和歌山県文化財専門員の公募

元木泰雄
No.5089

以下のような公募の情報が転送されてまいりました。
展覧会の情報と同じく、県立博物館の高木徳郎氏からのご連絡を、小林先生にご転送いただいたものです。
ご参照ください。

公募のお知らせ

 このたび和歌山県では、考古・建造物・民俗担当の文化財専門員(教育委員会勤務)を各1名、合計3名採用することになり、すでに募集の公示が出ています。
 考古と民俗に関しては学芸員資格を有することが条件ですが、基本的に本庁勤務の専門職員を募集します(当然、数年後には現場へ出られると思います)。
 
<募集概要>
 ○採用区分 ①埋蔵文化財・②建造物・③民俗 各1名
 ○受験資格 昭和42年4月2日以降生まれ ①・③は学芸員資格を有すること。
 ○試験日  2006年11月26日(日)(1次試験)
 ○申込期間 2006年10月23日~11月6日(消印有効)
 ○試験会場 和歌山県立向陽高校
 ○採用日  2007年4月1日
 ○受験に関する問い合わせ 和歌山県文化遺産課(073-441-3737直通)

吾妻鏡講読会と宇治共同研究について

No.5091

 元木先生、貴重な情報をありがとうございます。
 聞くところによれば、この掲示板の情報(山田邦和先生の書き込み)で公募に応募して見事に就職を決められた方がおいでになるとのこと。考古と民俗に、大原さん・永富さん如何でしょうか。ご両人とも、目下、当方の研究所の共同研究員をつとめておられます。

 岩田君が遠慮して下の方に告知されましたが、『吾妻鏡』講読会は来週の月曜日から再開ということになりました。新しく参加される方も大歓迎いたします。
 龍大の米澤君、ご都合はいかがでしょうか?

 その前日と前々日、宇治の共同研究こと「摂関家の空間における政治と文化」の合宿による現地調査および研究報告会が開催されます。共同研究員の諸姉兄、なにとぞ宜しくお願いいたします。

山岡さん、おめでとうございます。

No.5081

 本日、17:00に吉田山の麓で合格発表がありました。
 当ゼミに学部1回生の時から参加して、それから日本史を志し、希望する大学院に見事進学を果たしてくれたのは山岡さんが初めてです。生来の学問好きの為せる業かも知れませんが、本当によく努力された結果だと思います。

 かくなる上は、ぜひ歴史にのこるほどの立派な卒論を仕上げてください。

合格おめでとうございます☆

田中裕紀
No.5082

合格おめでとうございます。
最初に会った頃は伊勢旅行の頃でした。
あの頃の一見引っ込み思案な感じ(「一見」というのがポイントですがw)に比べると、今は見違えるような行動力。同志社も仮の宿りで、あとは卒論を残すのみですね。
提出まであと3ヶ月、頑張って下さい。



さあ、私も頑張ろう☆

おめでとうございます!

山田ちさ子
No.5083

山岡さん、合格おめでとうございます!
これからもがんばってください。

Welcome~!!

No.5084

山岡さん、おめでとうございます~&いらっしゃいませ~(気が早い?)。
これでまた、同じゼミの仲間が増えることになって、とてもうれしいです。
(なんせ結構長いこと「事実上ゼミ生一人」みたいな状況でしたから…。)
今年度の残りも、来年度以降も、これからも大変なことはいろいろあるとは思いますが、頑張って下さいね。

酒呑童子の会(10・1、大阪)

No.5085

というわけで、10月1日、大阪にて酒呑童子の会を開催します。
 開催候補店は日曜なので限定されますが、ミュンヘンのスチーム海鮮か、美々卯のうどんすき(ちと暑いか)あたりでいかがでしょうか。
 参加希望者、幹事募集。
 本日、早速に「かふう」の「はもとまつたけのすき焼き」を食した感想は如何ですかな。
 当研究室の最大の特徴は、グルメ探求にあり、ですぞ。

