
No.6105

≫小野 翠さん
合格おめでとうございます!

昨年2月の平田樹里さんのご報告の時にお会いしたんですけど、
もう忘れ去られちゃってるかな^^;笑

合格なされた大学院にはボクも知り合いが何人かいて、
優しい方が多いので、スグ溶け込めると思いますよ!

去年からずっと勉強詰めだと思うので、とりあえず一息入れて下さいな。

Re:小野さん合格!!

岩田慎平
No.6106

>鍛冶くん
お久しぶりです。また時間があれば『吾妻鏡』の時間などにもおいでください。

年度末の過ごし方といえば、あちこち散策というのも良いかもしれませんね。
 毎年この時期の京都は、観光オフシーズンなのでどこも比較的空いてるはずなんですが、今年(今年度)はどういうわけか全体的に賑やかで、例年とはやや趣きが異なるようです。あるいは単なる気のせいでしょうか。

Re: 速報・小野さん合格!!

尻池由佳
No.6108

遅ればせながら、小野さんおめでとうございます。
慣れるまでは大変だと思いますが、頑張ってください。
21日には、ぜひともお祝いにかけつけたい(お土産が食べたい)ですが、大学で大人しくアルバイトをしていることでしょう(うるうる)。
しかし、3月には上洛するかもしれません。
時間があったら、またお会いしたいです。

京都府立大の鍛冶君、広大の尻池さんへ

No.6110

 >鍛冶君  鹿児島で阪大院生の岩川君とお目にかかりました。大学は異なりますが学年は同じだと思います。
 ときに研究会などで一緒になることもあるのでは?

 >尻池さん  鹿児島のお土産。「かすたどん」と「かるかん饅頭」です。これは美味しいですよ。
 ちなみに、上(>>No.6109)にお名前を挙げた新名さんは広島大学大学院の御出身です。尻池さんのことも話題に上りました。
 今年は、中世史サマーセミナーが鹿児島で開かれるのに対して、古代史は広島で開催とのこと。修論とそのお手伝いで大変だろうと思いますが、本当に地域の歴史を学ぶ上からも同学の人たちとのネットワークを構築する上からもよい機会ですから、一生懸命に取り組んでください。
 三月の御上洛、楽しみにしています。

ありがとうございます!!

小野 翠
No.6116

本人の登場が大変遅くなってしまい、申し訳ありません。
皆様、温かいコメントをありがとうございます。
知識・学力共に未熟な所だらけの私が希望通りの院に合格できたのも、野口先生は勿論、先輩方のご指導あってのことです。
本当にありがとうございました。
未だ不安で一杯ですが、春からは新しい環境で精一杯頑張りたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

>鍛冶さん
ありがとうございます。
昨年お会いしたこと、覚えてます。お久しぶりです。
分からないことだらけですので、そう言って下さると心強いです。
早くもぼんやりしてしまっているので、気を抜きすぎないよう頑張ります…。
今春からはお会いする機会も増えるかと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

>尻池先輩
ありがとうございます。
本当に、これからが大変だと思いますので、精一杯頑張ります。
私もぜひお会いしたいです。三月のご上洛の際、お時間がありましたらぜひお声をかけて下さい。

紫苑の初校。

山岡 瞳
No.6099

>紫苑執筆者の皆さま

 早速ですが、紫苑の初校の完成が15日(金)とお伝えしておりましたが、諸事情により18日(月)になりました。したがって、初校をお渡し出来るのが、18日の4時半以降となります。受け渡し場所については、お送りするメールをご確認下さい。
 
☆初校の返却期限は29日(月)必着でお願いします。

『三浦氏の研究』が刊行されました。

No.6100

 >山岡さん  宜しくお願いいたします。印刷屋さんで添付ファイルのデータが開けなかった件は解決しましたか?

 >『紫苑』第6号執筆者のみなさん  帰省中の方もおられると思いますが、期日厳守で宜しくお願いいたします。
 校正ゲラを受け取ったら、即、はじめることが肝要です。

 ちなみに、執筆者の中には校正を旅先でされる方もおられるとのこと。その旅先というのは「奥州」とか「由布院」とか聞いていたのですが、実は欧州のウィーンなのだそうです。
 いよいよ、ハプスブルク家にまで研究対象を拡大されるのでしょうか?

