地下鉄東西線延伸のお知らせ。

No.2889

 いよいよ明日、地下鉄東西線(どうも「東西線」というと、早稲田や飯田橋、そして西船橋を走る、わが故郷のそれをイメージしてしまうのですが)が六地蔵まで延伸されます。

 これによって、二条城前駅から徒歩15分の山田邦和先生邸(「平安京検非違使庁跡」)から拙宅(「昭和30年代東映映画スター御用達クレー射撃場跡」:近くの停留所「頼政道」まで六地蔵駅から京阪宇治バス「東御蔵山」行で8分)までの所要時間が格段と短縮されます。なお、山田「邸」と野口「宅」の表記に注意すること(史料読解の基本!)。

 山田先生、ご祝辞のメールをありがとうございました。

 ゼミの皆さんも、どうぞ遊びにお出で下さい。宇治に抜けるトンネルも開通して、平等院までは車で10分ほどでいけるようになりました。日野法界寺や黄檗山萬福寺なら5分?

祝 東西線延伸☆

No.2892

 京都市営地下鉄東西線は、粘土層である東山を複雑な仕組みのトンネルでほり抜いたり、全線ホームドア、京阪京津線からの乗り入れ、駅ごとのテーマカラーはグラデーションになっている等、“ぽっぽ隊”的には見所いっぱいの路線です。(京都市民には巨額の税金が...)
 ゼスト御池・ラクト山科・パセオダイゴロー・momo(↑全部ご存じですか?)の先行きはどうなるか・・・。

>宇治に抜けるトンネル
 野口先生宅周辺の道路整備は、このトンネルの為の物だったのでしょうか?
 おかげで山科教習所での路上教習では御蔵山周辺をとても楽しくドライブ出来ました。開通ということは、交通量も結構増えそうですね。

◆東西線トリビア
 東西線での発車のベル、二条行き、醍醐・六地蔵行きともに「醍醐寺の鶯」「古都の朝靄」というタイトルが付いています。御陵駅しか聞くことが出来ないものもあったりします↓くわしくは京教大附属桃山中のページで...
http://www.kyokyo-u.ac.jp/MOMOCHU/INDEX/OTO/TSUKKUN/tozailine/subway.htm

“ぽっぽ隊”始動!(ソロ活動)

No.2893

>野口先生
 調査旅行の件ではご迷惑をお掛けしております。
 すでに手配は完了しているようで、西村君からメールが行くはずですので、
 もうしばらくお待ちくださいませ。


さて、表題の件、早速東西線の延伸区間に乗ってきました!(笑)
幸いにも(?)今日は見学会で授業がなく、1日フリーだったので。
7年前の二条~醍醐間開通時は、母方の祖父が地元の学区の自治連合会長をしている関係で
出発式のテープカットに呼ばれていたので、祖父の大舞台の写真撮影も兼ねて張り切って
1番列車に乗りに行ったのですが、今回はもう当時(高校時代)のような気力もないので
夕方に行ってきました。

7年前は京阪京津線の廃止という強烈なインパクトがあったのですが、
今回は純粋な延伸ということでいたって平和でした。
六地蔵駅周辺ではやはり地元の方々が見学がてら乗りに来られていた様で、
なかなかの賑わいを見せていました。「六地蔵」=「御蔵山」と考えると、
かなりの乗客が見込めるような気がしますね。(^^;) 二条から西への
延伸のためにも、繁盛して欲しいものです☆ ねっ、鈴木君!


御蔵山といえば、御蔵山小学校の向かいの「御蔵山聖天」は天台宗京都教区の
事務局になっていたので、前職時代に教区旅行の営業に通っていました。
事務局とは名ばかり(失礼)の小さなお寺(なぜか鳥居もあったような・・・)で、
“事務局長”も可愛らしいおばあちゃん(また失礼)だったのですが、かなり由緒正しい
史跡のようです。詳しい歴史などご存知の方はいらっしゃいますでしょうか?

鉄道研究会も活動開始?

