有村さんへ

No.4485

書き込みが遅くなりましたが、おひさしぶりです。
鹿児島旅行以来ですがおぼえてくださっているでしょうか???

以前、南太平洋の海面上昇に関しての書き込みをされておられましたね。
有村さんの関心に沿うかはわかりませんが、実は私は高校時代に南太平洋の島国のひとつであるサモアへ派遣された経験があります。(簡単に言うとCOP3の高校生バージョン(?)会議のようなものに日本代表として参加させていただきました)
それに参加するにあたっての勉強用にと、外務省からいただいた資料が手元に残っています。
派遣から7年が経過しておりますので最新のデータではありませんが、南太平洋の現状を把握するのには役に立つかとおもいます。
主に環境に関するデータがメインですが、文化などに関する資料もあります。
もし必要でしたら遠慮なく声をかけてください。

サモア研修では、日本とは全く異なる世界、人間と自然が共生する環境、地球環境京都宣言の「自然と共に生きてきた先人の智恵や工夫を改めて思い起こし・・・」の精神をまさに実体験するものでした。そんなふうに地元の人たちが大切にしてきた美しいビーチを多くの先進国が口先では環境保護を唱えながらも、日々の生活の豊かさに流されてこの美しいビーチを失う原因をつくっているのだと思うと心が痛んだことを思い出します。

具体的な国際協力や自然科学の分野からこうした環境問題に取り組んでおられる方は大勢いますが、歴史学の観点からこのような問題をとりあげる人は少ないとおもいます。
有村さんが関心をもって、それを深めて誰かに伝える事でさらにより多くの人にこの問題に関心をもってもらえるきっかけになればとてもすばらしいことだとおもいます。


それと最後になりましたが、進学の件大変でしょうが、うまくいくことをお祈りします。


お誕生日おめでとうございます☆彡

No.4478

☆★☆野口先生、お誕生日おめでとうございます☆★☆

 先生のお誕生日=ゼミ旅行シーズン というイメージがあります。
今年も例に漏れず、数日後にはお出かけですね。行けなくて残念
でしたが、先生をはじめ、皆さん気をつけてお出かけ下さい。

 先生にとって健康で素晴らしい1年になりますよう
                    お祈りしております☆

Re: お誕生日おめでとうございます☆彡

No.4479

野口先生、お誕生日おめでとうございます!!
2/23・・・“新快速の日”と覚えておきます。>ねっ、鈴木君&門屋君!(笑)

ゼミ旅行は田中さん同様、参加できなくて残念ですが、実りある旅となることをお祈りしています。
なお、今回の旅行は、宿泊等も山内さんが主導でしっかりとproduceしてくれました。
もう(もともと!?)僕の役割は不要かもしれません(笑)。
僕が手配した分は、ぬかりなく準備しておきますね。

それでは皆さん、Bon Voyage!!(^o^)/~~

Re: お誕生日おめでとうございます☆彡

No.4481

 >田中さん  心のこもったメッセージをありがとうございます。不肖野口、時は連合国占領下の昭和26年、ところは関東の千葉市長洲、銭湯裏の雨漏りのする借家で生まれてより、はやくも五十五星霜を重ねたようです。
 「健康」といわれると、どうしても兼好法師を連想してしまうのですが、この人の語った「そのほど過ぎぬれば、かたちを恥ずる心もなく、人に出でまじらはん事を思ひ(中略)ひたすら世をむさぼる心のみふかく、もののあはれも知らずなりゆくなん、浅ましき」(『徒然草』第七段)とならぬように心したいものと思っています。
 
 >八井君  ありがとうございます。新快速の日ですか?わからん?
 旅行については、やはり八井君の存在は心強い。ぜひ、新しい職場でも「教育と旅」を研究のテーマにしてください。
 なお、次号『紫苑』については、裏表紙に掲載論文の英文タイトルを掲載することが計画されており、その翻訳を貴兄に担当していただくというのが山岡編集長の<腹案>のようであります。
 よろしく。

 >本日の勉強会に御出席のメンバー諸姉兄  美味しいケーキ(田中さん御推薦の)を御用意いただき、昨日が誕生日の平田さんとともに誕生日を祝っていただいてありがとうございました。歌まで唄ってくれたのは、おそらく幼稚園以来、半世紀ぶりのことです。
 恐縮に極まりありません。

 それにしても、物心ついて半世紀を過ぎると、兼好さんのこういう心境を結構自分のものとして受け止めることが出来ますね。
 「飛鳥川の淵瀬常ならぬ世にしあれば、時うつり、事さり、楽しび悲しびゆきかひて、花やかなりしあたりも人すまぬ野らとなり、変らぬ住家は人あらたまりぬ。桃李もの言はねば、誰とともに昔を語らん。まして、見ぬいにしへのやん事なかりけん跡のみぞ、いとはかなき」(同第二十五段)。本当にそうです。

Re: お誕生日おめでとうございます☆彡

No.4482

野口先生・平田さん
誕生日おめでとうございます。

遅くなりましたが、去年度の『紫苑』第3号のPDF版を作成し、ページへアップロードしました。↓
http://donkun.ath.cx/~sion/organ/

印刷屋さんに元の版下があると思うのですが、やりとりするのも大変ですので(特に山岡さんが)
今回は、そのままスキャナで読み取りました。
のり付け部分を、学校の裁断機でカットし、またまた学校の両面ドキュメントスキャナで、一括読み取りをしました。
所々、少し傾いたり黒い筋が上に入ったりしていますが、(紫苑を1部、切り刻む事になりましたが)思いの外綺麗に早く出来ました。

執筆者の方は、おかしいところがないか念のためチェックをお願いします。

>山岡さん
もし、間に合うようであれば、ぜひ最後の奥付の部分にホームページのアドレスを入れてください。
(前号にはなかったようなので....)