 そのかわり、求めるものは厳しいということを覚悟してください。
 天下を取るつもりで学問に取り組んでください。
 学問は趣味ではありません。学問で生きることは、求道であり修行であると心得てください(お前の姿を見ればそんなことは信じられない、なんていわないで・・・)。

ありがとうございます。

山岡 瞳
No.5086

今でも信じることができずにいますが、念願の大学院に合格しました。
こうなった以上は、とことんやっていこうと思います。まずは卒論です。

合格発表の後、偶然お会いした薗田さんとご一緒した「かふう」の「はもとまつたけのすき焼き」ですが、びっくりしました。すき焼きといわれたので、牛肉といとこんにゃくが入っているものを想像していると、はもとまつたけそしてねぎが入ったすき焼きが運ばれてきたのです。しっかりとした味付けで、このままでは辛いかなと思いながら、とき卵にくぐらせて食べるとちょうどよい味になり、はもの身の間の間まで味がしみていて、今思い出すだけで幸せな気分になることができるお料理でした。ほかにもなすを使ったデザートや天ぷらなど、何が使われているのか考えながら食べなければならないお料理が次々と登場し、楽しい時間を過ごすことができました。ごちそうさまでした。

最後になりましたが、野口先生をはじめ、日頃お世話になった多くの方々にこの場を借りてお礼申し上げます。私一人の力では合格することはなかったと思います。講読会や研究会に参加させていただき、そこで学ぶことができた成果だと考えています。また、これからもよろしくお願いします。

Re: 山岡さん、おめでとうございます。

No.5087

 山岡さん、おめでとうございます。
 学問は一人ではできず、できるだけ多くの仲間と切磋琢磨しないといけません。その点で、元木ゼミの現状は、理想的といえるでしょう。ぜひ、がんばってください。

 ところで、小生も、昨日やっと拙著の校正が、2校まで終わりました。これで、9月末校了、10月25日発売となる予定です。はっきりいって、今年の夏は忙しかった。校正にかかりっきりになる時期に、中国と北海道に8日、5日も行くという無謀なことをやったために、それ以外の時間は、自分の下手な文章をひたすら読み続けるという苦痛に苛まれ、身も心も疲れ果て、昨日ゲラを東京に送ったあと、このまま死ぬかと思うほどだるくなってしまいました。

 にもかかわらず、今日は6時起きで、歩いた歩数は23789歩。約12km。久しぶりに映画のハシゴ。京都二条で「ユナイテッド93」大阪梅田で「ゆれる」。スエヒロで夕食を食べて、さきほど帰宅。今日は文章を読みたくなかったのです。両方とも友人が勧める映画で、まったく異なった質の作品ながら、どちらもすばらしい。とくに、西川美和という32歳の女性監督の映画は、もうびっくりするぐらいすばらしい。機会があればぜひ御覧ください。同名の西川さんが書いた小説もあるので、すぐに注文しました。凄い才能の持ち主がいるものです。

祝、佐伯君・長村君のキョーダイに妹。

No.5088

 2004年2月26日(木)、伊勢旅行からの帰途、高速を走りながらゼミの将来について話をしていたとき、美川先生と並んでプレミオの後部座席に座っていた山岡さんが「やらなきゃ」と言ったのに、私はちょっと感動をおぼえたことを記憶していますが、それが現実のものとなったようです。
 あの頃の山岡さんは先輩の笠さんによく似ていましたね。旧姓笠さんの澤田さんは御覧になっておられるでしょうか?

 20日の研究会の後、焼き肉屋さんに行かれるようなことを仰っていたのに、翌日も「かふう」とは、本当に元木先生の研究室のグルメ探求は極まるところがありませんね。
 酒呑童子の会の当日は、当方の宇治の研究会に研究室の主要メンバーの参加をお願いしており、申し訳ありません。当方のゼミの最大の特徴は・・・・・さて何でしょう?

