ゼミの方針を運営委員会で報告しました。
No.4840
本日、研究所運営委員会が開催されました。ゼミ関連については以下の2点について報告を行い、委員会としての御助力をお願いいたしました。
1.研究所ゼミナールの方向性について
ゼミ構成メンバーの研究者としての成長(大学院DCレベル-学振研究員も)を受けて、ゼミ活動を 「教育」(史料講読会・見学旅行等)の継続をはかりつつも、さらに「研究」へと前進 させる。そのために以下の課題に取り組む。
① 研究所共同研究(複数年継続のテーマ設定)への参加→研究報告書の刊行
② ゼミ機関誌『紫苑』をサークル誌的なものから研究年報的なものへ転換
③ ゼミHPのbbsを全国の研究者(歴史学・国文学)に対する情報発信に活用
2.公開講座 シリーズ「東山から発信する京都の歴史と文化」の出版計画を進める。
講演ごとに10枚程度の講演録が蓄積しているので数年後には出版可能な分量を確保できる。この本によって京都女子大学周辺の歴史的環境をアピールする効果も期待でき、地域貢献にもつながる。なお、出版社などは未定。
本年度も含めて、これまでの講座の内容は以下の通り(講演者の肩書は当時)。
公開講座 シリーズ「東山から発信する京都の歴史と文化」講演者・講演テーマ一覧
2000年12月16日(土)①「平安・室町の陰陽道と陰陽師」
「陰陽道と安倍晴明」
山下克明(大東文化大学東洋研究所兼任研究員・青山学院大学兼任講師)
「室町の王権と陰陽道」 柳原敏昭(東北大学文学部助教授)
2001年3月24日(土)②「「平家」は都を落ちたのか?」
「「平家都落ち」の真実」 上横手雅敬(龍谷大学文学部教授・京都大学名誉教授)
「<平家都落ち>と『平家物語』」 鈴木彰(早稲田大学非常勤講師)
2001年6月30日(土)③「平清盛と後白河院」
「平清盛の闘い」 元木泰雄(京都大学助教授)
「平家と後白河院」美川 圭(摂南大学助教授)
2002年6月29日(土)④「『平家物語』を読む、掘る」
「『平家物語』合戦談のリアリティー-橋合戦を中心に-」 佐伯真一(青山学院大学教授)
「消えた建春門院陵を探る」 山田邦和(花園大学助教授)
2003年6月28日(土)⑤「『平家物語』と治承・寿永の内乱」
「『平家物語』と風景-清盛の見たもの/清盛を見る者-」 源健一郎(四天王寺国際仏教大学専
任講師)
「治承・寿永の内乱と伊勢・伊賀平氏」 川合康(東京都立大学助教授)
2004年6月26日(土)⑥「清盛の夢-『平家物語』の成立」
「福原の夢-清盛と神戸」 髙橋昌明(神戸大学教授)
「平家物語のテクスト形成」 兵藤裕己(学習院大学教授)
2005年6月25日(土)⑦「平家の本拠・平家の鎮魂」
「「六波羅」から中世を考える」 高橋慎一朗(東京大学史料編纂所助教授)
「小宰相の局と「耳無し芳一」伝承-いくさ語りから江戸怪談へ-」 堤邦彦(京都精華大学教授)
2006年6月24日(土)⑧「英雄と鎮魂」
「為朝・義経-日本的『英雄』の条件について」 樋口大祐(神戸大学助教授)
「安元3年の崇徳院鎮魂-天下静かならず-」 樋口州男(専修大学非常勤講師)
1.研究所ゼミナールの方向性について
ゼミ構成メンバーの研究者としての成長(大学院DCレベル-学振研究員も)を受けて、ゼミ活動を 「教育」(史料講読会・見学旅行等)の継続をはかりつつも、さらに「研究」へと前進 させる。そのために以下の課題に取り組む。
① 研究所共同研究(複数年継続のテーマ設定)への参加→研究報告書の刊行
② ゼミ機関誌『紫苑』をサークル誌的なものから研究年報的なものへ転換
③ ゼミHPのbbsを全国の研究者(歴史学・国文学)に対する情報発信に活用
2.公開講座 シリーズ「東山から発信する京都の歴史と文化」の出版計画を進める。
講演ごとに10枚程度の講演録が蓄積しているので数年後には出版可能な分量を確保できる。この本によって京都女子大学周辺の歴史的環境をアピールする効果も期待でき、地域貢献にもつながる。なお、出版社などは未定。
本年度も含めて、これまでの講座の内容は以下の通り(講演者の肩書は当時)。
公開講座 シリーズ「東山から発信する京都の歴史と文化」講演者・講演テーマ一覧
2000年12月16日(土)①「平安・室町の陰陽道と陰陽師」
「陰陽道と安倍晴明」
山下克明(大東文化大学東洋研究所兼任研究員・青山学院大学兼任講師)
「室町の王権と陰陽道」 柳原敏昭(東北大学文学部助教授)
2001年3月24日(土)②「「平家」は都を落ちたのか?」
「「平家都落ち」の真実」 上横手雅敬(龍谷大学文学部教授・京都大学名誉教授)
「<平家都落ち>と『平家物語』」 鈴木彰(早稲田大学非常勤講師)
2001年6月30日(土)③「平清盛と後白河院」
「平清盛の闘い」 元木泰雄(京都大学助教授)
「平家と後白河院」美川 圭(摂南大学助教授)
2002年6月29日(土)④「『平家物語』を読む、掘る」
「『平家物語』合戦談のリアリティー-橋合戦を中心に-」 佐伯真一(青山学院大学教授)
「消えた建春門院陵を探る」 山田邦和(花園大学助教授)
2003年6月28日(土)⑤「『平家物語』と治承・寿永の内乱」
「『平家物語』と風景-清盛の見たもの/清盛を見る者-」 源健一郎(四天王寺国際仏教大学専
任講師)
「治承・寿永の内乱と伊勢・伊賀平氏」 川合康(東京都立大学助教授)
2004年6月26日(土)⑥「清盛の夢-『平家物語』の成立」
「福原の夢-清盛と神戸」 髙橋昌明(神戸大学教授)
「平家物語のテクスト形成」 兵藤裕己(学習院大学教授)
2005年6月25日(土)⑦「平家の本拠・平家の鎮魂」
「「六波羅」から中世を考える」 高橋慎一朗(東京大学史料編纂所助教授)
「小宰相の局と「耳無し芳一」伝承-いくさ語りから江戸怪談へ-」 堤邦彦(京都精華大学教授)
2006年6月24日(土)⑧「英雄と鎮魂」
「為朝・義経-日本的『英雄』の条件について」 樋口大祐(神戸大学助教授)
「安元3年の崇徳院鎮魂-天下静かならず-」 樋口州男(専修大学非常勤講師)