お世話になりました
元木泰雄
No.6056
野口先生、野口ゼミ関係の皆さん、今年はお世話になり、誠に有難うございました。。 とくに今年は研究室耐震補修の関係で、研究会を宗教文化研究所で開催させていただき、誠に有難うございました。月に二回も押しかけまして、野口先生には本当にご迷惑をおかけ致しました。快く迎えてくださり、さらに、懇切なご助言まで賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。
野口先生が京都におられるありがたさを痛感いたした次第です。まさに「一所傍輩」の誼と感謝いたしております。
また拙著『源義経』につきましては、ご丁重な紹介を執筆くださり、さらに書評会まで開催してくださいました。心より御礼を申し上げる次第でございます。
しかし、その後はやっつけ仕事の原稿を数本書いたものの、手ごたえある仕事はできませんでした。研究室移転問題に足を引っ張られたり、自身の不摂生と衰えを痛感した半年でした。
衰えといえば、当方も先日53歳を迎えました。昔、初めて岸俊男先生をお見かけしたのが、それくらいのお年でしたが、大変な威厳を感じたものでした。上田正昭先生は、その年齢で紛争の余燼さめやらぬ教養部の学部長をお勤めでした。翻ってわが身を見るに、威厳も実務能力もさっぱり。まして同じ分野の先生方と業績を比べるなどという暴挙は最初から回避いたします・・・
集中力も著しく低下し、以前は一日で仕上げた年賀状も、何日もだらだら書き続ける始末。何人か書き忘れて届かない方が出たかもしれません。宛名と署名は自筆にこだわってきたのですが、それも今年限りみたいです。
数年にわたった学内の激務の影響もまだ抜けず、おまけに遠距離通勤の疲労も耐え難くなりました。家庭内も病人を抱えてんやわんや。そんなこんなで、何事にも気力がわかない有様です。
そうこうするうちに学問はどんどん進んでいってしまいます。しかも、本当にそれが良いとはいえない方向へ。何とかしたいと思います。
今年、例会で野口先生のご報告を承り、新しい鎌倉幕府論に向けて熱い思いがわいてまいりました。来年は懸案の第二論文集を目指し、再起の年にしたいと一応(笑)決意を新たにしております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
2008年が、野口先生はじめ皆さんにとって、すばらしい年になりますように、心から祈念いたしております。
追記
野口先生のスレッドの下につけるつもりが、上になってしまいました。老耄の所産とご容赦ください。
野口先生が京都におられるありがたさを痛感いたした次第です。まさに「一所傍輩」の誼と感謝いたしております。
また拙著『源義経』につきましては、ご丁重な紹介を執筆くださり、さらに書評会まで開催してくださいました。心より御礼を申し上げる次第でございます。
しかし、その後はやっつけ仕事の原稿を数本書いたものの、手ごたえある仕事はできませんでした。研究室移転問題に足を引っ張られたり、自身の不摂生と衰えを痛感した半年でした。
衰えといえば、当方も先日53歳を迎えました。昔、初めて岸俊男先生をお見かけしたのが、それくらいのお年でしたが、大変な威厳を感じたものでした。上田正昭先生は、その年齢で紛争の余燼さめやらぬ教養部の学部長をお勤めでした。翻ってわが身を見るに、威厳も実務能力もさっぱり。まして同じ分野の先生方と業績を比べるなどという暴挙は最初から回避いたします・・・
集中力も著しく低下し、以前は一日で仕上げた年賀状も、何日もだらだら書き続ける始末。何人か書き忘れて届かない方が出たかもしれません。宛名と署名は自筆にこだわってきたのですが、それも今年限りみたいです。
数年にわたった学内の激務の影響もまだ抜けず、おまけに遠距離通勤の疲労も耐え難くなりました。家庭内も病人を抱えてんやわんや。そんなこんなで、何事にも気力がわかない有様です。
そうこうするうちに学問はどんどん進んでいってしまいます。しかも、本当にそれが良いとはいえない方向へ。何とかしたいと思います。
今年、例会で野口先生のご報告を承り、新しい鎌倉幕府論に向けて熱い思いがわいてまいりました。来年は懸案の第二論文集を目指し、再起の年にしたいと一応(笑)決意を新たにしております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
2008年が、野口先生はじめ皆さんにとって、すばらしい年になりますように、心から祈念いたしております。
追記
野口先生のスレッドの下につけるつもりが、上になってしまいました。老耄の所産とご容赦ください。