 それにしても、カッカしている織田信長が「天下を取るつもりで学問に取り組め!」と言っているようで、説得力があります。
 「学問は趣味ではない。学問で生きることは、求道であり修行である」とのお言葉は、あらためて私も肝に銘じたいと思います。田中さん同様に「私も頑張ろう☆」です。

 山岡さんのグルメレポートはなかなかのもので、「かふう」のHPに転載されるかも知れませんね。

 美川先生の『院政』(中公新書)の発行は10月25日の由。11月半ば頃の新聞や雑誌の書評欄が楽しみです。一方、山岡さんたちの『院生』は来春刊行です。こちらの評は如何なものになるでしょうか?

 厳島調査旅行に参加された方に、参考文献を一つ申し忘れていました。林薫「平氏家人の存在形態-厳島神主佐伯景弘を事例として-」(『中央史学』第28号、2005年)です。
 
 さて、いよいよ来週土・日は宇治共同研究の現地調査と合宿研究会です。佐伯君にはいろいろお手数をおかけしております(痛めた手首の具合は如何でしょうか?)。参加メンバーの御協力を宜しくお願いいたします。
 私も大いに楽しみにしているのですが、その前に論文を一本仕上げなければなりません。
 
 明日は地元の敬老会に呼ばれて「頼政道の由来」という話をします(近くなくなってしまう、JR六地蔵駅前のホテルで開かれます)。今気がついたのですが、これも宇治共同研究のテーマに取り上げても良い話ですね。
 
 タイトルの親父ギャグ「憐笑」(新造語)してやって下さい。

合格おめでとうございます

澤田 露子
No.5092

久しぶりにこのHPを覗いてみたら
おめでたいタイトルを発見しました。

山岡さん、本当におめでとうございます。
卒論に向けて忙しくなるでしょうが、頑張ってくださいね。

北は北海道、南は九州鹿児島から・・・。

No.5093

 笠さん、いや澤田さん。お久しぶりです。北海道はもう秋が深まっているのでしょうか。
 5月の末に函館に行って以来、北海道の「本来の自分を取り戻させてくれるような寂寥感」に心を引かれ続けております。
 冬は本当に厳しい自然に直面されたことと思いますが、九州から移住されて、四季を通じての御感想は如何なものだったでしょうか?
 そういえば、前にも申したかも知れませんが、出張講義でお世話になった函館の高校の世界史担当の先生も九州出身で大学は京都という方でした。
 九州へ帰省の際にはぜひ京都にお立ちより下さい。

 ☆ ところで、九州といえば、鹿児島の新地浩一郎さんが29日(金)の午後3時30分から4時の間くらいに大学の方にお出で下さるとのことです。翌日に宇治の合宿調査・研究報告会がひかえているので、歓迎会が開けないのが残念ですが、少しの時間でもお暇の取れる方は研究室にお出で下さい。

後期の勉強会・例会について

No.5079

 昨日は、いつものように名師範佐伯君のもとで、後期最初の古文書講読会が開かれましたが、師範が京女に向かう途中、院試の結果を心配している後輩を慮るあまりに、みずから身代わりになって駅のホームでスベッて転倒。左手を痛めてしまわれました。経過は如何でしょうか。お見舞い申し上げます。
 昨日、後期勉強会の予定の一部が決まりましたが、上記の次第で佐伯君は書き込みに支障が生じていると思いますので、代わって告知させていただきます。

 ① 古文書講読会は参加者の都合により木曜日10:15~に設定(次回は10月5日)

 ② 卒論中間報告は10月9日(体育の日ですが、京都女子大は講義があります)と23日に実施。
   10月 9日 13:00~伊藤さん  15:00~ 尻池さん
       23日 18:00~山岡さん

 ※ 9日は『曽我物語』と宇治がテーマですので、国文専攻の先輩方と宇治共同研究のメンバーはふるってご参集下さい。
    23日は女院と武士の関係が詳細に論じられるはずです。

 なお、『吾妻鏡』の日程についても、山本君・岩田君に検討いただいて、宜しく告知をお願いいたします。
 あわせて、上記以外のメンバーの卒論・修論中間発表の日程についても早目に希望をお知らせ下さい。