Re: お誕生日おめでとうございます☆彡

No.4483

野口先生、お誕生日おめでとうございます。ご健勝にて、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
人生も半世紀をすぎますと、体もガタが来るし、時代の進歩についてゆくのは大変だし、年はとりたくないという気分ばかり昂じてまいります。
 友人知己にも鬼籍に入る人が多くなり、寂しさも募るとともに、もうそろそろそうした覚悟や準備、あるいはそれを視野に入れた人生、研究の構想も、ある程度、必要になってまいりました。
 とは言え、我々に分野は経験科学であり、蓄積の強みでは若い者に負けるわけがありません。若い奴らが想像もつかない、及びもつかない研究で、熟年の存在感を見せ付けることに致しましょう。
 といっても、若い人たちを別に目の敵にしているわけではありません。我々の仕事を仕上げて、学問を簡単に到達できない位置に高めることが、後進に対する最大の贈り物であると存じます。
 また、現下のような厳しい情勢なればこそ、我々が経験した辛苦や克服の喜びが、後の続く諸君の道しるべや灯台になるものと思います。困難に直面している諸君のためにも、力を合わせて救済の手を差し伸べたいものと存じます。

 まあ、お互いに、これから人生の総仕上げをどうするか、健康に気をつけて、それこそ上横手先生をお手本に(学問は及びもつきませんが、せめて健康面だけでも)させていただきたいものです。まさに「お楽しみはこれから」ですね。
 これからも、何やかやでお世話になることばかりかと存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 八井君、ご無沙汰しております。
 野口先生のお誕生日は2/23で新快速の日、言い得て妙ですね。「新快速の日」は、数年前なら2月21日。その前は1月17日、あるいは11月7日?名古屋なら3月13日。
 もし2月7日生まれの方を207にたとえると、これは縁起でもない、洒落にもなりませんね。
 では、当方の127、または1207はどうなるんだろう?
 
 

お誕生日おめでとうございます!!

No.4484

野口先生、平田さん、お誕生日おめでとうございます。
田中さんや八井さんのおっしゃるように今年は旅行先で誕生日を一緒にお祝いすることができず残念ですが、実りある旅となることをお祈りしております。


ありがとうございます。付、大朗報。

No.4486

 >元木先生  熱いお言葉をありがとうございます。
 仰るように「<若い奴ら>が想像もつかない、及びもつかない研究」を進め、且つ、後進の若者たちの道を照らせるような仕事を進めて参りたいと存じております。今後とも何卒宜しくお願い申し上げる次第です。
 ともに恩師の健康に学びつつ、頑張って参りましょう。
 ちなみに、新快速云々?、まだわかりません。

 >永富さん  今回の旅行は山田先生との共同研究の調査にゼミメンバーが同行するという形で、今までとは趣旨が異なるのですが、旅行皆勤だった永富・田中両女史が不参加となるのは、まさしく「飛鳥川の淵瀬常ならぬ世にしあれば、時うつり、事さり」の感、なきにしもあらずといったところで、寂しいかぎりです。
 なお、名前が名前だけに、何らかの意味でかならず「実」ある旅になることは間違いありません。ただし、例によってお天気が心配です。

 ☆ 本日、四条河原町にジュンク堂書店京都BAL店が全面開店したとのこと。早くも行ってきたという某人(京童)の報告によれば、7Fの日本史コーナーには『大日本史料』まで並んでおり、「もちろん、先生(私)の『おもしろくない・・秀郷』とか、『武家の棟梁源氏は・・とかいう、タイトルと内容の違う・・売れ残りの本』もありましたよ」とのことです。この京童、いちいち気に障る!ことを言う人です。
 山岡さんはすぐにも走りそうですね。

☆☆☆ たった今、電話が入りました。
    長村君・辻君・・・、おめでとう!!!
    吉田山の麓を本拠とする<若い奴ら>代表として、大いに頑張って下さい。

Re: お誕生日おめでとうございます☆彡

山岡 瞳
No.4487

野口先生お誕生日おめでとうございます。
お体に気をつけて、これからもゼミのご指導よろしくお願いいたします。 
ケーキは本当においしかったですね。さすが田中さんおすすめのお店です。
ジュンク堂、旅行に行くまでには行きたいです!!先日BALに新装オープンした無印良品には行ったのですが・・・。

>鈴木さん
 ホームページのアドレスは、ばっちり奥付に入れておりますので、ご安心ください。

>長村さん・辻さん
 合格おめでとうございます。

Re: お誕生日おめでとうございます☆彡

平田樹理
No.4489

野口先生、お誕生日おめでとうございます。
先生のついでに私まで祝っていただいて、大変恐縮です。ゼミの皆さん、どうもありがとうございました。田中さんご推薦のケーキも、とてもおいしかったです。
鈴木君・永富さんも、祝いのお言葉、ありがとうございました。

>長村君・辻君
合格おめでとうございます!
長村君、辻君、荒川静香に負けぬよう、私も頑張りたいと思います。

♪♪おめでとうございます♪♪

山田ちさ子
No.4490

おめでとうございます!!!!

野口先生、平田さん、おめでとうございます。
年を重ねるごとに、楽しいことが積み重なっていきますように。

長村さん、辻さん、おめでとうございます。
より一層のご活躍を期待しています。

新快速の日

No.4491

>元木先生
 ごぶさたしております。何気なく書いた1行にレスを頂けるとは・・・。恐縮です。
 「○○の日」、特急・急行型車両は2桁目の数字が大きすぎて設定不可能ですね(笑)。

>野口先生
 きっと僕と元木先生の会話を、暗号のように感じていらっしゃることかと存じます。
 元木先生の書かれた日付の数字が、新快速に使われている電車の形式番号なのです。
 国鉄時代の新快速登場時から153系⇒113系⇒117系⇒221系⇒223系と世代交代を続けてきて、
 現在の新快速は223系電車、というわけで2/23=新快速の日、というわけです。(^^;)
 ちなみにこれは関西の新快速の形式で、名古屋の新快速は117系⇒311系⇒313系。
 だから、元木先生のおっしゃるとおり、名古屋では新快速の日=3/13なのです。


すっかり本題から離れた話でサーバーに負荷をかけてしまった・・・(笑)。


伊豆旅行の件、三島のホテルですが、昨日パンフを貰って見てみると、
思っていたよりもよさそうな感じです。昨夏の鹿児島市内のホテルより良さそう。
参加される皆さん、ご報告をお待ちしています☆

Re: お誕生日おめでとうございます☆彡

石井一英
No.4492

野口先生、お誕生日おめでとうございます。
この掲示板を見て初めて知ったので遅くなってしまいました。

ちなみに、2月23日は「富士山の日」でもあるそうです。富士山のように多くの方々を惹きつけてやまない野口先生にはぴったりの誕生日ですね。

今年からはゼミにも多く参加させていただきますので、ご迷惑をおかけすることも多いと思いますが、ご指導のほどよろしくお願いします。

Re: お誕生日おめでとうございます☆彡

No.4493

遅ればせながら
野口先生、平田さん、お誕生日おめでとうございます。
佳い一年となりますようお祈り申し上げます。

先生のお誕生日とは知らず、
引越のため勉強会を欠席してしまったことを今さらながら後悔しております。
報告者の皆さんも、ごめんなさい。
しかしそのおかげで旅行前にどうにか人間が住める状況には
持っていくことが出来ました。

