次回の『吾妻鏡』講読会範囲

No.4809

 連絡が遅れてすいません。次回の講読範囲です。
 前回の講読範囲からの続きです。
 
 日時:6月5日(月)15:30頃~
 場所:京都女子大学L校舎3階共同研究室
 範囲:建保三年①正月八日条、②同月二十日条、③十一月二十四日条
    建保四年④二月十九日条、⑤三月廿二日条、⑥四月七日条
 
 書評会には自分も参加させてもらいました。担当は、Ⅱ「佐藤進一著『日本の中世国家』によせて」と補論1「権門体制と中世国家史研究」です。大学の授業で、『日本の中世国家』を読んだので、還元できればと思いますが、ただ「中世国家論」という壮大なテーマのため尻込みしています。日程など後日またお知らせいたします。

河内将芳『中世京都の都市と宗教』刊行

No.4811

 『吾妻鏡』の講読会ですが、6月5日も先週同様、京都勤労者学園に出講のため、17時15分には退出しなければなりませんので、15:30には確実に開始ということでお願いいたします。

>山本君  書評のこと、宜しくお願いいたします。

>長村君  同じく、日本史研究会の部会報告後ということで、宜しくお願いいたします。

>山岡さん・尻池さん・山内さん  教育実習、「いよいよ」という段階にさしかかった頃だと思います。しっかりやってください。 

☆ 奈良大学の河内将芳先生より、新刊の御高著『中世京都の都市と宗教』(思文閣出版)を御恵送いただきました。内容は私の専攻する時代より後に属しますが、興味津々。京都の歴史は尽きることなく面白いことを実感させてくれそうです。
 河内先生にあつく御礼を申し上げます。

>次回の『吾妻鏡』講読会範囲

青木友里
No.4812

 先週の『吾妻鏡』講読会では本当にお世話になりました。6月5日も参加したいと思いますので、いろいろとご迷惑をおかけするとは思いますが、またよろしくお願いします。
 それと河内将芳先生についてですが、実は大谷大学の授業でお世話になっていまして、世間はせまいなと、つくづく思いました。

新刊の『延慶本平家物語全注釈』拝受。

No.4814

>青木さん  『吾妻鏡』は、ちょっと本気になって取り組めば数ヶ月で読みこなせるようになれると思います。
 また、この時代を対象にした通史(いろいろな出版社から出ている『日本の歴史』シリーズの該当巻など)にでも目を通しておくと理解が早いでしょう。

>山本君  公開講座の事前学習会や書評会の件、また公開講座でお手伝いいただく件などについての差配、よろしくお願いいたします。本日(2日)は、石井君とともに私の「つまらない話」を聴いてくれてありがとうございました。

>山内さん  教育実習、3週間とのこと。健康管理に気をつけて頑張ってください。
 ちなみに、34年も前のことですが、私は2週間で28コマの授業を担当。最終日の土曜には生徒たちと加曽利貝塚博物館に行ったりして、とても充実した毎日でしたが、さすがに終了後ダウンしてしまったことを思い出します。

 ☆ 大橋直義先生・佐伯真一先生・清水眞澄先生・菱沼一憲先生・平藤幸先生の連名で、新刊の延慶本注釈の会編『延慶本平家物語全注釈第一末(巻二)』(汲古書院)の御恵送に与りました。先生方にあつく御礼を申し上げます。

出前研究会

No.4807

 昨日は有村さん、御報告ありがとうございました。また、東大路を往復してくださった佐伯君、お疲れ様でした。
 それにしても、昨日の例会は京大人環元木研究室の出前研究会のごとき有様で、岩田君と私はただただその威に畏怖の念を強くするばかりでした(笑)。本当に、これで元木先生にお出まし頂ければ・・・といった状況ではありました。
 来月半ば、今度は京大で出前?研究会というお話しもあるようです。中味については報告者から公表を控えるようにとの布達!が下されており、ここには書き(書け)ませんのでメールでお問い合わせ下さい。
 なお、下記↓の書評会についても、宜しくお願いいたします。
 それから、例年行っている公開講座の事前勉強会ですが、今年はいかが致しましょうか?今年度は4回生の多くが教育実習で不在なのですが、国文学の方は何としても田中さん・門屋君に頼らざるを得ませんので、お二人の御意向次第ということになろうかと思いますが・・・。

