原稿に取り組まれているみな様へ
No.5660
集中できる数日のチャンスを利して、蟄居執筆中のみな様。進捗状況は如何でしょうか。
私は、とても数日では手に負えない書評や学術論文は棚に上げ(本当に申し訳ありません)、一版向けの雑誌原稿2点(400字×7.5枚と18枚)を脱稿。続いて、六月末刊行予定の本の校正にあたっています。
校正というのは神経症を助長させる作業で、もうこれでOKと思って終わりにしても、後で見直すと必ず漏れが見つかるという、辛い「苦行」であります。
耄碌すると、寒さ暑さも執筆意欲をそぎ落とします。その点、今は絶好のシーズンですから、もう一踏ん張りしたいところです。
>長村君
下出積与著と畠山次郎著の2冊の『木曾義仲』、研究室に用意してあります。
>在京中のメンバーのみな様
永富さんのせっかくのお申し出、良いチャンスですから、ぜひ飛びついてください。とくに、学部生の小野さん、江波さん、小樋山さん、山本さん、もし面識が無くても、永富さんは京女の先輩ですから、どうぞ御遠慮なく(私が言うのは憚りがありますが<笑>)。
☆ 東大史料編纂所の保立道久先生より御高論「源義経・源頼朝と島津忠久」(『黎明館調査研究報告』20)、同「君が代と平安文化」(『九州史学』145)を御恵送いただきました。
前者は、頼朝が義経を自己の猶子として東国の盟主に据える構想をもっていたことや、元暦元年(1184)段階で、頼朝が近衛基通を婿にとり、上洛を果たそうとしていたことを『玉葉』(保立先生は『九条兼実日記』と表記される)などに基づいて論じられたもの。義経や土肥実平に関する注目すべき新史料(文書)も紹介されています。
後者は文学史の研究成果にたいする歴史学のスタンスについて考えさせる内容です。
保立先生に、あつく御礼を申し上げます。
☆ 文教大学の中村修也先生より、御高論「秀吉の京都政策と北野大茶湯」(文教大学『言語と文化』19)を御恵送いただきました。
いつものことながら中村先生の守備範囲の広さには圧倒させられます。
中村先生にあつく御礼を申し上げます。
私は、とても数日では手に負えない書評や学術論文は棚に上げ(本当に申し訳ありません)、一版向けの雑誌原稿2点(400字×7.5枚と18枚)を脱稿。続いて、六月末刊行予定の本の校正にあたっています。
校正というのは神経症を助長させる作業で、もうこれでOKと思って終わりにしても、後で見直すと必ず漏れが見つかるという、辛い「苦行」であります。
耄碌すると、寒さ暑さも執筆意欲をそぎ落とします。その点、今は絶好のシーズンですから、もう一踏ん張りしたいところです。
>長村君
下出積与著と畠山次郎著の2冊の『木曾義仲』、研究室に用意してあります。
>在京中のメンバーのみな様
永富さんのせっかくのお申し出、良いチャンスですから、ぜひ飛びついてください。とくに、学部生の小野さん、江波さん、小樋山さん、山本さん、もし面識が無くても、永富さんは京女の先輩ですから、どうぞ御遠慮なく(私が言うのは憚りがありますが<笑>)。
☆ 東大史料編纂所の保立道久先生より御高論「源義経・源頼朝と島津忠久」(『黎明館調査研究報告』20)、同「君が代と平安文化」(『九州史学』145)を御恵送いただきました。
前者は、頼朝が義経を自己の猶子として東国の盟主に据える構想をもっていたことや、元暦元年(1184)段階で、頼朝が近衛基通を婿にとり、上洛を果たそうとしていたことを『玉葉』(保立先生は『九条兼実日記』と表記される)などに基づいて論じられたもの。義経や土肥実平に関する注目すべき新史料(文書)も紹介されています。
後者は文学史の研究成果にたいする歴史学のスタンスについて考えさせる内容です。
保立先生に、あつく御礼を申し上げます。
☆ 文教大学の中村修也先生より、御高論「秀吉の京都政策と北野大茶湯」(文教大学『言語と文化』19)を御恵送いただきました。
いつものことながら中村先生の守備範囲の広さには圧倒させられます。
中村先生にあつく御礼を申し上げます。