内輪の話も含めて諸連絡。

No.3723

 数江教一『源義経』(アテネ新書)、流石にすぐ売れてしまいましたね。

 >岩田君・山本君  月曜の『吾妻鏡』、よろしくお願いいたします。水曜の例会の司会は長村君にお引き受けいただきました。

 >京都女子大学の学生のみなさん  月曜の『吾妻鏡』(毎週)と水曜の『百錬抄』(隔週)の講読会には、とくに京都女子大学のみなさんの参加をお待ちしています。卒論で苦労している(しそうな)方も、ぜひどうぞ。毎回参加できなくても構いません。

 >田中さん  本日、お馴染みの「わびすけ」にて、久方ぶりに「これもり」にチャレンジし、見事成功をおさめました。山岡さんが記録写真を撮影して下さっております。

 >山田ちさ子さん  まだ、「小山さん」だった頃、小山さんだったか大森さんだったか、壬生狂言に行って手に入れられた蜘蛛の糸の固まりを、あの二条城の北にあった「平安時代史事典編集室」にお持ちになられたことを覚えております。千本ゑんま堂でも、GETされたとのことで、おめでとうございます。

 >明日、時間のある人へ  野口君お誘いの愛知県立美術館のほかに、亀岡で元木先生の御講演があることもお忘れなく。小生はGWのおかげでかえって仕事がたまってしまい、残念ながら行けそうにありません。

Re: 内輪の話も含めて諸連絡。

No.3724

 書店から確認のメールが送られてくるまで書き込むのを控えておりましたが、数江教一『源義経』(アテネ新書)入手に成功いたしました。その古書店のメルマガも読んでいるのですが、気付かず掲示板での情報なくして入手は不可能でした。野口先生ありがとうございました。
 先日のみやこメッセが空振り気味だったのですが、これで取り返しました。先日教えていただいた義仲関連の本も無事ネットで発見し入手できました。
 
 今月4週目の例会ですが、通常通り水曜日(25日)でお願いしようと思いますのでよろしくお願いします。参考文献等はまた書き込むように致します。

木曾義仲は、研究の余地、大いにあり。

No.3725

 おっ!門屋君が「犯人?」でしたか。見事です。あの本屋さんには、時にとんでもない掘り出し物があります。

 ところで、木曾義仲ですが、先日お教えした二著のほかに、歴史学の最新の論文として、菱沼一憲「木曾義仲の挙兵と市原・横田河原の合戦」(『群馬歴史民俗』25)があります(ここで恐縮ですが、菱沼先生に抜刷御恵送の御礼を申し上げます)。
 さすがに、研究熱心な山岡さんは、木曾義仲研究が手薄なことに目をつけられ、既にこの論文のコピー入手について御下命をいただいておりますので、門屋君の分も御用意させていただきたいと思います。
 なお、25日の門屋君の例会発表の司会は、いうまでもないことですが、田中さんにお願いいたしますので、宜しくご承知おき下さい。

近況色々

田中裕紀
No.3726

>野口先生
 わびすけの写メール、しかと受け取りました。
体調不良(名誉の為に言っておきますが、遊びすぎではありません)で仕事をした帰りのバスの中でメールを受け取りました(山道なので、体調不良の折にはかなりこたえます)。
満足げな野口先生のお顔に癒されました☆

>門屋くん
 さすがに抜かりない事で。野口先生から司会を仰せつかりましたので、当日はどうぞよろしく。
発表を聞かせてもらうのは久々ですから、楽しみにしておりますよー

維盛入水

山岡 瞳
No.3727

今日初めて噂に聞く維盛をみることができました!!絶妙なバランスで、しっかりと写メールに納めさせていただきました。

百錬抄ですが、範囲は養和元年二月~九月です。担当は山岡です。よろしくお願いします。

>野口先生
お手数をおかけし、すみません。先生がお持ちでなければ複写依頼をしなければならないところでした。

今回はぬかりなく

No.3729

>月曜の『吾妻鏡』 野口先生のご案内のとおり、どうぞいろんな方のご参加をお待ちしております。山本さん、もう元気ですか。

>野口くん 先月は京都にお忍びでおいでとのこと。水くさいなぁ。僕の居る・居ないにかかわらず、どうぞバイト先にも遊びに来てください。
 よその宣伝ですが、南座の隣の〈鼓月〉の喫茶室〈華心〉はいいお店ですよ。季節の和菓子や、とても上品なお善哉などがいただけます。
  http://www.kogetsu.com/sabou/#01
 愛知県立美術館の宣伝もありがとう。うちの母も言ってましたが、京都では中京(ちゅうきょう)地域の情報が意外なほど入ってこないのでありがたいです。愛知万博よりよっぽど興味をひかれますね。