>八井君  鈴木君もそうだと思いますが、初めてのクラス担任でお忙しいことと思います。その反面、結構充実感もあるのではないでしょうか?
 ちなみに、車のことですが、八井君の場合は考えどころだと思いますが、私が千葉で高校教員をしていたときは必需品でした。上総の山奥(というと、君津高校御出身の伊藤さんに叱られますが)に家庭訪問などというのは、公共交通機関に頼ったら一日がかりになりましたから。
 歴史を生業にしている人には何故か車に関しては無免許の方が多く、私もその一人だったのですが、そうした状況下、勤務先の生徒の来そうもない教習所に通って、運転免許の講習をうけたという次第です。

【追記】
 大事なことを書き忘れていました。
 昨日の午前、家政学部の川本重雄先生(建築史)とお話しをする機会があり、鎌倉における幕府(将軍御所)の位置から「幕府」そのものを如何に評価すべきかということについて貴重な御意見をうかがうことが出来ました。それは、岩田君や私が最近構想していることと全く整合するもので、実に嬉しいものでした。意を強くして研究を進めて参りましょう。
 また、いずれ、ゼミの例会においてでも川本先生にお話しを頂く機会を得たいものと考えております。

書評会の御案内。

No.4805

以下の通り、書評会を開催します。ふるって、御参加下さい。
 
 日時:6月15日(木)15:00~
 場所:京都女子大学L校舎3階共同研究室
 報告者:岩田慎平氏(関西学院大学院DC)
 対象:村井章介『中世の国家と在地社会』(校倉書房)第一部Ⅲ「中世の自力救済をめぐって」

 >山本君  日程はご希望に任せますが、同書第一部Ⅱ「佐藤進一著『日本の中世国家』によせて」と補論1「権門体制と中世国家史研究」をお願いできれば幸いです。

 >長村君  同様に第二部Ⅶ「易姓革命の思想と天皇制」をお願いできれば幸いです。

 >坂口君・有村さん  第二部・第三部のあたりでお願いできるところがあれば幸いです。 
 ほかに担当を希望してくださる方がいらっしゃれば、遠慮なくお申し出下さい。 

☆ 西山美香先生より御高論「足利将軍邸の蔵書」(大取一馬編『中世の文学と学問』思文閣出版)・「五山禅林の施餓鬼会について」(『駒澤大学禪研究所年報』17)・「天龍寺供養の史的意義をめぐって」(『禅文化研究所紀要』28)・「鎌倉将軍の八万四千塔供養と育王山信仰」(『金澤文庫研究』316)を拝受いたしました。
 西山先生にあつく御礼を申し上げます。

書評会の御案内。

岩田慎平
No.4808

>野口先生 書評のご連絡、ありがとうございます。上記の通り相務めさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。

>山本さん 僕だけでは寂しいので、どうぞ山本さんもご担当をお願いします。あと、次回の吾妻鏡の連絡もお願いします。

Re: 書評会の御案内。

No.4810

村井著書第二部Ⅶ「易姓革命の思想と天皇制」
了解いたしました。
ただ、その日には間に合わないと思いますので、別の日にお願いいたしたく存じます。

長村祥知「『六代勝事記』の歴史思想」

No.4804

 本日、京都大学で平安京文化研究会がありました。辻浩和君の御報告「院政期における後鳥羽芸能の位置」は、後鳥羽を「諸道の興隆」実現した帝王として評価した、いつもながらの優れた内容で、御鳥羽院政の何たるかを考える上で大きな示唆をいただきました。

 ところで、その席で、長村君から新刊の『年報中世史研究』第31号に掲載された御高論「『六代勝事記』の歴史思想-承久の乱と帝徳批判-」の抜刷をいただきました。学部生の時から当ゼミに所属したメンバーによる論文がレフェリ-制の全国規模の学会誌に掲載されたのは、これが初めてのことだと思います。
 非常にハイレベルな政治思想史に関する論文(卒論をベースにしているというのですから驚かされます)で、歴史学のみならず国文学の研究者にも是非読んで頂きたいと思います。
 当ゼミの歴史に大きな画期を記した出来事です。長村君に讃辞を呈するとともに御礼を申し上げ、さらなる御活躍を期待するところです。 

