はじめまして

服部美輪
No.2927

京女4回の服部といいます。
10月から月曜日の『吾妻鏡』の講読に参加させていただいてます。例会には一度も出たことがないのに、8日にいきなり発表させてもらってすみません。すごくレベルの低い発表で申し訳ないんですが、源義経についての発表をします。
参考文献は 
 上横手雅敬編著『源義経 流浪の勇者』文英堂2004年
 岡田清一 「基成から秀衡へ」(『古代文化9』1995年)
などですが、読んでおいていただかなくても全然大丈夫です。
みなさんに聞いてもらうには申し訳ないくらい拙いんですけど、よろしくお願いします。

      

苦楽をともにする。

No.2929

 >服部さん  いやいや、服部さんは、あの伝説の前川佳代さんから直々の御指導を頂いているのですから、自信をもって臨んでください。
 
 >御出席予定の皆さん  「義経と平泉」について事前に知識を蓄えてきてください。そして、卒論執筆の経験者は、最後のツメについて適切なアドバイスをお願いいたします。
 永富さんの発表も、この2年間の<流転?>の帰結を確認できる機会となることでしょう。ご期待下さい。
 
 >永富さん  京都の某大学のある先生は、論文を書き上げるたびに必ず熱を出して寝込まれるそうです。本来「研究」を志す者にとって、論文の執筆とはそのように過酷なものなのです。でも一面、楽しくもありますでしょう? 

もうすぐ朝です~☆

No.2931

先生>楽しさと苦しさがいりみだれて、なんだか昼メロドラマのヒロイン状態です☆(あれ?変な例えですかね?)
「ご期待」されるようなものとは程遠いのですが、皆さんにチャンネルを変えられてしまわないようにがんばります。

3回生のみなさんへ。

No.2934

 来年の卒論執筆のさいのスローガンが決まりましたね。
 
 「卒論を書いて昼メロのヒロインになろう!」

 永富さん・服部さん、それに発表をきく機会を得られませんでしたが佐々木さん、ドラマをハッピーエンドで終わらせるようにご健闘を期待します(そうすると、朝の連ドラになってしまいますか?)。

スローガン?!

No.2939

スローガンにされてしまうとは・・・びっくりです!

朝の連ドラ・・・そんなさわやかなものにしてしまっていいのでしょうか?笑
少なくとも連日の不規則生活によるお肌のコンディションの悪さは朝ドラの「マドンナ」にはふさわしくないと思われます。
「愛のソ○ア」の美×さんのように、厚化粧で隠さないと無理ですね・・・(T.T)

話はそれますが、卒論が昼メロなら、ドラマ「白い巨塔」の歴史研究者バージョンで「黒い史跡」なんてどうでしょう?
ごく一部のマニアには大ブレイク間違いなし・・・!!
さっそく滑川姐さんを呼んでキャスト会議をしなくては!
なんちゃって☆彡
。。。。こういうおバカなことを考え始めるとは、そろそろ思考回路がショート寸前になってきたようです_(++)失礼しました。。。

復活?

No.2922

 ご無沙汰しております。
 去る10月30日の父の逝去に際しましては、野口先生をはじめゼミ関係の方々からご丁重なご弔慰を賜り、誠に有難うございました。
 先週の日曜、11月28日に満中陰の法要を執り行い、無事忌明けを迎えることができました。謹んでご報告申し上げます。
 10月30日は、ちょうど当方が企画した見学会、責任者が不在となり、参加各位には本当に申し訳ないことでした。また、バスの手配などをお願いした八井さんには、お礼も申し上げませず、大変失礼致しました。ご容赦ください。
 幹事代行の長村君は、よくやったと近藤先生からもお褒めのお言葉がありました。誠に心強いことです。これから、行事の幹事は全部お任せします。
 意識不明の父に徹夜で付き添いながら行った校正、やはり後で見ると心ここにあらず。『保元・平治の乱を読みなおす』は最後まで難渋しました。間の抜けた文章や凡ミスのオンパレードで、石浜さんにはとんでもないご迷惑をおかけしました。葬儀にも駆けつけてくださり、父の棺まで担いでいただくことになり、お詫びと感謝で一杯です。
 そのほか、頂戴した書物、抜き刷りなどへのお礼も滞り、原稿、校正も手元にほとんどとどまったままです。諸方面に大変なご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫びいたします。
 というわけで、『古代文化』、まったく手付かずです。万一のときは?ご容赦ください。
 それにしても、相続関係やら何やらの手続きが山積し、平常の授業の準備もままなりません。繁忙とわずらわしさで、精神も不安定な毎日です。復活までは時間がかかりそうです。これからも、なにかとご迷惑をおかけすると思いますが、万事ご容赦くだされたく存じます。

元木先生の双肩にかかるもの。

No.2924

 元木先生の「復活宣言」お待ちしておりました。
 研究者にとって何よりも必要な環境は精神の安息と身体の健康だと思います。元木先生は、お父上のご逝去という中で、研究も校務もしっかりとこなされておられ、流石だと思っておりました。
 まだ、いろいろと片づけなければならない問題が多いことと思いますが、ひとまず落ち着かれました上は、さらなる御活躍をお願いするしかありません。