明後日からの旅行、楽しみにしております。よろしくお願いします。
小生は一足お先に出発しますが、皆さんはお車でとのこと。
どうぞ道中お気をつけて。安全運転でお願いします。

>皆さま
お祝いのお言葉をいただき、ありがとうございます。
ほっとくとどんどん「異端」に走ってしまう自分が心配ですが、皆さんの研究を見ながら「正統」をも取り込むことが出来るよう勉学を重ねたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

私の好きな若者像。

No.4494

 >平田さん・山田さん  ありがとうございます。今後とも、ゼミにおいて後進の御指導をよろしくお願いいたします。

 >八井君  御教示ありがとうございました。「新快速」ようやく分かりました。
 少年時代に、こういう趣味をもった人はたいてい優秀で、大人になって学者や教員になっていることが多いですね。私の世代だと、旧帝国海軍軍艦の基準排水量や主砲の口径、空母の艦載機数。あるいは江戸時代の大名の石高。はたまた、乗用車の排気量といったことに異常なほど通じている友人がおりました。
 反軍国主義のバリバリの論客が、実は帝国海軍軍艦の名前にやたらに詳しい、などという実例を存じております。某国立大学の先生です。

 >石井君  四月からの御活躍、私もみんなも期待しています。26日からの調査旅行では、貴兄の本貫地である湯河原の近くにも出掛ける予定です。ただ、どうも天気がままならないようで、富士山も顔を出してくれるかどうか?
 神泉苑で雨乞いをしている、それこそ「陰陽道オタク」みたいな人がおられるのかもしれませんね。(>岩田君  車の運転、お互いに慎重にいききましょう。)

 >辻君  ありがとうございます。いや、その前に「おめでとうございます」。いよいよ本格的に研究者への道を進まれることになった訳ですが、本当によい仲間に恵まれた環境でうらやましいと思います。なお、御研究の内容からすると、国文学の学会などにも積極的に参加されることをお勧めします。今度、長村君と一緒に東京の研究会に如何ですか?

 ☆ 上に<若い奴ら>への期待を書きましたが、山田邦和先生が御自身のブログ                    http://heike.cocolog-nifty.com/kanwa/
に、先生が少年のころ、先日亡くなられた考古学者田辺昭三先生のお宅を訪ねられたというエピソードを書いておられます。
 こういう行動をとる<若い奴>が私は好きなのです。私自身も高校生の時に、郷土史家のお宅にうかがい、居座って半日ほど滞在?させていただいた記憶があります。
 逆に、私が目当てであったわけではありませんが、京都文化財団歴史研究室(現在の京都文化博物館学芸第二課)に勤務していた当時(博物館建設中のため、仮事務所は二条城の近くにありました)、近くの予備校に通っている少年が、将来こういうところで働けるようになるにはどうしたらよいのか、と訪ねてきたので、とても嬉しくなって親身になって相談に乗ったことがありました。彼は、その後、龍谷大学に入り、大学院に進み、今は京都府の教育委員会で埋蔵文化財の仕事に携わっておられます。
 山田先生の話はとてもよい話です。私はこういう昔の山田先生のような若者が大好きです。

お誕生日おめでとうございます☆彡

No.4495

すっかり出遅れてしまいました。ご無沙汰しております。
野口先生お誕生日おめでとうございます。
毎年この時期は大学院の発表などのめでたいニュースも重なって本当に
いい時期ですね。
 新快速の話題にも乗り遅れてしまい残念です。来年度は少しでも多く上洛し、話題に加わりたいと思います!

Re: お誕生日おめでとうございます☆彡

長村祥知
No.4496

野口先生・平田さん
お誕生日おめでとうございます。

そして。
皆様ありがとうございます。
今後ともご指導よろしくお願い申し上げます。

Re: お誕生日おめでとうございます☆彡

No.4497

 野口先生、お互いに恩師を見習い、頑張りましょう。
 貫先生のお年を考えれば、われわれは洟垂れ小僧ですね(笑)。
 若い頃大家のもとに乗り込んだといえば、サントリーバーのご常連、K先生が高校生のときに林屋辰三郎先生のお宅に伺ったというお話を思い出します。乗り込まれたほうは多少迷惑かもしれませんが、若い人たちにはそうした心意気を持ってほしいですね。
 ともかく、伊豆のご旅行、実り多いものであることを期待いたします。天候が少し気にかかりますね。
 八井君、電車の話、楽しませていただきました。新快速用の新車はもうしばらく先でしょうね。今度は225系ではなく、「323系」かなんかでしょうか。なお、新快速の最初は、スカ線色の113系、ついで新幹線岡山開業で余剰となった急行「鷲羽」用の153系が、白に青帯を巻いて「ブルーライナー」と称して登場したと思います。
 辻君、長村君。これからが大変です。覚悟してください。
 ついでに長村君、今日のニューミュンヘンの「感動」も一言、お願いします。

Re: 私の好きな若者像

No.4498

>野口 実先生
>>こういう行動をとる<若い奴>が私は好きなのです。
>>山田先生の話はとてもよい話です。私はこういう昔の山田先生のような若者が大好きです。

あぁびっくり。思いがけないところで誉められてしまった。
しかし、本人としては恥ずかしいことこのうえないのですよ。
今から思えば、まったく冷や汗ものです。
「若気の至り」というやつですね(^_^;)。

でも、確かに、野口・元木両先生がおっしゃる通り、若い人はそれくらいの無茶をやるくらいでないと、という気もします。
自分自身を振り返ってみても、学問というのは、ある意味では「狂気」に似たところがなければならないように思います。他のことがまったく見えないまでに学問に邁進する、それくらいのことがなければいけないのでしょうね。
在野の考古学者として著名であった故・藤森栄一先生の言葉を、若い方々に贈ります。
「若さ、というものは、心に灯をともせる、たった一度のチャンスである」。

