京都女子大学で日本史研究会大会。

No.4185

 プリンセスラインの赤いバス(今夏のゼミ旅行で鹿児島の街にもそっくりなバスが走っているのを発見)がオジサン・オニイサンたちで満員になっていたそうです。ちなみに、私はまだ乗ったことがありません。
 研究委員の山田先生、佐伯君、また、京女史学科の先生方をはじめ、大会の準備・運営に携わった皆様、お疲れ様です。
 初日は天候に恵まれませんでしたが、昼には鹿児島から有村さん・岩川君、名古屋から野口君、それに在京メンバーが研究室に集まってくれました。
 メンバーは出版社の割引販売で沢山の本を購入した模様(しばらく宴会は不可?)。
 ところで、当ゼミの出版物?である『紫苑』ですが、編集長山岡さんの御尽力で、国会図書館にISSNの申請をいたしました。2ヶ月ほどで番号の取得が叶うはずです。というわけですから、執筆者には是非とも気合いを入れていただきたいと思います。
 野口君からは例によって沢山のお菓子の他、研究室のマスコットにと愛地球博でお馴染みのキッコロのお手玉の人形をいただきました。野口君は京都検定1級に挑戦する由です。京都ではありませんが、そのうち彼には湖北の歴史案内をお願いしたいと思っています。
 大会会場で平泉中尊寺の菅野成寛先生からいただいた資料によると、衣川の接待館遺跡で大規模な二重堀が検出された由、詳細については先日平泉に行かれた前川佳代さんに御教示をいただきたいものです。
 なお、会場では久しぶりに杉橋先生や滑川さん・大根田君にお目にかかることが出来、また元木先生の御紹介で報告者の一人である横内裕人先生に御挨拶することがかないました。
 こうした大会に出てみると、1980年代、私が日本史研究会の部会にせっせと通っていた頃、まだ童顔の院生だった方々が今や学会の中堅を担っておられることを実感します。そのうち、当ゼミメンバーも・・・と楽しみにしております。
 
 ☆ 私の尊敬する現役の研究者のうちのお一人(僭越な言い方で恐縮です)である樋口州男先生から、御高著『日本中世の伝承世界』(校倉書房)を御恵送いただきました。
 国文学(軍記・伝承文学)を専攻されている方も必読です。さしあたり、『吾妻鏡』講読会に参加しているメンバーには第一部「中世文芸の伝承世界」の第二章「頼朝の死と橋供養」、山岡さんには第二部「絵巻・絵図の伝承世界」の第三章「伊予河野氏の史実と伝承」の御一読をお勧めしておきます。
 樋口先生にあつくお礼を申し上げます。

 ☆ 源義経の同母兄、乙若こと卿公円済(きょうのきみえんさい)と彼が戦死した墨俣合戦に関する論文の御紹介。
  佐々木紀一「『平家物語』「墨俣合戦」考」(『山形県立米沢女子短期大学紀要』第40号、2005年)

お疲れ様でした。

山岡 瞳
No.4187

今年の日本史研究会大会の会場は京都女子大学で行われることを知り、近くてよかったと思っていたのですが、雨のため(登り慣れていたはずの)女坂を登るのが大変でした。去年は確か台風の動きを気にしていたような気がします。
今回の大会報告は、ちょっと東洋史だった私にとっては興味深いものがありました。久々に京女の先生方にもお会いすることができ、とても懐かしく思いました。
大会の運営に携われた皆様、本当にお疲れ様です。

>野口先生
 本のご紹介ありがとうございます。伊予国出身であるにもかかわらず、地元の歴史には疎いため、これを機会に勉強したいと思います。

>紫苑執筆中の皆様
 締め切りだけは守ってください。

大会会場でお会いした前川佳代さんより、次回例会の参考文献である「都市平泉の構造」(『白い国の詩』2002)をいただきました。コピーをご希望の方は山岡までご連絡ください。前川さんわざわざありがとうございました。


速報・佐伯真一先生、角川財団学芸賞受賞!