No.2894

 地下鉄東西線の延伸を契機に鉄道研究会も、いよいよ始動ということになったようで、これまたお目出度いことです。
 鈴木君の紹介してくれたサイトでは、東西線が発車する際の各駅のチャイムが聴けて面白かった。これは、京都以外にお住まいの方は「必聴」です。こんなの他にはないでしょう?
 鈴木君の仰せのとおり、最近、家の前の道路も自動車の通行量が増えて、時に睡眠を妨げられることもあります。日野富子みたいな市長を擁立して、関所でもつくってもらおうかと考えております(ちなみに、宇治市は目下市長選挙の渦中にあります)。
 しかし、交通が便利になったおかげで、地価はようやく下げ止まりの気配を見せているようで、これは結構なこと。
 
 八井君には、名鉄退職後まで、いろいろ御世話になっていて恐縮です。御蔵山聖天は、当地に引っ越してきたとき、さっそく参拝にうかがいましたが、どうも近代になってから創立されたものだったように記憶しています。

 それにしても、この掲示板、このところ男性の書き込みばかりで、どこに「女子大」が存在するのか分からなくなりつつありますね。

 ☆ 先日、山田ちさ子さんのところのBBSのおかげで、青学でゼミを担当していたときの教え子に再会できたのですが、昨日、テレビを見ていたら、小泉首相の靖国参拝に関する訴訟の裁判のニュースに女性の裁判長(千葉地方裁判所)が映り、この人が小学校高学年のときの同級生と分かりました。彼女は小学生当時から、生徒からも先生からも信頼の厚いたいへんな人格者でした。裁判官となるに然るべきものありです。小生と兵藤先生は単に同じ小学校で同じ学年だっただけですが、この人は正真正銘の同級生です。

今日はどうもありがとうございました。

No.2884

野口先生・ゼミのみなさまへ

佐伯です。今日はどうもありがとうございました。
このテーマだけにぜひ野口先生には聞いていただきたかったので、本当に良かったです。
貴重なご意見をありがとうございました。
これから活字化に向けて邁進したいと思います。

ほかのみなさまにも楽しんでいただけましたでしょうか。
聞いていて面白いと思っていただけたなら良いのですが。

再来週の例会もぜひ参加させていただこうと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

どうもすみません

岩田慎平
No.2885

 佐伯さん、ご発表お疲れさまでした。
 昨日は急遽(しかも無断で)休んでしまい、申し訳ありませんでした。先週から体調を崩しておりまして、昨日は大学の発表共々、例会も休ませていただきました。

 人様の心配をしている場合ではありませんが、皆様もどうぞお大事にお過ごしください。

お疲れさまでした

鍜治 利雄
No.2886

昨日は報告お疲れさまでした。
自分の力がまだ未熟で全体像をつかむのでやっとでしたが、大変勉強になりました。

皆様ともやっと打ち解けて話せるようになってきたので一安心。これからもヨロシクお願いします!

実はあれから、徹夜気味で今日提出のレポート書きました(笑)
野口先生の授業はそんなことにならないよう精進・・・します

≫岩田慎平さん
ムリなさらないで下さいね。どうぞお大事に

「楽しませて頂きました」に1票!

No.2887

 昨日は風邪で機能低下も著しいなかではありましたが、とても楽しかったです☆徳大寺家については『平家物語』に登場する実定くらいの知識しかないまま聞いていたのですが、母系一族としての能保との関係や、その政治的位置への影響を始め、史料を自由自在に駆使した詳細な発表には、本当に勉強させて頂きました。野口先生から振られた土肥実平の話も面白そうでしたし、今後に繋がる話が満載だったのではないでしょうか。活字化を楽しみにしております。

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 さて、今日は一日寝ていたのですが、今わたしの後ろでついているテレビの関西限定情報番組(MBS「ちちんぷいぷい」)で「1202年」を特集していました。「熊野詣が流行!」とポップな文字で書かれると別物のようでした。さらにおまけ情報で1199年に頼朝が糖尿病で亡くなった事も紹介していてびっくりです。一体、どれくらいの人の暮らしにこの情報が役立つのでしょう?