 元木先生は『古代文化』について、遠慮がち(編集者を震撼とさせるような)に仰っておられますが、実のところ、福原に対する清盛の構想と一門のそれとの齟齬、さらには平家家人間の軋轢などを展開された論文を用意されておられるのです。
 真に受けてはいけません。
 『保元・平治の乱を読みなおす』も実に楽しみです。
 なお、これを機に長村君が元木研究室関係の行事雑務を全てとりしきるべしという「院宣」が発給されたことも、長村君の今後の活躍に大いに資することになると思います。
 この書き込みは長村君の権力(負担?)拡大を示す重要史料となりそうです。
 目下、中世前期の政治史研究は「ある意味で」危機的状況にあると小生は認識しています。元木先生及び元木研究室に関係する若手研究者に対する期待は大なるものがあるのです。
 佐伯君・長村君、おおいに元木先生をもり立てて差し上げてください。

大台突破

No.2932

 野口先生、お励ましの御言葉を賜り、有難うございます。
 先生の仰る研究の危機とは、先行研究をないがしろにした、ある意味拙速な業績作りの横行といったことかと存じます。もちろん、これは自戒をこめて言うのですが、たしかに新奇なことを言おうとするあまり、先学の業績をきちんと評価しない傾向が強まりつつあるように思います。
 その一因は閉塞状況を打破しようとする焦り、また昨今の極端な業績主義の傾向などに求められるのかもしれません。
 学問を志す以上、先学の業績を正確に理解し、それを前提とした学問の発展を図らなければならないと思います。若い諸君は、それを肝に銘じてください。
 とか何とか書いていると、自分の仕事が恥ずかしくなってきました。引退した方がいいかも?
 ところで、本日をもって50の大台です。肉体の衰えと、雑務の増加と闘いながら、何とか研究を前進させたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

☆ 奉祝、元木先生、生誕50年!!

No.2933

 元木先生、お誕生日おめでとうございます。
 卒論指導の助勢やら、『古代文化』特輯号の原稿催促に追われる小生は、400字詰め原稿用紙で50枚の大台を越えたのかと勘違いをしてしまいました。一時に没頭すると視野狭窄に陥る一例ですね。
 それにいたしましても、50歳というのは、やはり「大台」。いよいよ、中世史研究の大御所としてのさらなる御活躍をお願いせざるをえません。
 
 >ゼミメンバー諸姉兄  さあ、つぎは皆さんの出番ですよ!!  

Re: 復活?

長村祥知
No.2935

元木先生
お誕生日おめでとうございます。お父様のことは大変残念なことでありますが、先生がご健康で区切りの日をお迎えになられたことに、大変喜んでおります。
ご多忙の中とはいえ講義では、そのようなそぶりを私どもが感じることがないくらい、綿密に準備された、重厚な研究史を正面からのりこえる最新の成果を聞かせて頂き、大変勉強になっております。


野口先生
励ましのお言葉、大変ありがたいことです。ご期待に沿うにはあまりに未熟ですので、今後ともご指導をお願い申し上げる次第であります。

幹事(院司?)のことにはふれずにこの場を失礼いたします・・・

お誕生日おめでとうございます☆

No.2936

日付が変わってしまいましたが、元木先生お誕生日おめでとうございます☆ゼミ生の佐伯さんや長村くんには常日頃お世話になっていますが、元木先生とご一緒する機会をことごとく逃し続けているのがとても残念です。長村幹事の次の出番を楽しみにしています。
 『保元・平治の乱を読みなおす』も野口先生から「面白いらしいよ~~」と聞かされ、もう生殺し状態ですので(笑)、刊行されるのを首を長くしてお待ちしています。

☆★お誕生日おめでとうございます★☆

No.2937

 昨日になってしまいましたが、改めましてお誕生日おめでとうございます。これからますます寒くなりますが、お体を大切にしてください。
 
 私も今年20歳という一つの節目を迎え、いろいろな経験をして成長したいと思っています。これからもよろしくお願い致します。

( ^_^)/▼お誕生日おめでとうございます▼\(^_^ )

No.2938

遅くなりましたが50歳のお誕生日、おめでとうございます。
50歳・・・というと私にはまだまだ先の話のことなのですが、自分が50歳になった時、元木先生のように立派で素敵な人になっていられたらいいなあと思います。
先生を目標にしつつ、私もまず目の前の卒論をがんばりたいと思います。
「引退だ」なんて、まだまだ言わないでくださいネ!
『保元・平治の乱を読みなおす』も楽しみにしています(^ー^)

PS.またぜひ南大門の「塩タンガーリック」を食べに連れて行ってくださいね♪あの味が忘れられません☆笑
あ、幹事はもちろん長村君で・・・・d(^-^)ネ!

