坂本散策の件

尻池由佳
No.4591

前に予告しました通り、4月4日(火)に坂本周辺へ遊びに行きたいと思います。 早速、当日の予定 なのですが、10時30分頃に三井寺仁王門前に集合して、三井寺(桜が見頃ですかね☆)を見学したのち坂本方面へ向かってはどうかと思っているのですが、いかがでしょうか?みなさまのご意見をよろしくお願いします。なお、現在、パソコンを修理に出しておりますので、ご意見は掲示板か携帯の方にお願いします。

>佐伯さん お食事や甘味所など、おいしいもの情報よろしくお願いします。

水先案内人。

No.4593

呼ばれて飛び出ました、佐伯です。

甘味処・食事ですが、多分その行程だと、
三井寺力餅(鶯色の黄な粉がかかったお餅 http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=2804
鶴喜そば(坂本にある老舗のお蕎麦屋さん http://www.tsurukisoba.com/honten.html
芙蓉園(旧白毫院庭園・国指定名勝。昼間はお茶もやっている http://www4.ocn.ne.jp/~fuyo/
っていう感じでしょうか。
なんのひねりもありませんが、あまりひねりようのある観光地でもないので(笑)。
浜大津周辺とかだとテリトリーなんですけどね。
晩ご飯まで食べてける人は、びわ湖花噴水(http://www.otsu.or.jp/fount/fount.htm)を見ながら
浜大津アーカスで晩ご飯、なんてどうですか?

ちなみに、こんなお得なチケットがあります。
湖都古都・おおつ1dayきっぷ(学生400円)
:大津線全線(御陵~浜大津、石山寺~坂本)1日乗り放題。
 発売場所…大津線各駅・三条駅
 http://www.keihan.co.jp/traffic/otoku/koto06/index.html

京都地下鉄・京阪大津線1dayチケット(大人1000円のみ)
:京阪電車大津線全線(御陵~浜大津、石山寺~坂本)・京都市営地下鉄全線(二条~六地蔵、国際会館~竹田)1日乗り放題。
 発売場所…京阪電車三条駅・大津線各駅
        京都市営地下鉄市バス・地下鉄案内所(北大路駅、烏丸御池駅、みぶ交通局前、京都駅前、京都駅地下街)、
        定期券発売所(四条駅、竹田駅、二条駅、三条京阪駅、山科駅、六地蔵駅)、駅売店
 http://www.keihan.co.jp/traffic/otoku/kyoto_ohtsu06/index.html

基本的にはみんな湖都古都・おおつ1dayきっぷで十分なはずですけどね。
岩田くんはひょっとしたら京都地下鉄・京阪大津線1dayチケットの方がお得かな?
あと、田中さんとか。(参加するの?つか、参加してよ~)

というわけでした。まるで京阪電車の回し者みたいですね(笑)。

坂本散策

No.4594

 佐伯さんに呼ばれて飛び出ました(笑
ええ、ええ。つい先日三井寺に行って来たところですが、坂本近辺は大好きなところなので参加させて頂きたいと思います。ただ、現在三井寺は金堂の修復工事をしているので(中は見られます)、少し情緒には欠けるかもしれません。が、広い境内なので大丈夫でしょう。あと、桜を見るなら石山寺辺りまで行ってもいいと思います(が、たぶん時間がなくなるでしょう)。
 甘味処・食事処は、坂本近辺はホントに少なくて困ります。ある程度の人数がいるときには尚更ですよねー

Re: 坂本散策の件

山田ちさ子
No.4596

いいな、いいな。
行きたいけれども仕事です。とほほ。

友人が坂本なので、お食事どころ情報を少し。
湖西線の叡山坂本駅の前にすっごくおいしいイタリアンができたそうです。
もう1軒、新鮮な魚料理を食べれるお店があるそうなのですが、店の名前を忘れました。
また聞いておきます。

4月13日14日は日吉祭で、13日の夜の宵宮おとしは1番のみどころだそうです。

ついていくだけの人

No.4597

 呼ばれてもいませんが割り込んできました、岩田です。参加希望です。(^^)ノシ
 京都地下鉄・京阪大津線1dayチケットもゲットしていきたいと思います。
 当日の集合なんですが、もしよかったらもうちょっと“京都寄り”の場所からみなさんでご一緒しませんか。三井寺仁王門前でもいいんですが、現地集合はちょっと寂しいような・・・。

 お食事・甘味は、どこに何があるのか全然わからないので、知っている方々に委ねたいと思います。が、当日の天気次第では「お菓子持参・お弁当持参」で、どこか屋外(湖畔など)でお食事でもいいかと思います。ピクニックぽいですし。

Re: 坂本散策の件

尻池由佳
No.4598

 電気屋さんに、2週間はかかると言われていたパソコンの修理ですが、一週間で手元に戻ってきました。本日よりパソコン使用可能となりました。

 佐伯さん・田中さん・ちさ子さん・岩田さん、たくさんのお得&グルメ情報にご意見ありがとうございます。特に、食べ物に関してはどの情報にも興味があります。京女史学科4回生の健康診断は前日に終わりますので、気にしないでモリモリ食べようと思います!楽しみです♪

 集合ですが、京都から地下鉄、及び京阪を利用される方(みなさんですかね?)は同じ電車に乗り合わせることができたらよいですよね?実のところ、私自身無事目的地に着けるかどうか不安なのです。ということで、京都寄りの駅から同じ電車に乗り合わせることができるのではないかという経路を下記の通りヤフーで探索してみました。地下鉄三条京阪・六地蔵ー三井寺間の経路です。

 <三条京阪から>
  三条京阪
   ↓   9:54(市役所前は9:52)~10:15
  浜大津
   ↓  10:23~10:25
  三井寺

 <六地蔵から①>
  六地蔵
   ↓   9:37~9:53
  御陵
   ↓  10:00~10:15
  浜大津
   ↓  10:23~10:25
  三井寺

 <六地蔵から②>
  六地蔵
   ↓   9:45~9:57
  山科
   ↓  10:00~10:01(徒歩)
  京阪山科
   ↓  10:02~10:15
  浜大津
   ↓  10:23~10:25
  三井寺

 ヤフーの経路探索によると、三条京阪ー浜大津間の交通手段は「地下鉄東西線」、御陵・京阪山科ー浜大津間は「京阪京津線」となっていましたが、これは同じ電車ですよね?同じ電車であれば、各自利用しやすい駅から乗り合わせ、楽しく行くことができると思うのですがどうでしょうか?私が書き込んだ乗り合わせ案は、あくまで自分を中心に考えたものですので、「こうしたら一緒に行きやすい!」という案を教えてください。

Re: 坂本散策の件

No.4600

佐伯です。
うーんと、待ち合わせするんだったら京阪三条推奨ですね。
とりあえず、京阪三条経由の人は9時45分待ち合わせにして、それ以外の経路の人は現地に10時30分集合にしますか?
ようするに、山科経由の人は、京阪三条待ち合わせにすると二度手間な訳なので。
(浜大津まで行く電車は京都市役所前始発なので、烏丸御池経由の人は結局乗り換えがいるから三条集合で問題なし。)
二度手間でもいいよということであれば、全員京阪三条待ち合わせで問題ないわけですけど。
とりあえず、ここで点呼を取って見ます?(笑)