>門屋くん 例会の場でお話しを伺ったのは、確か昨年の公開講座の事前学習会だったと思います。次回はどんなお話しが聞けるのか楽しみにしてます。
 

源義経の合戦と戦略

No.3732

野口先生 覚えていますとも♪
そのときの話を、えんま堂でも田中さんにしていました。

今日は、亀岡の元木先生のご講演、聴講してまいりました。
たいへん勉強になりました。ありがとうございました。

その帰り、本屋さんで菱沼一憲先生の角川選書から出たばかりの『源義経の合戦と戦略 その伝説と実像』を入手しました。
野口先生に教えていただいた、「源義経の政治的再評価」「源義経の挙兵と土佐坊襲撃事件」を読んでいたので、中身を見ずに速攻でレジに走りました。
ダンナさんと取合いっこして読みはじめています。

新年度が始まり、吾妻鏡、百錬抄の講読、楽しみにしています。
門屋さんの発表も楽しみです。
岩田さん、先日は欠席してしまい、すみません。

Re: 内輪の話も含めて諸連絡。

No.3735

  山田さん、ご来聴頂き、誠にお恥ずかしい限りです。本日は年配の方が多かったようなので、「速射砲」にならないように気をつけたつもりですがい如何でしたでしょうか。
 多少(かなり)余談が多くなりましたが、時間は1時間ぴったり。よかったのはそこだけかもしれませんが・・・。
 菱沼氏が本を出版するなら、義経論を大きく展開させた宮田敬三氏にこそ、出版をしてほしかったと思います。「ほしかった」と「過去形」で書きましたが、もちろん、これからお書きいただければ、大いに結構だと思います。もちろん、多少売れ行きは落ちそうですが・・・。
 氏の見解は、『吾妻鏡』に依拠した通説を根本的に再検討し、厳しい史料批判を通して、義経の行動を全面的見直した内容だけに、インパクトは極めて大きなものがあると思います。
 石浜さん、如何でしょうか。彼の書いたものは間違えなく面白いと思います(ご本人は訥弁で、直接お話しすると頼りなさそうですが・・・)。

 本日司会をされた上田正昭先生とは、『亀岡市史』の会議以来、一年ぶりにお会いしました。かつては万年青年を謳歌された上田先生も、さすがに老けられた、という印象をぬぐえませんでした。ご体調も思わしくないとのこと、十分休養されて、一刻も早く回復されますようにお祈りいたします。
 余談ですが、当方が大学一年の時の一般教養の国史学の講義でのこと、先生いわく「教科書に指定した私の本(小学館日本の歴史2『大王の世紀』)をまだ買っていないものがいるようだな。もう、買わなくてよい。売れすぎて税金が高くなって困るから」。
 物書きたるもの、死ぬまで以一度そんなことを言ってみたい・・・。

 本日、宮津の資料館より図録を頂きました。
 これを拝見しますと、展覧会は誠に素晴らしい内容で、まさに丹後の中世史料が一同に解する観があります。
 また、中世に限らず、古代史料も海部氏系図、丹後の古墳出土の青銅鏡、木簡など充実した内容で、古代に関心のある方にも、ぜひ参加していただきたいと思います。
 
 

愛知県美術館特別展のお知らせ

No.3720

本日愛知県美術館特別展「自然をめぐる千年の旅」をみてきました。当初僕は万博の便乗ものだからたいしたことないんじゃないかと思いあまり期待してませんでした。ところが実際行ってみてビックリ。第一室から信貴山縁起絵巻、法然上人絵伝、円伊筆一遍聖絵断簡など国宝重文のオンパレード。さらに狩野正信周茂淑愛蓮図、横山大観生々流転、円山応挙牡丹孔雀図、雪舟天橋立図など通常ではありえない程の名品が一堂に展示。他にも周文から池大雅、浦上玉堂、富岡鉄斎に与謝蕪村、酒井抱一に伊藤若冲、司馬江漢に谷文兆、渡辺崋山。挙句は葛飾北斎、歌川広重に岸田劉生、黒田清輝まで幅広い時代のそれぞれを代表する山水関連の傑作が展示されており、こうして作者名を挙げるだけで酔ってきそうなくらいです。また狩野秀頼高雄観楓図屏風、黒田清輝湖畔など教科書などでおなじみの作品も多数展示されており見所満載な展示です。
ただ残念ながらこの展示は今週日曜までなので興味のある方はお急ぎ下さい。係りの方の話では今回は万博協賛の特別展なので、今後巡回は一切しないそうです。おそらくこれほどの名品が一堂に会する機会も滅多にないと思うので、もし山水に少しでも関心のある方は是非お越し下さい。名古屋まで行くのは面倒かもしれませんが、絶対にそれだけの価値はあると思います。僕はあと二回程行く予定なのでもしご要望があれば案内もしますので是非是非名古屋まで足をお運び下さい。週末の予定をキャンセルしてでも行く価値はあると思いますよ。
本当はもっと早くにお知らせできればよかったのですが、こんな会期末に本当に申し訳ありません。僕もなぜもっと早く行かなかったのか後悔の念でいっぱいです。図録を見ながらなめてた自分を非常に腹立たしくまた恥ずかしく思います。
最後にしつこいようですが本当にいい展示だと思うのでもし少しでも時間に余裕のある方は是非名古屋までお越し下さい。絶対後悔させません。