Re: 長村祥知「『六代勝事記』の歴史思想」

No.4806

過褒を賜り恐縮に存じます。

上記拙稿は、南北朝期研究で注目されることの多い、徳治主義に基づく帝王批判―帝徳批判―について、平安・鎌倉前期における特質と、その南北朝期までの展開を考察したものです。
 中世思想史と言えば宗教関係のものが大半で、『愚管抄』『神皇正統記』等の著名な書物を主対象としたいくつかの研究以外では、貴族の政治・歴史思想史研究は僅少と思われます。
 その現状に鑑みれば、課題山積みの不出来なものとは言え、古記録等を用いて上記課題に取り組んだ拙稿にも、少しばかりの意味はあるかもしれません。
 
 野口先生の書かれている通り、拙稿は、同志社大学文化史学専攻在学時に、
竹居明男先生にご指導いただいた卒業論文を土台としたものです。
 卒論提出以前には、竹居先生はじめ多くの先生方に相談させて頂きましたが、中でも
野口実・松本公一・元木泰雄・八木聖弥各先生からは特に懇切なご指導を賜りました。
 大学院進学後は、元木先生のご指導のもと改稿を重ね、学内の研究会や同期の友人、京女野口ゼミの例会、日本史研究会中世史部会・大阪歴史学会中世史部会合同卒論報告会で報告の機会を頂きました。
 竹居・元木両先生をはじめ、拙い報告を聞いてくださった方々に、お礼申し上げる次第です。
 謹呈申し上げたい方は多くいらっしゃるのですが、ご住所がすぐにわからないことと、
身辺の雑多な用事があってすぐにお送りすることができません。どうぞご容赦ください。

中世在地領主制論の現在

No.4801

 『歴史評論』674号(特集 中世在地領主制論の現在)に共同執筆論文ならびに個別論文を執筆された菊池浩幸さん・清水亮さん・田中大喜さん・長谷川裕子さん・守田逸人さんから、当該誌を御恵送いただきました。
 共同執筆論文の「中世在地領主研究の成果と課題」において、私の武士団研究について、元木泰雄先生によって打ち出された職能論的武士論と在地領主制論を融合させようとする試み進めたものとして評価していただいております。もともと斯界の脇道でしか勉強をしておらず、しかも20代後半から30代前半にかけて研究ブランクのある私にとっては、若手第一線の方々からこうした御評価をいただけることは本当に嬉しい限りです。
 御恵送にあつく御礼を申し上げますとともに、さらなる御活躍を期待申し上げる次第です。
 本日は歴史学研究会の大会。学習院大学には次代を担う優れた若い研究者が集結していることと思います。

>薗田さん  御自身で編集を担当された本は、執筆者とはまた異なる意味で愛着深いものとなることと思います。『亀卜-歴史の地層に秘められたうらないの技をほりおこす』・本多朱里『柳亭種彦-読本の魅力』ともに販売好調となりますことを祈念しております。
 いずれ、当ゼミ出身の研究者が活躍することになりました暁には、ぜひ臨川書店で一冊お願いいたします。

 >青木さん  29日、どうぞお出で下さい。私は早々に退散しなければなりませんが、メンバーには御紹介できると思います。

院政期の内裏・大内裏と院御所

山田ちさ子
No.4802

野口先生、みなさま、こんばんは。山田ちさ子です。
本日、歴研大会の初日です。
すでにタイトル書籍をご紹介いただき、ありがとうございます。
本当に良い論文集に仕上がりました。
おかげさまで順調にすべりだしております。
明日もはりきって売ろうと思います。
みなさま、よろしくお願いいたします。
文理閣ブースにおりますので、お声をおかけくださいませ。

『亀卜』歴研にて発売のお知らせ

No.4800

みなさま

平素はお世話になっております。臨川書店の薗田です。
バタバタしてだいぶ無沙汰をしておりますが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか。

