ゼミの紹介文を改訂しました。
No.3971
京都女子大学HPに掲載されているゼミ紹介の内容を下記のように改訂しました。
大学の枠にこだわらずに開かれた運営がされていることを表に出しました。
http://www.kyoto-wu.ac.jp/student/shisetsu/kenkyu.html
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開かれた大学として幅広い視野の研究を
野口 実 宗教・文化研究所教授を講師として、本学のみならず他大学の院生・学生の希望者が自主的に参加するゼミナールが開講されています。
□ 私の研究
私は平安中期から鎌倉時代における「武士」を主な研究のテーマにしています。従来、武士は地方から発生して、都の貴族政権を倒していくものだという見方が一般でした。しかし、実は武士こそ生産・流通と情報の集約される場である都市を基盤として成立し、天皇や京都を守護することをアイデンティティとする存在だったのです。私はこうした観点から、王権の所在地である京都の都市空間において武士たちがどのような役割を果たしていたのか、さまざまな側面から研究を進めています。
□ ゼミでは
本学の立地する京都東山の恵まれた歴史環境を活用し、日本中世の社会や文化について、幅広い視野からアプローチすることを目的にしています。メンバーによる研究発表会のほか、『吾妻鏡』・『百錬抄』などをテキストにした史料講読会も開いています。また、京都周辺の史跡見学会のほか、長期休暇中の研修旅行では各地の研究者や院生や学生とも親睦を深めています。メンバーには本学の出身者も含めて関西圏の史学・国文専攻の院生・学生も加わっており、とても良い刺激を与えあっています。
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☆ 来年度から、院生や職に就いているメンバーには「共同研究員」という立場で、研究所の研究そのものにも加わっていただきたいと考えています。
研究所紀要に研究成果発表の場が確保できます(共著になりますが、章単位に個人執筆の形式をとりたいと思います)。
共同研究員になることを希望されるメンバーは、国文学・歴史学の共同研究という形で、年度単位で成果がまとめられるようなテーマ(たとえば「文覚像の形成」のように両ジャンルから取り組めて、あまり対象がおおきくならないもの)を提案してください。9月末頃に起案いたします。
大学の枠にこだわらずに開かれた運営がされていることを表に出しました。
http://www.kyoto-wu.ac.jp/student/shisetsu/kenkyu.html
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開かれた大学として幅広い視野の研究を
野口 実 宗教・文化研究所教授を講師として、本学のみならず他大学の院生・学生の希望者が自主的に参加するゼミナールが開講されています。
□ 私の研究
私は平安中期から鎌倉時代における「武士」を主な研究のテーマにしています。従来、武士は地方から発生して、都の貴族政権を倒していくものだという見方が一般でした。しかし、実は武士こそ生産・流通と情報の集約される場である都市を基盤として成立し、天皇や京都を守護することをアイデンティティとする存在だったのです。私はこうした観点から、王権の所在地である京都の都市空間において武士たちがどのような役割を果たしていたのか、さまざまな側面から研究を進めています。
□ ゼミでは
本学の立地する京都東山の恵まれた歴史環境を活用し、日本中世の社会や文化について、幅広い視野からアプローチすることを目的にしています。メンバーによる研究発表会のほか、『吾妻鏡』・『百錬抄』などをテキストにした史料講読会も開いています。また、京都周辺の史跡見学会のほか、長期休暇中の研修旅行では各地の研究者や院生や学生とも親睦を深めています。メンバーには本学の出身者も含めて関西圏の史学・国文専攻の院生・学生も加わっており、とても良い刺激を与えあっています。
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☆ 来年度から、院生や職に就いているメンバーには「共同研究員」という立場で、研究所の研究そのものにも加わっていただきたいと考えています。
研究所紀要に研究成果発表の場が確保できます(共著になりますが、章単位に個人執筆の形式をとりたいと思います)。
共同研究員になることを希望されるメンバーは、国文学・歴史学の共同研究という形で、年度単位で成果がまとめられるようなテーマ(たとえば「文覚像の形成」のように両ジャンルから取り組めて、あまり対象がおおきくならないもの)を提案してください。9月末頃に起案いたします。