No.4174

野口ゼミでもお馴染みの佐伯真一先生が角川財団学芸賞を受賞されました。昨夜、角川財団より学芸賞受賞のお電話があったとの由。学芸賞は平成15年の新設で、今回は三回目。第一回が『口語訳 古事記 完全版』の三浦佑介先生が本賞で、『芭蕉の方法』の宮脇真彦先生が奨励賞。第二回は瀧井一博先生が『文明史のなかの明治憲法』で受賞されています。担当編集者としては、心より佐伯先生にお祝い申し上げるとともに、出会いの場を作っていただいた野口先生にも御礼申し上げる次第です。

Re: 速報・佐伯真一先生、角川財団学芸賞受賞!

No.4178

 すばらしいですね。佐伯先生、おめでとうございます。石浜さんが担当編集者ということは、該当業績は『戦場の精神史-武士道という幻影』(NHK出版 2004年)ですね。石浜さんにもあわせて御祝いを申し上げます。
 これは、京都でもそれをネタに宴会をやれというお告げですかね・・・
〈何かといえば仕事をさぼって呑むことばかり考えている山田でした・・・(^_^;)〉

『戦場の精神史』の著者・編集者に乾杯!

No.4179

 佐伯先生、石浜さん、おめでとうございます。
 今日、尼崎市の公民館で義経の話をしたのですが、そこでもサムライ論に話が及んでしまい、日本人の文化的自己認識に占める武士理解の重要性に思いをいたしておりました。
 いずれにせよ、佐伯先生の『戦場の精神史 武士道という幻影』は、これまでの武士道論ないしはサムライ論の最高の水準を示すものであり、それが一般向けの書物の形で出版されたことに重要な意義があると考えます。
 最近の政治・社会的風潮を見ていると、「サムライは嘘つきだ」と黄色い帯が叫んでいるこの本こそ、これからの日本国民の教科書たるべきものだと私は心底思っております。
 このところ、佐伯先生をはじめとする国文学の研究者の方々に教えられるところ多大なものがあり、歴史学の研究会より軍記関係の研究会の方が面白いというのが今の私の正直な感想です(国文学の先生方の迷惑そうなお顔が浮かびますが、さもありなん)。今後、古典文学と歴史学の研究交流はいよいよ盛んになることでしょう。そのような場で、佐伯先生はますます御活躍下さるものと期待いたしております。
 当ゼミにとって佐伯先生は、国文学関係のメンバーの多くの大学の大先輩であるばかりでなく、私にとっても母校の先生であるという深い縁故がございます。今後とも宜しくお願い申しあげる次第です。

 >石浜さん  久しぶりのお書き込みが大変な朗報で、うれしい限りです。ムシのいい話で恐縮ですが、このことで負債を少しばかりでも帳消しにして頂ければありがたいのでありますが、如何?

Re: 速報・佐伯真一先生、角川財団学芸賞受賞!

No.4180

数日前に、家内が学校で借りてきたビデオを見ていました。
のぞき込むと、平家物語の解説で、なんと佐伯先生出演。
私は不埒であるので、内容よりも、佐伯先生の御頭に目が。
「あれ、佐伯先生、カツラだねえ」などと、述べてしまいました。
ところが、15年前のビデオだったのです。
私は、なんと、失礼なことを、と心の底から反省いたしました。
そういうくだらぬ我が家での一こまがあったので、
今回の受賞はほんとうにうれしいです。
あわせて、石浜さんがひさしぶりにご登場されたことも、
うれしいです。
山田先生、お祝い会、ぜひ京都でやりましょうねえ。

有り難うございます

佐伯真一
No.4181

石浜さん、皆様、有り難うございます。
本日、詳細な連絡のFAXもいただいたので、どうやら本当らしいです。
電話を頂いた段階では、どんな賞だかわかっていなくて、
せっかくお電話くださった方には申し訳なかったのですが、
いろいろとわかってきたら何とも過分なもので、恐縮しています。
編集者というより、幾分かは著者かもしれない石浜さんには、改めて感謝の一言です。
また、該当の拙著の「あとがき」にも書きましたが、
野口先生や近藤先生をはじめ、当掲示板の皆様には、さまざまなご教示を頂いたことは言うまでもなく、
それ以前に、そもそも拙著誕生のきっかけを作って頂いています。
改めて御礼申し上げる次第です。

ところで、えらく古いビデオを御覧になった美川先生。
原稿を見るために、うつむき加減になりがちな私に、
「先生、あんまり下向くと頭映しちゃいますよ!」と言う不埒なディレクターに脅されて、
私が必死で顔を上げてしゃべっていることまではお気づきではありますまい。ふっふっふ。
(いや、いばらなくてもいいのですが)。

Re: 速報・佐伯真一先生、角川財団学芸賞受賞!