すばらしき人々

No.4499

 野口先生、お誕生日おめでとうございます。明日からの伊豆でもよろしくお願い致します。二日目・三日目はどうなるかわかりませんが、明日はやはり「大雨」だそうですね。

 平田さん、お誕生日おめでとうございます。なにはともあれ健康が一番ですね。

 辻くん、長村くん、合格おめでとうございます。
 長村くんは去年のゼミ旅行ではタクシーに飛び乗りましたが、今度は何に飛び乗ってくれるんでしょうか。楽しみにしてます。

>ジュンク堂について
 今日の夕方に河原町のジュンク堂に行ってみました。加地宏江・中原俊章『中世の大阪』、佐藤進一『増訂 鎌倉幕府守護制度の研究』などを買いました。
 他には、山田雄司『崇徳院怨霊の研究』など、復刊ドットコムに出てるような本もちらほら見掛けました。
http://www.junkudo.co.jp/kyotoBAL.htm

感動。

長村祥知
No.4511

ここ数日ばたばたしており、書き込みが遅れましたが、三つ上の書き込みでご指名のあった「感動」をご報告したいと思います。
去る2月24日、元木先生主催の史料輪読の研究会でご一緒していた先輩の就職祝賀会がありました。
店は大阪梅田のニューミュンヘン北大使館で、「スチーム海鮮コース」をいただきました。
勿論、元木先生が選んで下さったお店で、とても美味しかったことは言うまでもありません。
スチーム海鮮鍋というのは、海老や蟹・魚・肉・野菜等を次々に蒸焼きにするという料理で、北大使館でしか味わえないそうです。私は初めての経験で、「感動」いたしました。
他にも、お刺身・寿司・スープ・デザート等がついており、いずれも流石大阪!と思わせる美味しさでした。

また、小生の博士課程進学もお祝いしていただき、お料理以上に「感動」いたしました。

就職された先輩の、新天地でのご多幸をお祈りしております。

宇治研究の参考文献

No.4477

 来年度から開始する「宇治」をテーマにした共同研究について、そろそろ助走をはじめたいところです。共同研究員になる諸姉兄は各研究報告の発表時期など、計画をお願いいたします。
 ところで、最近発表された論文の中で、摂関~院政期の宇治研究におおきな恩恵を与えてくれるものを紹介しておきます。

 山田彩起子「四条宮寛子の摂関家における位置-『中外抄』・『富家語』の言談を糸口として-」
 (『駿台史学』第126号、2005年12月)

 ご一読の上、注にあげられている関係論文についても入手をはかっておくとよいと思います。

 ☆ 鹿児島の有村さんからお電話を頂きました。お元気そうでした。
 ★ 某歴史関係・老舗出版社の編集者の方から、原稿執筆の進捗状況についての問い合わせのお電話も頂きました。こちらに対して私は「しどろもどろ」の有様でした。

『明月記研究』10号が刊行されました。

No.4469

 明月記研究会編『明月記研究』10号(特集 後鳥羽院)が刊行されました(発売:続群書類従完成会,本体価格3000円)。

 「承久の乱における三浦義村」と題する拙文が掲載されております。テーマ設定の関係で旧稿「執権体制下の三浦氏」(『中世東国武士団の研究』)・「承久の乱と三浦一族」(『三浦一族研究』第3号)や「慈光寺本『承久記』の史料的評価に関する一考察」(京都女子大学宗教・文化研究所『研究紀要』18)と一部重複する部分もございますが、ご笑覧の上、ご批判をたまわることが出来れば幸いとするところです。

今年の大河ドラマも楽しめます。

No.4471

 今年の大河ドラマは気楽に見ていようと思っているのですが、歴史教育の現場で苦労されている先生方を震撼せしめるような場面やセリフや設定が、これまで以上にあらわれているようです。
 本日の放送では信長が足利義昭を擁して「平安京」にのぼっておりましたね。
 山田邦和先生が御覧になっていたら・・・さぞかし・・・???

信長と一緒に上洛したかった。

有村芳恵
No.4472

 確かに今日の大河のあの京都の映像は違和感いっぱいでした。きれいなCG映像で「永遠の京」のように描かれる京都は、番組製作者の方の脳内の投影なのでしょうか。登場時間はわずかでしたが、色々な意味でインパクトに残る場面でした。

>野口先生・辻さん・薗田さん・佐伯さん
 京都の部屋物件に関してアドバイスを頂きありがとうございました。皆様のアドバイスを参考にさせていただきながら、引越しに向けて動いていきたいと思います。

 皆様からアドバイスをいただいていながら、御礼の書き込みが遅れて申し訳ありません。実は先日親から「入学料が払えないから京都に行くことを考え直してもらえないか」という趣旨の電話があり、突然のことで少なからず衝撃を受けました。とりあえず後日入学料等の減免措置ができる事などを説明し、また金銭面で私なりに最大限努力する事を話して何とか了解してもらえましたが、依然として予断を許さない状況です。私が京都へ行くのは経済的に大きな負担がかかることですから、ナーバスになっている親に対してきちんと説明し、金銭的に自分で何とかしなければならない部分があるのは言うまでもないことです。ここ何日間は悩み、考えをめぐらせてきましたが、これからは少し腹を括って行動する必要があると決心しました。私自身京都に行く為に全力を挙げる所存ですので、恐縮ですが皆様にはどうか暖かい目で見守っていていただければ、とお願いする次第です。

大丈夫ですか?

No.4473

有村さん>
いろいろとご苦労があるようですね。心中お察しいたします。
さすがにご家庭のこととなると、お助けする部分も限られてしまうのですが…
もし、事前の調べ物や手続き等で京都に来られることがあれば、狭くて汚い私の部屋を
お宿に提供しますし、微力ながら手助けできるかと思います。お気軽にご連絡ください。

相談窓口

No.4474

 有村さん、ご無沙汰しております。
 大変な状況に直面しておられるようで、心を痛めております。
 プライベートな問題ですから、他人に介入されるのも却ってご迷惑でしょうが、当方で相談にのって上げられることがあれば、直接ご連絡ください。
 入学金、授業料についてはご存知の通り減免措置があり、大学院生はほぼ奨学金を貸与されます(成績優秀であれば返還免除となります)。
 入学金・授業料免除の申請などの詳細は、京都大学のHPの学生生活をクリックし、ついで相談窓口、あるいは授業料をクリックすれば見ることができます。
 原則として経済困窮度に応じて救済措置が図られるはずです。
 不明の点があれば、電話番号・アドレスが掲載されていますから、直接学生部の方に相談してみてください。