お昼ごはんは、天気がよければ(そして風が強くなければ)湖岸のなぎさ公園でお弁当がいいかも。
すごく景色が良いですよ。かなりお気に入り。
え~、雨が降りませんように…(苦笑)。

>田中さん リクエストに応えてくれてありがとう!(と、遅レスすいません 苦笑)

Re: 坂本散策の件

No.4603

 また岩田です。尻池さん、パソコンはずいぶんスムーズに修理してもらえたんですね。うちのパソコンもディスクドライブが不調ですから、修理してもらったほうがいいのかどうか。

 集合は京阪三条で異存ありません。お弁当・お菓子持参で参ります。
 
 問題は当日のお天気ですか・・・。う~ん。

Re: 坂本散策の件

尻池由佳
No.4607

 では、三条京阪集合で問題のない方は、9:54の電車に乗れるよう三条京阪のホーム集合で、他の方は三井寺仁王門に10:30頃集合ということでお願いします。
 
 天気、ホントに晴れだといいですね~☆
 連絡など必要ありませんので、都合の良い方はお気軽にご参加ください。

 >岩田さん 私のパソコンもディスクドライブが壊れていました。機械を取り替えたみ       たいで、お金はかかりましたが、幸いにも五年間保証期間中だったため、       半額ですみました。
 

Re: 坂本散策の件

No.4608

>尻池さん
了解でござる。
無事に話がまとまってホッとしました(笑)。
さてさて、何人で回ることになるでしょうね~。

Re: 坂本散策の件

No.4629

>尻池さん 湖西の桜の見頃にはまだ少し早かったですが、いろいろなところを見て回ることができて面白かったです。またいろいろとお出かけの企画等、ご提案下さい。昨日はありがとうございます。

>佐伯さん いろいろとご案内ありがとうございます。お考え頂いた企画、いろんな参加者を巻き込んでいきたいですね。

>田中さん 忙しい合間を縫って湖西をご案内いただきありがとうございました。

>山岡さん あれが琵琶湖でした。もっと北のほうへ行くと、もっときれいな湖の様子がご覧いただけます。功名が辻の近江国内の舞台を見て回るというのも、なかなかいいかもしれないですね。

>辻くん 昨日はありがとうございました。せっかく関西に住んでますし、またいろいろとシブイ場所を巡り歩きましょう。

>有村さん お荷物が順次届くお忙しいなか、ご一緒していただいてありがとうございました。京都に来て早々の夕ご飯があれで、本当によかったんでしょうか(提案したのは僕ですが)。

Re: 坂本散策の件

尻池由佳
No.4630

> 佐伯さん・田中さん
お忙しい中、浜大津・坂本を案内していただき、ありがとうございました。もし、私一人で行っていたら、見るものも見ず、食べるものも食べずに帰ってくるところでした。お得でグルメ、その上、勉強になる旅をありがとうございました。
>岩田さん・辻さん・山岡さん
もとはといえば、私のわがままから出た企画におつきあいいただき、ありがとうございました。ぜひ、次もよろしくお願いします。

>有村さん
昨日は久しぶりにお会いできてよかったです。今回は無理でしたが、またどこかへご一緒できるとうれしいです。

昨日は、本当にみなさんありがとうございました。三井寺の桜が咲いていなかったのは残念でしたが、初めて目にするものばかりを見ることができた、とてもお腹いっぱいの旅でした。子供のようですが、三井寺の経蔵にあったまわる書庫にいたく感動していまいました。ずっと見たかった山王鳥居や神輿も見ることができてよかったです。日吉大社は自分の想像とはずいぶん違い、やはり現地に実際に行くことは大事だと思いました。また次の機会には、エネルギーぎれで行くことのできなかった滋賀院門跡や律院に行くなど、坂本の町並みをゆっくり味わいに行けたらいいなと思います。

拝受の御礼二件。

No.4588

 ☆ 歴史グループ早雲より『早雲』第25号(山口博史氏追悼号)を御恵送いただきました。昨秋亡くなられた山口さんの思い出のつまった一冊です。
 同会代表の伊藤章三さんと事務局御担当の戸崎進さんにあつく御礼申しあげます。伊藤さんは代表を交代される由、長い間御苦労様でした。今後ともお元気で御活躍下さいますようにお願い申し上げます。
 歴史グループ早雲のますますの発展を祈念申し上げる次第です。

 ☆ 東北福祉大学岡田ゼミナールより『平成17年度 岡田ゼミナール研究年報第28輯 岩手県金ヶ崎町調査報告書-地域研究の方法と課題-』を御恵送いただきました。地域の問題にあらゆるジャンルからきりこんだ岡田清一先生とゼミの学生さんたちによる論文集。大学のゼミとはかくあるべし、と思わせる労作です。岡田先生とゼミの皆様にあつくお礼申し上げます。

 ちなみに、当ゼミの機関誌『紫苑』第4号の納本は29日の予定です。

日本史研究会中世史部会などの情報。

No.4589

 ☆ 日本史研究会中世史部会で辻君の御報告があります。国文学専攻の方も出席されたらよいと思います。

   4月11日(火)18:30~  日本史研究会事務所(機関紙会館3階)
   辻浩和氏(京大院DC)「院政期における後鳥羽芸能の位置
                           ― 後白河芸能との関係を中心に―」
   参考文献:田村柳壱「後鳥羽院」(和歌文学講座6『新古今集』勉誠社、1994)

 ☆ 今年の日本史研究会大会の共同研究報告者は、昨夏のゼミ旅行の際、紫原の「信玄」で御一緒した鹿児島大学の金井静香先生に決まったそうです。薗田さんや有村さんの恩師です。
 そこで、金井先生の業績検討会が以下の如く開かれるとのことです。
  4月22日(土)14:00~  京大会館215号室(京都市左京区吉田河原町15ー9)
  ※普段と会場が異なりますのでご注意ください。
  〔参考〕京阪出町柳駅から徒歩15分、川端通り東一条入る一筋目南
     報告者:樋口健太郎氏
     対象論文:金井静香氏著『中世公家領の研究』(思文閣出版、1999年)
     第Ⅰ部1章「公家領安堵の変遷」
         2章「中世の相続制度と公家領」 3章「中世公家社会の恩領」

 ☆ 伊豆で御世話になった池谷初恵先生が御研究を発表されるという情報です。長野工業高専の中澤克昭先生からお知らせいただきました。

 今年の、考古学と中世史研究会シンポジウム(帝京大学山梨文化財研究所)は、7月1日(土)・2日(日)、「寺院の社会史 ―景観と暴力―(仮)」と題して石和の同研究所で開催される予定です。報告予定者は、考古から、笹生衛(千葉)、小柳和宏(大分)、池谷初恵(伊豆)、飯村均(福島)の各氏。建築から、冨島義幸氏。文献からは、高橋慎一朗・上島享・原田正俊・中澤克昭の各氏。

 とのことです。中澤先生、ありがとうございました。

「大晦日はあはぬ算用」

No.4592

 今月末は年度の大晦日。済ませなければならない書類やら原稿やら・・・の山を前に呆然としております。例によって返済計画、失敗です。
 下の句「身につまされるはサラ金CM」。

