近藤好和『装束の日本史』を薦めます。
No.5430
本日お目に掛かった京都府立総合資料館の大塚克美先生が、カバンの中からおもむろに取り出されて「これは良い本だ」と激賞されたのが近藤先生の新著『装束の日本史 平安貴族は何を着ていたのか』(平凡社新書)。
10時近くまで続いた会議を終えて、最近少しばかり本数の増えたバスにゆられて帰宅すると、この本が届いておりました。パラパラめくると、ほんとうに大塚先生の仰るとおり。これまで史料を読んでいても、よく分からなかった装束の問題が、とてもわかりやすく説明されている。「可視的身分標識論」を語るにはこういう知識が大前提なわけです。
これまで、近藤先生と言えば武器・武具でしたが、本来の御専門がこの本に示されています。国文の方にも必携でしょう。
ほんとうに良い本を書いてくださった近藤先生に感謝。もちろん、御恵送いただいたことにも。
これは、きっと売れますよ!
さて、次に楽しみなのは、そろそろ書店の店頭に並びそうな元木先生の『源義経』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー)です。鶴首して待望。
ところで、どなたか、すでに名著の評判高い美川先生の『院政』(中公新書)の紹介文を書いてくださいませんでしょうか。立候補しようかなと思う人は野口まで。委細はその際に。
本日、研究室で史学科の小野さんと卒論についてお話ししました。テーマにしたいのは中世前期の女性史とのことで、鎌倉幕府の女官組織に関心ありとのこと。これまた、期待するところ大。御研究の進展が楽しみです。
ゼミの院生諸兄姉、大いに牽引してあげて下さい。御指導を宜しくお願いいたします。
10時近くまで続いた会議を終えて、最近少しばかり本数の増えたバスにゆられて帰宅すると、この本が届いておりました。パラパラめくると、ほんとうに大塚先生の仰るとおり。これまで史料を読んでいても、よく分からなかった装束の問題が、とてもわかりやすく説明されている。「可視的身分標識論」を語るにはこういう知識が大前提なわけです。
これまで、近藤先生と言えば武器・武具でしたが、本来の御専門がこの本に示されています。国文の方にも必携でしょう。
ほんとうに良い本を書いてくださった近藤先生に感謝。もちろん、御恵送いただいたことにも。
これは、きっと売れますよ!
さて、次に楽しみなのは、そろそろ書店の店頭に並びそうな元木先生の『源義経』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー)です。鶴首して待望。
ところで、どなたか、すでに名著の評判高い美川先生の『院政』(中公新書)の紹介文を書いてくださいませんでしょうか。立候補しようかなと思う人は野口まで。委細はその際に。
本日、研究室で史学科の小野さんと卒論についてお話ししました。テーマにしたいのは中世前期の女性史とのことで、鎌倉幕府の女官組織に関心ありとのこと。これまた、期待するところ大。御研究の進展が楽しみです。
ゼミの院生諸兄姉、大いに牽引してあげて下さい。御指導を宜しくお願いいたします。