ゼミをあげて応援します。

No.4475

 >有村さん 当ゼミあげて応援しています。
 プライベートなことですから、私でもメンバーにでも、どんなことでも直接ご相談下さい。
 三寒四温の季節。きっとうまくいきます。

明日中国に戻ります

金澤正大
No.4465

成都に戻ります。
ご承知のように、本Webは中国からはアクセス不能です。
夏休みまでのお別れです。
みなさん、御研鑽のことを、成都からお祈りします。



Re: 明日中国に戻ります

No.4466

 金澤先生、ありがとうございました。
 中国での御活躍を祈念申し上げます。
 こちらからは、金澤先生のブログ↓を拝読できますので、楽しみに致しております。       http://spaces.msn.com/km45/PersonalSpace.aspx?_c=
 また、御教示を宜しくお願い申しあげます。
 

また勉強会について

No.4463

 随時のご案内でしつこいですが、すみません。ありがたいことに報告者が続々と立候補して下さっております。

 日程:3月9日(木)、3月10日(金)、3月11日(土)、3月13日(月)、3月14日(火)
 時間:各日とも13:00頃~(予定)
 内容:おもに中世前期の論文の合評
    当該論文に至るまでの研究史、当該論文の論点・挙げられている史料の検討、
    その後の研究動向、などを踏まえて各自発表

 現在、担当が決まっているのは以下の通りです。

 ・上横手雅敬「鎌倉初期の公武関係」
       「承久の乱の諸前提」(『日本中世政治史研究』塙書房、一九七〇。)
 ・橋本義彦「貴族政権の政治構造」『平安貴族』平凡社、1986年(初出1976年)。
 ・川合康「鎌倉幕府荘郷地頭制の成立とその歴史的性格」(初出1986年)
     「鎌倉幕府荘郷地頭制の展開に関する一考察」(初出1985年)
      (ともに『鎌倉幕府成立史の研究』校倉書房、2004年所収。)
 ・網野善彦「中世都市論」
      「中世都市研究の現状と課題」
 ・高橋一樹「中世荘園の立荘と王家・摂関家」『日本の時代史7』吉川弘文館、2002年。
 ・杉橋隆夫「鎌倉執権政治の成立過程 ―十三人合議制と北条時政の「執権」職就任―」(初出1981年)
      「執権・連署制の起源 ―鎌倉執権政治の成立過程・続論―」(初出1980年)
(ともに、日本古文書学会編『日本古文書学論集 第5巻 中世 1 鎌倉時代の政治関係文書』吉川弘文館、1986年に所収。)

 上横手雅敬氏・川合康氏・杉橋隆夫氏・網野善彦氏の論文は二本一セットですのでご注意下さい。
 どの日にどの論文を扱うか等については、調整してまた後日お知らせ致します(日程等についてのご希望のある方、どうぞはお早めにお知らせ下さい)。

 勉強会への参加をご希望の方は、各自で各論文の予習をお願いします。当掲示板をご覧のみなさんもどうぞ奮ってご参加下さい。
 もうしばらく報告者を募集しますので、報告をご希望の方は2/20(月)頃までにご連絡ください(泣)←意味もなく山本さんを真似てみました。

例会の方も。『紫苑』の校正も。

No.4464

 岩田君、ありがとうございます。
 なお、学習会の期間中、例会発表も企画されていますので、それについても詳細が決定しましたら、お知らせをお願いいたします。龍大院MCの坂口太郎君が南北朝期に関するテーマで発表してくださることになっています。

 『紫苑』初校ゲラをまだ取りに来ていない人は、早々の内に。
 初校校正というのは、論文発表の過程で結構重要な段階であり、細心の神経をはらうことの要求される大変な作業なのですから。内容の誤り、文意不明、誤植だらけの文章を掲載することは本人のみならず、掲載誌の評価を落とすということで他の執筆者にも迷惑をかけることになります。

 ☆ 東大史料編纂所画像解析センターの西田友広先生より、『文献と遺跡』第6号(特集・中世鎌倉研究会シンポジウム「日本史のなかの永福寺」)を御恵送いただきました。複数部ありますので、必要なメンバーはお申し出下さい。
 西田先生にあつくお礼申し上げます。

勉強会で扱う論文について

No.4467

 ご無沙汰しております。すっかり京都から足が遠のいておりますが、春の勉強会には一日だけでも参加させていただくことに致しました。
田中さんと相談した結果国文学の論文として以下の2つを扱う事にしました。
①水原一「義仲説話の形成」(『平家物語の形成』加藤中道館 1971年)
 【参考として】「巴の伝説・説話」(同書所収)

②益田勝実「飢えたる戦士」(『火山列島の思想』筑摩書房 1968年)

②に関しては先日ちくま学芸文庫から『益田勝実の仕事2』が刊行され、これに『火山列島の思想』が収録されていますので、入手しやすいと思います。

ちなみに、①を田中さんが②を門屋が担当いたします。

勉強会と、次回例会(3/9)について

No.4470

>門屋くん
 論文の提示ありがとうございます。みんなで楽しみにしていますので、刺激的なご報告をお願いします。

>例会について
 『紫苑』編集長の山岡さん経由で、坂口さんの例会報告の情報をいただきました。以下のとおりです。

 日時:3月9日(木)18:00~(予定)
 場所:京都女子大学 宗教・文化研究所共同研究室
 報告者:坂口太郎氏(龍谷大学大学院MC)
 題目:「後醍醐天皇寺社重宝蒐集考」
 【主要参考文献】
Ⅰ、全体的なもの
 ①黒田俊雄「建武政権の宗教政策」(『黒田俊雄著作集』第7巻、法蔵館、1995年。初出1975年)※特に後半部分
 ②網野善彦「異形の王権―後醍醐・文観・兼光―」(『異形の王権』、平凡社、1993年。初出1986年)