身体髪膚これを父母に受く・・・。

No.2888

 この先、知っていますか?
 親孝行の第一は病気になったりケガをしたりしないことである、っていうことです。
 このところ、□□君・□□さん・岩田君・田中さん・・・と体調を崩す人が多いので、あえてアドバイス。急に朝晩寒くなってきたので、生活のリズムを立て直し、温かくして早く眠ることです。
 などと言いつつ、小生、本日は胃腸の具合が悪く、先生面は出来ませんが。ちなみに、人間と一緒にしてはいけませんが、ケガで入院中だった愛車プレミオ、ようやく退院と相成りました。明日、受け取りに参ります。

 せっかくの佐伯君の御発表にたいして、あまりよいコメントを差し上げることが出来ず、申し訳ありませんでした。しかし、徳大寺家に着目したのは、院政期から鎌倉幕府成立期を政治史的に捉える上で、まさに慧眼でしたね。源平抗争史的な視角とは異なった回路から、鎌倉幕府成立論が構築できるような期待をもちました。これからの御研究の進展を楽しみにしています。今回の発表の論文化、早々にお進め下さい。
 山内さんは、佐伯君から頂いたレジュメに載っている佐々木氏関係の史料をしっかり解読してください。たいへん、勉強になると思います(おそらく、山本君にも)。
 佐伯君、次回例会での御指導もなにとぞ、よろしくお願いいたします。
 今回は、神戸大のメンバーがお出でになれなかったのがじつに残念でしたが、とくに院生の皆さんにはメンバー以外の方も含めて、これからも例会での積極的な御発表および御出席をよろしくお願い申しあげる次第です。
 
 >鍛治君 コンソーシアム科目のレポート、おおいに期待しています。

 >田中さん 頼朝の死因は糖尿病なのですか?たしかにスタイルは
 「大あたま これぞ ぶしょうの はじめなり」
だったようですが。
 (誰ですか?「○○先生みたいだ」なんて言っているのは!) 

頼朝の死因について

No.2890

>野口先生
 頼朝の死については落馬や暗殺など諸説あるはずですが、テレビでは「飲水病」=「糖尿病」と断定していました。それでまた「あらららら」と思った次第です。

Re: 今日はどうもありがとうございました。

No.2891

昨日は不勉強で発言することも出来ず、一方的に勉強させていただく結果となってしまいました。 徳大寺家もなんとなくイメージがあるだけでしたが、そのような視点から捉えることの重要性を教えていただきました。佐伯さんありがとうございました。

 寒くなってきているので体調管理には皆様気をつけてくださいね。先生のおっしゃる通り薬を飲んで温かくして寝ることだと思います。(特効薬は「気合」だと言って憚らない私がいうのもあれですが)私も生活のリズムを取り戻さねば・・・。

『日本歴史』は、 The Nippon-Rekishi

No.2874

 昨日、岩田君が『鎌倉』14号のコピーと共に、『日本歴史』第52号のコピーを持ってきてくれました。これは、実教出版から刊行されていた当時のもので、裏表紙には掲載論文の英文タイトルが連記され、誌名はタイトルに示したとおり。『日本歴史』はニホンレキシだと思っていたので、大きな発見でした。
 
 ところで、すこし手遅れですが、明日の例会報告の関連論文として、以下の2点を紹介しておきます。
 藤本元啓「京都守護」『藝林』30-2、1981年
  同  「鎌倉初期、幕府の在京勢力」『藝林』32-2、1983年

 ☆ しばしば御迷惑をおかけしていましたので、ようやく携帯電話なるものを入手いたしました。徐々に活用をはかっていきたいと思います。
 なお、同時に正高信男『ケータイを持ったサル 「人間らしさ」の崩壊』(中公新書)も読み始めました。<ケータイがないと生きていけない人>には必読です。

近藤好和『騎兵と歩兵の中世史』近刊!

No.2875

 タイトルの近藤先生の御著書、吉川弘文館の歴史文化ライブラリーの一冊として12月に刊行とのことです。そして、つぎは即座にミネルヴァの『源義経』でしょうか。まさか、『スタートレック』ではありますまい?
 12月には元木先生の『保元・平治の乱を読みなおす』もNHKブックスから刊行の由をうかがっており、いずれも楽しみなことです。
 それにひきかえ、小生こと、このところ本を出しておらず(本は石浜さんとのお約束が最優先です)、まことに面目なき次第です。でも、けっしてサボっているわけではなく、論文・雑文の類は一応書いておりますので、今年度中に刊行予定で、すでに初校校正済みの分に限って<自己宣伝>させていただきます。
 
 「慈光寺本『承久記』の史料的評価に関する一考察」(京都女子大学宗教・文化研究所『研究紀要』第18号)

 「藤原隆家-刀伊撃退の立役者-」(元木泰雄編『古代の人物 第6巻』清文堂)

 「「武家の棟梁」と東国武士」(朝日ビジュアルシリーズ『週刊 街道をゆく 第5号、三浦半島記』朝日新聞社)

 「「女の都市」と遍照心院の成立」(『大通寺報 ふかみくさ』第20号)
  
 これしかないということは、立場上、藪蛇であったかも知れません。
 
 ☆ 学部4回生のみなさん 修士2回生のみなさん そして博士論文執筆中のみなさん さらに『紫苑』第3号執筆者のみなさん(すべてゼミメンバーにおられます) 御一緒にがんばりましょう! 

