9.17 「中世戦記研究会」の旗揚げ
No.5076
「宗教について」という書き込みを頂きましたが、文面から当ゼミの活動に対する誤認があるようなので削除させていただきました。また、このBBSはHNによる投稿は遠慮していただいております。この点もあわせて御了承下さい。
さて、16・17日、奇しくも共に慶應義塾大学三田キャンパスで開かれた巡礼記研究会と平家物語研究会に出席して参りました。
巡礼記研究会では、この掲示板にちょっと参考文献に関するコメントを書かせていただいたことによるものか、いろいろお気遣いをいただいて恐縮いたしました。席上、京都精華大の堤先生や知己の国文学の先生方にお目に掛かることが出来て幸いでしたが、とりわけ、拙宅の書架設置について、適切な本棚を製品化している「キノシタ建築研究所」を御紹介下さった箕浦尚美先生に初めてお目にかかれたのは本当に有り難いことでした。現在は国際仏教学大学院大学の学術フロンティア推進事業で御活躍の由。今後とも何卒宜しくお願い申しあげる次第です。
平家物語研究会は活動を開始して10年。今回は34回目の例会になるのだそうです。当ゼミからはすでに国文学専攻の田中さんや門屋君が報告経験をもっておられますが、今回は歴史学の方からはじめて長村君が登壇。会場の都合でちょっと時間が足りなくなってしまい、最後の部分をはしょらざるを得なかったのが残念でしたが、承久の乱ないしは中世前期の軍制のあり方に鋭いメスを入れた画期的な報告をして下さいました。そして、この報告が平家物語研究会としては最後の記念すべき研究報告になったのでした。
すなわち、会の後に例の如く開催された懇親会の席上、兵藤裕己先生より、次回以降、この会を「中世戦記研究会」と呼称する旨の提案がなされ、決定されたのです。
今回の御報告レジュメに「時には母のない子のように」(しかし、残念なことに参加の院生・学生はカルメン・マキの名前すら知らなかった)を提示されたT先生は、早速これにたいして「ちゅうせんかい」の略称を命名されたのでした。そして、また次回報告者は毎回「抽選会」で選び、選ばれた数が5回に達すると事務局担当の志立先生の本拠の秋田への旅行に招待するという提案もされた・・・ような曖昧な記憶がございます(笑)。
ともあれ、この研究会は国文学と歴史学の研究者が忌憚なく、また立場にとらわれることなく意見を交わせる実に稀有にして裨益の多い研究会であり、改称後のさらなる発展を期待したいと思います。
>長村君 昨日はお疲れ様でした。19日の御報告も期待しています。
>伊藤さん 木更津まで戻るのは大変だったと思いますが如何でしたか?先のことは、もう一思案ですね。ゼミの先輩方にも相談してみたらよいと思います。
>山岡さん 弟さんとはちゃんと邂逅できましたか?
>田中さん 昨晩は新幹線、ちゃんと動いていたでしょうか?
といった面々が、昨日、慶應大学に参向した当ゼミメンバーです。
>岩田君 京都留守居役、ありがとうございました。昨晩、御連絡の一件はかくのごとくに処理いたしました。
>佐伯君 古文書講読会再開のこと、また、宇治共同研究合宿のこと、宜しくお願い申しあげます。
ちなみに、宇治については、研究を進める上で実に役に立ちそうなソフトを「池袋で税理士事務所を開いている高校時代からの親友」から提供して貰いました。近々公開いたします。乞うご期待!!
◎ 懸案の歴史文化ライブラリーの原稿、出版社に受け取っていただくことが出来ました。来年6月の刊行予定とのことです。
こちらも、ちょっとトーンを低くして「乞うご期待」です。
さて、16・17日、奇しくも共に慶應義塾大学三田キャンパスで開かれた巡礼記研究会と平家物語研究会に出席して参りました。
巡礼記研究会では、この掲示板にちょっと参考文献に関するコメントを書かせていただいたことによるものか、いろいろお気遣いをいただいて恐縮いたしました。席上、京都精華大の堤先生や知己の国文学の先生方にお目に掛かることが出来て幸いでしたが、とりわけ、拙宅の書架設置について、適切な本棚を製品化している「キノシタ建築研究所」を御紹介下さった箕浦尚美先生に初めてお目にかかれたのは本当に有り難いことでした。現在は国際仏教学大学院大学の学術フロンティア推進事業で御活躍の由。今後とも何卒宜しくお願い申しあげる次第です。
平家物語研究会は活動を開始して10年。今回は34回目の例会になるのだそうです。当ゼミからはすでに国文学専攻の田中さんや門屋君が報告経験をもっておられますが、今回は歴史学の方からはじめて長村君が登壇。会場の都合でちょっと時間が足りなくなってしまい、最後の部分をはしょらざるを得なかったのが残念でしたが、承久の乱ないしは中世前期の軍制のあり方に鋭いメスを入れた画期的な報告をして下さいました。そして、この報告が平家物語研究会としては最後の記念すべき研究報告になったのでした。
すなわち、会の後に例の如く開催された懇親会の席上、兵藤裕己先生より、次回以降、この会を「中世戦記研究会」と呼称する旨の提案がなされ、決定されたのです。
今回の御報告レジュメに「時には母のない子のように」(しかし、残念なことに参加の院生・学生はカルメン・マキの名前すら知らなかった)を提示されたT先生は、早速これにたいして「ちゅうせんかい」の略称を命名されたのでした。そして、また次回報告者は毎回「抽選会」で選び、選ばれた数が5回に達すると事務局担当の志立先生の本拠の秋田への旅行に招待するという提案もされた・・・ような曖昧な記憶がございます(笑)。
ともあれ、この研究会は国文学と歴史学の研究者が忌憚なく、また立場にとらわれることなく意見を交わせる実に稀有にして裨益の多い研究会であり、改称後のさらなる発展を期待したいと思います。
>長村君 昨日はお疲れ様でした。19日の御報告も期待しています。
>伊藤さん 木更津まで戻るのは大変だったと思いますが如何でしたか?先のことは、もう一思案ですね。ゼミの先輩方にも相談してみたらよいと思います。
>山岡さん 弟さんとはちゃんと邂逅できましたか?
>田中さん 昨晩は新幹線、ちゃんと動いていたでしょうか?
といった面々が、昨日、慶應大学に参向した当ゼミメンバーです。
>岩田君 京都留守居役、ありがとうございました。昨晩、御連絡の一件はかくのごとくに処理いたしました。
>佐伯君 古文書講読会再開のこと、また、宇治共同研究合宿のこと、宜しくお願い申しあげます。
ちなみに、宇治については、研究を進める上で実に役に立ちそうなソフトを「池袋で税理士事務所を開いている高校時代からの親友」から提供して貰いました。近々公開いたします。乞うご期待!!
◎ 懸案の歴史文化ライブラリーの原稿、出版社に受け取っていただくことが出来ました。来年6月の刊行予定とのことです。
こちらも、ちょっとトーンを低くして「乞うご期待」です。