お祝い、有難うございます

No.2941

お祝いの言葉を頂き、有難うございました。
 50台というのは、体力が低下する反面、経験による蓄積や、練磨された判断力が上昇し、両者の均衡を考えると人生の頂点に達する年代のように思います。
 まさに人生の壮年期を迎える事になりますが、それにしては自分の未熟さばかり感じさせられる毎日ですが。
 ともかく、壮年期に相応しい仕事を創り出して行きたいと念じております。『保元・平治の乱を読みなおす』の次は、第二論文集『武士政権成立史の研究』(塙書房)に専心したいと思います。
 研究の進化と発展のためには、なんといっても、まずは健康第一、したがって酒を減らさないといけない・・・、とは思うのですが。

 本日は風邪で声が出なくなり、休講しました。関係各位に連絡を怠り、知らずに教室に行かれたた方もおられたかと思います。ご容赦ください。

 また、酒呑童子の会を行いましょう。永富さんリクエストの南大門でもいいし、新規開拓でも結構です。長村君、宜しく。

 先日、九州で教え子の結婚式があり、鹿児島に足を伸ばして九州新幹線に乗ってきました。乗り心地抜群、椅子は二人掛けで一般のグリーン車なみ。すだれ式のブラインド、木製の手すりなど、インパクトの強いインテリアでした。車内放送では、韓国語、中国語のアナウンスもあり、「東アジアの九州」を痛感させられました。
 リレーつばめもグリーン車を試しましたが、個室あり、コーヒーや新聞のサービス有で、ゆったり楽しめました。JR九州は色々遊び心があって、楽しいですね。鉄道研究会で、試乗旅行なども面白いかも。

 それにしても、大震災、金融危機、ライオン宰相、軍の海外派遣、そして「超特急つばめ」とくると、偶然の一致にしても、あまりにできすぎです。おかしな時代にならなければいいのですが。

Re: 復活?

長村祥知
No.2945

元木先生に論文を書いて頂く前に、宴会の設定などしてしまったら、私が六波羅(もしくは、宇治の厩?)に拘禁されてしまいます・・・(笑)
お風邪を召されたようですが、どうぞお大事に。

お見舞い多謝

No.2946

 風邪で病臥致し、休講などで諸方面にご迷惑をおかけいたし、誠に申し訳なく存じます。また、お見舞いの言葉を賜り、恐縮致しております。
 今日で二日、床の中で過ごしました。思えば父が入院した9月21日以来、二日続けて自宅で過ごしたのは初めてです。やはり、長期にわたる心身の疲労が応えたのでしょう。ご迷惑をおかけした各位にはご容赦のほど、お願いするばかりです。
 今日で、症状も少し好転しましたので、明日は仕事を片付けたいと思います。野口先生、例の論文、これから何とかします。15日にはお耳汚しですが、形になるようにしたいと思います。20日には仕上げられると思いますが、間に合いませんでしょうか。それでも、何ともならない時は、あきらめてください(笑)。
 NHKも見本ができた由、やれやれと思った絶妙のタイミングで吉川弘文館の編集部の橋本さんから、以前お引き受けしたライブラリーの督促の電話。ついつい乗せられて、次は『源義経と京都』と相成りました。
 もちろん、観光案内ではなく、上洛から没落までの1年10ヶ月を中心に、貴族社会と頼朝の間で活動した義経の実像に迫る内容になる予定です。院政期の軍事構造との兼ね合いで、在京武力としての義経を論じてみたいと思います。
 長村君、酒呑童子の会は、年末・年始いずれでも結構です。よろしく。

参考文献

No.2921

12月8日の例会発表の参考文献で主なものをいくつかあげておきます(遅くなってしまい申し訳ございません)

☆細川涼一『三昧聖の研究』硯文社 2001年
☆細川涼一「唐招提寺の律僧と斎戒衆」(『ヒストリア』89 1980年)
☆細川涼一「中世の法隆寺と寺辺民衆―勧進聖・三昧聖。刑吏」(『部落問題研究』76 1983年)
☆『部落史史料選集』第一巻 p288~(部落問題研究所 1988)
☆高田陽介「尼崎の墓所掟をめぐって」(『遥かなる中世』11 1991年)

論文タイトルは「三昧聖についての一考察―尼崎墓所掟を題材に―」です。拙い発表ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

補足

No.2925

★。、::。.::・'゜☆。.::・'゜★。、::。.::・'゜
質問がありましたので補足いたします。
参考文献にあげた細川涼一氏の『三昧聖の研究』は、研究史の整理や今の研究の動向を把握する目的で使用したにすぎないので、本のすべてに目を通していただかなくて結構です。(分厚いだけに大変ですしね・・・)
ほかにあげた参考文献もなかなか手に入りにくいものが多いかと思うのですが、高田氏の論文などはあらかじめどのような論旨なのかをレジュメに記載しておくようにしますのでご安心くださいませ。
ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

野口先生>例会のスタート時間はいつもどおり六時からでよろしかったでしょうか?