反省

No.2876

野口先生>拙著の宣伝、ありがとうござます。前著『弓矢と刀剣』の続編のような内容です。次は確かに『源義経』の予定ですが、即座にとはいきません。スタートレックの本の方が書きやすいかも。いずれは書いてみたいですね。未来史ですからね。

ただし、最近は、ちゃんと註のある学術論文をまったく書いていません。その点、反省しています。

携帯保有お祝い?

No.2877

野口先生、携帯御保有だそうで、まずはおめでとうございます。
どんな機種でしょうか。
私は、中高年用の万歩計付き、写メールなし、をもっています。一日1か所のメールアドレスに、何歩歩いたかを送ってくれます。象印の電気ポットにもそんなのがありました。
老人は必ずお茶を飲むので、ポットの使用状況を、離れた子供夫婦におしえてくれるというやつです。
その携帯版なのですが、老人は携帯を家においたままにするでしょうから、製品としてはいまひとつの完成度です。
けっきょく、宛先は自分のコンピュータのメールアドレスです。
私は年甲斐もなく、電子機器を沢山持ち歩いています。
携帯電話、電子手帳としてPDAのソニーのクリエ、外で短い原稿書き用にキーワードのついたヒューレットパッカード社製のPDAジョルナダ720、電子辞書などです。
もっとも最近買ったのが、電子辞書ですが、この使用頻度が一番高いかも知れません。
いつも年末になると、手帳だけでも、歴史手帳(吉川さんから送ってくるので)に変えようと、迷うのですが、やはりデジタル機器を使ってしまってます。
気分としては、楽しんでいるというより、後ろめたい気分です。携帯はそんなに電話には使いません。コンピュータのメールの転送をしているので、その確認ぐらいでしょうか。
最近、山の様に、迷惑メールが来るので、ほんとうにじゃまくさいですが。

電子機器と宇宙大作戦

No.2878

「スタートレック本」の何冊かは持っていますが、ほとんどが和訳書で、日本人が書いた本は10冊も無かったように思います。近藤先生、タイムスリップ系のストーリーで戦国自衛隊みたいなスタートレック小説ってのはどうですか??

 今日は、京都教育大学の今年度2度目のオープンキャンパス。2回目は初めての企画で、僕のいる専攻は参加者が「1人」...。みごとに企画倒れな企画でした。

 最近の事件でも携帯電話が解決のキーになっていますが、いくら所在地が企業に管理されようと便利さには負けてしまいます...。ゼミ旅行での緊急事態にも(起こって欲しくはないですが)活躍してくれそうですね☆

 美川先生>すごくサイバーな感じですね。お役所風に言うと「e-研究者」でしょうか。
 ノートパソコンを持ち歩くよりも、キーボード付のPDAを持ち歩くのが一番便利だと思います。この場合、キーボード付で携帯と電子辞書内蔵のPDAが出れば一番ですね。
 アメリカやヨーロッパでは、Windows搭載の携帯が普通に発売されていますが、日本では市場が寡占状態なので実現されるのはだいぶ先になりそうです。

PDAって何!?という方へ>
PDAは個人用携帯情報端末(Personal Digital Assistance)の略で、昔で言う電子手帳が高機能になりパソコンとの連係機能がついたというものです。

P.S.卒論頑張ります!

ケータイをもって、本を書くべし!