 ◇ 昨年末に紹介させていただいた(>>No.6025)峰岸純夫編『三浦氏の研究』(第二期関東武士研究叢書6,名著出版,本体8500円)が刊行されました。
 私は、かねがね鎌倉幕府政治史研究において、京都との関係も含めて三浦氏の存在を再評価すべきだと考えているのですが、本書はこれからの三浦氏研究、東国武士研究に重要な役割を果たすものと思います。
 構成は以下のとおり(収録論文の副題省略)。

  まえがき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・峰岸純夫
   第一章 相模武士団と三浦氏
 中世初期における相模国武士団・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・安田元久
 相模三浦氏についての考察・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・湯山 学
 十一・二世紀における相模の国衙軍制と三浦一族・・・・・・・・・安池尋幸
 三浦義澄小考・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・伊藤一美
 三浦義村小考・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・伊藤一美
 執権体制下の三浦氏・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・野口 実
   第二章 三浦氏の諸相
 鎌倉幕府と馬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高橋秀樹
 矢部禅尼と宝治の乱・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鈴木かほる
 三浦氏の仏教信仰とその文化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・上杉孝良
 三浦義村の迎講・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・納富常天
   第三章 室町・戦国期の三浦氏
 三浦氏と鎌倉府・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・山田邦明
 戦国期の三浦氏・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・黒田基樹
   解説
 三浦氏研究の成果と課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・峰岸純夫
 三浦氏関連史跡ガイド(三浦半島内)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・上杉孝良
 三浦氏関係年表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・真鍋淳哉
 三浦氏関係文献目録・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・真鍋淳哉
  あとがき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・峰岸純夫

 ※ 研究室には来週中に配架します。御活用下さい。

2007年度共同研究員のみなさんへ

No.6098

 年度末近くになりましたので、連絡事項をメールにて送信させていただきました。
 ところが、辻君・長村君・永富(鈴木)さんには、登録されているアドレスでは送信できませんでした。
 つきましては、連絡内容は同じですので、身近にいるメンバーからご確認いただきますようにお願いいたします。

もと出雲高校生のみなさんのご来訪。

No.6097

 すでに、岩田君が告知して下さっていますが、下の方なので、ここにあらためて。

 ◇ 次回の『吾妻鏡』講読会
 日時:2008年2月21日(木)13:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』貞永二年(天福元年)九月十八日、二十四日、二十八日、二十九日、十一月十日、十二月二十九日、天福二年(文暦元年)三月五日、三月十日、六月三十日、七月六日、七月二十六日、七月二十七日、八月一日、八月二十一日、十一月二十八日の各条

 □ この前日の20日(水)のお昼過ぎに、島根県立出雲高校出身の伊藤さんをはじめとする3名の方(現在、岡山大学・島根大学・立命館大学の1回生)が、京都女子大学を訪問して下さいます。ゼミメンバーで時間のある方は、ぜひ参集してお出迎え下さい。約束の時間は13時(研究室)で、その後、学内を御案内し、昼食をはさみながら京都の眺望を楽しんでいただく予定です。
 もと出雲高校生のみなさんとは、2005年3月18日の出張講義以来、交流が続いています。

 ☆ 本日、鹿児島の江平望先生から御高論「薩摩国建久図田帳と同国目代について 付、開聞神が鹿児島神より上位であったとき」(『知覧文化』45)、大阪市立大学の仁木宏先生から御高論「日本のなかの京都-政治、経済、地域と「首都」-」(高橋康夫編『中世のなかの「京都」』中世都市研究12,新人物往来社)・「中世後期京都の都市空間復元の試み」(金田章裕編『平安京-京都 都市図と都市構造』京都大学学術出版会)・「寺内町と城下町-戦国社会の達成と継承-」(懐徳堂記念会編『大阪・近畿の城と城下町』懐徳堂ライブラリー2,和泉書院)・「戦国・信長時代の茨木の町と茨木氏」(中村博司編『よみがえる茨木城』(清文堂出版)・「敏満寺は中世都市か-まとめに代えて-他」(多賀町教育委員会編『敏満寺は中世都市か-戦国時代における寺と墓-』サンライズ出版)・「渡辺津と『寺内之浦』」(『渡辺津と八軒家-上町台地北端部の水辺空間を再現する』大阪市立大学都市文化研究センター)・「岸和田古城の歴史的評価をめぐって」(『都市空間の景観復原に関する学際的アプローチ』科研費報告書、藤田祐嗣)・「日本中世における首都京都と王権」(『中国の王権と都市-比較史の観点から-』(大阪市立大学都市文化研究センター)を合冊した抜刷集、栃木の鴨志田智啓先生から、御高論「足利高氏(高基)文書の人物比定-『長沼文書』文中の西本坊について-」(『とちぎの歴史と文化を語る会年報』5)および御高論「足利高基・政氏抗争の再検討」掲載の『戦国史研究』52、再興中世前期勉強会の鈴木由美先生から、御高論「中先代の乱に関する基礎的考察」(阿部猛編『中世の支配と民衆』同成社)を御恵送いただきました。
 江平先生・仁木先生・鴨志田先生・鈴木先生にあつく御礼を申し上げます。