Re: 参考文献

No.2926

 >永富さん 発表者は、服部さんと二人ですので、6時から、質問・アドバイスの時間も含めて一人一時間見当でよいのではないでしょうか。
 卒論の執筆、そろそろ最後の佳境に入ってきたのではありませんか?
 服部さんも参考文献などありましたら、よろしく。
 

わかりました

No.2928

先生>即レスありがとうございます♪
わかりました。では六時からということでよろしくお願いいたします。
論文執筆、練れば練るほどにわけがわからなくなってまいりましてちゃんとまとまっているのかとても不安です☆
高田氏が論文の最後で「胃もたれが治るどころか、むしろひどい上げ下しに胃腸全体がでんぐり返って・・・」と書いておられたお気持ちがとてもよくわかりました_(^^;)
先週の金曜はバイトがあることをすっかり忘れ、無断欠勤をしてしまう始末。本当につくづく自分のCPUの小ささが嫌になります☆ショートしないうちに完成できればよいのですが・・・
「情熱と執念」でがんばります☆彡

忘年会の季節です

No.2908

早くも12月になってしまいました。
年度末でもいいかと思ったのですが、バタバタすると思うので、忘年会をやりませんか?
卒論の提出後ということで考えると12月21(火)22(水)・23(木・祝)の三日間しか日がなさそうです。
参加を希望される方は日の希望を添えて門屋までメールを
下さい。集まりが悪い場合は新年会に変更するかもしれませんがご了承ください。
返答の期限はゼミ旅行と同じく10日までとします。
ふるってご参加下さい。

もう一年が経ってしまいましたね。

No.2914

 ええじゃないかツァーとか、小城旅行とか今年もいろいろありましたね。多くの方たちからお世話になりました。
 本当に時はアッという間に過ぎてしまう。

 門屋君、率先しての幹事立候補、ありがとうございます。
 小生、いろいろな「しがらみ」による宴会は大苦手で、お酒も飲めない上に、最近では「食」の方も量的にあまり楽しめなくなって参りましたので、できるだけ遠慮しているのですが、若いゼミメンバー諸姉兄の元気な飲食の場に居るのは活力を与えられるようで楽しみです。
 研究会の場とは別のところで、自分をさらけ出して歓談にときをうつすというのも、大切なことでしょう。ふだん、史料講読会や例会に出られない方もたくさん参加してくれると楽しいですね。

Re: 忘年会の季節です

No.2916

門屋さん、楽しそうな企画をありがとうございます♪
私の卒論に日程をあわせていただき、感謝いたしております。m(__)m
私もその日楽しめるよう、ラストスパートをかけたいと思います。
今週の水曜には例会のほうで、提出へ向け、皆様のお力をお借りすることとなりますが、ご指導の程どうぞよろしくお願いいたします。

野口先生>本当に一年経つのは早いものですね。
ついこの前大学に入ったと思ったらもう卒業です。。。☆ミ
入学当初は坂を毎朝登るのがしんどくて「四年もこの坂登るなんてゾッとする」と思っていましたが、遅刻しそうになって坂道をピンヒールでダッシュしたことも、今となってはよい体力作りだったのかと思います(笑)
女坂で鍛えた脚力を武器に来年もあちこちへ飛び回れたらたいいなとおもいます☆彡(その前にちゃんと自分のホームポジションはつくってしまわなければなりませんが。。。)

Re: 忘年会の季節です

No.2923

 今日は、卒論追い込みシーズンに向けて、(提出期限は1月24日ですが...)、部屋の片づけと資料の整理をしていました。
 熊野や伊勢旅行の資料や、村岡総本舗の紙袋など懐かしい品物をいろいろと発掘することが出来ました。
 ええじゃないかツアーに関しては、はるか昔のように思えます。それだけ濃い一年にすることが出来たとは思いますが、その内容をうまく文章に残せるか、なかなか難しい課題です。年末までには年を忘れられるほどの状況になってれば良いのですが...。

 忘年会、期待しています♪

P.S.次回のゼミ旅行のサブタイトルはどうつけますか?>山内さん


 

11日になりました。

No.2948

忘年会の件10日期限ということにしましたが返事お忘れのかたがいらっしゃいましたら返事をお願いします。
また、すでにお返事を頂いた分に関してはそれぞれにメール到着のお返事をすべきところ割愛させていただきました。ご了承願います。日が決まりましたら改めてスレッドを変えてお知らせいたします。なるべく早くおしらせするようにしますのでよろしくお願いします。

ケトル届きました

笠 露子
No.2907

お祝いやメッセージを下さった方々
本当にありがとうございましたm(_ _)m
ケトルは大切に使わせていただきます。

>田中さんへ
いろいろとありがとうございました♪

使いたおしちゃって下さい☆

No.2910

「いろいろと」なんて、とんでもない。私は連絡をしていただけですから。北海道は夏でもだいぶ涼しいらしいので、しっかり使いたおしちゃって下さいね。

Re: ケトル届きました

No.2917

笠さん
こんばんは。ケトル喜んでいただけたようで幸いです。

思えば、笠さんが上洛され、みんなで食事会を行ったのは去年の今ごろだったんですね☆笠さんの美声忘れられません♪笑
なつかしいです。
また機会がありましたらぜひ笠さんの旦那様も一緒にお食事会ができるといいなと思っております。

田中さん>メンバーとしてもお礼を言わせてください。ありがとうございました♪(^ー^)

☆春のゼミ旅行についてのお知らせです☆

No.2905

みなさん、こんばんは。今回、春のゼミ旅行の幹事をさせていただきます、京女大2回生の山内です。これまでの諸先輩方とは違い頼りない幹事ですが宜しくお願い致します。
今春のゼミ旅行について、昨日話し合いを行いました。そこで決まったことをお知らせします。