No.2879

 近藤先生・美川先生、御返信ありがとうございます。
 核兵器を保有した三等国みたいな心境です。
 近藤先生は歴史文化ライブラリーを2冊目ですし、美川先生も昨年『白河法皇』をNHKブックスから出されたばかりですし、小生身の置き所がありません。
 注の方が長い論文というのが昔はありましたね。しかし、注があれば研究で、無ければそうではないというわけでもございますまい。むしろ、一般向け書物を執筆するときの方が、大きなエネルギーを要する場合がままあるような気がいたします。
 ケータイは、基本的にこちらから連絡するための道具として手に入れました。最近、公衆電話が少なくなり、駅で先方に到着時間を知らせようと探している間に電車が出てしまうなどと言うこともありそうでしたから。また、緊急時にこれがないと、大いに不利益をこうむりそうな時代ですから。そして、学生さん達に、不便だと叱られるというのも理由の一つであります。しかし、今もそうなのですが、電源は切りっぱなしですから、そうおいそれとはこれで小生に連絡は取れませんからね。
 そもそも電話は嫌いですし、メールでもパソコンのアドレスの方にお願いします。でないと、ケータイによる文字の入力作業は耐え難いので、返信は出来ません。
 本当に何のために買ったのかわかりませんね。
 パソコンとかケータイの類は自己制御の範疇を逸脱していますから、小生、相変わらず『歴史手帳』愛用です。
 なにしろ、小生の世代は、故・網野善彦氏のいうところの日本歴史上における二番目の分水嶺の前後を生き抜いております。ラジオ・紙芝居から白黒テレビ→カラーテレビ・・・といった順序だった過程を踏まえた生活体験を大切にしたいと存じておる次第です。
 要すれば「居直り」でありますね。
 それでも、電子機器については、鈴木君がいてくれるから、すこしは安心して使っていられるのです。

( ^_^)ロ---------ロ(^_^ ) モシモシ

No.2881

昨日先生が「じゃじゃ~ん」と携帯を出したときはすごくびっくりしました!!(笑)
さっそく夜に携帯へメールしてみたんですが、見ていただけましたでしょうか???
「基本的に先生からの連絡手段用」だそうですが、緊急時など、こちらからもメールさせていただきたいと思います♪

はやく「合格しました」とメールが打てる日が来ればよいのですが。。。☆☆☆

曾祖母は慶応年間の生まれでした。

No.2882

 >永富さん
 上の書き込みを拝読したことにより、記念すべき初着信、ただ今確認いたしました。いろいろボタンを押しまくった末にですが。ありがとうございました。
 明治時代に電信がはじまったころ、電信柱によじ登り、電線に荷物を結わえ付けて届けようとした人がいたそうですが、小生もその類ですね。
 蒸気機関車が重い客車を引き、汗をかいて可愛そうだというので、桶で水をかけてやったお婆さんもいたそうです。
 小生が、中学生時代には、トランシーバーという無線機が憧れの的でしたが、こんな宇宙防衛隊員の道具みたいなものが出来るとは・・・1951年生まれの少年にとって、今やSFの時代ですね。
 ちなみに、関西には1951年生まれで歴史学を生業にしている人が意外と多いのです。さあ、誰でしょう?

初着信

No.2883

野口先生
初着信おめでとうございます。

ちなみに小生の持ち歩いている電子機器もう一つありました。
アップル社製のiPod という小型ハードデイスクの入った音楽プレーヤーです。これに、数百曲のクラシックを入れて持ち歩いています。知る人ぞ知る優れものです。アップル社はコンピュータは不振ですが、この機種でさいきん復活です。
まあ、要は子供がおもちゃを沢山持ち歩いているのと、いっしょなのです。
前に京都府立総合資料館の出口で、ぴーぴーセンサーが鳴りました。どうも、電子機器の持ちすぎが原因だとのこと。
来月ドイツに行くので、海外でも使えるボーダホンの携帯に食指が動いているところです。どうせたいして使うわけではないのですが。

卒論について

No.2870

京女の後輩の皆様!!
朗報です☆☆☆

なんと「手書き提出」で有名な我が史学科の卒論・・・
来年度から「ワープロ打ちOK」になるそうですっ!!!!!
(昨日稲本先生から情報をゲットしました)
ただし、今年はまだ手書きでないとだめだそうです。。。(・・,)グスン 
ちなみに史学科の学生研究室(事務員さんの机のあたりにあります)に現在卒論の提出見本がありますので、もしどんな感じで製本されるのか見てみたい人は見に行ってみてくださいね。
ちなみに私が見た感想を述べると・・・
まず形式。和綴じできれいなんですが、「あれに2000円はぼったくりでは???」と思ってしまいました☆(製本代2000円もとられるのよ)
しかも日本史と東洋史に比べ西洋史の完成版のかっこいいこと!ちゃんとした「本」なんです。うらやましい~('-')キャーキャー
中身について。例で展示されてるのは昭和57年度の卒業生の物なんですが、とにかくすごい!!
図とかのコピーとかにもきれいに色えんぴつで塗ってあったり、グラフなんかもすごく凝っててキレイ!!字もきれい!!
内容もなかなかハイレベルでした。