さて、本日は小社刊行物の『亀卜-歴史の地層に秘められたうらないの技をほりおこす』の紹介をさせていただきます。

本書は2005年3月に行われた、東アジア恠異学会・國學院大學COEプログラム共催「シンポジウム-『亀卜-未来を語る<技>』」が母体となってうまれた論考集です。
恠異を認知する技術として王権の危機管理に欠かせない亀卜について、近世・近代の史料をもとに復元を試み、動物管理学や考古学・民俗学など幅広い学融合のもとでアプローチを行っております。巻末の資料紹介では吉田神社の有力社家である鈴鹿家の宮廷祭祀資料のうち、亀卜関係資料も紹介しており、非常に濃い内容となっております。
なお、灼甲実験のレポートは関西学院大学の戸田先生ご執筆です♪

店頭での販売に先立ち、本日の歴史学研究会で先行発売を行っております。
会場にお越しの方は、是非ご覧くださいませ。


また、今月半ばに本多朱里先生著『柳亭種彦-読本の魅力』が刊行されました(薗田が担当した単行本です)。
合巻作家として著名な柳亭種彦の作家人生前半期に光をあて、版元や絵師との密接なつながりや作風の形成過程を論考した本です。近世文学の本なので、あまり中世史の研究には関係がないかもしれませんが、書店でお見かけになりましたら、手にとってみてください(そして目立つ位置においていただけますと幸いです)。

以上、近況報告も兼ねた宣伝でございました。

Re: 『亀卜』歴研にて発売のお知らせ

No.4803

野口先生を始め、みなみなさま。大変ご無沙汰しております。東アジア恠異学会の戸田でございます。
いつものように掲示板を眺めておりますと、ふと『亀卜』本の事が書かれてあり驚きました。薗田様、まことにありがとうございました。

前回の『怪異学の技法』に続いて、恠異学会にとっては2冊目となる『亀卜』ですが、今回の執筆していただいた方々も多士済々、大江篤氏・笹生衛氏・浅原達郎氏・藤井弘章氏・島田尚幸氏を始め、西山克氏・岡田莊司氏・椙山林継氏・榎村寛之氏・田中貴子氏・西岡芳文氏・加茂正典氏・亀崎直樹氏・北條勝貴氏などに、亀・亀卜に関して色々な方向から語っていただきました。私も灼甲実験レポートを書いております(薗田さん、「先生」はいけません^^;)

また来月の6月11日には『亀卜』本の合評会を大阪梅田にて開催する予定ですので、お時間のある方はご参集下さいますよう、厚かましくも宣伝させていただきます。詳しくは恠異学会HPまで。

金曜日に関学へ非常勤に来られている元木先生と「順徳」談義に花が咲きました。本当に美味しい中華料理を出していただけます。春巻は子供の腕ぐらいの太さがありますよ(笑)

米谷豊之祐著『平信範』刊行。

No.4794

 私を院生時代から励まし続けてくださっている米谷豊之祐先生が『平信範』(新風書房)を刊行されました。先生は1915年のお生まれ。このところ一書も成していない私の背中をまた押してくださったようです。前著『院政期軍事・警察史拾遺』(近代文藝社)同様、学界に大きな裨益をもたらす書だと思います。
 御恵送の御挨拶文に「幼少時より史書をまさぐって来た名残として」とございますが、先生にはこれからも、まだまだお導きを頂きたいと念じております。

 ☆ 栃木県立文書館の松本一夫先生から御高著『考えながら学ぼう 日本史へのいざない』(岩田書院)を御恵送いただきました。研究と教育実践の架け橋となるような一書。高校で日本史教育に携わっていたり、教員を目指す方には大いに役に立つ本だと思います。これから教育実習に行こうという人にはうってつけかもしれません。
 松本先生、ありがとうございました。この掲示板を御覧になられているとのこと。よろしければ一言いただければ幸いなのですが、いかがでしょうか?

 ☆ 和歌山大学の海津一朗先生から先生を研究代表者とする科研費による研究成果報告書『和歌山平野における荘園遺跡の復元研究-中世日前宮領の研究-』および『追悼フォーラム 小山靖憲の歴史学-理論と実践の歴史家-』のレジュメ集を御恵送いただきました。報告書は内容はいうまでもありませんが、印刷・装丁ともに立派なもので、今後本としていい加減な形の科研費報告書は作りにくくなりそうです。
 海津先生にあつく御礼申しあげます。

 ☆ 先に御紹介した『院政期の内裏・大内裏と院御所』が、文理閣から、とりあえず執筆者宛にということで、本日届きました。市販されるのは週末の歴史学研究会大会からとのこと。書店の店頭に登場するのはそれからのようです。内容はもとより(拙文を除く)、装丁も凝っていて、400ページ近いのに本体6000円というのは研究書としては破格の安さだと思います。