或る人いわく、『義経』談義の意義について。

No.3718

 当、BBSにおける義経談義は各方面から大きな注目を集めているようで、日曜の放送後のアクセスは普段の1.5~2倍くらいに及ぶようです。
 しかし、それにしても、放送があまりの内容なので、小生、書き込みに乗り気ではなくなりつつあったのですが、「或る人」から以下のような御意見が届きましたので御紹介いたします。
 「歴史家」の先生方、よろしく御覧おき下さい。

  ところで義經談義であるが、諸先生方の手厳しいこと。
  素人にとっては判らないことが多いのであるから、掲示板は
  非常にためになるのである。
  プロローグの歴史解説、エピローグの歴史紀行のいずれも
  そのまま信じてはいけないと、掲示板を通じて知ることとなるのである。
  亀の前は架空の人物かと思いながら見ていたのだが、掲示板から
  実在していることを知ることとなるのである。
  シロが実在の人物なのであるから、まさかクロも実在ではあるまいな。
  いずれにしても「義経」は素人目にも唐突な場面が多いのであるから。
  諸先生方には諦めずに、掲示板に書き込んでもらいたい。
  真実を伝えることが、歴史家の使命と心得たし。

Re: 同感です。...

阪本敏行
No.3721

脚本家や監督,そしてそれに協力する考証家が,フィクションとノンフィクションとの間で悩みつつもそれまでにはない独創性溢れる娯楽ドラマを造り上げようとするに対し,一方で歴史家が今知られる事実にもとづいてそのドラマの内容を検証することを怠ったのではフィクションだけが一人歩きし,奇妙な歴史像が作られてしまいます。一度作られた歴史・人物像を後で訂正することは非常に難しいことですし,立体的な歴史・人物像を提供する意味で重箱の隅をつついてでも歴史家がどしどし意見を述べることが必要でしょう。
私のような地域史家ではなかなかこのような大きなテーマに立ち向かうことはできませんが,かつて「その時,歴史は動いたー源義経,大水軍を奪い取れー」の事前取材の中で,地方に住むある特定の人物についてNHKから取材を受けた際に,それまでとは違う重箱の隅をつつくような事実を提供し,その人物に関するイメージを変えてもらったことがありました(多少自己満足気味ですが)。それでも,今回,義経に関連して出版された出版物を見ても,私が提供したイメージが定着しているようには見えません。まあ,世間とはこんなものでしょう。しかし,生きている限り,どんな小さなテーマであっても,今知りうる事実にもとづいて歴史を書き,発言し続けていく必要はあるでしょうね。

千本ゑんま堂大念仏狂言へのお誘い

No.3712

 皆さま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか。
 さて急な話ですが、職場の先生からご招待を頂いたので、明日の13時から行われる
「千本ゑんま堂大念仏狂言」に行く事になりました。興味のある方がいらっしゃれば、
一緒にいかがでしょう?
 大念仏狂言・・・壬生狂言とか見た事ある方は想像がつきやすいかと思うのですが、
ご存じない方もいらっしゃると思うので、詳しくはこちらをどうぞ。
「千本ゑんま堂保存会HP」http://www.geocities.jp/e_kyogen/
私と一緒に行くと、1名様に限りお茶接待が受けられます。

地獄極楽、閻魔様こわい。

No.3714

 田中さん、大念仏狂言はいかがでしたか?
 ゑんま堂のご主人の閻魔様で思い出しましたが、この前のゼミ旅行のとき、佐倉の国立歴史民俗博物館(近世のコーナー)にあった「のぞきからくり」の地獄極楽を、みなさん、ちゃんと御覧になったでしょうか?

 ☆ 本日、高知大学の市村高男先生から『中世土佐一条氏関係の史料収集および遺跡調査とその基礎的研究』(2002~2004(平成14~16)年度科学研究費補助金 基盤研究(C)(2))研究成果報告書をいただきました。
 土佐一条氏というのは、中世後期に前関白一条教房が所領荘園にのりこんで、その子孫が戦国大名化したという実に興味深い存在で、その本拠こそ山口・小城と並ぶ本物の「小京都」土佐中村です。小生がこの地を訪れたのはちょうど30年前の夏でした。現地で購入した分厚く重い『中村市史』を大事にかかえながら旅をしたことを思い出します。
 本格的な研究の現れることを待望していた(30年前は自分でやりたかった)のですが、東国地域の中世史研究で大きな業績のある市村先生がいよいよ着手されたことを知って、うれしい限りです。それも文献と考古の両側面から。ということで、さらなる成果(科研費が新たな企画に対しても採択されたとのこと)に期待したいところです。
 市村先生、ありがとうございました。
 それにしても、小生も科研費を申請しているのですが、京都に移ってから5年連続で不採択。情けない限りです。