行き先は(ご存知の方も多いとは思いますが)東京・千葉方面に決定いたしました。具体的にはまた変更することも多いとは思いますが、東京国立博物館、国立歴史民俗博物館、浅草周辺などを予定しております。予算は3万円程度になると思います。
日程なのですが今のところ2つ候補があります。

①平成17年2月22日~2月24日
②平成17年2月26日~2月28日

この2つの候補の内、みなさんの希望の多い方に決定したいと思います。今回のゼミ旅行への参加を希望される方は上記アドレスまでに返信をよろしくお願いします。(上記の候補の内、どちらかしか参加できないと言う方はその旨、お書き添え下さい。)期限は、12月10日までです。私自身、あまり東京には行った事が無いので今回のゼミ旅行ではしっかり東京を満喫したいと思っています!。振るってのご参加を期待しています★

>田中さん・永富さん・門屋さん・鈴木さん
昨日はお忙しい中、お時間を割いていただいて本当にありがとうございました。私ひとりではどうして良いか分からなかったので本当に助かりました。今後とも至らない点が多々あるとは思いますが、どうぞ宜しくお願い致します★


Re:

No.2906

発表待ってました(笑)
先日の作戦会議お疲れさまでした。
バイト後に行ったこともあり、私はどんどん決まっていくのをききながらグラコロにかぶりついていただけだった気もするので、あらためてお礼を言われてしまうと恐縮です(笑)
山内さんの様子を見ていて、ちゃんと幹事できそうだなと思い安心ましたよ♪期待しています^^

今回の旅行はぜひぜひ新メンバーの方々の参加にも期待したいところですね♪楽しみにしています。

幹事さんお疲れさまです

No.2909

あれは「作戦会議」だったのか!?と思いつつ、永富さん同様に山内さんの幹事で上手くいくと確信しました。あとは参加の皆さま次第です。参加される皆さま、しっかり協力しましょうね。

Re: ☆春のゼミ旅行についてのお知らせです☆

No.2911

先日はお疲れ様でした。。「作戦会議」でも内容を少し詰めるだけでしたし、こんなに早い時期から取りかかっているんですから、安心です。
 周到な計画できっと楽しい旅行になると思います。多くの参加者と、皆様の協力を得られるといいですね。

ゼミ旅行、楽しみです。

No.2915

 山内さん、頼もしい限りです。
 先輩のあたたかい応援もありますから、きっとうまくやれると思います。これで、山内さんが自信をつけてくれれば、当ゼミの態勢は盤石です。
 
 日程さえ決まってしまえば、東京周辺のことですから、ポイントを押さえた上で、あとは時間の許す限りにということで、すんなりと計画は実現できると思います。
 強力な助っ人・八井君、出番ですので何卒よろしくお願いいたします。

 ★ゼミ旅行は安心ですが、心配なのは『紫苑』です。編集担当者に迷惑をかけないように、執筆者は宜しくお願いします。
 歴史学や国文学に取り組んでいる君たちが原稿を書けないなどと言うのは、歌手が歌を唄わないというのと同じですからね(言われてはマズイことを言ってしまいました)。

了解です!

No.2918

交通関係のアドバイスは門屋君・鈴木君に任せるとして、宿泊・手配関係はお任せくださいませ☆
(もう自分で手配できないのが少し歯がゆいですが)
今回こそ添乗員(←偽)として参加できたらいいなぁ・・・(笑)

>山内さん
 というわけなので何でも言ってください。ヨロシクです!(^o^)/

宣伝で恐縮ですが…

No.2902

京大の佐伯です、こんばんは。
先日はどうもありがとうございました。

さて、今日は全くもって学問と関係のない宣伝で恐縮なのですが…
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、実は私、趣味で合唱をしております。
合唱で年の瀬の恒例行事といえば、何といっても「第九」。
うちの合唱団でも、演奏会がもうすぐそこに迫っております。
(今日も練習があったので、こんな時間に書き込みです…)
ぜひみなさまにもお越しいただければ幸いです。

―――――――――――――――――――――――――――――――
日時:2004年12月17日(金)午後7時開演(午後6時開場)
場所:京都コンサートホール大ホール(地下鉄北山駅すぐ)
演目:ベートーベン コリオラン序曲
   ベートーベン 交響曲第9番「合唱付」 op.125
指揮:山下一史
演奏:京都市交響楽団
独唱:畑田弘美(Sop),片桐仁美(Alt),竹田昌弘(Ten),片桐直樹(Bs)
合唱:京都ミューズ合唱団-京都「第九」をうたう会
案内HP:http://www.h2.dion.ne.jp/~muse/annai/annai.html#041217
―――――――――――――――――――――――――――――――

合唱団はアマチュアですが(それでもそんじょそこらの合唱団より良い演奏をする自信はあります)

指揮者・ソリスト・オーケストラは一流のプロの方々です。
(指揮者の山下一史氏は、カラヤン晩年のお弟子さん)
というわけなので、本来チケットは立派なクラシックコンサート並みのお値段になるのですが、
佐伯を通していただけば半額以下の2500円にさせていただきます。
興味がおありの方は、佐伯までご連絡ください。
ぜひぜひよろしくお願いします。