髙橋昌明編『院政期の内裏・大内裏と院御所  平安京・京都研究叢書1』(文理閣)
  はじめに                                         髙橋昌明
  Ⅰ 大内・内裏・大内裏・閑院内裏
   院政期平安宮-瓦からみた-                           上原真人   
   大内裏の変貌-平安末から鎌倉中期まで-                   髙橋昌明
   閑院内裏の空間構造-王家の内裏-                       野口孝子
   中世における政務運営と諸官司の空間                      本郷恵子
   王権・内裏と大番                                   木村英一 
  Ⅱ 後白河院御所論
   続法住寺殿の研究                                  川本重雄
   法住寺殿の考古学的検討                              上村和直
   後白河天皇陵と法住寺殿                              山田邦和
   法住寺殿成立の前提としての六波羅                        野口 実
   六条殿長講堂の機能と荘園群編成                         高橋一樹
  Ⅲ 起点としての白河・鳥羽
   「六勝寺」の成立とその歴史的意義                         上島 享
   白河街区における地割とその歴史的変遷-考古学の成果から-       堀内明博          
   鳥羽殿と院政                                      美川 圭
   鳥羽殿と交通                                      大村拓生
   鳥羽離宮跡の発掘調査                                前田義明
   平安京・京都研究集会の記録                            仁木 宏 

教育実習の季節。

No.4798

 本日、講義の後、山本君はゼミ発表をひかえているため図書館へ。石井君と私は京都文化博物館に寄り道。そして、山岡さんは例によって、「お引っ越しですか?」と声をかけたくなるほどの大荷物を携えて伊予に下って行かれました。
 山岡さん・尻池さんは、いよいよ教育実習です。思い起こせば、私も1972年6月5日(月)から2週間、母校千葉県立千葉東高校で教育実習をいたしました。あのとき私の授業を聴いてくれた生徒諸君は、もう50歳を越えているはず。信じられません。
 そういえば、本日、同志社に向かう地下鉄の車中で、『平安時代史事典』編集室で一緒に仕事をした隅地(現姓・山下)伸子さん(当時、同志社大学大学院生・国文学専攻)に偶然お目にかかりました。こちらは気づかず、にっこり微笑んで声をかけていただきました。こちらは17年ぶりくらいでしょうか?

 >佐伯君  歴史学研究会大会では各地の若い研究者の方たちと「一所傍輩の好」をたくさん作ってきて下さい。

 >山田知佐子さん  ここで宣伝いたしましたから、『院政期の内裏・大内裏と院御所』はたくさん売れることと思いますよ。

 >山田邦和先生  「肩の荷が軽くなった」とは羨ましい限りです。当方、月末締切の原稿に苦闘中。下記の市村先生の御高論の一つの〔付記〕に書かれた「・・・このような遅れを生み出した原因者には、「論文は生物」であり、その公刊の大幅な遅れが何を意味するか、真摯に考えていただきたいと思う」という一節が、胸に突き刺さっております。

 ☆ 本日、愛知学院大学の松薗斉先生より御高著『王朝日記論』(法政大学出版局)を、また高知大学の市村高男先生からは御高論「戦国期城下町研究の視点と方法」(『国立歴史民俗博物館研究報告』127)・「中世日本の港町」(歴史学研究会編『シリーズ港町の世界史2 港町のトポグラフィ』青木書店)・「当主の居城と前当主(または継嗣)の居城」(千葉城館研究会編『城郭と中世の東国』 高志書院)・「戦国期の地域権力と「国家」・「日本国」」(『日本史研究』519)を御恵送いただきました。
 両先生にあつく御礼申し上げます。 

有村芳恵「南北朝内乱における和平交渉」

No.4792

 有村さんに日時の設定をしていただきましたので、あらためて告知します。

【5月例会:卒論報告】
有村芳恵氏(本年3月鹿児島大学卒・現、京都大学大学院MC)
    「南北朝内乱における和平交渉-特に北朝・南朝・幕府間を中心に」
 日時:5月30日(火)17:00~
 場所:京都女子大学L校舎3階共同研究室