時間薬状態です。

No.5080

単に間が抜けているせいで転んだ佐伯です。
野口先生、ご心配いただき恐縮です。
また、わざわざ告知まで代わりにしていただきまして、どうもありがとうございます。
今日の台記の研究会も欠席してしまい、出席者のみなさまには申し訳ありませんでした。
別に骨折したとかそういうことはないので、ご安心下さいませ。
ただ、腫れがまだ引かず、手首がまだあまり曲がらないような状態です。
昨日よりは随分ましになったので(キーボードもどうにか使えます。手首って偉大…)、あとは時間薬で治るのを待っているところです。

さて、宇治の共同研究の来週末の企画についてですが、
まだお返事いただいていない方もいらっしゃいますので、お心当たりの方は佐伯までよろしくお願いします。

後期の『吾妻鏡』について

No.5090

>佐伯さん
 どうかおだいじに。宇治に関する諸般のご手配、ありがとうございます。

>後期の『吾妻鏡』について
③ 後期の『吾妻鏡』ですが、前期に続いてひとまず毎週月曜日開催と致しますが、参加者同士でまた相談しましょう。
 次回、『吾妻鏡』講読会は、
  時間:10月2日(月)15:30~(予定)
  場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
  範囲:建保七年(承久元年)正月二十三日条、同二十四日条、
     同二十五日条、同二十七日条
 です。よろしくおねがいします。

 毎度のことながら、新規メンバー随時募集中です。興味のある方はどうぞお気軽においでください。
 建保七年正月二十七日条はかなり長いので、後日に持ち越しとなるかもしれませんが、参加者のみなさんは予習をお願いします。

9.17 「中世戦記研究会」の旗揚げ

No.5076

 「宗教について」という書き込みを頂きましたが、文面から当ゼミの活動に対する誤認があるようなので削除させていただきました。また、このBBSはHNによる投稿は遠慮していただいております。この点もあわせて御了承下さい。

 さて、16・17日、奇しくも共に慶應義塾大学三田キャンパスで開かれた巡礼記研究会と平家物語研究会に出席して参りました。
 巡礼記研究会では、この掲示板にちょっと参考文献に関するコメントを書かせていただいたことによるものか、いろいろお気遣いをいただいて恐縮いたしました。席上、京都精華大の堤先生や知己の国文学の先生方にお目に掛かることが出来て幸いでしたが、とりわけ、拙宅の書架設置について、適切な本棚を製品化している「キノシタ建築研究所」を御紹介下さった箕浦尚美先生に初めてお目にかかれたのは本当に有り難いことでした。現在は国際仏教学大学院大学の学術フロンティア推進事業で御活躍の由。今後とも何卒宜しくお願い申しあげる次第です。
 平家物語研究会は活動を開始して10年。今回は34回目の例会になるのだそうです。当ゼミからはすでに国文学専攻の田中さんや門屋君が報告経験をもっておられますが、今回は歴史学の方からはじめて長村君が登壇。会場の都合でちょっと時間が足りなくなってしまい、最後の部分をはしょらざるを得なかったのが残念でしたが、承久の乱ないしは中世前期の軍制のあり方に鋭いメスを入れた画期的な報告をして下さいました。そして、この報告が平家物語研究会としては最後の記念すべき研究報告になったのでした。
 すなわち、会の後に例の如く開催された懇親会の席上、兵藤裕己先生より、次回以降、この会を「中世戦記研究会」と呼称する旨の提案がなされ、決定されたのです。
 今回の御報告レジュメに「時には母のない子のように」(しかし、残念なことに参加の院生・学生はカルメン・マキの名前すら知らなかった)を提示されたT先生は、早速これにたいして「ちゅうせんかい」の略称を命名されたのでした。そして、また次回報告者は毎回「抽選会」で選び、選ばれた数が5回に達すると事務局担当の志立先生の本拠の秋田への旅行に招待するという提案もされた・・・ような曖昧な記憶がございます(笑)。
 ともあれ、この研究会は国文学と歴史学の研究者が忌憚なく、また立場にとらわれることなく意見を交わせる実に稀有にして裨益の多い研究会であり、改称後のさらなる発展を期待したいと思います。