延期のお知らせ

No.6089

補陀落寺跡(クダラコージ山)見学ツアー 「延期」のお知らせ

雨野です。

申込〆切の当日に、早々のお知らせで申し訳ありませんが、>>No.6086で告知いたしました2月9日(土)の「補陀落寺跡見学ツアー」は、4月初旬まで延期と決定いたしましたので、お知らせいたします。

本日の段階で、現地の積雪量が膝丈くらいに達しており、残念ながら充分な遺跡の見学が望めそうにありません。ご案内役の梶川先生と協議した結果、谷筋の雪に足を取られて滑るなどの危険を回避するため、予定日としてお知らせしていた9日・11日とも見学は断念し、改めて「4月初旬」まで延期することになりました。(11日への順延もいたしませんのでご注意ください)

雪解けを待ち、花粉の飛散量が減少する4月初旬頃(各大学の授業が始まる前頃)に、再度ツアーを企画する予定でおります。
2日間も日程を繰り合わせてご準備頂いておりました先生方、皆さま方には大変申し訳ありませんが、どうかよろしくお願い申し上げます。

>野口先生
どうかよろしくお願いいたします。

拙著『源氏と坂東武士』は、344位

No.6090

>雨野さん  緊急の告知、ありがとうございました。残念ですが、天候のことですから仕方ないと思います。

 『古代文化』の梶川先生の御高論に掲載されている写真や地図を見て、これは大変な「奥地」で、この冬は雪が多くて困難なのではないだろうかと心配していたところでした。
 4月の方が参加される方が増えるのではないでしょうか。それまでの間に事前の勉強会を開くという手もあるでしょう。何事も「塞翁が馬」です。

 大学生協神戸事業連合のHPに「2007年新刊ジャンル別ベストセラー」というのがあって、その「人文・歴史』部門の344 位に拙著『 源氏と坂東武士』(吉川弘文館 歴史文化ライブラリー234)がランクされていました。1位は内田樹『下流志向 学ばない子どもたち働かない若者たち』、2位は上野千鶴子『おひとりさまの老後』という次第。700位まで掲げてあり、なかなか面白い。
      http://www.kobe-bauc.or.jp/book/2007best_jinbun.html

 今年は『下流志向の坂東武士 戦わないつわものたち』とか『武家の棟梁の老後』なんていう本を書いてベストセラーを狙おうかと考えております(笑)。

 目下、4回生と大学院M2のゼミメンバーは院試やら口頭試問をひかえて奮闘中。後悔の無いようにしっかりやって下さい。

 ☆ 千葉県立浦安南高校の外山信司先生より、先生のインタビュー記事「戦国時代に始まる佐倉の発展」の掲載された『こうほう佐倉』(1032)を御恵送いただきました。千葉県佐倉市の中世に関する記事が満載。外山先生は私が中世後期の千葉氏研究の第一人者として最も信頼している地元の研究者です。
 外山先生にあつく御礼を申し上げます。

 ちなみに、私の父方の祖父(旧姓鈴木、屋号は大坂屋)の故郷は佐倉市内の飯塚。先祖はおそらく弥冨(岩冨)の原氏の被官だったのではないかと思います。その妻となった祖母も子どもの頃、佐倉に住んだことがあり、旧佐倉藩主の堀田邸に遊びに行ったことがあるというような話を聞いたことがあります。
 そういえば、佐倉には2005年のゼミ旅行で行きましたね。  

雲の彼方

No.6093

>野口先生

今回、梶川先生には、その、相当な山の「奥地」である雪深い現地に、下見のため、わざわざ足をお運び頂きました。
大変寒い中、お骨おりを頂き、またこの度の企画にいろいろ丁寧なご指導を賜り、大変有難く恐縮いたしております。