 27日の『枕草子』通読会には当ゼミ関係者5名が参加とのこと。60段まで一挙に読み進めるのだそうです。大いに楽しんでください。
 
 ☆ 本日、鶴見大学の関幸彦先生より御高論「長林寺以前-地方寺院の周辺を耕す-」(石井進監修『下野山川 長林寺乃研究』新人物往来社)・「内乱期・平家「侍」たちのそれぞれ」(『鶴見大学紀要』第43号第4部 人文・社会科学編)を御恵送いただきました。関先生にあつくお礼申し上げます。

元旦はエイプリルフール→警戒警報発令

No.4595

 原稿の山の前から一寸逃亡してきました。と言いますのは、年度の大晦日の翌日がエイプリルフールであることを思い出したからです。

 昨年は、平幹二朗氏のゼミ訪問。一昨年は「国立大の独法化にむけて、最難関とされるT大で、独自の経済基盤確保のため、○田講堂の近くに、トレビの泉のような施設をもうけ、受験生とその親のメッカとする計画が現実化」なる情報が流され、多くのメンバーが見事にだまされたということがございました。ちなみに、昨年のアクセス解析を見ると、この日の訪問者数は普段の1.5倍ほどに達しております。

 2回ともすんなりと騙された善人の固まりのようなY先生は、本日伊勢国で御講演のことと思いますが(ちょうど今頃終わったところでしょうか)、今年こそお気をつけられますように。
 なお、いつもの犯人のM先生。今年はいかなる計画が練られているのか、楽しみであります。もう、出来ないでしょう?と思うのは素人の浅はかさか?
 いずれにしても、「警戒警報」を、この掲示板を御覧の善良なる皆様にお伝えする次第であります(笑)。

歴博企画展示「日本の神々と祭り」の紹介と宣伝

No.4583

 野口先生、ゼミの皆様、ご無沙汰しています。

 さて、明日3月21日より5月7日まで、国立歴史民俗博物館で、「日本の神々と祭り」という大きな企画展示が始まります。私も展示プロジェクト委員のひとりとして深く関わっている展示なので、この場をお借りして紹介と宣伝をさせていただきたいと思います。

 この展示では、神社とは何か? という命題を、様々な分野の研究者がそれぞれの立場で考えるということをテーマとしたもので、それが展示の副題ともなっています。具体的には、出雲大社・伊勢神宮・厳島神社・八坂神社という四つの大きな神社を取り上げ、様々な角度から神社について考えます。

 私の担当は、神社所蔵の宝物で、特に伊勢神宮の式年遷宮の神宝と、厳島神社所蔵の武具(甲冑・刀剣・弓箭)を取り上げました。これまでの展示では、神社の宝物というと、美術工芸的な側面だけで捉えられてきましたが、今回の展示では歴史的に捉えることを主眼とし、これまで誤解の多かった厳密な意味での神宝とは何かということを考えてみました。なお、歴史的に捉えるといっても、刀剣(刀身)などは鑑定・鑑賞に堪える展示も重要ですので、そうしたことにも配慮した展示を心がけました。

 私の担当以外では、平家納経も展示され、ここでもその工芸的な側面だけでなく、神仏習合について考えています。また、展示プロジェクト委員のひとりには、野口先生も講演をお聞きになったという広島大学の三浦正幸先生もおり、先生監修のもとに制作された、出雲大社や厳島神社の復元模型も展示されています。厳島神社は、仁治再建時(つまり清盛創建時と同一)の忠実な模型です。その他、出雲関係で、加茂岩倉遺跡や荒神谷遺跡の青銅器も展示され、神社の起源というものを考えます。八坂神社関係では、当然のこととして祇園祭関係を中心として、民衆と神社について考えます。

 以上、ごく簡単な紹介ですが、非常に充実した展示内容となっています。歴博は遠いですが(特に関西の方々には)、是非、お越し頂ければ幸いです。また、展示図録の解説と合わせて御覧いただくと、展示の意味についてより深く理解していただけると思います。なお、原則として、期間中の土・日と祝日は、展示プロジェクト委員のだれかがギャラリートークを行います。ちなみに私は4月29日・30日の両日(午前・午後2回)です。

それは、ぜひとも。.

No.4585

 近藤先生、御案内をありがとうございました。

 歴博の企画展示。三浦正幸先生の御講演で大いに関心を高めている厳島神社の復元模型が展示されているとなると、是非とも見学に行きたいと思っております。厳島神社の社殿は宇治上神社との比較においても興味深く、宇治にたいする研究所共同研究とも関連しますし、何よりも平清盛の国家構想ないし王権構想を考える上で象徴的なモニュメントだと思います。
 近藤先生のギャラリートークの日を狙って行きたいところですが、4月16日(日)に開催される『平家物語』研究会で報告させていただく予定がございますので、そのついでに見学に行く時間を設定してみたいと思っております。

 >ゼミメンバー諸姉兄  『平家物語』研究会の開催要項は以下のとおりです。この会では、これまで田中さんと門屋君が研究報告をされています。はじめての参加者は事務局に連絡いたしますので、この御両人以外で、この研究会に出席したいというメンバーは当方に御連絡下さい(よろしければ歴博も御一緒に)。

 日時:4月16日(日)13:30~17:30
 場所:東京都立九段高校(予定。未確定とのことです)
 発表:輪読『真名本曾我物語』巻3 佐倉由泰氏(東北大学)
    研究発表:野口実氏(京都女子大学)「伊豆北条氏の成立とその本拠の空間について」
         志立正知氏(秋田大学)「モノガタリと歴史認識
               ―近世秋田における伝承と地誌編纂などをめぐって―」

 ☆ 村井章介著『中世の国家と在地社会』の書評会について
 最近お目にかかった一部のメンバーにはお諮りしたのですが、上記の論文集の書評会を新年度の例会ないしは研究会で数回に分けて実施たいと思います(4~6月の間)。
 本書は下記のように四部構成になっていますが、その各部を構成する論文毎に担当をお願いしたいと思います。メンバーそれぞれの専攻領域に応じてお願いするつもりですが(鎌倉時代後期以降をテーマにした論文については、薗田さん・有村さん・坂口君にお願いしてみようと思っています)、自らこれをやってみたいという論文がありましたら、御連絡下さい。日程は報告者の都合に合わせたいと思います。本は研究室に置いてあります。また、担当論文のコピーはこちらで用意します。

第1部 総説―通史と研究史(十三~十四世紀の日本―京都・鎌倉
佐藤進一著『日本の中世国家』によせて ほか)
第2部 将軍と天皇(執権政治の変質
安達泰盛の政治的立場 ほか)
第3部 幕府徳政の系譜(神々の戦争―鎮西広域統治機関と幕府徳政
正和の神領興行法をめぐって ほか)
第4部 在地法の世界(鎌倉時代松浦党の一族結合―系図の復元を中心に
在地領主法の誕生―肥前松浦一揆 ほか)

 >「宇治」共同研究の研究協力者のみなさま
 こちらの研究会の日程も策定したいと思っております。研究会実施の方法にたいする御意見や、四月からのそれぞれの御都合について、お知らせいただければ幸いです。