Ⅱ、具体的な論点に関わるもの
 a)文観など後醍醐に関係する密教僧の行実
  ①岡田米夫「大日本洲大宗秘府に就いて」(『神道研究』第1巻第4号、1940年)  
  ②黒田日出男「肖像画としての後醍醐天皇」(『王の身体 王の肖像』、平凡社、1993年。初出1990年)
  ③内田啓一「文観房弘真に関係する絵画二題」(『南都仏教』第78号、2000年)
  ④平雅行「青蓮院の門跡相論と鎌倉幕府」(河音能平・福田栄次郎編『中世社会と比叡山』法蔵館、2004年)

 b)内裏・宝蔵など
  ①上横手雅敬「内裏と幕府」(永積安明・上横手雅敬・桜井好朗『太平記の世界』、日本放送出版協会、1987年)
  ②松薗斉『日記の家』第2部「『日記の家』の展開」第6章「天皇家」(吉川弘文館、1997年。初出1992年)

 c)中世の密教思想
  ①阿部泰郎「宝珠と王権」(『岩波講座 東洋思想』第16巻 日本思想2、岩波書店、1989年)
  ②伊藤聡「天照大神・空海同体説を巡って」(『東洋の思想と宗教』第12号、1995年)
  ③松本郁代「中世の「礼服御覧」と袞冕十二章」の後半・「中世の真言密教界と「空海」」
   (ともに『中世王権と即位灌頂』、森話社、2005年)

※特にⅠ―①・②、Ⅱ―a)②・③、Ⅱ―b)①、Ⅱ―c)①、などを事前に読んでいただければ幸いです、とのことです。

 こちらも刺激的なお話を伺えそうですね。坂口さん、よろしくお願いします。補足や追加情報などがございましたら随時ご連絡ください。ご本人さんから直接お書き込みいただいてもけっこうですので。
 3/9(木)は、昼間に田中・門屋両氏の論文批評、夕方から坂口氏のご発表です。みなさん奮ってご参加下さい。

 3/9~3/14前後の期間は読むべきものがいっぱいですが、みんなでしっかり準備して意欲的に勉強しましょう。

もうすぐ〆切、勉強会について

No.4476

 3/9~3/14の勉強会の報告者をそろそろ締め切りますので、思案中の方は急いで立候補をお願いします。担当が決まっている方は準備と予習をお願いいたします。

>有村さん
 全く及ばずながら、お祈り申し上げます。

紫苑ISSN取得。

山岡 瞳
No.4460

 書き込みが遅くなってしまい申し訳ありません。
 先日、10月に申請したISSN(国際標準逐次刊行物番号)取得の通知がありました。以下の通りです。
 
 紫苑(SHION)ISSN:1880-5949 資料種別:冊子体 


>紫苑執筆中の皆様
 先日お知らせしましたが、紫苑4号の初稿を、野口先生の研究室前のポストに入れておきますので、取りに来てください。22日までに校正して、またポストに入れておいて下さい。不明な点がありましたら山岡までご連絡下さい。

初校ゲラが届きました。

No.4461

 本日、午後三時、『紫苑』第4号の初校ゲラが届きました。「一見すると」(いえいえ、結構内容も優れたものがあります)、どれも立派な学術論文です。尻池さんには速達で郵送。在京の方は、個別に研究室前のボックスに入れておきますから、早々の内に校正をお願いいたします。山岡さんが締切とした22日はあくまでも、ギリギリの最終です。
 全体が集まったところで再チェックをしたり、編集サイドから手直しをお願いするようになる場合もあると思いますから、出来るだけ早めに返却をお願いいたします。なお、ゼミ旅行記などは編集サイドで校正を行いますので、執筆者の校正はありません。
 明日、研究室に校正ゲラを取りに来る人で、私に御用のある方は、午後3時以降にお出で下さい。

 ◇『紫苑』第4号の構成
  論文
    草創期鎌倉幕府研究の一視点 ―奉行人を中心に―・・・・・岩田慎平(関学院DC)
  研究ノート
    伊豆北条氏の存在形態について ―時政を中心に―・・・・・立花美香(京女4回)
    大殿の発言権について ―大殿道長・師実・忠実―・・・・・尻池由佳(京女3回)
    女院と院司 ―以仁王の挙兵と八条院暲子―・・・・・山岡 瞳(同志社3回)
    中世諸国一宮制と鎌倉幕府 ―諏訪社を題材に―・・・・・山内 梓(京女3回)
  活動記録
  旅行記① 2005年2月26~28日 東京・千葉方面ゼミ旅行記・・山本陽一郎(神大院MC)
  旅行記② 2005年8月17~20日 鹿児島ゼミ旅行記・・大内彩記子(京女4回)

 ☆本日、鈴木君(教諭)から永富さん撮影のゼミ関係デジカメ写真のCDをいただきました。一昨年の公開講座や昨年の宇治歴史散歩の写真、薗田さんの例会発表なども入っていて、貴重な資料です。私の肥満の変化もよく分かりました。いつも本当にお見苦しい限りで申し訳ありません(泣)←山本君を真似ました。

二子浦・厳島神社そして高橋先生の『吉記』

No.4457

 10・11日の両日、関東に出かけておりました。10日は中世下総内湾の交通拠点「二子浦」伝承地の調査。市川歴史博物館の湯浅治久先生の御高論「中世の“二子浦”覚書-伝説・地名・空間-」(http://www.city.ichikawa.chiba.jp/net/kyouiku/rekisi/rekihaku/ronbun/yuasa/yuasa86.htm
に導かれながら、疲労で頭の痛くなるまで歩き回りました。最近たくさんのマンションが建ってしまいましたが、しかし品川などに比べると、まだまだ中世の痕跡が至る所に発見できました。「二子浦」は前々から気になっていながら、現地を歩く機会を得られませんでしたが、ようやく実現できました。さらにイメージを具体化するために今後も調査を重ねたいと考えています。
 中世前期、ここは六浦~京都から肥前小城(九州)に至る日蓮宗中山門流の教線のスタート地点というべきところでした。

 11日は佐倉の国立歴史民俗博物館で三浦正幸先生(広島大学大学院教授)の「出雲大社と厳島神社の建築の実像」という講演を拝聴しました。
 出雲大社の本殿は、かつては現在の倍の16丈(48㍍)の高さがあったと信じられているが、それは誤りで、鎌倉時代の本殿も、実際には現在と同じ8丈と考えられること。厳島神社の本殿は平清盛が陸地だったところに人工の海を掘って社殿を造営したものと想像され、島自体は神体ではなかったことなどが指摘され、神社建築に関する近代以降の学説への厳しい批判が提起されて大変おもしろい内容でした。
 とくに厳島神社については、清盛の国家構想を考えるうえで大きな示唆を与えられました。「王権」などという、とりとめのないテーマを考えるには建築や庭園の勉強が肝要であることを、またしても思い知らされました。