ぜひご覧あれ。。。☆

おお~☆

No.2871

 かねがね「手書きって!!」と思っていたのですが、ようやくワープロ原稿がOKになるのですね。友達から「面倒くさい」「時間がかかる」と聞いていたので、今後卒論を提出する皆さんにとっては本当に朗報ですね♪それにしても、卒業論文から製本してもらえるとはなかなかいい制度ではないですか。私の卒論は学校指定のコクヨの青いファイル綴じのままで師匠の研究室に置かれています。修士論文はきちんと製本されて(しかも写真まで入って)図書館に入りますが、せっかく大変な思いをして完成させる卒論ですから、しっかり製本してもらってちゃんと手元に置いておくのもいいかもしれません。
 余談ですが、製本され同志社図書館に配架された修論(写真入り)は院生になると閲覧できたので、M1になるとすぐ高橋昌明先生と山田邦和先生の修士論文を探しに行きました。(と、先日高橋先生に言ったら笑われてしまいました)自分とほぼ同い年の先生方の論文を読んでは「頑張ろう~」と思っていましたが、学生時代の先生方の写真を見る為に書庫に行っていたという側面も否定は出来ません(笑)

Re: 卒論について

No.2872

 ワープロOKとなるとは、おめでとうございます。

 私は、逆にゼミ生には、手書きでもいいけれど、できればワープロで出してね。提出間近に清書はたいへんだから。と言っています。そのため、最近はほぼ100%ワープロ原稿です。

 よく、手書きの教育効果、をおっしゃる先生がおられるのですが、聞いてもその理由があまりよく私には理解できません。手で書くと頭によく入るというのは、記憶のメカニズムからすると納得できる説明ですが、でも自分の卒論、暗記するのかな。けっきょく、一生に一度ぐらい、手書きで書け、といった話になるのですけれど、やはりよく理由がわからない。昔は卒論、修論を何人もが協力して清書したため、いろんな字が混じっている場合が多かった。それに較べるとワープロの方がましかと思います。
 けっきょくは、俺は昔手書きで書いたから、おまえらも書け、といった「感情」をただ、理屈っぽく説明しているだけなんでしょうか。そうだとすると、「論理」を重んじる研究者としては問題があるのではないでしょうか。一度、手書き派の方のしっかりした反論を聞きたいです。

 私の「感情」は、とにかく汚い手書き文字を読みたくない、ということなんですが・・・。

『史窓』を見よ!先輩達の偉業あり。

No.2873

 卒論は、やはり中身です。
 小生が青山学院大学・大学院に在学していた頃、他大学の紀要類など読むにつけ、「この大学の史学科・史学専攻はスゴイ」と思っていたところがいくつかあります。もちろん、東大や京大はスゴクて当たり前なのですが、私学の女子大で第一位にランクしていたのが、ほかならぬ京都女子大学でした。
 その理由は、なにしろ、卒論段階でとてもハイレベルな論文を書く学生さんがたくさんおられたことです。それは、史学研究室から発行されている『史窓』のバックナンバーを見れば一目瞭然でしょう。
 小生が主に研究対象としている時代の院政~鎌倉初期あたりをテーマにしていて、ほかの論文の注などにとりあげられているものを、今即座に思いつくだけあげてみても、

 ① 尾羽澤淑子「武士団成立の一考察-千葉氏の場合-」『史窓』13号、1958年
 
 ② 小林淑子「昌寛法橋-鎌倉幕府成立史の一齣-」『史窓』26号、1968年
 
 ③ 増井尚子「大江公朝論-平安末期から鎌倉幕府草創期に於ける朝幕関係-」『史窓』28号、1970年

などがあります。
 ①は、小生の『坂東武士団の成立と発展』でも使わせていただきました。尾羽澤さんは、1957年度卒ですから、この論文は卒論でしょう。③には、末尾に卒業論文の一部を改稿したものと明記されています。
 どうです。ぜひ、読んでご覧なさい。今、流行の女院や国母の問題についても、必ず先行研究としてあげられている、劉和子「女院制の本質」『史窓』40号、1983年があり、これも卒論の一部に加筆したものであるとのことです。
 京都女子大学史学科の学生さん達は、かかる先輩たちのうち立てた輝かしい学統を受け継ぐべき立場にあることを、しっかり自覚し、且つ励みとして、学業にいそしんでいただきたいと念じる次第です。