補陀落寺といえば、もとは清原深養父の山荘であったとされるようですが、その清原深養父が、こんな和歌を詠んでいることを、最近知りました。

    雪のふりけるをよみける
  冬ながら空より花の散りくるは 雲のあなたは春にやあるらむ   (古今和歌集・冬・330)

この歌は、実は先日、田中さんがブログに「好きな歌」として挙げられていて、それをきっかけに私も今回、改めて読み直してみたのですが。

降ってくる雪を桜花に見立てて、「冬だというのに空から花が散って来る。花が降ってくるからには、あの雲の上には春が来ているのだろうか」という歌です。

そんな深養父にもゆかりの補陀落寺跡、このたびは深き雪に閉ざされてしまいましたが、「雪を降らせる雲のすぐ向こうに春が待っている」と深養父もいう、温かい桜花の季節の到来を、心待ちにしていたいと思います。

今回は誠に残念でしたが、次回、皆さまとご一緒できるのを楽しみにしております。

都の辰巳、雪の降る

No.6094

 本日の宇治は、引っ越してから最大の降雪で、ここよりずっと積雪の多い洛北山間の補陀落寺跡の見学はまったく不可能であったことと思います。

 清原深養父の歌は、本当に希望とか一条の光を彷彿させますね。「我慢」とか「辛抱」というものは、希望があってこそ意味を持つものだと思います。
 老いぼれの私としては、せいぜい早く暖かくなって腰痛から解放されたいといったところです。

 本日、執筆遅延で御迷惑お掛けしていた原稿一件、ようやく完了いたしました。
 しかし、「負債返済の旅」は果てしなく続くのであります。                          

二月の『吾妻鏡』

No.6096

 やや中断期間が長くなってしまいますが、次回の『吾妻鏡』のご案内です。

 日時:2008年2月21日(木)13:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』貞永二年(天福元年)九月十八日、二十四日、二十八日、二十九日、十一月十日、十二月二十九日
         天福二年(文暦元年)三月五日、三月十日、六月三十日、七月六日、七月二十六日、七月二十七日、八月一日、八月二十一日、十一月二十八日の各条
 (※掲出した範囲以外に「これは」という条文があれば、随時お知らせ下さい。)

 講読会ですが、2月21日(木)、29日(金)と開催予定です。新規メンバー随時募集中ですので、オフシーズンに史料講読に取り組んでみようという方は、まずは見学からでもお気軽にご参加下さい。

隼人文化研究会 2月例会(第382回)

No.6088

 補陀落寺跡の見学が話題にのぼっているところ、昨日の『吾妻鏡』講読会では下河辺行秀の補陀落渡海の話が出てきました。都合の良いことに『紫苑』第2号掲載のゼミ熊野旅行の写真(カラー版)
     http://donkun.ath.cx/~sion/organ/
の中に補陀落渡船の写真が掲載されているのでこれを紹介(岩田君がホワイトボードに描かれたものと完全に一致)。ちなみに、このゼミ旅行の際に渡海決行の噂もあった山本君が久しぶりに参加されていたのは何かの因縁だったのかも知れません。ところで、あの「陽二郎」は今はどうしているのでしょうか。
 それにしても熊野旅行の写真、懐かしいものがあります。このときは青岸渡寺が御実家の高木さんに熊野の絵解きから始まって、何から何までお世話になりましたっけ。かくして歴史を学びつつ歴史を構築しているというわけでありましょう。

 『紫苑』第六号。印刷屋さんが来る30分前に原稿を差しかえるという綱渡りを<決行>された方もおられましたが、無事入稿。科研費報告書の版下もノンブルを貼り付けて、やれやれと印刷屋さんにお渡ししたのですが、後になって目次に各項目のページをいれるのを忘れるという大失態に気がつき、さっそく印刷屋さんにフォローをお願い致しました。細かくて儲けの少ない仕事をしてもらっている上に、こちらのミスの後始末までさせてしまって、印刷屋さんには本当に申し訳ない限りです。

 共同研究と科研研究の成果報告の目的もあり、この17日に鹿児島の隼人文化研究会で発表をさせていただくことになりました。同会事務局の永山修一先生から、2月例会(第382回)の詳細については、以下のようなお知らせをいただいております。

  ◇ 隼人文化研究会2月例会(第382回) 
   1 日時 2月17日(日)午後2時00分~
   2 場所 鹿児島県歴史資料センター黎明館 3階講座室
   3 報告
      ① 「戦国期の伊集院忠棟と島津氏老中制」 松 迫 知 広 氏
      ② 「地域史研究における京都認識-閑院内裏・宇治と南九州・奥羽-」野 口 実 氏