野口先生ならびにゼミの皆様

No.4582

 野口先生より、ご紹介いただいたワシントン在住の山広恒夫と申します。青山学院史学科1年次のある日、学食で、野口先生(注:当時からすでに先生の風格があり、同級生は皆、野口先生と呼んでいた)から話し掛けられたときのことを今でも鮮明に覚えています。当時より歴史学の造詣が非常に深く、新入生というより、大学院生という風格があり、圧倒されたからです。しかも、知識をひけらかすわけではなく、繊細な神経を持つ一方で、大物の風格と備えていました。「彼は一生の友になるかもしれない」と直感したものです。それから早いもので37年経ちますが、初めて会ったときの直感の通りになりました。
 私は当初、考古学を目指していたのですが、トロイの遺跡を発見したシュリーマンの伝記を読んでいるうちに、彼の語学習得にかけた情熱に強く惹かれるようになり、その後、ヨーロッパの言語に興味が移ります。就職も海外雄飛(当時はこういう時代がかった言葉がはやっていました)のチャンスがある時事通信社という報道機関に決めました。しかし、配属先は外国経済部。語学に取り組んでいたので、「外国」までは、狙い通りでしたが、「経済」は想定外。入社後、二、三年間は仕事に追われる一方で、非常に苦労しました。その頃は、千葉県市川市の野口先生ご夫妻の新居にしばしばお邪魔して、大変お世話になりました。就職当初の苦しい時期を乗り越えられたのも、野口先生ご夫妻の温かい友情のお陰だと感謝しています。
 会社での仕事と苦闘していたのは「歴史学科」出身という経験では「外国経済」など、到底理解できないと思い込んでいたことがあります。しかし、「石の上にも3年」とは良く言ったものです。三年次になると独自の視点で解説記事も書けるようになり、経済の面白さが徐々に分かってきました。経済学も歴史学も、人々が紡ぎ出す事柄を扱うわけで、共通項があります。その後、中央銀行の金融政策へと興味が向かい、このほど野口先生にご紹介いただいた「バーナンキのFRB」―知らざる米中央銀行の実態とこれからの金融政策―という書物をダイヤモンド社より出版しました。この本を書くに当たって、特に苦労したのは、日本の読者になじみの薄い米国の中央銀行を楽しみながら、理解してもらうにはどうすれば良いかということでした。その解答を私は「歴史」に求めました。外国を理解するには、まず歴史を振り返るのが一番です。
 現在のアメリカの歴史はせいぜい400年です。開拓者魂が連綿と生き続け、いまでも地方分権の思想が色濃く残っています。1914年に現在の中央銀行制度ができたときには全国に十二の連邦準備銀行(中央に集中せず、地方に分散する中央銀行と呼ばれていました)が設立され、それぞれ別々の金利を設定していたものです。
 現在こそ、ワシントンの連邦準備制度理事会(FRB)に権限が集中していますが、これは経済の一体化が進み、十二の中央銀行がばらばらの金融政策をとることによる弊害が大きくなったためです。現在、いわれている経済のグローバル化はまず、アメリカ国内で発生し、同国経済の一体化で結実したのです。このため、分散化した中央銀行をワシントンのFRBが束ねる必要が生じたのです。そして、現在は、そのアメリカ発の市場経済が世界全体を巻き込み始めていると解釈できます。当地では「アメリカが世界の首都になった」という議論を良く耳にします。
 米国の昨年の経常収支赤字は8000億ドル(約90兆円)に膨れ上がっていますが、この赤字は日本や中国、欧州などからの資金流入で完全にまかなわれています。アメリカが世界の首都になり、国際的に資金が循環するので、経常収支赤字は問題にならないという発想です。こうしたアメリカ中心の発想は、政治的にはアメリカ型の「自由」の“輸出”になって現れ、イラク侵攻につながりました。しかし、イラク侵攻の失敗は、大英帝国の中東政策の頓挫を見れば、十分に予想できたはずです。アメリカでは「歴史を知らないものは、歴史上の同じ間違いを繰り返す」という諺があります。 ブッシュ大統領、チェイニー副大統領とも、余り熱心に歴史を勉強しなかったようです。
 混迷の時代を迎え、「歴史学」の重要性はますます高まるでしょう。野口先生ならびにゼミの皆様方の一層のご活躍を祈念しております。
    ブルームバーグ・ニュース ワシントン支局  山広恒夫




37年後には?

No.4584

 山広さん、ありがとうございました。
 前段の部分は『吾妻鏡』の曲筆のごとき書きぶりですね(笑)。それにしても、山広さんの語学への取り組みは見事なものでした。ラテン語まで独学でマスターされていましたから。
 それから、ロンドン特派員になる前の時事通信社本社勤務時代、昼休みに日比谷公園の鉄棒で大車輪をやっていたというのも凄かった。さぞかし多くの観衆を集められたことと思います。
 
 職業・仕事への対し方、アメリカの経済史を踏まえた上で歴史を学ぶことの意味について雄弁に語っていただいたことに感謝します。若いゼミメンバーも大いに啓発されたことと思います。
 
 >ゼミメンバー諸姉兄 ちなみに、37年後に君たちはどういう関係でいられるか、想像してみてください。そのうちに、ゼミ旅行でアメリカ探検に出掛けたいものですね。

日本史研究会3月例会。

No.4577

 昨日は日本史研究会3月例会に行きました。川合康『鎌倉幕府成立史の研究』を踏まえての「鎌倉幕府論の課題と展望」がテーマ。報告者は川合先生(「鎌倉幕府研究の現状と課題」)と東大史料編纂所の近藤成一先生(川合康氏の鎌倉幕府成立試論について)。

 川合先生の御報告はいつもながら、実に説得力のある明快な論旨。鎌倉幕府に軍事権門を超える性格を見出された点、鎌倉幕府の歴史的個性を解明するために示された方向性、鎌倉幕府成立期において検討すべき武士社会を京都と鎌倉に求めた点、軍事力の動員という観点から都市としての鎌倉と京都の相違を示された点(旧稿で示した武蔵国御家人の特殊性の事情などについて、説得力のある回答を与えていただく事が出来ました)などに大きな示唆を受けました。
 近藤先生の御報告では、奥州合戦に関する史料に基づく幕府の公権力・私権力両面に対する分析などに興味深いものがありました。

 歴史学研究の根幹に触れる力量がなく、枝葉の問題ばかりに関心を向けている私には、高度な理論レベルの議論に参加する能力はありませんが、このような御報告に接すると自らの研究の位置づけと方向が示されて大変ありがたいわけです。

 討論の時間に、川合先生に対して、鎌倉幕府成立の前提としての平泉政権の評価と坂東に幕府が樹立された必然性についての質問をさせていただきましたが、私は、鎌倉幕府成立論に、政権中枢の人的構成や坂東の地域的特性を加えると、幕府成立の歴史的意味がより鮮明に浮かび上がるのではないかと考えています。

 それにしても、この時代を解明するための史料として、『吾妻鏡』をはじめ13世紀半ば以降に成立した編纂史料に依拠しなければならないことが大きなネックとなっていることをつよく再認識させられました。川合先生は『平家物語』史観の克服という点でも大きな役割を担われ、私など、たいへん大きな研究上のインパクトを与えていただいたわけですが、『吾妻鏡』や『承久記』などについても国文学や思想史のジャンルの研究成果を参照しながら、さらに検討を進めていく必要を感じました。この仕事は、この例会で川合先生に対して「京武者」について要を得た質問をされた長村君に期待するところ多大です。

 ちなみに、近藤先生とお目にかかったのは、故・安田元久先生が主宰されていた「『吾妻鏡』の総合的研究」の研究会以来のことで、例のごとく時間の経過について思うこと多大でした。