 ※ ゼミメンバー以外でも当該テーマに関心のある院生・学生の皆さんの参加を歓迎いたします。
 (卒論報告会というと、あの山本君のデビュー戦が思い出されますねぇ。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【連絡事項】
 29日(月曜)の『吾妻鏡』講読会ですが、当日私は京都市勤労者学園(ラボール学園)に出講の予定がありますので(18:30開始)、普段より早めに終了させていただきます。
 15:30には確実に開始できるようにお集まり下さい。

☆ 函館出張中、上横手雅敬先生より御高論「鎌倉大仏について」(鶴見大学文化財学会『文化財学雑誌』2)、同じく「公卿勅使九条良経」掲載の『三重県史だより』20を御恵送いただき、また宇野日出生先生より御高論「近代国家と八瀬童子」(科学研究費研究成果報告書『八瀬童子の空間認識と歴史意識』研究代表者:茨城大学教授小野寺淳)、御高論「よみがえる平安京」掲載の『季刊京都アスニー 創造する市民』82、同じく「賀茂社競馬と北陸庄園」掲載の『加能史料会報』16、京都新聞連載の御高論「八瀬童子の今昔」などのコピー、また、京都市生涯学習振興財団発行の『平安京図会』をいただきました。両先生にあつく御礼申し上げます。
 なお、この『平安京図会』は平安京理解のために実に役に立つものだと思います。
 ゼミメンバー必携。

次回5/29(月)の吾妻鏡

岩田慎平
No.4796

 少し下の方へ沈んでしまったので、再度のご案内です。

 日時:5月29日(月)15:30頃~
 場所:京都女子大学L校舎3階共同研究室
 範囲:建保二年①十月三日条、②十一月二十五日条、③十二月二日条、④同月十二日条、⑤同月十七日条、建保三年⑥正月八日条、⑦同月二十日条、⑧十一月二十四日条

>野口先生 後の予定がお有りの中ですが、よろしくお願いいたします。当日は、件の書評のことなども相談させていただきたく存じます。

よろしくお願い致します。

有村芳恵
No.4797

野口先生、告知していただきありがとうございます。目下、バイトやら何やら生活に追われながらも、発表に向けてラストスパート!といった所です。聞きに来て下さる皆さまの為にも、意義のある発表にしたいです。当日はどうぞよろしくお願い致します。

北海道函館東高等学校に行ってきました。

No.4787

 本日、函館から戻ってまいりました。函館東高校では2回に分けて生徒の皆さんにお話をすることが出来ました。熱心に聴いてくれた生徒の皆さん、それから、拙著を読んで下さっていた担当の先生(九州のお生まれで、立命館の御出身とか)をはじめ、同高校の諸先生方にあつく御礼を申し上げます。

 >函館東高校の生徒諸君へ  私の名前(赤い字)をクリックすると私宛にEメールが送付できますから、何か質問があったら御連絡下さい。もちろん、この掲示板に書き込まれても構いません(ただし、当掲示板はハンドルネーム不可です)。修学旅行のことでも、どうぞ御遠慮なく。

 函館東高校は、すぐ近くに五稜郭や道立美術館のある立地環境抜群な高校でした。また、制服がないのが気に入りました。そのためか、受講生は1・2年生(1年生は、この3月まで中学生)であるにもかかわらず、だいぶ大人びて見えました。
 なお、函館には前日に到着していましたので、往時青函連絡船として活躍した摩周丸・煉瓦の倉庫群・聖ヨハネ教会、そして函館山、また、当日、函館東高校に行く途中を利用して、五稜郭跡、市立函館博物館五稜郭分館、函館市北洋資料館などを見学することができました。ゼミメンバーへのお土産は、その土産話に尽きますが(あと若干のお菓子あり)、つまるところ、北海道は美しさの中に寂寥感の漂うところだというのが率直な感想です。

 ※ それにしても、私の出張中、この掲示板がやたらと賑やかだったのは、些か気になるところでした(笑)。

有村さんの御報告→30日で。

No.4788

 有村さんから、都合の良いお時間についての返信を頂いておりませんが、佐伯君・
長村君から参加可能。それに17:00くらいからなら参加可能という御返信を岩田君から頂いておりますので、30日に設定したいと思います。古文書の講読会が13:00から予定されていますので、その後、できれば岩田君の参加できる17:00以降から開始ということで有村さんに御検討いただきたいと思います。
 ほかのメンバー、またメンバー以外の方も積極的に御参加いただければ幸いです。