No.4182

佐伯先生、受賞、おめでとうございます。また、私の名前まで出していただいて恐縮です。関東でもお祝いの会を開かなければなりませんね。

御礼&再上洛!!

有村芳恵
No.4170

遅くなってしまいましたが、院合格に際しまして沢山の方々から励ましのお言葉をいただきました事に、深く感謝申し上げます。野口先生・岩田さん・佐伯さん・薗田先輩・長村さん・山田邦和先生・平田さん・山岡さん・田中さん、皆様の暖かい祝福の書きこみに、胸が熱くなりました。本当にありがとうございました。

10月2日に卒論の中間発表会があり、先生方から多くのアドバイスをいただく事が出来ました。最近は周囲の4年生も気合が入っているようで、「自分も頑張らねば」という気持ちになります。1月10日の卒論提出まで、気を抜かずにやっていきたいと思います。

私事ですが、今度10月8・9日に京都女子大で行なわれる日本史研究会の大会に、何とか行くことができそうです。待望の再上洛がこんなに早く叶うとは、正直思ってもみませんでした。勿論、しぶしぶながら行く事を了承してくれた親に、感謝。ありがたいです。

在京活動の準備のための再上洛を歓迎!

No.4171

 >有村さん  京大院合格にたいするお祝いの書き込みですが、本当は一番書き込みたかったのに断念された方もおられるのですよ。
 なにしろ、有村さんの「在京活動」には各方面から期待するところ多大なものがあります。
 日本史研究会大会で京女にお出でになられる由。8日に限りますが、私は上川先生・横内先生の御報告の時間は会場に行く予定ですが、それ以外の時間(午前中も)は殆どL校舎3Fの研究室にいると思いますから、当方のゼミメンバーと連絡をとるなりして、ぜひお立ち寄り下さい。

 なお、8日(土)、ゼミメンバーはもとよりですが、各地から御来会の諸先生・諸姉兄も、ぜひ当方の(六波羅を見下ろし、八坂の塔や清水寺を遠望できる)研究室にお立ち寄りいただきたく、お待ち申し上げております。
 出がらしのお茶の一杯くらいは出します。

ようこそ

岩田慎平
No.4176

 有村さん、またまた京都へようこそ。お天気が良ければこの時期はとても良い気候ですから、研究会以外の時間もお楽しみ頂けるかと思います。勉強と在京活動のご準備はもちろん、初秋の京都もお楽しみ下さい。

 8日は午前中バイトした後、午後から会場に伺います。9日は場合によっては『ヒストリア』の販売を手伝います。みなさん『ヒストリア』いかがですか(安くはなりませんが)。

>吾妻鏡講読のメンバーのみなさん 『大日本史料』を見たらやっぱり閑院内裏の記事が見つかりました。コピーして次回の時間にお持ちします。きちんと予習していなくてすみませんでした。

お待ちしてます♪

No.4177

日本史研の興業もとの一人(もとい、研究委員)の佐伯です。
有村さん、大会に来られるんですね。
今年はシンポジウムも中世なので、2日間楽しんで行って下さいね。お待ちしてます!

ゼミのみなさまも、今年はぜひぜひ大会にお越し下さいませ。
シンポジウム・共同研究報告もさることながら、初日の夜6時からは部会の懇親会もあります。
こちらも私が幹事として取り仕切っております。
多数のご参加、お待ちしております。よろしくお願いします。

ありがとうございます

有村芳恵
No.4183

野口先生 明日は午前中に後輩と京都国立博物館の特別展を見に行く予定です。できましたらシンポジウムが終わり次第先生の研究室に伺いたいのですが、ご都合はいかがでしょうか? 岩田さん・佐伯さん 先月は先輩方にはお世話になりました。部会の懇親会に伺う際にはよろしくお願い致します。金井先生が懇親会にいらっしゃるとのことなので、私は恐らく金井先生のおそばにちょこんと控えているような格好になるかと思います(笑)

いつでも歓迎!