余談ですが、うちの合唱団は大体団員が220人くらいいる大所帯なのですが、
現在私が団長をしております。要はまあ雑用係ですが。
おかげで事務作業etc.がすっかり得意になりました。
日本史研の雑務の方が楽に感じられるから不思議です(苦笑)。

第九

No.2919

毎年この季節になると「第九」の演奏会の話をたくさん聞きます。そのたびに「もうそんな季節かぁ」と思いますが、今年はうちの姉も大阪城ホールの「1万人の第九」(今日でした)に参加するというので、いつもよりも身近に・・・というか3ヶ月間がっちりと第九に触れてきました。楽しそうな姉の姿を見ていると、第九にも参加してみたいなと思ったりします。ただ、12月17日は残念ながら用事があって行くことが出来ません。また第九で磨きのかかった佐伯さんの美声を聞きに、そしてストレス解消にカラオケにでも行きますか(笑)
>>>そろそろ資料館が懐かしくなってきました。<<<

大工。

No.2920

 佐伯君がクラシック音楽をされているのは存知ておりましたが、<団長>とは「おそれ入谷の鬼子母」(団塊世代にしかわからない「おそれイリヤのクリアキン」というのもあります←「0011ナポレオン・ソロ」)でした。
 すぐれた中世史研究者にはクラシック音楽ファンが多いのですが、そういえば某旧帝大におられる日本中世史の若手のY先生も前任の大学のときに合唱団に入っておられました。
 研究者にとって「雑務」というのは、本当に負担なのですが、佐伯君はそれをサラリとこなすことができるようで、素晴らしい資質をお持ちだとうらやましく思います。
 元木先生の研究室は佐伯君の洋楽と長村君の邦楽であたかも芸大の音楽科のごとしですね。元木先生は・・・。

 ところで、タイトルは田中さんの「第九」にかけたのですが、今度のゼミ旅行で歩くであろう浅草に関して、『吾妻鏡』の養和元年七月三日条に「武蔵国浅草大工字郷司」と見えます。早くも事前学習です。

今様

No.2930

>田中さん
ストレスは万病のもとですからね。
忘年会の二次会はカラオケ??
内輪ネタですが、金曜日に大丸に行ったのに、お目当ての人には会えませんでした。しょぼん。

>野口先生
「某旧帝大におられる日本中世史の若手のY先生」
…うーん、どなたなのか気になります。

昨日はありがとうございました

遠藤明子
No.2901

 野口先生、山田ちさ子さま、そしてゼミのみなさま

 ちさ子さま、昨日は本覚寺と六波羅ゆかりの史跡のご案内、ありがとうございました。特に本覚尼さまこと実朝室の御位牌を拝見できたのは得がたい経験でした。
 
 野口先生、京女の窓からの六波羅講義、大変勉強になりました。やはり土地勘があるとないとでは理解がまったく違うと再認識した次第です。
 京女のあたりも昔は葬送の地であり、現在学生さんたちは死体を踏んで歩いているのだというお話、興味深かったです。
 古来死体は辻に埋め、人が上を歩くことが鎮魂になっていたといいます。帰り道で出会った女子高生が巫女さんに見えてきました。
 荒俣宏氏もかつて「都市には死体が埋まっている。だからこそ栄えるのだ」というお話をしておりましたので、京女もこれからも栄えてゆくことでしょう。

>ゼミのみなさま
 部外者のくせにいきなり乱入するわ中座するわ、大変失礼いたしました。
 若い皆様が熱心に勉強するご様子、大変刺激になりました。 スーパー坊主は思わぬ収穫でした。
葉山・逗子方面にお越しの際はご案内いたしますので、お気軽に声をおかけください。

Re: 昨日はありがとうございました

No.2904

遠藤様
こんにちは。おひさしぶりです。
京都へいらっしゃっていたんですね。
たまたま私はその日のゼミは体調不良で休んでおりましたのでお目にかかれずとても残念に思います。
また次の機会にはぜひお目にかかれればと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

PS.「帰り道で出会った女子高生が巫女さんに見えてきました」との書き込み、おもわずウケてしまいました☆
もしかしたら私もいろんな方々の霊に憑かれているのかもしれません・・・☆☆☆笑
ちなみに我が家の墓も鳥辺野にあります。
自分の家のお墓を見ながら勉強・・・なかなかないシチュエーションですね。
この大学に入れたのも先祖の「お導き」のおかげかもしれません・・・

大学コンソーシアム受講の皆さんへ。

No.2896

 明後日の特別講座科目「源平内乱期の京都」(火曜Ⅱ)は、下記の通り、博物館見学を予定しておりますので、お間違えのないようにお願いいたします。
  
 集合日時:11月30日(火)10:45AM
 集合場所:京都府京都文化博物館エントランス
      (京都市中京区三条高倉 地下鉄烏丸御池駅から徒歩3分)
 見学対象:2F歴史展示
  入館料:500円(一般、常設展示のみ)
  