 なお、懇親会では博士号を授与されたばかりの吉田賢司さん(おめでとうございます)、今回の例会を取り仕切って下さった木村英一さん、また日本史研究会の委員会の後に駆けつけてくれた髙橋昌明・山田邦和両先生らと楽しい一時を過ごすことが出来ました。これまた感謝申し上げる次第です。

 例会や部会は、大会などよりも、ゆっくりと濃密な議論が交わせる機会だと思います。テーマ・報告者に即して、関東をはじめ各地から若い研究者が参加されるようになればよいのに、という感想を持ったことも付け加えておきたいと思います。

☆ 帰宅すると、早稲田大学文学学術院教授の日下力先生の御高著『平家物語転読』(笠間書院)が届いていました。『平家物語』全12巻のエッセンスが詰め込まれている一冊。ゆっくり拝読させていただきたいと思います。日下先生にあつく御礼を申し上げます

『吾妻鏡』講読会

No.4579

 上記の先日行われた日本史研究会の例会は、鎌倉時代を専攻する学生にとって、本当に勉強になりました。特に川合先生が提示された「京武者社会」の概念に関して、長村君が質問するなど、いろいろな意見が交わされて、今の自分にとって多大な刺激を受けました。「京武者社会」の概念の問題は今後も検討されると思いますが、いずれにせよ都における在京武士の活動・存在に関する研究は、今後ますます重要なテーマとなっていくことを改めて実感しました。
 
ということで、2月の初め以降中断していた『吾妻鏡』講読会を明日行いたいと思います。
 
 日時:3月20日(月)15:30頃~
 場所:京都女子大学L校舎3階共同研究室
 範囲:建保元(建暦三)年六月二日・二十五日・七月十一日・二十日条)
 
※自分の不手際で、連絡が遅れてしまいました。また突然行うことで予習などの準備時間 がなかった点やレギュラーメンバーである山岡さんなどが参加できなくなるなど、御迷 惑をおかけしました。謹んでお詫びいたします。
  
 

吾妻鏡へようこそ

岩田慎平
No.4580

 山本さん、ご連絡ありがとうございます。先日の勉強会でも鎌倉幕府に関してはいろいろと議論になりましたし、『吾妻鏡』はどんどん読んでいきましょう。
 急な話ですみませんが、一緒に『吾妻鏡』を読んでくれる(というありがたい)人は、上記時間にお出でください。

『枕草子』を通読する会の御案内(再掲)

No.4581

 山本君、有り難うございました。
 当ゼミで一緒に勉強した人たちが、いろいろな学会・研究会で研究成果を報告したり、積極的に発言したりする。あるいは、執筆した論文の中で私の所論を批判するようになる-というのは、私にとって一つの目標だと思っていますが、だんだん、そういう段階が近づいてきているようで、うれしい限りです。
 さて、私も、御恵送下さった御高論の御紹介が遅くなってしまったものが一点ありました。野口華代さんからいただいた「中世前期の王家と安楽寿院-「女院領」と女院の本質-」(『ヒストリア』198)です。野口さんにあつく御礼を申し上げます。
 また、当ゼミには院政期を研究テーマにするメンバーが多いので、御上洛の機会が御座いましたら、ぜひお話しをうかがう機会を得たいものと思っておりますので、よろしくお願い申しあげます。

 ☆ ついでに、来週にせまった『枕草子』を通読する会の御案内(再掲)です。

 歴史学の視角から『枕草子』を通読する会を開催します。数回に分けて実施しますが、第一回は下記の要領にて。
 
 当ゼミメンバー(貴族社会をテーマにしている人は必須)のみならず、広く、意欲ある参加者を募ります(学生・院生歓迎)。歴史学研究者による企画ですが、国文学専攻の方々の積極的な御参加をお待ちしています。

              記
 日時:3月27日(月)13:00~17:00
 場所:醍醐交流館(地下鉄東西線醍醐駅下車1分)2F第3会議室
 講師:西山恵子氏(源氏物語ミュージアム学芸員)
     野口孝子氏(同志社女子大学非常勤講師)
 テキスト:『枕草子』刊本(発行所などは特定しません)を持参のこと
 参加費:無料

 ☆ 参加希望者は当方まで御連絡下さい。

Re: 日本史研究会3月例会。

雨野弥生
No.4599

ひさかたの 光のどけき 春の日に
静心なく 「花粉」の散るらむ

花粉症の雨野です。紀友則とはお友達になれそうな
今日このごろです(笑)。

花といえば醍醐、
醍醐といえば枕草子の会ですね。
本日は他用により参加できず、本当に残念でした・・

『枕草子』は大好きな古典なのですが、
読めば読むほど深まる謎が多く、
このたびの講読会、ぜひと大変興味を持って
おります。

次回開催の折には、是非参加したく、楽しみに
しております。

どうか、また掲示板などでも次回詳細をお知らせ
頂けましたら、大変幸いです。

『沢氏古文書』と松本清張の文学

No.4576

 本学史学科の稲本紀昭先生より、先生編の『国立公文書館蔵 沢氏古文書』(京都女子大学研究叢刊43)を拝受いたしました。
 沢氏は中世後期、伊勢国に勢力を誇った北畠氏の被官で、近世は藤堂藩士。文書は膨大な量で、個人での翻刻作業はさぞや大変だったことと思います。花押の写真のページも含めて476ページの大冊。稲本先生にあつくお礼を申し上げます。
 
 また、国文学科の加納重文先生から、御高著『香椎からプロヴァンスへ-松本清張の文学-』(新典社)を頂きました。国文学者による松本清張作品論であるとともに、先生御自身の軌跡にも触れることのできる一冊です。加納先生にあつくお礼申し上げます。

 稲本先生・加納先生ともに、この三月で定年を迎えられます。本当に寂しい限りです。

>立花さん 御返信をありがとうございました。
 なお、これからの御活躍を祈念いたすところです。
 謝恩会の写真、御送信を楽しみにしています。

>ゼミメンバー諸姉兄 元木先生から29日の軍勢催促状が届いております。くれぐれも参向の程!

>長村君・山岡さん 大根田「古書店」から研究室に沢山の本が届いております。

今日は卒業式。

No.4570

 京都は好天。今日は京都女子大学の卒業式の日です。

 『紫苑』第4号に伊豆北条氏の存在形態に関する研究ノートを発表された立花美香さんをはじめ、鹿児島ゼミ旅行で甘いお醤油がすっかり気に入ってしまわれた大内彩記子さん、西八条・大通寺の見学会で元気いっぱいだった大川朋子さん、鹿児島ゼミ旅行の時に黎明館で博物館実習をされていた小野今日子さんたちが、晴れて御卒業です。おめでとうございます。

 この場を借りて、当ゼミの活動に参加されたり、私の担当した講義・演習に出席してくれた皆さんに心からお祝いを申し上げます。
 そして、自ら選択された各方面での御活躍を祈念いたします。