Re: 卒論について

No.2880

☆レスが遅くなりすみません☆

田中さん>製本の制度のある大学はひょっとして珍しいのでしょうか?しかも提出したら返ってこないんですね~それはそれで寂しいかもしれないですね☆
学生時代の先生方の写真・・・みてみたいですo(^^o) ♪

美川先生>お久しぶりです。
美川先生のようにおっしゃってくれる先生が早くからうちの大学にたくさんいたら、よかったのに・・・という感じです。
文句を言っても今年が「手書き提出」なのには変わりはないので、せっせと「きちゃない字」で頑張ります☆←もちろんできるだけきれいに書くつもりではいますよ(!)

野口先生>実は野口先生と出逢った頃、そのお話をきいて↑にあげられている卒論を雑誌室へ見に行ったことがあります。
当時二回生だったので、中身を読んでもあまり理解できず、「よくわからないけど、卒論ってすごいんだなあ」(←こんな感想ですみません)と思った記憶がございます。
四回になり卒論を書く身になったものの、「すごい」とは絶対言えないどうしようもない論文を執筆中な自分が情けないです☆輝かしい伝統に傷をつけてしまうことを今のうちからこの場を借りて謝っておかねばなりません。
「先輩方、すみません」m(._.)m

小野随心院にて梵字の作品展開催。

No.2853

 小野小町の文塚で知られる小野の随心院で、梵字の作品展が18~24日に開催されるそうです。興味のある方はぜひ行ってみてください。紅葉もいよいよかと思われます。
 この作品展についての情報は、先日拝観させていただいた大通寺の御住職様から頂きました。

日本評伝選通信と人権教育センター報

No.2867

 ☆ さきにお知らせした元木先生の「殺生放逸 朝家の守護 元木泰雄氏『源満仲・頼光』を語る」掲載の『ミネルヴァ日本評伝選通信』8を山岡さんと山田さんがたくさん入手してくださいました。欲しい方は山岡さんにお申し出下さい。

 ☆ 花園大学の山田邦和先生から、同大学の『人権教育センター報』第6号をいただきました。これには、本年6月5日、同センターと当ゼミとのジョイント企画として実施されたミニ・フィールドワーク「清水・鳥辺野を歩く」の報告が掲載されています(花園大学史学科学生・鎌田久美子さんによる)。このコピーが必要な方は野口研究室までお出で下さい。

歴史手帳2005年版が届きました。

No.2868

 月曜の史料講読会、水曜の例会の際に配布いたします。注文した人(山田さん・山岡さん・立花さん・大川さん)は代金を御用意ください。史料講読会・例会に参加できない場合は、適宜研究室においでください。
 
 ※ 観光シーズンの京都。好天に恵まれた本日、五条東大路のあたりは、流石に大渋滞です。

ふぃ~るどわ~く

No.2869

野口先生>花大とのF.W.の際の報告のコピー、ぜひ頂戴したいです。よろしくお願いいたします。
それにしてもジョイント企画なのであれば京女側としても報告を出さなければならないかもしれませんね。

卒論さえなければぜひぜひ私が書きたいところですが・・・☆
誰か書きませんか????♪

嵐山史蹟見学会活動報告

No.2848

皆様こんにちわ。黒い足跡野口です。
遅くなりましたが昨日の活動報告を簡単にさせていただきます

十時半に嵐電嵐山駅集合(自転車で今出川から嵐山は遠かったです)→天龍寺…勅使門、霊比廟、曹源池(長々とつまらない話をしてしまい時間をロス)→天龍寺塔頭宝厳院(紅葉も素晴らしかったが庭全体の意匠も独特なものがあり勉強になりました)→大堰川(現在とは違った趣をみせていた中世の河の姿を詩などから想像復元。角倉了以が開発する以前はもっと荒々しい河だったようです)→亀山公園で昼食(山田喜代子さんのどんぐりご飯がとても美味しかったです。ごちそうさまでしたm(__)m)