行ってきましたゑんま堂狂言

No.3715

 ちさこさんと千本閻魔堂に行ってきました。
 今回見たのは昼の部で、演目は「えんま庁」「伯母ヶ酒」「靫猿」「芋汁」「舌切雀」「にせ地蔵」「土蜘蛛」の7つ。休憩を挟みながら、全部で4時間の舞台でした。「靫猿」は”念仏”が付かない狂言でも子役の初舞台に選ばれる演目で、小さな子供が演じる小猿がとても可愛らしかったです。最後の「土蜘蛛」も圧巻でした。一番前の席で見ていたので、蜘蛛の精が投げた糸が飛んできましたよ。災難や盗難よけになるというので、しっかり一部持って帰ってきました。
 その他の演目も、とても面白く興味深く見てきましたが、日光に当たったのと板ベンチに4時間座り続けたので、思いの外疲れました。今度の芸能鑑賞は6月1日・2日の薪能の予定。今年は義経特集ですので(それはそれで疲れそうです。食べ物でも「~づくし」はよくない!)興味がある人は足を運んでみてはいかがでしょうか。

おかげさまで先着1名

No.3717

田中さん、先日はありがとうござした。
おかげさまで先着1名の柏餅とお抹茶セットを賞味し、久々に大念仏狂言を堪能することができました。

歳とともにフットワークがにぶくなり、出無精になっています。
でも今回ゑんま堂大念仏狂言を鑑賞したことで、せっかく京都にいるんだから、どんどんと機会があるごとに、見ないと損だと思うようになりました。
京都で学ぶ若いみなさん、お祭りや伝統行事を積極的に見に行きましょう♪

そうだ、京都行こう

野口洋平
No.3709

皆様こんにちは。ご無沙汰しております。愛知の野口です。
先日おりからの好天と花の香りに誘われて上京しました。なるべく控えようと思いつつも実家の霧島躑躅と牡丹が咲いてるのをみてつい我慢できなくなり、仕事が休みなのをいいことに気づいたら電車に乗ってました。
こんな時上記JRのCFが頭に浮かんできます。僕のようなものにはピッタリな詞です。改めて名古屋と京都の近さを実感してしまいました。

どうでもいい事だと思いますがせっかくなんでその日の僕の行程を勝手ながら紹介します(管理人さんごめんなさい)
朝七時の電車に乗り九時半に京都到着(今まで何とも思わなかった駅ビルをとても懐かしく感じました)どこに行こうか特に考えてなかったためとりあえず霧島躑躅を求め長岡天神に。ほぼ満開状態の躑躅を堪能した後、牡丹の名所乙訓寺へ。牡丹は七割咲きながら種類と数が多いため充分楽しめました。
因みに長岡天神は菅原道真が京都を離れる際にこの地で別れを惜しんだとされる場所で、別名見返り天神と呼ばれています。境内地の八条池周囲は霧島躑躅が咲き誇ります。京都に住んでるなら参道の躑躅トンネルを一度は体感すべきです。
また乙訓寺は推古天皇代創建とされ、早良親王が幽閉された古刹。この時期境内にはもと長谷寺より寄進された約二千株の牡丹が咲き乱れます。

長岡の地には他に国史跡長岡宮大極殿公園や熊谷直実ゆかりの光明寺などもあり散策するにはいい場所だと思います。躑躅と牡丹は連休辺りがちょうど見ごろだと思うので興味ある方は是非行ってみて下さい。

乙訓寺を堪能して次は山吹を見に松尾大社にでも行こうかと考えていましたが、緊急コールにより泣く泣く京都を離れることに。ほんとはその日に開かれる百錬抄の購読会にも参加させていただこうかと考えていたのですがそれも無に帰しました。久しぶりに皆さんにもお会いしたかったのですが残念です。まあ仕方ないですね。次はお土産の賞味期限がきれる前には参上できたらと思います。また機会がありましたらご面倒とは思いますがどうぞよろしくお願いいたします。

長々とつまらない文章を書いてしまい申し訳ありません。最近ようやく自分の仕事も含めて家の方も落ち着き、ネットの方も自由に使えるようになったので思わず書き込んでしまいました。

追伸
僕が上京したのは先月27日です。それから高温続きで雨も降ったのでもしかしたら霧島氏はもう散り始めてるかもしれません。うちのキー君もこころなしか元気なさげです。乙訓寺の牡丹はまだ大丈夫と思いますがもし行かれる方おられましたら充分お気をつけください。蛇足ながら霧島氏みるなら青蓮院もお勧めです。こちらは夜間拝観もやっているはずなのでデートにはいいですよ。

めざせ本能寺!