 ※ 前の講義の都合などで、おくれて到着の場合は、直接2Fの歴史展示室にお出で下さい。
                       以上

源義経に関する本のことなど。

No.2895

 今年もあと一ヶ月余をのこすのみ。ゼミの主要メンバーは、卒論・修論、進路の選択、生活のためのアルバイト探しなどなど、たいへんな局面に立たされている人が多いようです。与えられたレールに乗るのを潔しとせず、自らの人生を自らの力で切り拓いている諸姉兄には、老体の小生がいつも力づけられています。
 このところ、昔の教え子が京都に訪ねてくれたり、メールで連絡をくれたりします。20年ほど前の青学史学科野口ゼミならびに5年前までの聖徳大日本文化学科野口ゼミ残党の皆さんです。前者は40代前半、後者は20代も後半といった年回りで、これまた人生の岐路にさしかかっている年齢であります。
 ひょっとすると、これらの人たちが世代をこえて集まれば、それぞれの迷いが晴れるといったことがあるかも知れませんね。

 ところで、いよいよ来年が近づき、大河ドラマの「あやかり」や「便乗」の義経本が書店にたくさん並びつつあります。その中から良い本を選びなさい、という試験のやり方もあるなどと密かに考えているのですが、出版社がブームを当て込んでのこととはいえ、名著の再刊がされるのはうれしいことです。
 上横手雅敬先生の『源義経 源平内乱と英雄の実像』(平凡社ライブラリー)はその最たるものでしょう。上横手先生は、これは再刊ではなく、しかも監修という形ですが『図解雑学 源義経』(ナツメ社)を出されました。これは、かえって世情に流布している牛若丸・義経についてあまり知識のない人には、よき案内書になる本です。碩学による入門書とでも言えましょうか。ちなみに、僭越ながら両書とも上横手先生から御恵送にあずかりました。あつく御礼申し上げる次第です。
 
 このところパワー不足の小生は義経ブームに乗り遅れておりましたが、このたび、ようやく一役買う機会を得ました。すなわち、1966年に角川新書の一冊として出された角川源義・高田実『源義経』が講談社学術文庫に加えられることになり、その解説の執筆を仰せつかったのです。
 この本は、最近にいたってやっと進展の見られる国文学と歴史学の共同作業の先駆的業績といえるもので、義経の人生のうち、史実として確定できる時期のみを、歴史学者高田実氏が担当し、その前後を歴史学にも民俗学にも通暁した角川源義氏が固めるという合理的な構成がとられています。
 そして驚いたのは高田実氏が、鎌倉幕府成立史について、近年にいたってようやく議論されているような卓見を示していることです。高田氏は1970年代、学界から忽然と姿を消されたのですが、これは日本中世史学にとって大変な損失であったように思います。
 角川氏の博覧強記ぶりにも目を見張るものがあります。この本が境界論や武士の僻邪性が強調された頃、すでに絶版になっていたことは実に残念なことでありました。
 「解説」は読まずとも、再刊なった暁には、ぜひ御一読いただきたいものです。

 ☆ 本の紹介が続きますが、本日、『新横須賀市史 資料編 古代・中世Ⅰ』を横須賀市からいただきました。執筆にあたられた近藤好和先生・高橋秀樹先生・真鍋淳哉先生の御配意によるものです。あつく御礼申しあげます。
 平安末・鎌倉時代の三浦氏研究にとって、もっとも基本となる優れた史料集が出来たというわけです。この時代の三浦氏はグローバルで、研究のやりがいがありますよ。

 なお、末筆ながら、大河ドラマの総元締めであるNHKによるガイドブックとして出された奥富敬之編『源義経の時代』も紹介の要ありです(例によって石浜さんから頂きました。ありがとうございました)。なんとなれば、短編ながら元木泰雄先生の「武士の誕生、武家の世」と佐伯真一先生の「フェア・プレイとだまし討ち」が掲載されているからです。ゼミメンバーは必読でしょう。

Re: 源義経に関する本のことなど。

No.2897

>角川源義・高田実『源義経』再刊
おおっ、再刊されるのですね。
この本は「存在は知っているけど見たことがない」本の一つでした。
高田実氏は論文は当然読んだことがあったのですが、
ある時点からパタッと論文が見えなくなるので、
いったいどういうことなんだろうと思っていました。
「学界から忽然と姿を消された」のですか。むむう…。
先生が解説を書かれるということで、発売が楽しみです。

それにしても、講談社学術文庫は本当にありがたい存在です。
…と持ち上げたら、品切れの『今鏡』を増刷してくれませんかねえ(笑)

