京楽先生のドイツ便りを愛読している。
http://www.shc.usp.ac.jp/kyouraku/毎回とても楽しいのだが、今回はマインツである(どこにあるか知ってますか)。
昨年、ボン大学でシンポジウムの報告があったあと、一人で行った町である。
ボンでは、昼間はシンポ。夜は亡くなった小山靖憲先生らと
毎晩、飲んだり、コンサートに行ったりで、ほとんど、何も見なかった。
シンポ終了後、南西フランスへ3日の遠足へ行き、カタリ派の遺跡などを見たのだが、
ドイツでは何も見ていなかったので、フランクフルト空港への途中で、
わけもわからず1泊したのが、マインツなのです。
一応、日本の旅行社でホテルを予約していったのですが、
旅行社のおねえさんが、マインツというのをホテル名と思って、
ずいぶん手間がかかりました。ライン川の観光船が発着する町なんですが。
行ったのは12月なので、観光船は運航されておらず、観光客はいない町。
けっきょく、ボンの町中を散策したあと着いたので、夕方。
翌日、朝、教会へ行き、その前のお菓子屋さんでチョコレートを買いました(これがおいしかった)。
私の感では、なんだか、いろいろありそうな町だったのですが、
こんなにローマ時代の遺跡があるとは知りませんでした。
私的なこと(娘の中学受験)で時間がなかった。
ぜひもう一度行ってみたいです。
発掘されたローマの軍船の復元がしてあるとは、尻が浮き上がってしまいます。
ただ、ドイツ語はおろか、英語もろくにできないので、
博物館の解説おじさんには、悩まされそうですが。
そろそろ新書の原稿が500枚突破。まだ終わらない。