No.4184

 明日はシンポジウムの時間は私も会場にいると思います。ゼミメンバーの多くも、同様でしょう。元木先生もお見えになると、うかがっております。
 研究室へは博物館見学の後でも、シンポの後でも、いつでもお出で下さい。
 部会の懇親会の方は出られるかどうか今のところ未定です。
 山岡さんから、直接連絡がされることと思います。

例会は前川佳代さんの「都市平泉の構造」

No.4169

 後期初回の例会は以下の通りに決定しました。

   発表者:前川佳代氏(京都造形芸術大学非常勤講師)
   テーマ:「都市平泉の構造」
   場所:京都女子大学宗教・文化研究所共同研究室(L校舎3F)
   時間:10月24日(月)18:00~20:00

 テーマについては「都市平泉の構造」か「宇治と平泉」か、ということでしたが、とりあえず前者をタイトルに掲げ、後者についても関説していただくということにさせていただきました。したがって、来年度の共同研究に参加されるメンバーは出来うる限り出席をお願いいたします。
 またメンバー以外の参加も歓迎いたします(ただし、事前に御連絡下さい)。

 なお、第2回目の例会は11月7日(月:第一月曜ですのでご注意下さい)。
 発表者は樋口健太郎氏(神戸大学大学院DC)、テーマは「藤原師長の政治史的位置-頼長流の復権と貴族社会-」の予定です。

 ☆ 鹿児島ゼミ旅行の際に、尚古集成館で拝受し、岩田君に管理していただいていた以下の資料(複数部)が研究室にあります。必要なメンバーは取りにお出で下さい。
  片桐一男(青山学院大学教授)「幕末の国際情勢と島津斉彬」
  徳永和喜(鹿児島県歴史資料センター黎明館)「島津氏の書札礼について」
  永原慶二(和光大学教授)「太平記の時代と九州地方」
  野口 実(鹿児島経済大学教授)「成立期の島津氏」
                 ※( )内は刊行当時

ありがとうございます。

No.4172

野口先生
稲葉先生のご本の確保ありがとうございました!
24日の例会に出席するついでに取りに伺いますので、どうぞよろしくお願い致します。
日中は働いていますので、まとまった時間で勉強するのは難しいのですが、
少しずつでも読み進めてまいりたいと思います。

なお、先週は前川先生の報告「義経と頼朝」を拝聴して参りました。
つぎは奥州についても触れたいとおっしゃっていましたが、
こんなに早く伺える機会が到来するとは思っておりませんでした。
楽しみにしております。

例会の参考文献

前川佳代
No.4173

みなさま大変ご無沙汰いたしております。この度は後期例会の先陣を務めさせていただきます。よろしくお願いいたします。例会まで20日をきってますが、参考文献を提示させていただきます。
  
  斉籐利男『平泉 よみがえる中世都市』岩波書店 1992
  本澤慎輔「都市平泉の成立と構造」『中世都市研究 古代から中世へ』新人物往来社  1995
  日本考古学協会2001年度盛岡大会研究発表資料『都市・平泉-成立とその構成』  2001
  入間田宣夫・本澤慎輔編『平泉の世界』高志書院 2003(特に、羽柴直人論文)
  前川佳代「平泉の都市プラン-変遷と史的意義-」『寧楽史苑』45 2000
      「都市平泉の構造」『白い国の詩』 2002

上記文献はほとんど野口先生がお持ちになってらっしゃると思います。最後の『白い国の詩』は多分、関西では入手できないと思いますので、日本史研の時にでもゼミのどなたかにお渡ししたく思います。よろしくお願いいたします。

 薗田さん、初めまして。早雲の例会に来ていただいてたのですか?きれいな女性がお座りだなあと思って報告していたでのですが、薗田さんだったのですね。ありがとうございます。今回の例会は、残念ながら早雲報告の続きにはならないのですが、よろしくお願いいたします。
  