 ※ それにしても、永富さんや井田さんたちが卒業して、もう一年。
   月日は激流の如くながれゆきますね。

おめでとうございます

山田ちさ子
No.4571

!!!ご卒業、おめでとうございます!!!
本当に月日の経つのは早いものですね。

そして、謝恩会。

No.4572

 京都ホテルオークラで開かれた京女史学科の謝恩会にお招きいただきました。
 もっと上の学年だったとばかり思っていた、能のサークルに入っていて佐賀県出身の寺田さんや、ときどき研究室に顔を出してくれた大西さんとか、こちらの記憶があいまいなために、思い出せなかった方たちから、たくさん声をかけていただきました。赤塚不二夫ではありませんが、頭の中は「忘れたくても覚えられない」みたいな状況です。みなさん、いつもとはまったく異なるお姿ですし。
 立花さんにはいろいろお心遣いをいただきました。ありがとうございました。
 閉会後も名残尽きないのは常の如し。先生を取り巻いて幾重もの輪ができます。こういう時は、学部の先生方がとても羨ましいわけです。
 いただいた花束を抱えて早々に会場を辞しました。なぜか市役所前の駅が見つからず、烏丸御池まで歩いてしまいました。六地蔵から乗ったタクシーの運転手さんによると、花束をもったお客さんが私以前に3人おられたとのこと。今日は卒業式が各所で行われたようです。

 ※ 今日は、なぜか起床した時から偏頭痛はするし、身体中が疲れていましたが、帰宅してS君のブログを見て、その理由がわかりました。どうやら、私は昨夜、彼の夢の中で一働きさせられていたようなのです。しかもN君やYさん、さらに驚くべき事にはN先生も一緒だったそうですから、これは並大抵の疲労で済むはずはない。S君、今晩はどうかご勘弁下さい。明日は、どうしても複数の校正を済ませてしまいたいのです。

3月15日

立花 美香
No.4575

昨日3月15日、無事卒業式をむかえることができました。一日中着物を着て過ごしていた為、肩は凝るし、お腹がすいても謝恩会までご飯をぜんぜん食べれないなど大変でしたが、今朝はお昼までぐっすり寝ることができ、なんとか復活しました。
 大学二回生の時、同じ学科の寺田さんから紹介していただいて以来野口先生をはじめ、ゼミの皆さんには大変お世話になりました。とても有意義な時間をすごさせていただくことができたこと、卒論で多くのアドバイスをいただけたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。紫苑では、山岡さんをはじめ岩田さん、そして校正の段階まで野口先生にご迷惑とご心配をおかけして本当に申し訳ありませんでした。
 野口先生、謝恩会に来てくださり本当にありがとうございました。いろいろお話をしていただき、さらに一緒に写真まで撮っていただき、とてもうれしかったです。
 今後ともご指導のほど宜しくお願いいたします。ありがとうございました。 

おめでとうございます

No.4578

立花さん、大内さん、大川さん、そして小野さん、ご卒業おめでとうございます。
春からの新しい環境での生活、慣れるまで大変なこともあるかと思いますが、がんばってほしいなと思います。
またお会いできる日を楽しみにしております。

ここ数日、地下鉄の駅で袴姿で歩く学生の方をよく見かけます。
私にとってはちょうど一年前のことなのですが、つい昨日のことのように思われます。
先日行われた勤務校の卒業式では、はじめて「先生」として式に参列したのですが、最後まで卒業が危なかった某生徒がうれしそうに卒業証書をにぎりしめて「先生、ありがとう!」と言ってくれた時は胸がいっぱいになりました。「手のかかる子ほどかわいい」・・・というのは本当ですね(笑)
そう思うと同時に自分がこれまでお世話になった(いまもなっている)先生方への感謝の気持ちをあらためて感じました。

野口先生もおっしゃるように本当に月日は激流の如く流れますが、この一年を振り返ると学生時代よりも大変だった分、はるかに充実した一年だったとおもいます。
でも点数をつけるなら「50点」です。
一年目のの反省を踏まえつつ、すこしでも100点満点に近づいていけるようがんばろうとおもいます。
今後ともよろしくおねがいいたします。

東山花灯路のお誘いと坂本散策の予告

尻池由佳
No.4565

 連日の論文講読会お疲れ様です。今日は佐伯さんが「助け舟覚書」を用意してくださり、論文を読んでいるだけではわからなかった荘園分類と時代的推移をわかりやすく解説してくださったので悶々としていたものが、とってもクリアーになりました。小山靖憲さんの「古代荘園と中世荘園へ」という論文を私も読んでみようと思いまいた。岩田さんが発表された「中世都市論」でも、一年前に読んだときから理解に苦しんでいた「統治権的支配」がどういう意味で使われているのかがわかったのでとっても勉強になりました。

 さて、前置きが長くなりましたが、明日の論文講読会終了後、東山界隈で行われている「東山花灯路」に行きましょうというお話しが出ました。論文講読会に参加できない方でもどしどしご参加ください。夜の東山を一緒に散策しましょう!

 また、私のわがままで申し訳ないのですが、来る四月四日(火)に坂本に遊びに行くという話も出ております。桜も咲くよい季節ですので、ご都合のよい方は一緒に桜をめでたり、おいしいものを食べたりしましょう!

遊びをせんとや生まれけむ。

No.4566

どもども、押しかけ助っ人の佐伯です。
花灯路、いいですよね~。
4日間目一杯論文を読んで頭をフル回転させたところですもの、
切り替えて目一杯リフレッシュしたいですね。
楽しみ楽しみ☆

坂本は、しっかり美味しい甘味処とかを下調べしておきますぜ(笑)。
この日だったら、教職のみなさんも参加できるんじゃないの~~?

田邊美鈴さんお手製のケーキいただきました

No.4567

 論文講読会は本当に勉強になります。私も佐伯君の「助け舟覚書」や岩田君の網野善彦氏の都市論整理で、だいぶ頭の中がクリヤーになりました。高橋一樹論文の「沙汰人」は幕府成立論の中で使えそうですね。

 さて、本日帰宅すると宅急便が届いていました。送り主は前任大学のゼミ生・田邊美鈴さん。彼女は大学卒業後、千葉県長生郡睦沢町(ご存じ上総権介広常や千葉秀胤の居館所在地)で農業に携わっておられる斯界の著名人です。最近、小麦粉を使わず「米粉」を使用した手作りケーキのお仕事をされている由。そこで、その作品をお送り下さったというわけです。
 田邊家で収穫されたコシヒカリを原料にしたケーキですから、これは美味しい。田邊さんは、卒業論文に於いて私の教え子の中ではベスト1(夏休み前にほぼ完成。テーマは「うわなりうち」。提出論文は、後進のお手本として今でも研究室にて大切に保管。)だっただけに、お菓子作りも大した腕前です。明日の講読会に出席の面々には、これをお裾分けいたします。お楽しみに。
 田邊さん、わざわざ、ありがとうございました。そして、ご馳走様。

 ☆ 明日はいよいよ論文講読会の最終日。北条氏や貴族政権について、大いに勉強させていただきたいと思っています。
 なお、本日また、権威ある学会誌の編集委員会から書評の御依頼が到来。対象作は近刊の大論文集。とても歯が立つ相手ではありませんが、論文講読会でうけたゼミメンバーからの好刺激に突き動かされてチャレンジさせていただこうかと思っております。

「『枕草子』を通読する会」の御案内。

No.4558

 歴史学の観点から『枕草子』を通読する会を開催します。数回に分けて実施しますが、第一回は下記の要領にて。
 当ゼミメンバーのみならず、広く、意欲ある参加者を募ります(学生・院生歓迎)。
 