>有村さん  御都合に合わせて早急に時間設定をされ、この掲示板でお知らせいただきたくお願いいたします。

>田中さん  公開講座懇親会の件、お骨折りに感謝します。メンバーの諸姉兄もよろしく御協力の程。

☆ 函館行きの成果として言い忘れたことがありました。それは、往路の機内から宇治周辺の地形をしっかりと確認できたことです。以前、羽田から飛び立った鹿児島行きの飛行機で「鎌倉」の地理的条件を考える上での大きなインパクトを受け、それを研究に反映できたことを思い出しました。
 ちなみに、空から眺めて、宇治とともに秀吉の伏見城の立地に驚嘆させられました。

先生、お帰りなさいませ。

No.4789

野口先生、お帰りなさいませ。
出張講義お疲れさまでした。
先生にとっても高校のみなさんにとっても、充実した企画となったようで何よりです。
お土産話を聞かせていただけるのを楽しみにしております☆
あ、先生の出張中、この掲示板が賑やかでしたのは、もちろん先生ご不在の寂しさを紛らわせるためです~。

去年のように、今年も高校生のみなさんが書き込んでくれるといいですね。
とっても楽しみにしているのですが(催促!? 笑)。
それにしても、制服がないなんて、「学ラン詰襟制帽」だった私としてはとてもうらやましいです。

了解いたしました&お帰りなさいませ。

有村芳恵
No.4790

野口先生
お返事が遅くなりまして申し訳ありません。皆さまご都合がなかなかつかない方もいらっしゃるようですので、最大公約数を採って5月30日の17時からということにさせていただきたいと思います。参加して下さる皆さま、すみませんがよろしくお願いいたします。

おかえりなさい

No.4793

>野口先生  出張講義、おつかれさまでした。そして無事におかえりなさい。掲示板の賑わいは、佐伯さんもおっしゃるように「おやっさんの分までオレたちがやらねぇと」と、意気込んだ(?)結果だと思います(常日頃から意気込まずにすみません)。
 来週の火曜日はできるだけ早めに到着できるようがんばります。

慰労の言葉をありがとうございます。

No.4795

 佐伯君・有村さん・岩田君、ありがとうございます。
 今日は出張中に届いた迷惑メール(これはなんとかならないものでしょうか?)の削除作業から始まって、出張報告書の作成やら、一日中大忙しでしたが、さすがに疲れを感じています。昔はこんなに疲労感はなかったのですが。
 諸姉兄もアルバイト等々もあってお忙しいことと思いますが、当ゼミの方もよろしくお願いいたします。来週も、否、来月もかなりハードな毎日になりそうです。
 
 >鈴木君  来月初め辺り、時間が出来ましたら研究室のパソコンの方、よろしくお願いいたします。

なんとか終わりました!

末松憲子
No.4775

学会発表が土曜日にやっと終了いたしました。

野口先生、佐伯さん、田中さん、平田さん、暖かいお言葉ありがとうございました。
そして伊藤さん、野口くん、当日大谷まで来てくださり、本当にありがとうございました。

学会発表も3度目ともなると、次第に怖さがわかってきて、
これまでで一番緊張しました。
マイクを持つ手がたまに震えたりして…
ただ、おおむね好意的に受け取っていただけたようなので、安堵しております。

前日の夜にはっと気づいた事もありました。
発表するって大事ですね。

お疲れさまでした!

No.4783

ご報告どうもお疲れさまでした!
その日は見学会だったので、会場にうかがえずすいませんでした。
ぜひまた内容などお聞かせいただきたいです。

「発表するって大事ですね。」というのは、本当にそうだと思います。
自分が考えてることを形にして人に伝えることの大切さや難しさを実感したり、
わかってたつもりでいたけれど、実はちゃんとわかってなかったことに気付いたり、
今まで気が付いていなかったことに、考えをまとめていく中で新しく着想を得たり。
これからもどんどん発表をしていきたいなあと思う今日この頃です。

一区切り付かれたところで、またご予定の合う時には、ぜひ虎の穴にもお越し下さいね。
お待ちしてます!