百練抄の講読会について

山岡 瞳
No.4168

 次回の百練抄講読会ですが、
   日時:10月12日(水)16:30~
   場所:L校舎3F 共同研究室
   範囲:寿永2年正月十一日~六月二十三日(七月八日条の前まで)
   担当:尻池さん
          以上のようになっております。
          多くの方の参加をお待ちしております。 

10月17日の『吾妻鏡』について

No.4166

 
 次回の『吾妻鏡』の講読会は、10月10日がお休みなので、10月17日に行います。
 
 場所:宗教文化研究所共同研究室
 時間:15:30~18:00ぐらいまで
 
 講読範囲:建保元年①三月廿三日条・②同月廿五日条、③同月廿八日条、④同月三十日条、⑤四月二日条、⑥同月七日条、⑦同月十五日条
 
 講読範囲は前回岩田さんが書き込まれた範囲が今日の講読会では終わらなかったので、続きから始めたいと思います。

後期ゼミの日程は?

No.4167

・『吾妻鏡』講読会
  場所:宗教・文化研究所共同研究室       時間:毎週月曜日15:30~18:00
 
・『百錬抄』講読会
  場所:宗教・文化研究所共同研究室       時間:?週水曜日?~?
  
・例会
  場所:宗教・文化研究所共同研究室
  時間:第二、第四週目の月曜日の18:00~(後期第一回目の例会は10月24日を予定)
     ※発表者の都合によって曜日が変更になることもあり。

↑というのが、山内さんと山本君からの告知を総合したところです。
 『百錬抄』の講読会については、京女のメンバーの都合を考えると水曜日になりそうですが、水曜は学外の研究会も多く設定されているので、毎週の開催は無理のようです。隔週か月一回程度で山内さん・尻池さんを中心にお考えおき下さい。なお、今月26日は別の研究会があって開催できません。
 
 また、4回生で卒論について相談のある人は、月曜日午後の『吾妻鏡』講読会の前に岩田君に対応してくれるようにお願いしてありますから、岩田君に直接御連絡下さい。

 なお、昨日は岩田君と山本君の指導のもと、『吾妻鏡』講読会が始動いたしました。久しぶりに田中さんも参加。田中さんの学友・同志社院DCの雨野さんも初参加されました。雨野さんは25年前の私の勤務先のあった某市の御出身なので、話の合うこと夥しく、今後ともよろしくお願いしたいと思っております。また、田中さんから洋菓子、立花さんから和菓子のお土産があり、「美味しい講読会」になりました。ごちそうさまでした。
 ところで、『吾妻鏡』建保元年三月六日条に出てきた「陣口」の鳥居の一件ですが、参考文献は、野口孝子「平安宮内の道-馳道・置路・壇葛-」(『古代文化』55-7,2003年)です。御覧おき下さい。

 >岩田君・山岡さん  資料をありがとうございました。

 ☆ 昨日、神奈川県愛川町教育委員会の山口研一先生から先生が編集に参画された新刊の『厚木・愛甲今昔写真帖』(郷土出版社)を御恵送いただきました。あつく御礼申しあげます。
 ちなみに、山口先生は、私の大学院の後輩です。

 ☆ すでに、私もNHK大河ドラマを視聴するのはやめておりますが、最近の放送で腰越状が取り上げられたようで、よく質問をいただきます。結論を申し上げると、私は腰越状の内容そのものから、これは虚構だと考えています。くわしくは上横手雅敬編著『源義経 流浪の勇者』(文英堂)所収の拙稿を御覧下さい。

Re: 10月17日の『吾妻鏡』について

初参加・雨野
No.4189

しばらくパソコンを使える環境になく、書き込みが出遅れて
しまいまして申し訳ありません。(自宅にPCがないのです・・)
先日は大変勉強になる会でした。
野口先生、岩田さん、山岡さんほか参加者の皆様、そして
会をご紹介くださった田中さん、大変感謝いたしております。
いろいろなお話の中に大きなヒントがたくさんあり、目から
ウロコの会でした。