              記
 日時:3月27日(月)13:00~17:00
 場所:醍醐交流館(地下鉄東西線醍醐駅下車1分)2F第3会議室
 講師:西山恵子氏(源氏物語ミュージアム学芸員)
     野口孝子氏(同志社女子大学非常勤講師)
 テキスト:『枕草子』刊本(発行所などは特定しません)を持参のこと
 参加費:無料

 ☆ 参加希望者は当方まで御連絡下さい。
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 ○ 本日の論文講読会・例会ともに盛況でした。田中裕紀さん・坂口太郎君、ありがとうございました。
 田中さんの御報告は、歴史学専攻者に、国文学における軍記物語研究史についての理解を促す上で実に有益なお話しでした。
 坂口君の御研究の御報告は、後醍醐天皇の宗教政策を寺社の重宝蒐集から解明された緻密な実証に基づく内容で、出席者一同に大きな感銘を与えるものでした。
 明日の論文講読会も楽しみです。

 ○ 有村さんから無事、鹿児島帰着のメールをいただきました。お引っ越しの際は、また、当ゼミをあげて応援いたしましょう。

 >愛知の野口君  今日はたくさんのお土産を有り難うございました。学芸員実習、頑張ってください。ぜひ、近々、名古屋方面にうかがう機会を得たいと思っております。

 >石井君  論文講読会、いかがでしたか?参加者の大多数が貴兄の先輩です。
       湯河原のおみやげ、あっという間に消滅です。ごちそうさまでした!

南からの風。 

有村 芳恵
No.4559

 昨日の朝に鹿児島に帰り着き、午後から久しぶりに大学に顔を出し、夜は後輩らとこれまた久しぶりに酒を酌み交わしました。話によると、来年京都市内の大学院を目指している後輩がいるようでうれしい限りです。最近当方の日本史研究室では大学院を目指す学生が増えております。私はもうすぐ大学を去り京都へ入洛する身ですが、これから後輩たちが続々と各地へはばたいていく予感をかみしめながら、残りわずかな鹿児島の生活を大切に過ごしていきたいと思います。

 先日は私の京都中に多くの皆様に本当にお世話になりました。元木先生、研究室ではこれからの京都での生活に関する様々なアドバイスを下さりまして誠にありがとうございました。野口先生、ご心配をおかけしましたが何とか住む場所を条件のよい所に決めることができまして、ほっとしております。それもこれも先生から部屋探しに関する有益なご助言をいただいた御蔭です。本当にありがとうございました。山岡さん、京都にいらっしゃらない所へ連絡してしまってごめんなさいね。薗田先輩、お仕事がお忙しい中突然お願いしたにもかかわらず快く宿を提供して下さり本当にありがとうございました。田中さん、とっても素敵なカフェに連れて行って下さりありがとうございます。楽しいひと時を過ごすことが出来ました。また行きたくなるお店でした。岩田さん、研究室に伺う時間が遅くなりお待たせしてしまってすみませんでした。お菓子はありがたくいただいております。記念写真を撮った時は、何だか京都女子大に入学したような錯覚を覚えました。当方はちっとも女らしくない性格なので女子大には似つかわしくないと思うのですが、「初々しい女子大生気分」なるものを堪能させていただきました。今回お会いできなかった皆様、またお会いする日を楽しみにしております。

 >永富さん 書き込みをして下さっていたのにお返事するのが遅くなってしまい申し訳ありません。実際に現地へ行かれたと伺い、機会がありましたらぜひその時のご経験を詳しくお聞きしたく思っております。環境問題に限らず昨今の様々な国際問題に関して自分自身の問題意識の芽を上手く育てていくことは、今後の私の研究を実りあるものにしていくことに繋がると確信しております。京都でお会いする際には色々なお話ができましたら幸いです。

維新i-shinの風。

No.4560

 有村さん、京都女子大で撮影した「記念」写真、とてもよく撮れていますよ。本日の論文講読会(長村君のレジュメによれば「春季特別勉強会」)終了後、出席の諸姉兄たちが研究室の私のパソコンを占拠して、歓声をあげつつ拝見させていただいておりました。御上洛後のお楽しみですね。
 後輩の方に京都の大学院進学希望者がおられる由。心強い限りです。すでに、薗田さん・辻君をはじめ、薩摩から上洛されて大学院生活を送られている当ゼミ由縁の先輩方も多く、また、山口出身のメンバーもおられますので、あたかも幕末!のごとき有様。お江戸方面からの新選組隊士の上洛も期待されるところです。
 いよいよ「維新」近しでしょうか。・・・維新といえばi-shin。・・・師範代?
 それにしましても、早速後輩と酒を酌み交わされるというのは実に頼もしい限り。この点について、大いに期待されている某先生のうれしそうなお姿が目に浮かびます。

 さて、本日の「春季特別勉強会」ですが、山本君は、さすがに進路選択の決め手となった川合先生の論文を対象にしただけに、地頭の研究史と問題点を踏まえた上で、川合説について要を得た整理をなされました。
 長村君は師のまた師にあたる上横手先生の鎌倉初期政治史に関する御研究について、そこに示された論点を的確に整理されたばかりか、今後取り組むべき検討課題を具体的に示されました。
 本日もまた、学ばせていただいたところは多大。古参のお二人の成長ぶりに、小生「感涙眼を遮る」有様です。 
 明日は古文書学会の見学会。これまた大いに楽しみです。天気予報は快晴の由。

 >i-shinこと、岩田君  話に興じていたので、ガソリンを入れるのを忘れてしまいました。

春季特別勉強会開催中

No.4561

>春季特別勉強会ご参加のみなさん 田中さん、山本さん、長村くん、ご発表ありがとうございました。このあとも引き続きご参加と、ピリ辛コメントを期待しております。

>坂口くん 例会でのお話、ありがとうございました。お時間がありましたら、勉強会の方にもお出でください。

>元木先生 古文書学会のご案内、ありがとうございました。

>石井君 湯河原のおみやげ、ありがとうございます。いただいて帰ったのですが、家族によってあっという間にかっさらわれてしまいました。勉強会では発表者からいろいろと盗み取っていただいて、それを活かしてこの次は石井くんも積極的に発表者の立場に立って下さいね。

>有村さん 京都では本来の目的以外でもいろんなところに引っ張り回された(?)そうですね。それだけみなさん有村さんの上洛が待ちきれぬのだと思います。京都女子大に入学されたかのような記念写真は、また来月以降にでも。

>維新の嵐 i-shinは確かに私岩田のパソコンアドレス(ケータイのほうは「カテナッチョ」)ですが、維新は全然意識していませんでした。さすが【必殺技:だじゃれ】の野口先生。
 数年前、とある大学院を受験した際、西郷隆盛について知っていることを書きなさいというような問題が出題されました。『翔ぶが如く』を思い出しながらいろいろと書いたら、面接で「たくさん書いたね」と、一言でスルーされました。
 ガソリンはすみません、僕も忘れていました。