 ☆ 文部科学省の高橋秀樹先生から先生編『新訂吉記 本文編三』(和泉書院)を御恵送いただきました。治承・寿永内乱期の研究に大きな裨益をもたらすことは必定。史料講読のテキストにも安心して使用できます。
 高橋先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 国立国会図書館から『紫苑』のISSN(国際標準逐次刊行物番号)取得の通知がありました。山岡編集長の御尽力によるところです。山岡さん、ありがとうございました。
 番号など正式な報告は、追って山岡編集長よりなされることと思います。

 > 鹿児島の有村さん  薗田さんの言われるように、部屋探しについては、早めにアクションを起こされた方がよいと思います。 

早川厚一先生より御高論の抜刷拝受。

No.4459

 名古屋学院大学の早川厚一先生より今年度執筆された御高論を御恵送いただきました。

  「『平治物語』成立論の検証-成立と本文について-」(『軍記と語り物』41)
  「『源平闘諍録』全釈(一-巻一上①(三オ~四オ8))」(『名古屋学院大学研究年報』18)
  「合戦記事をどう読むか-『保元物語』『平家物語』の場合-」(『名古屋学院論集』(人文・自然科学編)42-1)
  「『源平盛衰記』全釈(一-巻一-1)」(『名古屋学院論集』(人文・自然科学編)42-2)※共著者:曽我良成・志立正知

 以上4本、各7部づつ頂戴いたしました。早川先生から、ゼミメンバーへの配布を依頼されております。国文専攻のメンバー優先ですが、必要な方は御連絡下さい。
 早川先生に、あつく御礼申しあげます。

 ☆ 4月に開かれる『平家物語』研究会で、研究発表をすることになりました。テーマは「伊豆北条氏の再評価」というようなものになりそうです。<同行して発表後の「後始末?」を引き受けてくれるメンバー>を募集いたします。
 ちなみに、この会における『真名本曾我物語』巻3輪読は、佐倉由泰先生(東北大学)の御担当で、ちょうど頼朝挙兵譚のあたりを扱う予定とのことです。

ほんものの「掲示板」の増設のお知らせ。

No.4447

 事務当局のご高配により、当方の研究室前に大型の掲示板が増設されました。だいぶ余裕が出来ましたので、昨年のゼミ旅行の写真なども掲示したいと考えております。
 (これだけは勘弁してくれ!という写真がございましたらお早めにお申し出下さい。)

ラボール学園「日本史講座」の御案内

No.4448

 ラボール学園(京都市勤労者学園)の春期講座「日本史」の御案内です。
 
 テ ー マ:「 史跡からみる日本史-古代・中世-」

 開 講 日 毎週月曜日の全14回 < 4月10日~ 7月24日>
 開講時間 午後6時30分~午後8時40分         受講料11,000円
  各回のテーマ
(1) 太泰広隆寺-律令制前の有力氏族(1)- 黒田達也(大阪府立工業高等専門学校教授) ( 4/10)
(2) 賀茂社-律令制前の有力氏族(2)- 黒田 ( 4/17)
(3) 平安京内裏 佐藤 泰弘(甲南大学教授) ( 4/24)
(4) 御室仁和寺 佐藤 ( 5/ 8)
(5) 宇治-摂関家の都市- 美川圭(摂南大学教授) ( 5/15)
(6) 嵯峨-王家の都市- 美川 ( 5/22)
(7) 七条町と西八条-「女の都市」の諸相- 野口実(京都女子大学教授) ( 5/29)
(8) 六波羅-武家の空間- 野口 ( 6/ 5)
(9) 千早・赤坂と尼崎-楠木・赤松氏の接点を探る- 熊谷隆之(立命館大学非常勤講師) ( 6/12)
(10)桂川用水と西岡-人と水の歴史と現在-玉城玲子(向日市文化資料館学芸員) ( 6/19)
(11)禅院都市嵯峨-応永鈞命図の世界- 野田泰三(京都光華女子大学助教授) ( 6/26)
(12)平安時代の京都の遺跡-考古学の視点から- 山本雅和((財)京都市埋蔵文化財研究所職員) ( 7/ 3)
(13)安土城と城下町-信長の夢の跡- 仁木宏(大阪市立大学助教授) ( 7/10)
(14)室町御所と京の町-洛中洛外図の世界- 野田 ( 7/24)
 
 ※ なお、この講座は美川先生がコーディネートされています。
   受講を申し込まれる方は、↓を御覧下さい。(念のため内容・日程なども御確認下さい)。
http://www.labor.or.jp/gakuen/roudo/index.html#nihonshi

Re:ラボール学園「日本史講座」の御案内

No.4449

野口先生、ご宣伝をありがとうございます。

亡くなられた戸田芳実先生が講師として、あるいは昨年逝かれた山口博史さんが熱心な受講生として、支えてこられた歴史ある講座です。こういう時代にあっては「京都労働学校」といういささかアナクロな名称も、むしろ新鮮に感じられるほどです。

私もここのところ毎年コーデイネーターのまねごとをして、野口先生のご出講をあおぎ、たいへん助けていただいております。これだけ多彩な先生方のお話を聞く機会はめったにありませんので、ぜひ受講をお勧めいたします。(5回目6回目のしょうもない話は中休みとしてさぼっていただくのにちょうどいいと思います)なお9回目からは野田泰三先生のコーデイネートによるものです。

勉強会のご案内

No.4439

 岩田です。
 三月にシンプルな勉強会をやりたいと思いますので、ご案内します。

 毎年、夏と春の長期休暇を利用して各種勉強会を開催していますが、今年の春休みは「論文講読」の勉強会を開催したいと思います。
 報告者がそれぞれの興味・問題意識に基づいた論文を指定し、参加者は事前にそれを読んで予習しておき、当日全員で議論し合う、という形式で行いたいと思います。
 論文は各自で選んで頂いても結構ですし、以下に挙げるもの(こちらは岩田の独断です)から選んで報告して頂いても結構です。できるだけ「たいそうな」論文に取り組みたいと思いますので、よろしくお願いします。
 参加者=報告者」となるのが理想ですが、参加のみでも結構ですので、みなさん奮ってご参加(ご報告)下さい。