 今回、同行者はなく、一人でまいります。鹿児島の皆様との旧交を温める機会となれば幸いです。何卒宜しくお願い申しあげます。

お待ちしております

新地 浩一郎
No.6091

 野口先生、ゼミの皆様、ご無沙汰しております、鹿児島の新地です。昨年12月1日に、川辺町・知覧町・頴娃町が合併し、南九州市となりました。私は教育委員会文化財文化財係としてミュージアム知覧に勤務しております。昨年一年間は色々とありましたが、何とか乗り切ることができました。今年(こそ)は自分の研究に手をつけたいと思っています。
 17日はぜひお話を聞きに伺いたいと思っています。なお、旧川辺町で2つの中世の遺跡の発掘が行われていますので、もし先生がお時間があればご案内したいと思っています。一つは15日で終わってしまうのですが、13~14世紀の遺跡、もう一つは地頭仮屋跡で、こちらは5月までの予定です。また、ミュージアム知覧では、「知覧の棟札」という特別展も開催中です。
 お会いできるのを楽しみにしております。
 

新地さん、ありがとうございます。

No.6095

 >新地さん お久しぶりです。直接御連絡を差し上げようと思っていたのですが、後手に回ってしまいました。
 PCのメール検索機能が働かず、新地さんのメールアドレスが見つからないので、恐縮ですが、当方宛にメールをお送り下されば助かります。

 17日の隼人文化研究会では、最近の研究成果の御報告を兼ねて、一昨年の秋、東北大学で開かれたシンポジウム「東北像再考:地域へのまなざし、地域からのまなざし」に参加させていただいたことを契機に考えたことなどを述べさせていただこうと思っています。焦点のない話になってしまうかも知れませんし、レジュメも上手く作れるかどうか心配です。
 いずれにしましても、再会を楽しみにしています。

 鹿児島在住の頃、上田先生をはじめ、ミュージアム知覧の学芸員の方々には大変お世話になりました。素晴らしい拠点を得られて、さらなる御活躍を期待いたしております。

清水眞澄『音声表現思想史の基礎的研究』

No.6087

 >雨野さん 補陀落寺跡見学ツアーの告知をありがとうございました。
 地理的視角から行動的に古典文学に挑まんとする試みに拍手喝采です。その成果が、博士論文に結実されることを楽しみに致しております。

 ところで、雨野さんのように、大学院で国文学を研究している女性にとって、先輩格にあたる清水眞澄先生が、長年の研究成果をまとめた論文集『音声表現思想史の基礎的研究 信仰・学問・支配構造の連関』を三弥井書店から刊行されました(A5判,本文417頁,索引付き,本体8500円)。清水先生は専攻こそ異なりますが、私の母校の後輩にあたり、目下、その青山学院大学などの非常勤講師をつとめておられます。
 本書は今日における音声思想史研究の到達点を示したもので、中世文学のみならず、広く中世前期の文化史を対象とする研究者には必読の文献といえます。

 それにしても、女性が家庭と学問研究を両立させることの困難さは、その障害物そのものの立場を担っている私としては深く認識するところであり、その意味からも本書の刊行に敬意を表させていただくとともに、御恵送にあつく御礼を申し上げる次第であります。
 なお、お送りいただいた本の間に挟まれていた添状に「本書によってこれから得るであろう未来の友を思い、前へ進むことを願っております」という一節には感銘を受けました。
 当ゼミメンバーの諸姉も清水先生をお手本に努力していただければと思います。

 ☆ 京都文化博物館在職中に同僚だった畏友で、京都府立総合資料館の大塚活美先生から、先生のお父上である大塚勘二郎さんの御著書『村里に生きる 東近江の農村の生活』(サンライズ出版)を御恵送いただきました。著者の自分史であるとともに、地域の歴史と民俗に関する貴重な記録になっています。「この父にして、この子あり」。大塚先生が歴史学の道を志した背景がよくわかりました。
 大塚先生にあつく御礼を申し上げます。 

 さて、その大塚先生が4月3日(木)総合資料館において、「京都の鉄道文化史」というテーマで講演をなさいます。企画展『地域をむすぶ―京都府の交通史―』の記念講演として行われるものです。
 最近、当ゼミ関係者にも鉄道ファンが急増しているようなのでお知らせまで。
 詳しくは→http://www.pref.kyoto.jp/shiryokan/fuminkouza.html