 >長村君  昨日はお疲れ様でした。19日の御報告も期待しています。
 >伊藤さん  木更津まで戻るのは大変だったと思いますが如何でしたか?先のことは、もう一思案ですね。ゼミの先輩方にも相談してみたらよいと思います。
 >山岡さん  弟さんとはちゃんと邂逅できましたか?
 >田中さん  昨晩は新幹線、ちゃんと動いていたでしょうか?
といった面々が、昨日、慶應大学に参向した当ゼミメンバーです。

 >岩田君  京都留守居役、ありがとうございました。昨晩、御連絡の一件はかくのごとくに処理いたしました。
 >佐伯君  古文書講読会再開のこと、また、宇治共同研究合宿のこと、宜しくお願い申しあげます。
 ちなみに、宇治については、研究を進める上で実に役に立ちそうなソフトを「池袋で税理士事務所を開いている高校時代からの親友」から提供して貰いました。近々公開いたします。乞うご期待!!

 ◎ 懸案の歴史文化ライブラリーの原稿、出版社に受け取っていただくことが出来ました。来年6月の刊行予定とのことです。
 こちらも、ちょっとトーンを低くして「乞うご期待」です。

古文書学会見学会は11月12日

No.5077

平家物語研究会の長村君の報告、好評だったようで何よりです。
 20日の『台記』研究会での報告も期待しております。野口先生が「19日」とお書きになったのは、『台記』研究会のことでしょうか。あるいは連日の報告でしょうか?
 長村君なら連日でも難なくこなしそうですが。
 以前お約束した代物、20日に持ってまいります。

 和歌山県立博物館での古文書学会見学会、11月12日日曜日、15時からとなりました。
 見学2時間、閉館後希望者のみ、1時間ばかり熟覧時間を設定していただけるとのことです。
 15時までの間、近世美術の講演もあるとのことです。
 また、史跡めぐりも可能かと思います。すぐとなりの和歌山城が一番ポピュラーでしょうね。
 あのあたりで中世の史跡となると、少し東に離れた根来寺、粉河寺、下津の長保寺、箕島の常楽寺、そして湯浅の明恵関係史跡でしょうか。
 朝早くに行って、車を借りればそのうちにいくつかを回ることもできそうですね。

いよいよ「秋の陣」です。

No.5078

 元木先生、ありがとうございます。御指摘いただいたように19日は20日の誤りです。さすがに努力家の長村君でも5日の間に3本の報告を課せられたら、きっと音を上げられると思います。私はもう、9~12月の予定が錯綜していて、混乱状態になっているようです。
 11月は19日締切の論文集掲載用の論文があり、これは私の執筆が遅れると他の執筆者に大変な御迷惑をおかけすることになりますから、締切前の日曜日というのはきっと焦燥に駆られているだろうことが今から予想されるところです。
 そういえば、24日の日曜日には地元の敬老会で講演を依頼されているのですが、その準備を急いでしなければならないことを、思い出しました。今週は本務の書類も山積みです。
 京都女子大学は、明日から後期講義が始まります。気を引き締めて秋に向かいたいと思います。

☆古文書読み虎の穴☆次回の日程

佐伯智広
No.5072

佐伯です、こんにちは。
告知をすっかり忘れていましたが、次回の古文書読みの研究会の日程をお知らせします。
(まあもっとも、前回の最後に決めてあったので、参加者はちゃんと日程がわかっている「はず」ですよね。)

9月19日(火)13:00~ 於京都女子大学L校舎3階共同研究室

で、史料はとりあえず用意したんですが…。
だいたい4回生のみなさんて、院試は終わられたんですよねえ?(お疲れ様です)
そうなると、古文書ももちろん大事だけど、
さしあたっての優先順位としては卒論の方が上に来るのかなあと思うのですが。
どうなんでしょう、そう考えると、看板を架け替えて、卒論向けの企画を何か考えた方がいいのかあと思いまして。
なんせおせっかいな人ですから(笑)。
というわけで、そんなご相談も19日にはまた。