No.3710

 尾張に去られてみると、一種の超俗性をもって京都のあらゆる観光スポットに通じていることなど、当ゼミにおける野口君の独特な存在価値が思いやられて、寂しく思っていました。先週も新幹線の往復で名古屋を通過するたびに、仕事は落ち着いただろうかと心配していましたので、安心しました。
 まあ、信長ほどのことはしなくても再上洛は可能だと思います。ぜひ上洛を果たし、本能寺のリベンジを果たして下さい。
 小生、中味を考えずに「資格」を追い求めることには賛成しませんが、野口君にとって学芸員資格は実に相応しいものと思いますので、早々に実習の決着をつけてください。

1969年7月25日。

No.3707

 昨日の朝日新聞の読書欄に、この日(タイトル)に東大の構内で撮影された東大総長加藤一郎氏による告知文の写真が掲載されています。
 これには衝撃をうけました。本文をここに引用するとインパクトが小さくなりますので、ぜひ写真で御覧下さい。

 読書欄にあったのは、美術史家・山下裕二氏による平沢豊著『OTHER VOICES 東大全共闘・68-70』という写真集の紹介記事ですが、ここに引用された「あの時代に生きたすべての人達の真剣で生き生きとした姿の一端をとらえたものだ」という著者の言葉は、まさにその通りだと思いました。

 この年、小生は青山学院大学文学部史学科の一年生。この年の手帳に貼り付けてあったクラスの名簿を見ると、小生の上に「夏目房之介」氏の名前がありました。

主上のお供をしなさい!

No.3702

 恒例の「義経」ネタです。
 今日は福原から平安京への還都でした。元木先生が怒り心頭になられそうなシーンがいっぱいでした。そのあたりは元木・美川両先生におまかせするとして・・・
 還都というのに、平家の皆さん、えらくのんびりした出発ぶりでしたね。だいたい、みんな三々五々に福原を出立しているのはなんとしたことか。頼盛は三日前、宗盛は昨日、知盛は本日出立します、などと呑気に語っていました。これはいけませんね。これは、個人の引っ越しでもなければ単なる物見遊山の旅でもありません。恐れ多くも主上・新院・法皇揃っての還御であらせられるのですよ! 公卿たるもの、まずは天皇の行列に供奉するのが第一であって、個人的なことは後回し、後回し!
 史料的に言っても、宗盛・知盛・時忠・清経は確実に還御の列に加わっているはずです(『吉記』)。特に。宗盛は前右大将としての資格で数千の軍兵を率いて行幸の警護にあたり、知盛は百メートルほど離れて後陣を勤めています。だから、知盛さん、宗盛より1日も遅れて出立したら完全に職務怠慢になってしまいます。
 そもそも、福原から平安京に帰る主体は、あくまで天皇・上皇でなくてはなりません。したがって、出立前に知盛が清盛に挨拶に行くのは結構ですが、清盛「主上の警護に手落ちなきように」、知盛「心得ております」くらいの会話がなくては話になりますまい。このドラマの脚本家は、平安時代の宮廷社会をどのように考えているのか、よくわかりません。

 あと、気づいたこと。鎌倉の街造りが始まり、頼朝の前に鎌倉の図面が広げられていました。面白かったのは、小町小路や今小路は見えたのですが、若宮大路が描かれていなかったことです。若宮大路の造営は寿永元年ですから、演出家がそこまで勉強した結果としてわざと同大路を書かなかったとすると、それは賞賛に値します。でも、治承4年末の段階ですから、着工はしていなくても、若宮大路の計画くらいはないとおかしいとは思いますが・・・

お母さんと一緒

No.3703

 山田先生、お怒りはごもっとも。
 でも、あの前半を見ていれば、もう怒ってもしょうがないですよ。
 笑うしかない、といいたいところですが、あの弁慶ネタでは、もう笑う気にもなりません。
 昨今の詰まらんトレンディードラマの方がまだリアリティーもあり、ストーリーも面白いのではないでしょうか(物によりけりですが・・・)。
 見ている方が恥ずかしいとはこのようなドラマを言うのでしょうな。
 もう何を言ってもアホらしいという気分です。
 弁慶に伊勢の三郎が男女の話をするくだりは、表記の番組の一場面でしょうかね。
 少なくとも「ブー・フー・ウー」の方がずっとアイロニーもあり、大人に通用する教訓もあって面白かった!
 
 これならこれで、子供向きお笑い路線を徹底するなら、それなりに面白いのですがね。
 美川先生ご推薦の「弁慶サンバ」を、義経主従やオセロはもちろん、静にうつぼ、朱雀のおきなにお徳、ついでに政子も後白河も入れて踊れば一見の価値はありそうです。
いっそ静が鎌倉から持ち帰った新作の今様とか何とか言うことにして、弁慶登場とともに後白河があの丹後局と打ち興じればこれは誠にインパクトがある!
 