Re: 源義経に関する本のことなど。

No.2898

今回の大河ドラマ関連本、例年よりもなんだかよく目に付くのは、私の思い入れの違いでしょうか。なんといっても、上横手先生が3冊も出されていることは特筆すべきでしょう。ナツメ社の『図解雑学 源義経』も、監修とは言え、先生がライターの文章の書き直しをほぼ全面的になさったとの由。まったくもって先生のご著書といっても過言ではないようです。野口先生がご紹介くださったNHK出版のドラマガイドも、監修はいつもの先生ですが、元木先生や佐伯先生といった、当掲示板でもおなじみの先生方が執筆なさっていますので、一見の価値ありかと。また、岩波新書でも五味先生が出されていますし、かくいうNHKブックスでも、元木泰雄先生が『保元・平治の乱を読みなおす』を、保立道久先生が『義経の登場』をそれぞれ上梓されます。元木先生の方は、かねて宣伝のように、大河ドラマ第一回で登場する兵乱を、新しい視点で読み解き、時代理解に大きな変更を迫るもの。保立先生の方は、義経が黄瀬河宿で頼朝と再会する以前の義経の実像に迫るもの。つまり、武将としての義経がまったく出てこない特異な本で、義朝や常磐、義父一条長成の姻戚関係から、義経の生きた世界を再構成しようとする作品です。どちらも読み出のある本になったなと、完成直前の今、感慨深く振り返る次第です。書かないということが一般化しつつある現在の出版界で、ここまでの作品を書き下ろしていただいた両先生には、深く御礼申し上げます。特に元木先生には、かなりの無理をお願いする結果となり、大変心苦しく思っております。本当にありがとうございました。完成の暁には、野口研究室に何部か寄贈させていただきますので、よろしくどうぞ。
私信:野口先生、論文をお送りいただき、ありがとうございます。そろそろ先生のご著書を読みたいなと、切に思う次第です。そうですよね、野口ゼミのみなさん!

プレッシャー。

No.2899

 >石浜さん 痛み入ります。
         NHKブックスの二著、大変楽しみです。
 
 >岩田君 一日も早い快復を祈ります。

 >遠藤さん 無事、関東にお戻りでしょうか?本日は貴重な資料のコピーやお土産をありがと
        うございました。

 ☆ 本日夜、山田先生の邸で開かれた中世都市研京都大会(2005年9月3日・4日)の委員会で、小生、大会報告の総括(これは相当偏った内容になる)・論点提示(これは絶対に無理)役を命ぜられました。ひと頃、「総括」という言葉が流行ったことがありましたね・・・。第一日目の見学会では法住寺殿跡の案内役をするかもしれません。また、レジュメの編集・印刷の担当も。
 ゼミの皆様の心優しき御協力を期待しております。
 
 なお、この帰途、はじめて二条城前から六地蔵まで地下鉄に乗車。乗車時間は約30分。山田先生「邸」と野口「小宅」は1時間弱で結ばれたことになります。

新刊図書の紹介。

No.2900

 義経関連の本や三浦氏の史料集ともいうべき『新横須賀市史』に続いて、二冊の単行本を御紹介いたします。
 一つ目は、中村修也『今昔物語集の人々 平安京編』(思文閣出版、2300円)。
 盗賊やら下級官人、水銀商人、陰陽師など、平安京に生きた人たちを今に生きているかのようによみがえらせてくれる、とても面白く、口語体で書かれたわかりやすい本です。
 中村先生は文教大学教育学部教授。
 中村先生とは前任大学に勤務していたときに松戸でお目にかかって以来、長くお目にかかる機会を得られませんが、御恵送ありがとうございました。

 もう一冊は、本郷和人『新・中世王権論』(新人物往来社、1800円)。
 副題は「武門の覇者の系譜」という刺激的な書です。武士論・王権論に関心のある方は必読。小生はミネルヴァ日本評伝選で『北条時政』を書く際、おおいに参考にさせて頂くつもりです。本郷先生は言わずと知れた東大史料編纂所助教授。
 本郷先生、御恵送いただき、あつく御礼申しあげます。

Re: 源義経に関する本のことなど。

本郷和人
No.2912

野口先生、拙著無事に届いたようで何よりでございます。
ご感想、ご批判を、簡単なものでも結構でございますので、
お知らせいただければ幸いです。

掲示板をごらんの院生・学生の皆様、もしよろしければ
何人かで一冊でも、お買い求めいただければうれしいです。
今年の冬はさほど寒くはなさそうですが、本郷家が無事に
年を越せますように。

本郷先生に重ねて御礼申しあげます。

No.2913

 かつてNHK大河ドラマの主人公に平将門が取り上げられたとき、将門関係の論文を集めた本が刊行されたりして、研究の活性化がはかられたことがありますが、今度の義経もそういう効果を期待したいところです。中世前期の武士の存在形態について、まずは、ここ四半世紀くらいの間の研究成果(石井先生や上横手先生の論文集から最近の川合康先生の『鎌倉幕府成立史の研究』にいたるまで)をきちんと反芻することが肝要だと考えております。
 蓄積された研究成果を正当に理解・吸収することは、なかなか大変なことで、十年ほど前に『武家の棟梁の条件』(中公新書)を出したとき、石井進先生から新しいパラダイムを提示するさいに必要な覚悟について厳しい御指摘を頂いたことを思い出します。
 本郷先生の御高著の真骨頂は北条氏の評価にあるものと思いますので、さきに述べましたように、『北条時政』執筆の中で、いろいろ考えさせていただきたいと存じております。
 なお、本日、本郷先生から御高論「中世古文書学再考」所収の『日本の時代史』30を御恵送いただきました。重ね重ねの御厚意に恐縮いたしております。研究室に配架してゼミメンバーにおおいに活用してもらいたいと思っています。
 セミメンバーで武士論や鎌倉時代の政治思想史を専攻しているとくに院生の諸君は、この冬休みにでも本郷先生の御著書を精読し、率直な感想をお知らせしたら宜しいのではないでしょうか。
 
 ☆講談社学術文庫の『源義経』は、来年正月7日刊行の予定で校閲・校正などの作業が進められています。