風邪をひきそうな天気です。

伊藤明日香
No.5068

この一週間でガラッと気候がかわりましたね。
私は九日に地元に帰省したのですが、その日は36度という猛暑でした。
にもかかわらず、その後急激に気温は下がり、今日、千葉は24度です。
涼しいというか、もう寒くて仕方がありません!まだ季節はずれの蝉が鳴いているというのに、やはり異常気象でしょうか。
長袖の上着を用意してこなかった私は、凍えそうな毎日を送っています。

今週末に研究会に参加なさる方々は、しっかり上着を準備して上京することをおすすめいたします。

鹿児島の新地さんが上洛されます。

No.5069

 伊藤さん、関東は涼しいようですね。週末に東京に行く人は要注意です。しかし、気温よりも、むしろ気になってきたのは台風の行方。困ったものです。
 
 院試、本日までに2名のメンバーから終了の御報告をいただきました。お疲れ様でした。2~3日、すべてを忘れて思いっきり遊び、次は卒論に全霊を込めて取り組んでいただきたいと思います。これこそが、大学4年間の集大成とすべきものです。
 院試、これからの人は、もう一頑張りです。

 ところで、昨年夏のゼミ旅行で大変お世話になった鹿児島県川辺町教委の新地浩一郎さんが、29日に御上洛の由です。午後に研究室にお出で下さるとのこと。鹿児島ゼミ旅行でに参加したメンバーや鹿児島御出身の関係者で、御用とお急ぎでない方は、是非お出迎えにおいで下さい。

 研究室に高性能のカラープリンターを設置しました。ゼミメンバーは、どうぞ御活用下さい。なお、今月末から、研究室には、毎週火曜日、山岡さんが駐在してくれることになりました。 

大学コンソーシアム後期講義のご案内など

No.5067

 一部の大学では院試も始まり、後期の講義開始の時期も近づいてきました。先日、同志社大学における文化史特論(2)について御紹介いたしましたが↓、
  http://syllabus.doshisha.ac.jp/syllabus/html/2006/6121050.html
こちらより先に開講されるのが、大学コンソーシアム京都 プラザ科目B004特別講座科目1「中世前期の京都」です。火曜日の2講時(10:40~12:10)、9月26日開講です。
 なお、シラバスは↓
  http://www.consortium.or.jp/student/tan-i/2006guide.pdfのP70を御覧下さい。

 ところで、このところゼミメンバーと顔を合わせる機会が少ないので、ここで個別連絡をさせていただきます。

 >院試に取り組んでいる諸姉 (掲示板など御覧になる暇はないと思いますが)いつもの力を発揮してくださることを祈念しています。

 >長村君  日曜日の『平家物語』研究会における御報告、期待しております。

 >宇治共同研究の研究協力者のみなさん  佐伯君から諸事連絡がなされていると思います。よろしくお願いいたします。  

 >佐伯君  今回もお骨折り、ありがとうございます。ちなみに、「名古屋みそカツ」当研究室なら大歓迎です。

 >平田さん  飛田範夫『日本庭園の植栽史』(京都大学学術出版会)に水無瀬殿について触れるところがあります。御覧になられたでしょうか?

 >尻池さん  例の宇治のカラーの大航空写真、コピーを用意しました。京都に戻られたら、研究室に取りに来てください。

 >鈴木君  研究室のカラープリンターは明日の昼過ぎに設置の段取りです。それから、新しいノートパソコンのFDドライブは昨日、大学の売店で購入。USB接続でそのままうまくいきました。一方、故障していたように思えたパソコンの方は、すこし涼しくなったせいか絶好調です。使っている人間の方は相変わらずの不調ですが。

 ☆ 京都市埋蔵文化財研究所の山本雅和先生より、御高論「八条院町の生産」(『鎌倉時代の考古学』抜刷)を拝受いたしました。京都駅周辺の中世の様子がいよいよ具体的になってきたようです。
 山本先生にあつく御礼を申し上げます。 