 さもなくば、昼ドラ風に改変する。
 たとえば、兄嫁が実直で人柄の良い弟をいじめたおす、その裏には不倫を迫って断られた屈辱に対する怨念が・・・(小沢真珠に交代させろ)。
 一方、頼朝も実は、母と不遇のころの雅仁親王との不倫の子、それを弟に知られたために骨肉の愛憎ドラマが・・・。
 あるいは父義朝が出世のために、妻にして絶世の美女を即位した後白河に差し出した。それを知った兄は、弟の任官に激しい嫉妬と怨念の炎を燃やす・・。
 平氏は平氏で、宗盛は後白河と時子との軽い過ちの子、それがばれて指導力を発揮できない、信じていた父に都落ちで裏切られる、資盛もやはり後白河の落胤、それがわかって小松殿一門は平氏の中で孤立する。かくして疑心暗鬼の平氏は内紛でがたがた、後白河は昔の淫行をかくそうと、平氏滅亡の謀略をしくむ・・・。
 と言ったところで如何ですかね。
 
 今回のようなざまなら、『水戸黄門』のほうがずっと面白いしためになる。印籠が出れば、少なくともカタルシスがあるし、誰も史実と思う心配もない。
 NHKは大河ドラマをどうするつもりか知りませんが、一言「恥を知れ」とだけ申しておきましょう。
 
 それはともかく、66年の「源義経」で、山田先生ご指摘の宗盛=笠屋のせがれ説が取り上げられておりました。
 夏川静江扮する時子が、失策を重ねた東千代介扮する宗盛にこういった言葉を投げつけておりました。多分、都落ちのあたりだったと思います。
 本当に傘屋の子供だったというのではなく、そのざまだからそんな噂を立てられるのだというものだったように思います。
 
 

美川先生は旅行中?

No.3704

 『日曜美術館』に藤原新也氏が出ていたので、ちょっと迷いましたが、例年GWに美川先生が家族旅行をされるので、「代打」の必要ありと思い、『日曜美術館』をビデオにとって『義経』を見ました。
 最初の、いつも問題の多い「歴史解説」はちゃんと見られなかったのですが、今回は大丈夫でしたでしょうか?なにやら当時の結婚の話をしていたようですが。
 『水戸黄門』との比較については>>No.3526で述べたとおりで、元木先生とも意見の一致を見て祝着至極です。
 驚いたのは、炎上する東大寺大仏殿が現存するのものと同じ建築だったこと。奈良時代建立のものの復元はいろいろなされているのですから。
 http://www.cvl.iis.u-tokyo.ac.jp/では、立体映像で紹介されています。
 12世紀末に破風つきの大仏殿はマズイ。還都=後白河への政権返上のようなナレーションといい、「教材に誤りあり」では、「おかあさんといっしょ」にも使えません。
 
 さてさて、美川先生の厳しい御批評は、今回は期待できないのでしょうか?

仮面ライダー響鬼が焼き討ち!

前川佳代
No.3705

みなさまご無沙汰しております。
昨日の義経ですが、とうとうあの日がやってまいりました。東大寺焼き討ち・・・・。重衡役の俳優さんは、日曜の朝8時から民放で「仮面ライダー響鬼」の主役をつとめる人。毎回、義経は3歳になったばかりの息子と一緒に見ています。息子は弁慶好きなので、話はわからないものの弁慶が出てきたら(特に僧兵の格好をしていたら)、大変喜びます。弁慶についで注目するのが、「仮面ライダー響鬼」の重衡です。それゆえ、焼き討ちの場面が出てきたら、どう説明しようかと悩んでました。
何も悪者(まかもうという妖怪)をやっつける仮面ライダーを重衡役にしなくても・・・教育的配慮を!と思うのは私だけ?なのでしょうか。これから生け捕りになって斬られるのですよね。やっぱり見させないほうがいいのでしょうか。
政子があんなにイケズで義経をいじめまくるなら、私のほうから見たくない。赤の打ち掛けがあんなに似合わない人も珍しいような・・・。

野口先生、菱沼氏の論文は土曜に立命で読みました。『日本歴史』にタイトルに義経とつく論文がのるなんて、私が先生の門戸を叩いた時分には考えられないことですね。

世に義経ファンは多けれど。

No.3706

 前川さん、早朝の書き込みをありがとうございます。子育てと家事と研究の毎日。頭が下がります。
 ここで一句。
 
 「世に義経ファンは多けれど、前川佳代に勝るものなし」

 歴史や歴史上の人物が「大好き」、「とっても関心がある」などと言いながら、最初から学問的な追究を放棄する人が多い中で、博士論文を執筆するところまで頑張ってくれたのですから。
 それにしても、悠太朗君は本当に「お母さんと一緒」に『義経』を見ているわけですね。しかし、重衡は『平家物語』の世界では、やはりヒーローなのではないかと思います。
 政子については、近年、多くの研究者が肯定的な評価を加えているのに対してNHKの制作者は反感でも持っていらっしゃるのでしょうか。「変な」描かれ方をしていることは間違いありません。

 ☆ 東京大学史料編纂所(ゼミ旅行でお世話になった保立先生が所長に就任されました)で助手(古代・中世分野、10月採用)を公募しています。当ゼミメンバーには、まだ早過ぎるでしょうか?

