永富さん、年頭を飾るにふさわしい素晴らしいメッセージをありがとうございました。
実は出雲高校の生徒さんからも年賀のメールをいただいたのですが、若い人たちの心のこもった文章には、本当に心動かされるものがあります。
山田先生、本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。宇治の共同研究など、文献史学者(どころか国文学者)顔負けの考古学者である山田先生の御指導なくしては・・・です。
大学ラグビーの同志社の敗退は残念でした。しかし、これをもって、このところスポーツで関西勢は関東勢に圧倒されている、と思ってはいけません。どうも関東の大学で活躍している選手には関西出身者が多かったりいたします。これは源平内乱期のいわゆる「東国武士団」の実態を考える上で示唆的でしょう。
ラグビーといえば、NO.4351で『朝日新聞で見るラグビー日本選手権の歴史』を御紹介いたしましたが、関東のある中世史の中堅研究者からも御注文をいただきました。この先生の御親族も早大ラグビー部と所縁がおありとのこと。縁の世界の広がりは不思議なものがあります。
ゼミメンバーに限らず、御入り用の方、御連絡下さい。
東北大学の柳原敏昭先生より、御高論「東北大学附属図書館所蔵「森潤三郎氏旧蔵米原文書」小考」(入間田宣夫編『東北中世史の研究』下)・「中世日本の北と南」(歴史学研究会・日本史研究会編『日本史講座第四巻 中世社会の構造』)・「中世万之瀬川下流地域の様相について-近世絵図を手がかりとして-」(羽下徳彦編『中世の地域と宗教』)を御恵送いただきました。あつく御礼申しあげます。
また、柳原先生は最近「湊と海道の中世」というHPを開かれました。アドレスは
http://www.honey.ne.jp/~szell/index.html 柳原先生といえば、当BBS草創期に、美川先生・山田先生と熱のこもったクラシック音楽の論議を行われたことが記憶にございます。次回、御上洛の折にはぜひ、美川・山田両先生との会見の場を御用意申し上げたいものと存じております。
女院論研究で御活躍の若手研究者の方からいただいた年賀状に、必ず二日に一度はこのBBSを開いていると書かれていました。せっかく開かれても記事の更新がなければ面白くありません。ゼミメンバーをはじめとする皆様の積極的な書き込みを期待しています。永富さんの仰るように、そこから新たなる出逢いや試みが生みだされることになれば、それは、とても素晴らしいことなのですから。
たった2年で消滅してしまった青山学院大学史学科・野口ゼミや前任大学のゼミの卒業生の方たちも、楽しみにして御覧になってくれているとのことなので、私も頑張りたいと思っております。
なお、昨年末、ゼミ古参メンバーの某君より、「掲示板に書き込んでいる暇があるのなら、さっさとNHKブックスの原稿を片付けなさい」という、ありがたい「諌言」をいただきました。
石浜さん、この前にお渡しした原稿より、目下400字詰で70枚ほど書き加えておりますので(ご安心下さいorお許し下さい)。
ちなみに、美川先生は、新書の原稿を、昨年末目出度く脱稿された由。大慶に存じます。