和歌山県立博物館特別展「熊野・那智山の歴史と文化」

No.5065

 本日、大手前大学の小林基伸先生から、和歌山県立博物館高木徳郎氏から送られた特別展のご案内を転送していただきました。
 非常に充実した内容であり、ぜひとも見学したいと思います。
 なお、古文書学会の見学会の開催も検討しております。
 以下、転送していただいた展覧会のご案内です。

世界遺産登録記念特別展「熊野・那智山の歴史と文化ー那智大滝と信仰のかた
ちー」
◆会期 2006年10月7日(土)~11月19日(日)
◆会場 和歌山県立博物館(和歌山市吹上1-4-14 和歌山城南側)
◆開館時間 午前9時30分~午後5時(ただし入館は午後4時30分まで)
◆休館日 毎週月曜日(ただし10月9日は開館、翌10月10日は休館)
◆入館料 一般800円 大学生500円
       高校生以下・65歳以上の高齢者・障害者手帳をお持ちの方・県内に在学する外国人就学生は無料
◆主なイベント
 ①記念講演会 「描かれた庶民の寺社詣り」(下坂守・帝塚山大学教授)
   10月15日(日) 午後1時30分~3時 於・近代美術館2階ホール
(当館隣)
   申込先着順(定員120名) FAX・葉書で下記までお申し込み下さい。
 ②博物館講座
 ⅰ 10月29日(日)熊野・那智山の中世世界(高木徳郎・当館学芸員〈日本中世史〉)
 ⅱ 11月3日(祝)那智大滝と信仰のかたち(大河内智之・当館学芸員〈仏教美術〉)
  ⅲ 11月12日(日)那智滝への憧憬(安永拓世・当館学芸員〈近世絵画史〉)
 いずれも午後1時30分~3時 於・近代美術館2階ホール(当館隣) ※申込不要
 ③ミュージアムトークと熊野比丘尼の絵解き
  10月8日(日)・10月28日(土)・11月4日(土) いずれも午後1時30分~3時
   ※ただし10月8日(日)はミュージアムトークのみ
◆図録 A4判 260ページ(予定) 予価2000円
◆講演会の申込・問い合わせ
   和歌山県立博物館 〒640-8137 和歌山市吹上1-4-14
    Tel:073-436-8670 Fax:073-423-2467
    URL:http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/

高木 徳郎********************************** 
HomePage : http://www.geocities.jp/kunugian285/
-----------------------------------------
特別展『熊野・那智山の歴史と文化』(10/7~11/19)
 重要文化財『那智大社文書』や、『那智廊之坊文書』
など、原本初公開の中世文書が目白押し! 必見です。
 博物館HP:http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/
******************************和歌山県立博物館

なつかしい2003年夏のゼミ旅行.

No.5066

 元木先生、ありがとうございます。
 熊野というと2003年夏のゼミ旅行が思い出されますね。
 http://donkun.ath.cx/~sion/organ/で写真を見ると、たった3年前なのに、ずいぶん昔のような気も致します。そういえば、美川先生をはじめ、摂南大学の先生方と御一緒したり、ゼミメンバーは新宮の駅で源先生の御一家ともお目に掛かったのでした。
 ちなみに、山本君の陽次郎はまだご健在でしょうか?
 「熊野比丘尼の絵解き」といえば、本家本元の高木さんに共同研究室でしていただきましたね。
 ・・・というわけで、思い出は尽きませんが、この特別展は熊野・那智を総合的に理解する上でよい機会になるものと思います。
 そのうち、和歌山方面への旅行も企画しましょう。

 ☆ 北海道教育大学の鈴木哲雄先生より、御高論「内蔵石女等申文・考」(『史海』50)・「香取社領の検注帳について」(『国立歴史民俗博物館研究報告』104)・「香取社領における地本と下地について」(『千葉県史研究』11別冊 中世特集号)を御恵送いただきました。
 このうち「内蔵石女等申文・考」は、刀伊の入寇にかかわるタイトルの申文が、当時の日本と高麗との関係を民衆の女性の意識を通してうかがうことのできる貴重な史料であることを歴史教育の立場から紹介されたもので、いろいろな意味で重要な研究です。高校の日本史の先生方にぜひお読みいただきたいと思います。
 鈴木先生にあつくお礼を申し上げます。  

10月21日(土)は、どちらに行かれますか?