 ☆ 佐伯真一先生から、御高論「「馳組戦」考」掲載の『同志社國文学』第62号(加美宏教授退職記念号)を御恵送いただきました。佐伯先生の御高論は「馳組戦」の語義に対する検討によって、源平合戦期の戦闘形態に関する研究に大きな一石を投じたもので、歴史学の側として学ぶべき所多大でした。ほかにも、田中さんや門屋君の先輩にあたる諸先生方の『平家物語』や軍記物などに関する玉稿がたくさん収められていて、ありがたい一冊です。佐伯先生に、あつく御礼申しあげます。

入間田先生の『略々年譜・著作目録』

No.3701

 この3月で東北大学を定年退官された入間田宣夫先生より、先生御自身の編集・発行になる『略々年譜・著作目録』と御高論「黄金貿易が支えた国際都市 平泉藤原氏(彼の人に学ぶ第七一回)」掲載の『ABC(朝日生命経営情報マガジン)』5月号をいただきました。前者は入間田史学を検索するための大きな手がかりとなるもので、同時に収載された「仙台で歴史を学ぶ意味」などの御論考は、先生の歴史学への姿勢を直截に示すものといえます。『紫苑』をお送りした山岡さんへのお手紙も同封されていました。
 入間田先生にあつく御礼を申し上げるとともに、御退官後もさらなる御活躍をお願い申しあげる次第です。

 小生が学生・院生だった頃、まさに若手研究者として学界をリードされていた先生方が、定年という時代になりました。自らを顧みるに、「これから、これから」と思っているうちに、いよいよ耄碌。とくに視力の低下は著しく、左右のガチャ目が老眼と近眼の進行でさらにヒドイものとなり、目下4種類の眼鏡を持ち歩いているという有様です。カメラではあるのに、どうして自動焦点の眼鏡が出来ないのか?多少格好が悪くても、出来たらすぐにでも購入したいところです。
 ちなみに、若い頃、眼鏡をかけているのにすれ違っても挨拶もせずに無視されて怒ったことが何度か有りましたが、今になって、眼鏡をかけていてもそれが読書用のものであれば見えないということが分かりました。若い方は誤解無きように。
 とはいえ、明らかに視力には問題がないはずなのに挨拶しても無視されることは、今でも時々経験することです。小生が相当嫌われているのか、その方(男性ばかりです)が異常にシャイなのか、心を病んでおられるのか、余計な詮索をしてしまいます。

 ☆ 自転車の件の続報
  GWの間、永富さんは大事な所用があるため、昨日、鈴木君が愛車(日産の新車)にて、自転車を受け取りに来てくれました。例によって、当家パソコン関係の懸案の解決と使用方法の御指導をいただきました。鈴木君、遅くまでありがとうございました。

 ☆ 土佐房による義経襲撃は頼朝の意図したものであったのか?
  ・・・という問題を再検討された菱沼一憲氏の論文が『日本歴史』5月号に掲載されています。義経周辺の問題がようやく「歴史学」の俎上にのせられる時代が到来したように思います。菱沼氏には「源義経の政治的再評価」(『國史學』179)という画期的な論文もあります。義経ファンを自負される方は是非御一読下さい。

5月11日

No.3694

5月11日は、『古代文化』書評会がなくなりましたので、辻浩和氏にご報告をしていただくこととなりました。タイトル・参考文献は以下の通りです。

報告者:辻浩和氏
タイトル:「後白河院と「都市民」」
参考文献:①棚橋光男『後白河法皇』講談社選書メチエ,1995
     ②筧雅博「中世王権の周辺をめぐって」(『思想』893所収、1998)
     ③仁藤智子「「都市王権」の成立と展開」(『歴史学研究』768所収、2002)

今後の例会のことなど。

No.3698

 長村君、ありがとうございました。
 辻君、お引き受け下さいましてありがとうございます。辻君は京都大学大学院人間・環境学研究科MC在籍で、長村君の学友です。
 「都市王権」というキー概念は、保立道久先生のよく用いられるところです。辻君は芸能論のような側面が御専門のようですが(したがって、国文専攻の方の積極的な参加を期待します)、出席者は保立先生の「都市王権と貴族範疇-平安時代の国家と領主諸権力-」(『日本史の方法』創刊号、2005年)なども読んでおくとよいと思います。
 辻君からのコメントもあれば、よろしくお願いいたします。
 なお、今後の例会予定については山内さんから告知があると思いますが、5月第4週(普段は水曜ですが、曜日は未定とのことです)は門屋君(大阪大学大学院DC)、6月は第2週の分が、4日(土、13時より)の『古代文化』福原特輯号の書評会に振り替え、第4週(22日)は公開講座(25日)の事前学習会とする予定です。
 事前学習会の報告者については、堤邦彦先生の御講演に関連するテーマで末松さん、高橋慎一朗先生の御講演テーマに関しては山内さんにお願いしたいと思うのですが如何でしょうか?あるいは、自分が報告したいという方がいらっしゃったらお申し出下さい。
 なお、今後の例会については、神戸大学大学院 DCの樋口健太郎君にお願いし、御了承をいただいております。

 ☆ なお、日本学術振興会特別研究員の栗山圭子さんから御高論「中世王家の存在形態と院政」(『ヒストリア』193抜刷)、東北福祉大学の岡田清一先生から『我孫子市史 通史編(中世)』の抜刷を御恵送いただきました。あつく御礼申しあげます。
 