また、野口先生とは思いがけず過去の複数の土地でご縁があった
ようで、実は私は野口先生の後を追って人生を歩んで来ているの
ではないかと思うくらいでした。
今回のこのご縁に改めて感謝いたしております。
田中さんのように気の利いた面白いことを言えるタイプの人間
ではないのですが、今後とも、どうぞご指導よろしくお願い
申し上げます。次回は、明日12日の会に伺う予定です。


後期の例会について

No.4165

 後期のゼミの日程がようやく決まりましたので、お知らせします。ゼミの例会は第二、第四週目の月曜日の午後六時から八時迄行うことになりました。場所は共同研究室です。後期第一回目の例会は10月24日を予定しております。

 なお『吾妻鏡』は前期と同様毎週月曜日の午後三時半から五時半まで行います。

※11月の例会の発表者はまだ決まっておりませんので、発表を希望される方は、山内まで
 ご連絡下さい。
※例会に関しては発表者の都合によって曜日が変更することもあります。

義経と大物浦の企画展で元木先生御講演

No.4163

 尼崎市教育委員会学芸員の楞野一裕先生から以下のような展覧会の御案内をいただきました。

 「義経と尼崎 悲運の船出と大物浦伝説」
会 期 平成17年10月8日(土) ~11月12日(土)
会 場 尼信博物館 3階展示室 (尼崎市東桜木町3)
 開館時間 午前10時~午後4時
 休館日  毎週日・月曜日と祝日
 主 催 尼崎市教育委員会

 尼信博物館 講演会 第1回 10月15日(土)
  元木 泰雄氏(京都大学大学院教授)「義経の実像-栄光と悲劇の背景」
             第2回 10月29日(土)
  砂川 博氏(相愛大学教授)「義経と弁慶-『義経記』の世界から」

 なお、展覧会・講演会についての詳細は下記を参照してください。
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/web/contents/info/city/city03/rekihaku/shuuzouko/event/exhib/yositune/yositune.htm

 ※ ちなみに、会場はすこし離れますが、私も以下のごとく元木先生の前座をつとめさせていただきます。

   日時:10月6日(木)13:30~15:30
   演題:「義経の合戦と政治」
   場所:尼崎市立園田公民館 (尼崎市食満2-1-1℡06-6491-5496)

Re: 義経と大物浦の企画展で元木先生御講演

No.4194

尼崎市教育委員会の楞野(カドノ)と申します。はじめて書き込みさせていただきます。
展示会及び講演会をご紹介いただきありがとうございました。
展示会や関連事業の準備等の関係でお礼を申し上げるのが遅くなり失礼いたしました。
ところで、ご紹介いただきました元木先生、砂川先生の講演会は定員を超える申込をいただきましたので、受付終了とさせていただきました。参照先の当方のHPの更新に少し時間がかかりますので、この場をおかりしてお知らせさせていただきます。
展示会の方は尼信博物館にて好評開催中です。義経や源平合戦にまつわる屏風絵、錦絵、版本のほか、義経船出の地大物(ダイモツ)に関わる歴史資料として東大寺領猪名荘の荘園図や新出の東大寺文書、大物遺跡から発見された輸入陶磁器なども出品しております。ぜひご観覧ください。

「軍記・語り物研究会」に門屋君登場。

No.4158

 軍記・語り物研究会2005年 秋例会 が以下のように行われます。

  日 時: 10月30日(日) 13:00~
  会 場: 早稲田大学国際会議場
  発表者および題目:門屋敦 氏「『平家物語』における木曽義仲再考-延慶本を中心に-」
              岡田美穂氏「佛教大学図書館蔵舞曲「信田」について」

 ※歴史学の方でも、最近、中世前期の信濃武士団はブームになっているらしく、木曾義仲の勢力圏などについても新知見が発表されているようです。

 >門屋君 こちらで準備報告をお願いできませんか?
 >元木先生 ちょうど6時間前の11時14分、当方タッチの差で敗れたようです。

Re: 「軍記・語り物研究会」に門屋君登場。

No.4159

 野口先生、いやはやまったくの偶然ですね。
 まったく分単位で、ほぼ同時に書き込むとは、珍しいこともあるものです。
 別に競争しているわけではないのですが・・・
 
 亀岡文化資料館の件、横澤君の講演会とのことですので、奮ってご参加ください。
 竜谷での講義(講演?)をお聞きの山田ちさ子さん、もうすでにご存知と思いますが、いかがですか?