No.5062

 選択肢 ① 「ミネルヴァ日本評伝選第3回読者との集い」
       14:00~16:30(13:30開場)
       京都商工会議所ホール(地下鉄丸太町駅下車)
 プログラム
   ■講演 テーマ:「京都と天皇」
   上横手雅敬( 京都大学名誉教授、皇學館大學大学院教授)
   ■パネルディスカッション
   司会  芳賀 徹(京都造形芸術大学学長、東京大学名誉教授)
   パネリスト
      上横手雅敬
       井上満郎(京都産業大学教授、京都市歴史資料館館長)
       伊藤之雄(京都大学大学院教授)
  参加費 500円
  ※申込方法など詳細は→http://www.minervashobo.co.jp/series/tsudoi3.html
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 選択肢 ② 京都女子大学宗教・文化研究所 宗教・文化公開講座(2006年度)
      「天下人の京都」
   時程:13:00~16:30
   会場:京都女子大学A校舎5F礼拝堂(京都駅八条口よりプリンセスラインバス京都女子大学前下車)
 プログラム
   ■講題 「頼朝の六波羅邸―鎌倉幕府と都市京都―」
    講師 本学宗教・文化研究所教授 野口 実
   ■講題「秀吉が伐らせた木」
    講師 武蔵大学文学部教授 瀬田 勝哉
  参加費無料・申込不要
  お問い合わせ先 京都女子大学宗教・文化研究所 ℡075-531-7074
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☆ ちなみに、この日の夜には奈良・東大寺で、東大寺の復興に尽力した重源上人の800年御遠忌を記念するコンサートもある由。

秋の美味しい果物をいただきました。

No.5063

 たった一日、否、一コマの教え子(優秀な高校生です)から、お住まいの地の名産である秋の果物をお送りいただきました。感激するやら美味しいやら。
 早いもので、来春は大学受験。「京都に来ていただけないかなぁ」というのは、私の勝手な希望なのですが、健康に留意して楽しく勉強を進めてほしいと思っています。
 本当にありがとうございました。

 ◎ 今月中に院試をひかえている当ゼミメンバーも、健康第一、少しは息抜きをしながら、勉強に取り組んでください。

 ☆ 本日、清水亮さんから御高論「鎌倉期九州の国御家人統制と惣地頭」(『歴史評論』677)を御恵送いただきました。先般、長村君と話題にしていた天野氏がとりあげられています。
 清水さんにあつくお礼を申し上げます。

「平安貴族の日記を読む」開講のお知らせ

No.5056

 この秋から、醍醐カルチャーセンター(京都市営地下鉄東西線醍醐駅下車1分、パセオ・ダイゴロー西館4F)で「平安貴族の日記を読む」という講座が開始されることになりました。
 これまで、自宅で私的に開講していましたが、受講者の駐車場確保の必要もあり、公開講座としたものです。

【講座内容】 藤原道長の『御堂関白記』や小野宮実資の『小右記』などの公卿日記を紐解くことによって、平安貴族の儀式や日常生活にせまる。
【講師】 野口孝子(同志社女子大学嘱託講師)
【開講曜日・時間】 第2・4水曜日 10:15~12:15(10月開講)
         ※ 一日体験講習会 9月27日(水)「『御堂関白記』を読む」(教材費100円)
【受講料 1ヶ月】3780円(含、運営維持費)
【カルチャーセンター入会金】5250円(ただし、9月30日まで50%off)

 詳細は醍醐カルチャーセンター(075-573-5911)まで、お問い合わせ下さい。