元木先生、ありがとうございました。

No.4563

 本日は午前中に研究室で仕事の後、「女坂」を下って京博へ。土曜講座で中尾堯先生の妙顕寺文書に関する御講演を拝聴の後、今度は古文書学会の見学会で、その妙顕寺文書を見学させていただきました。展示室では中尾先生に御挨拶の機会を得て>>No.4523の昔話をさせていただいのをはじめ、大山喬平先生・外岡慎一郎先生など多くの先生方と言葉を交わす機会を得ることが出来ました。これこそ、学会参加の醍醐味でしょう。
 西村隆先生は、この掲示板を精読してくださっているようで、私の勤務状況を高く評価してくださっておりました。また、千葉県史編纂の仕事でお世話になった寺尾英智先生とも久方ぶりの邂逅を果たすことが出来ました。
 平田さん・山岡さんは、京都女子大史学科出身の素晴らしい先輩にお目にかかることが出来たようです。山岡さんには、ただならぬ意味でも先輩でしたね。
 いずれにいたしましても、この見学会にお誘いいただき、また、会の運営を取り仕切られた元木泰雄先生に感謝あるのみです。しかるに、閉会後のお付き合いがかなわかったにもかかわらず、元木先生門下の諸姉兄に「奥州合戦云々」と御託をならべて身をくらませたことをおゆるし下さい。それゆえか、まさしく天罰覿面で、帰宅すると、ほぼ一週間刻みの期限付き原稿が山積みにされておりました。無期懲役のごとし。

 さて、月曜からまた論文講読会です。なお、↑に紹介した「『枕草子』を通読する会」にも多くの方々の参加を期待しています。お知り合いに、関心のありそうな方がおられましたら、ぜひ紹介してください。

>岩田君  早朝に給油に出掛けましたので、ご安心下さい。

ごぶさたしております

No.4564

野口先生>このところパソコンをひらいておりませんでしたので、掲示板にいただいたメッセージへのお返事が遅くなってしまいすみません。
最近の近況に就いては先生のご自宅のアドレスにメールを送りましたのでまたみていただければ幸いです。

有村さん>お返事ありがとうございました。京都での下宿が決まられたとのこと、本当によかったです。有村さんの新居と私の職場(地下鉄東山駅下車すぐです)はきっと近くでしょうし、なにかと情報を提供できることもあるかと思います。お気軽におたずねください(たとえば「おいしいランチのお店はどこか」とか 笑)
春にお会いできるのを楽しみにしております。

古文書学会

No.4568

 野口先生、ゼミの皆さん、11日は古文書学会見学会にご参加頂き、誠にありがとうございました。当日は37名の参加者があり、大変な盛況でした。
 今回の企画は、中尾会長のご提案、それに博物館研究員の羽田先生のご尽力で実現したものです。両先生に厚く御礼を申し上げます。
 それにしても、見学会では貴重な文書の実物を見ることができる上に、今回中尾先生、羽田先生のように、ご専門の先生方のご説明があって、各文書の重要なポイントが分かるのですから、院生諸君には古文書学のみならず、中世史の得がたい勉強の場にもなったことと思います。
 また、諸先生方との交流の場になったことも、予期せぬ見学会の効果でした。
 当日、杉橋先生はご体調の関係で当初からご欠席、参加予定だった藤井譲治先生はお知り合いのご不幸で、小林基伸先生は急なご校務で、それぞれご欠席となったのが残念でした。また、機会を見つけて見学会を開催したいと思います。
 古文書を展示する展覧会などの情報がございましたら、ご一報ください。
 
 ところで、3月29日、誰か大阪に来ませんか?

講読会のご案内

No.4554

 有村さんが「午前10:30頃に当研究室を訪ねて来てくださるとのことです」というのを聞いて、まんまとお邪魔した岩田です。調子に乗って記念撮影までしました。有村さん、野口先生、ありがとうございます。
 それはさておき、前日で申し訳ありませんが、念のため明日からの講読会と、例会のご案内です。時間等が若干変則的となっておりますので、ご参加のみなさんはお気を付けください。

 日程:3月9日(木)15:00~
  水原一「義仲説話の形成」(『平家物語の形成』加藤中道館、1971年。):担当 田中さん
  【参考として】「巴の伝説・説話」(同書所収)

        例会 18:00~(予定)
  場所:京都女子大学 宗教・文化研究所共同研究室
  報告者:坂口太郎氏(龍谷大学大学院MC)
  題目:「後醍醐天皇寺社重宝蒐集考」
  ※参考文献などは>>>>No.4470をご覧下さい。

    3月10日(金)13:00~
  川合康「鎌倉幕府荘郷地頭制の成立とその歴史的性格」(初出1986年)
     「鎌倉幕府荘郷地頭制の展開に関する一考察」(初出1985年)
      (ともに『鎌倉幕府成立史の研究』校倉書房、2004年所収。):担当 山本さん
  上横手雅敬「鎌倉初期の公武関係」
       「承久の乱の諸前提」(『日本中世政治史研究』塙書房、1970年。):担当 長村くん

    3月13日(月)13:00~
  網野善彦「中世都市論」『日本中世都市の世界』筑摩書房、1995年(ちくま学芸文庫、2001年、初出1976年)。
      「中世都市研究の現状と課題」(出典同上、初出1994年) :担当 岩田
  高橋一樹「中世荘園の立荘と王家・摂関家」『日本の時代史7』吉川弘文館、2002年。:担当 尻池さん

    3月14日(火)13:00~
  橋本義彦「貴族政権の政治構造」『平安貴族』平凡社、1986年(初出1976年)。:担当 山岡さん
  杉橋隆夫「鎌倉執権政治の成立過程 ―十三人合議制と北条時政の「執権」職就任―」(初出1981年)
      「執権・連署制の起源 ―鎌倉執権政治の成立過程・続論―」(初出1980年)
(ともに、日本古文書学会編『日本古文書学論集 第5巻 中世 1 鎌倉時代の政治関係文書』吉川弘文館、1986年に所収。)

 (※3月11日(土)は、先日元木泰雄先生からご案内があった古文書学会の見学にみなさんで参加しましょう)

 上横手雅敬氏・川合康氏・杉橋隆夫氏・網野善彦氏の論文は二本一セットですのでご注意下さい。
 より多くのみなさんのご参加をお待ちしております。

日本史研究会例会「鎌倉幕府論」

No.4557

みなさま

もうすでにご予定いただいているとは存じますが、日本史研究会3月例会が近づいてまいりましたので、改めてご案内申し上げます。

「鎌倉幕府論の課題と展望」
日時:3月18日(土)午後1時~5時
場所:機関紙会館5階会議室(京都市上京区新町通丸太町上ル東側、地下鉄丸太町駅下車2番出口より西へ徒歩5分、市バス府庁前下車すぐ)
報告 川合康氏(東京都立大学): 「鎌倉幕府研究の現状と課題」(仮題)
   近藤成一氏(東京大学史料編纂所): 「川合康氏の鎌倉幕府成立史論について」
入場無料 一般来聴歓迎

一昨年刊行された川合康氏著『鎌倉幕府成立史の研究』(校倉書房)は、治承・寿永の内乱の実態や当該期地域社会の動向などから鎌倉幕府権力の形成を解明した著作である。その成果は、今後の幕府研究を新たな方向に導く可能性をもつと言えよう。本例会では、川合氏に幕府研究の現状について、氏自身の幕府成立論の立場から論点を提示していただく。また近藤成一氏に、川合氏の研究の成果・問題点や幕府研究全体における位置についてご報告いただく。本例会を通して、鎌倉幕府論が今抱える課題を明確にし、今後進めるべき方向性を展望したい。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jhs/regular.html

ただ、私自身は午前中に阪神間地方某所での講演がはいっており、終了次第駆けつけるつもりではおりますが、川合先生の御報告には間に合いそうにありません。グスン(>_<)。残念無念・・・・