平安末~鎌倉末の大物流拠点の発見。
No.2940
京都新聞2004年12月6日付によると、瀬田川東岸に位置する関津遺跡(滋賀県大津市関津一丁目、宇治の拙宅の東方・直線距離10㎞ほどの地点)の平安末から鎌倉時代末の大規模集落跡から、宋代の中国陶磁片が大量に出土。その量はこれまで滋賀県域で出土した同種陶磁器のほぼ総量に匹敵するとのこと。ほかに肥前産の石鍋なども出土しているとのことで、、この地が大物流拠点であったことをうかがわせます。
上級武士層の居住が指摘されていますが、はたしてそのようなレベルで評価して良いものか?承久の乱のさいに、幕府軍本隊の進軍路にもなった、京都と東国の交通の幹線上に位置しており、多角的に検討する価値のある遺跡だと思われます。
上級武士層の居住が指摘されていますが、はたしてそのようなレベルで評価して良いものか?承久の乱のさいに、幕府軍本隊の進軍路にもなった、京都と東国の交通の幹線上に位置しており、多角的に検討する価値のある遺跡だと思われます。