何が何でも馳せ参じます

No.4162

元木先生、おはようございます。
横澤先生の講演と聞いては、何が何でも馳せ参じますとも。
横澤先生の龍谷大学のREC講座では、平治物語を聴講させていただきました。
毎回整理整頓されたレジメと、わかりやすい講義内容に、すっかり魅了されております。後期の愚管抄が楽しみです。
ゼミのみなさんで、亀岡文化資料館の講演に行かれる方があったらご一報ください。
一緒にまいりましょう。

門屋さん、晴れの舞台、がんばってくださいね!

ゼミ連絡。後期の日程など。

No.4157

 ☆ 史料講読会・例会日程について
 後期のゼミ講読会と例会の日程ですが、『吾妻鏡』は月曜午後で決定。『百錬抄』は京女の学部生の都合を優先しますが、どうも水曜午後に落ち着きそうです。
 問題なのは例会で、従来の水曜夜に不都合が生じた人が複数おられますので、月曜の『吾妻鏡』の終了後の時間に設定するという案が浮上しています。ただし、例会については発表者の都合もあり、また公開研究会にする場合もありますから、そのようなときは土曜の午後に行いたいと考えます。
 まだ、細かい時間設定や毎週か隔週かなど、いろいろ検討の要があると思いますが、例会と『百錬抄』については山内さん、『吾妻鏡』については岩田君に集約と結果の御報告をお願いいたします。なお、水曜日ついては別の研究会との兼ね合いで多くても隔週にならざるをえないので御了承下さい。
 例会報告を希望する人は、早々に御連絡下さい。ゼミメンバー以外の方からのお申し出も歓迎いたします。

 ☆ 図書・消耗品類で必要なものがあれば、これも早々に連絡してください。来年度から開始する宇治の共同研究に関係するものも同様にお願いいたします。

 ☆ ゼミ機関誌『紫苑』(近くISSN取得予定)第4号に原稿を掲載する予定の方は、編集長から設定された締切に間に合うように、そろそろ本格始動をお願いいたします。

 ☆ この秋、若狭小浜・安土・宇治などを候補に日帰りの見学会を企画したいと思います。幹事を募集します。

>薗田さん 『三重県史資料叢書Ⅰ 中世神宮関係史料 補遺』一冊、確保しておきます。

■ 合戦における指揮官としての源義経の実際を明らかにした好論文の紹介。
 佐々木紀一「我観義経戦記」(『国語国文』74-7)

後期の吾妻鏡の日程。

No.4160

 岩田です。
 後期も吾妻鏡を読んでいこうというのは、すでにお知らせしたとおりなのですが、なんとなく「前期も後期も予定は同じ」と考えていたので、勝手に〈月曜日15:30~〉と設定してしまいました。

 いちおう今のところ特にご意見はいただいていないのですが、日程や時間(あるいは内容)に関してご要望がお有りの方は、岩田宛にご連絡いただくか、次の月曜日の吾妻鏡の講読時にでもご相談ください。

 なお、月曜日の15:30以前の時間ですが、岩田の予定はいちおう空いてますから、何か別の史料を読む・論文を読む・議論する・等々、場所さえ確保できれば各種お勉強にお付き合いできますので、それもお気軽にご相談ください。

月曜午後は岩田師範にお任せします。

No.4161

 岩田君から、ありがたいメッセージをいただきました。
 4回生の皆さん。もはや師範代ではなく名師範の令名高い岩田君に卒論の相談に乗ってもらうチャンスだと思います。
 月曜日、共同研究室は午後中使えるようにいたす所存です。

 >出雲高校の皆さん お元気ですか?もう高校は中間試験が近づいている頃でしょうか。
 今夜、ちらりとテレビを見たら「特急スーパーやくも」が映っていたので、また山陰に行きたくなってしまいました。