 ☆ また、神戸大学の髙橋昌明先生から、先生が監修・執筆された神戸市文書館発行のパンフレット『福原遷都-清盛の海の都-』や兵庫県立考古博物館先行展「春の夜の夢のごとし 平清盛と福原京の考古学」図録、すでに、このbbsでも紹介されたシンポジウム「福原(和田)京」の謎を解く」資料をそれぞれ複数部いただきました。例会の際に配布して、すでに品切れのものもありますが、残部のあるものもありますので、必要な方は申し出てください。
 高橋先生、お心遣いに感謝いたします。
 
 >岩田君 先日古本市でお買い上げいただいた拙著の正誤表の用意が出来ておりますので、忘れずに請求してください。

受贈お礼。

No.3700

 東北福祉大学41番研究室 岡田ゼミナールから『平成16年度 岡田ゼミナール研究年報第27輯 福島県浪江町調査報告書-地域研究の方法と課題- 』、神戸大学文学部地域連携センターより『平成16年度事業報告 歴史文化に基礎をおいた地域社会形成のための自治体等との連携事業(3)』、また、鹿児島県歴史資料センター黎明館の林匡先生から御高論「薩摩藩記録所寸考(三)」(『黎明館調査研究報告』16)・「同(四)」(同17)・「戦国期の大隅国守護代本田氏と近衛家」(同17)・「薩摩藩記録奉行得能氏について」(『鹿児島史学』50)の抜刷を御恵送いただきました。あつくお礼申し上げます。

本日の古本

No.3708

>野口先生 正誤表、恐れ入ります。また後日、伺いに上がりたいと思います。
 ところで今日は、京都市勧業会館(みやこめっせ)で5/5まで開催中の古本市に行ってきました。
 目に付いたところでは、『京都市の地名』『京都府の地名』(平凡社歴史地名大系、各8000円程度)、『京都府』(角川地名辞典)、『平安時代史事典』(三冊揃10万円)、『中右記』(史料大成、揃2万円程度)、『吉記』『山槐記』『左経記』『長秋記』『台記』『兵範記』『勘仲記』(いずれも史料大成、揃値段忘れた)といったところでしょうか。広かったのであまり丹念には見られませんでしたが。

本の購入について。

No.3711

 岩田君、情報をありがとうございます。
 昨年は山岡さんの御尽力により、百万遍の古本市で『平安時代史事典』を購入いたしましたが、もしゼミの史料講読会などで活用できるような本がありましたら、研究室で購入するように努力いたしますので、遠慮なく御連絡下さい。
 古本市、山田先生御夫妻もお出かけになられたようです。小生は、研究室の段ボール箱の中にある本の整理が先決です。

数江教一『源義経-義経伝と伝説-』

No.3716

 タイトルの本(アテネ新書)は小生も推薦する名著ですが、絶版で、しかも、なかなか古書店にあらわれません。それが、北九州門司区のある古書店で、たった700円で売りに出されています。欲しい方は、このお店を探して注文されると良いでしょう。すぐ見つかるはずです。ちなみに、このお店には山田邦和先生もいらっしゃったことがあります。

吾妻鏡講読について

No.3693

 山本さん不調につき(シーズン当初のスタートダッシュ失敗か!?)、次回の『吾妻鏡』講読会について岩田が代わってご案内します。講読範囲は前回の続きから行います。
 日時:5月9日(月)・15時半
 場所:共同研究室
 範囲:承元4年(1210)①5月14日条・②5月21日条・③5月25日条・④6月3日条の以上です。

 今週予定分(去4/25)は急にお休みにしてしまいまして、すみませんでした。
 また、講読にお付き合いいただける方(メンバー)も随時募集しております。
 当掲示板をご覧の方で、『吾妻鏡』や中世前期に興味をお持ちの方のご来訪をお待ちしております。よその大学の学生である岩田が言うのも変ですが、当ゼミは京都女子大のゼミですから、特に京女の学生のみなさん、いかがですか~。

楽○と呼んで下さい・・・。

No.3695

 岩田さん、サポート&厳しいツッコミ(?)ありがとうございます。
上記の予定で『吾妻鏡』講読会を行いたいと思います。
試行錯誤の段階ですが、次回は担当者を決めずに、各自予習してきて史料を読み合って
進めて行く形式で行いたいと思います。
また講読する記事も、京都の記事中心に読んで行くのも面白いかもしれません。

>岩田さん
 先日の研究会は出席できなくて申し訳ありませんでした。
それにしても『太平記』は面白いの一言に尽きますね。『義経』と比較して、なんでこんなに面白いのでしょうか?。吉川英治の原作の作品としての素晴らしさなのかはわかりませんが(『新平家物語』も面白かったので)、今後考えたいと思います。とにかくまた再び『太平記』を視聴できるとは思いませんでした。岩田さん今後ともよろしくお願いします。