 日程:3月9日(木)、3月10日(金)、3月11日(土)、3月13日(月)、3月14日(火)
 時間:各日とも13:00頃~(予定)
 内容:おもに中世前期の論文の合評
    当該論文に至るまでの研究史、当該論文の論点・挙げられている史料の検討、
    その後の研究動向、などを踏まえて各自発表
 講読候補論文:網野善彦「中世都市論」『日本中世都市の世界』筑摩書房、1995年(ちくま学芸文庫、2001年、初出1976年)。
            「中世都市研究の現状と課題」(出典同上、初出1994年)
        高橋一樹「中世荘園の立荘と王家・摂関家」『日本の時代史7』吉川弘文館、2002年。
        高橋昌明「伊勢平氏の成立と展開」『日本史研究』157・158号、1975年。
        杉橋隆夫「執権・連署制の起源」『立命館文学』424・425・426号、1980年。
        川合康「鎌倉幕府荘郷地頭制の成立とその歴史的性格」『鎌倉幕府成立史の研究』校倉書房、2004年(初出1986年)。
        小山靖憲「古代末期の東国と西国」『岩波講座日本歴史4古代4』岩波書店、1976年。
        石井進「鎌倉幕府論」『石井進著作集第2巻鎌倉幕府論』岩波書店、2004年(初出1962年)。

(網野善彦「中世都市論」は売り切れ→岩田が担当します)

 日程と時間の予定は以上の通りですが、報告者が極端に多い・少ない場合は、適宜調整致します。
 論文の候補は以上ですが、ご希望があれば追加しますので、まずはご連絡ください。でも追加分は希望者が報告して下さいね。

 すでに岩田からご連絡を差し上げた方もいますが、参加ご希望の方は2/20(月)頃までに岩田までご連絡ください。この掲示板に書き込んでくださっても結構です。
 当ゼミメンバーはもちろんのこと、京都近郊の学生・院生のみなさんや、京都近郊にお住まいではない学生・院生のみなさん、等々、この掲示板をご覧のみなさんのより多くのご参加を募ります。まずはご一報下さい。

勉強会のご案内 2

No.4444

 さっそく報告の立候補をいただいたので、お知らせします。

 山岡さん:橋本義彦「貴族政権の政治構造」『平安貴族』平凡社、1986年(初出1976年)。
 山本さん:川合康「鎌倉幕府荘郷地頭制の成立とその歴史的性格」(初出1986年)
         「鎌倉幕府荘郷地頭制の展開に関する一考察」(初出1985年)
      (ともに『鎌倉幕府成立史の研究』校倉書房、2004年所収。)
 岩田:網野善彦「中世都市論」
        「中世都市研究の現状と課題」

 山岡さんからは、当該論文の第二章を中心にというご注文をいただいております。
 参加ご希望の方は、以上の論文の予習をお願いします。

 ご参加・ご報告は引き続き募集中ですので、掲示板に書き込んでいただくか、岩田までご連絡ください(恐れ入りますが、以前に口頭でご案内した方も、確認のため再度岩田宛に参加希望のご連絡をお願いします)。
        

お願い→ 注文!→ 命令!!→ 強制?

No.4445

 >国文学でDCのお方  お仕事に差し障りがなければ、軍記関係でぜひとも一本。

 >長村君  「もういいでしょう?」 ぜひ何かお願いします。 

3月11日古文書学会見学会の予定

No.4446

 実は3月11日土曜日に、古文書学会見学会が予定されております。
 京都国立博物館で、「妙顕寺の文書」展を見学する予定です。
 15時に南門集合ですので、勉強会の途中になってしまいそうですが、できれば時間を調整して、ご参加いただければ幸いです。
 当日は、博物館の羽田聡先生、それに古文書学会会長の中尾尭先生も説明をされるとのことです。また、13時半より、博物館で中尾先生のご講演「古文書に見る妙顕寺の伝灯」もございます。
 なお、内容は鎌倉から織豊期にいたる古文書で、妙顕寺の僧侶関係の書状などのほか、後醍醐天皇の綸旨など、権力者の文書も展示されます。詳細については博物館のHPをご参照ください。
 正式に決まりましたら、改めてご案内いたします。
 当日の見学会、手伝ってくれる人、参加記を書いてくれる人を募集します。
 

まだまだ募集中

岩田慎平
No.4450

 元木先生、こんばんは。
 古文書学会見学会のご案内をありがとうございます。これは是非日程を調整しなければなりませんね。続報をお待ちしつつ、時間が重ならないように工夫したいと思います。

 さて、勉強会のほうですが、本日さきほど、杉橋隆夫「執権・連署制の起源」を担当していただけるとのご連絡を頂戴しました。参加者のみなさん、こちらの予習もよろしくお願い致します。

 尚、野口先生からお願い・注文・命令・強制も頂戴しましたので、ご覧のみなさんもどうぞ奮ってご参加(ご報告!)を。

Re: 勉強会のご案内

長村祥知
No.4452

野口先生からご指名いただくという光栄に浴したこともありますので、勉強会に参加させていただきます。
ただ、昨日まで色々あって燃え尽きている状態ですので、今すぐには担当する論文が決められません・・・数日後にお返事させていただきます。

>野口先生
わざわざご恵送いただきありがとうございました。

しばしお待ちを!!

No.4453

>野口先生
 「国文学でDCの人」が2人、智恵を出し合っておりますので、しばしお待ち下さいませ。
 

お久しぶりです^^

鍛冶 利雄
No.4454

しばらく長い間沈黙状態でした(笑)ご無沙汰しております。

高橋一樹「中世荘園の立荘と王家・摂関家」『日本の時代史7』吉川弘文館、2002年。
・・・の報告を請け負ってもかまわないでしょうか??

全日程参加するのは少々難しいかもしれませんが、出来る限り出席するようにします。

駆け付けました(笑)

鍛冶 利雄
No.4455

岩田師範から直々にメールがあり、駆け付けました(笑)
申し訳ないのですが、報告を辞退してもよろしいでしょうか??

専攻分野である「中世後期」の理解もあやふやなのに、「中世前期」に
手を出すのは、本末転倒だと思うのです。 あと自信ないですし…

でも実は「上から立荘」は半年ほど研究したことがありまして、時間が
あれば再度研究したいなぁと思っていたテーマだったのです。

「便補保」の研究への熱意が燃え滾っていたのでありました。。。

お騒がせして申し訳ありませんでした。