城郭への情熱と現在
長村祥知
No.457
前途有望とは過分なお言葉ですが、久しぶりにパソコン見ました長村です。
城郭・五輪塔・・歴史を志したものが一度は通る道なのでしょうか。
実は私も一年ほど前までは、『日本城郭大系』のコピーを片手に、各地に旅行に行っては山城を踏破して下手な縄張図を描いていました。二十をすぎたころから、疲労の回復が・・・と言う訳ではないですが、城に行く機会も少なくなってしまいました。いまだに山に登ると「平場を見たら郭と思え」「溝を見たら堀切を思え」の情熱がよみがえりますが、一回生の頃ほど熱くなれないのも本当です。
文献史学の楽しさにはまってしまったと言うことにしておきましょう。歳を感じるにはまだ早すぎるはず・・・
ゼミ旅行で山奥に入って行く時にどんどん突っ走る癖はその名残でしょうか。あらためねばなりませんね。
さて、本日伊藤さんの発表を聞かせていただきました。
すごすぎます。感動です。発表終わってしばらくは何も声が出せませんでした。
ほんとうに今日は有意義なお話を有難う御座いました。
明日の野口先生の発表と明後日の現地見学がたのしみです。
武士論の担い手
No.459
長村君の感動のごとく、本日の伊藤さんの御報告はゼミメンバーに大きな刺激を与えてくれたようです(もちろん小生も)。個別武士団の研究で既にすぐれた成果を示されている伊藤さんが(近く『古代文化』に掲載予定)、院政の政務のあり方をふまえて精緻な検証を加えた上で、そこに武士が食い込んでいたことを明らかにし、これまでとは異なる観点から武士の時代の到来を理解しようとした意欲的な御報告でした。小生など、武士といえば、その所領やら軍事力やらという物騒な側面にばかりに目を向けて、勉強を始めた頃は、京都の朝廷の政務機構など「知らぬ存ぜず」で通してきたのですから、こうした素晴らしい研究が若い女性の研究者から発せられると、もう圧倒されてしまいます。さらに多言を要しませんが、「健全な」武士論の構築は女性によって達成されるであろう事を実感いたしました。伊藤さんには重ねてあつくお礼を申し上げますとともに、御報告の一日も早い論文としての御公表を期待いたします。石浜さんの名刺が機能するのも、きっと遠い日のことではないでしょう。
さて、本日の懇親会、略儀ながら楽しい一時でした。諸先生方のお写真等々・・・?。なお、末筆ながら、田中さんのお手製のシュークリーム、おいしゅうございました。流石です。
それから、ゼミの皆さんへ。このところ、イベントが多く、経済的負担も大きいかと存じます。いろいろ無理のないようにお願いいたします(大学院生の親の立場からの一言でした)。ちなみに、小生の高校時代のクラス担任の口癖は「一事が万事」と「分相応」でした。
お世話になりました。
伊藤瑠美
No.469
野口ゼミの皆様
13日は、ありがとうございました(どこに御礼を書こうかと迷いましたが、ここに書くことにしました)。
ゼミの皆様には、暑い中私のつたない報告のためにわざわざお集まり頂き、本当にありがとうございました。皆様に大変有意義なご意見をいただいて、私にとって得るものの多い一日でした。頂いたご意見をもとに、もう一度考え直してみようと思います。また、皆さんがあたたかく輪の中に入れて下さったのも、本当にすごく嬉しかったです。初めての一人での対外試合で、かなり緊張していたので(;^_^A
さらに、報告する機会を与えてくださりいろいろとお気遣いいただいた野口先生、事前に連絡の調整をして下さった田中さん・山本さんには、本当になんとお礼を言ったらよいかわかりません。田中さんのお手製のシュークリーム、すっごく美味しかったです!本当にありがとうございました。
今後も、またお世話になることが多々あると思いますが、どうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m
伊藤さんへ。
No.470
今回は素晴らしい御報告をありがとうございました。おかげさまで、正式な形で講師をお願いした初の研究会、とても充実したものになり、大成功でした。当日のレジュメですが、本日、京大の研究会の席で、たしかに美川先生にお渡しいたしました。ますますのご活躍を期待申し上げます。