ここからは山田ちさこさんによるご案内。
大井神社(中世では物資集積の中心地であったはずなのに、タレントショプに埋もれた姿がなんとも憐れ)→日本最古の晴明塚→天下龍門(中世都市嵯峨のシンボルゲート。今は橋が残るのみ)
→清涼寺(特別展で三国伝来釈迦如来像内部の五臓六腑が見れると勇んで行くが、実物は体内に戻されておりレプリカしかみれませんでした…残念!しかし本堂で釈迦如来像、霊宝館で源融卿に似せた似せ阿弥陀がみれたの満足。また本堂奥の伝小堀遠州作の庭も紅葉がきれいでよかったです。)→解散(お疲れさまでした)

今回は天竜寺十境を中心に嵐山を散策しましたが、孝子先生や人生の先輩方とご一緒できたことで大変充実した活動になりました。準備不足などからなかなか上手く説明できない部分もありましたが、皆さんにいろいろフォローしていただけたおかげで非常にいい活動ができたと思います。
特に午後からは山田ちさこさんに邦和先生が復元された中世の地図をもとに案内していただきましたが、学術研究に基づいた的確な説明にはいろいろ勉強させていただくことができました。僕も今後は山田さんのような案内ができるよう精進したいと思います。
参加していただきました皆様どうもありがとうございました。また次の機会がありましたら、更に皆様に満足していただけるような案内ができるよう努力いたしますのでよろしくお願いします。

どうでもいいことですが昨日の靴は白でした。

嵐山史蹟見学会

No.2852

 野口くん、ちさこさん史蹟見学会お疲れさまでした。
 急遽参加をさせて頂くことになったのですが、今まで「観光地で人も多いし・・・」と足が遠のいていたのが勿体ないくらい、面白く実りある見学会でした。
 天竜寺の十境の説明から始まった見学会でしたが、禅寺の建築様式や庭園のお話から、平安京と嵐山を結ぶ交通路、サテライト都市としての嵯峨野の機能、安倍晴明を先祖とする下級陰陽師集団の存在まで、そして清涼寺ではヨーロッパの宮廷や日本の後宮における出産儀式の話などなど、話はどんどんと広がっていきました。
 個人的には、大堰川畔の津とその横に立つ大橋大明神(大堰神社)、葛野の大堰といった「流通の場」としての桂川のお話が特に興味深かったです。
 そして何よりも楽しかったのは、一緒に見学をさせて頂いた「お姉さま方」が本当に博識だった事にもありました。『御堂関白記』を読んでいらっしゃるので、『御堂・・・』の事は勿論ですが、寺院・庭園・文学・・・とその幅の広さに、「あんな風になりたい!」と思いました。ぜひまたご一緒させていただきたいと思います。

例会について。

No.2834

 例会のお知らせです。
時間・場所はいつもの通り、
   夕方6時~、京都女子大学L校舎3階共同研究室です。
 
11月24日(水)
 佐伯智広氏 「一条能保と鎌倉初期公武関係」

12月8日(水)
 永富絵里子氏 「三昧聖についての一考察」
 服部美輪氏 「源義経と平泉」

   以上の通りです。多く方の参加をお待ちしております。
     

卒論報告、もう一つ。

No.2838

 12月8日の例会には、もうお一人、永富さん・服部さんと同じ稲本先生のゼミに所属する佐々木さんが報告をしてくださるそうです。内容は北条時政の後妻・牧の方に関するもの。
 佐々木さんは今月24日の例会にも大阪から駆けつけてくれるとのことです。
 
 >山岡さん 今日、急に決まったことで、連絡が遅れてすみません。永富さんを通して佐々木さんと連絡を取り、例会案内に情報を追加していただくようにお願いします。
 また、開始時間についても、報告者で早く来られる人については、早めにお願いしてもよいかと思います。コメントや意見交換を含めて一人一時間はほしいところですから。
 17:00か17:30くらいから開始して20:30までくらいで如何でしょうか。

もう一つ連絡です。

No.2840

 毎週月曜日に行っている『吾妻鏡』講読会ですが、今週と次週の2週間に渡って岩田さんに古文書学講座をしていただいています。従って、以前決めましたスケジュールは、若干ですが変更致します。
  ※変更内容
  ①11月22日(月)=古文書学講座の続き。
  ②11月29日(月)=『吾妻鏡』講読会(4限目)
           担当:尻池さん(2回生)
           (前回の続きとして山内さん担当分の六月十三日条から始めます)
  ③12月6日(月)=『吾妻鏡』講読会(4限目)
           担当:山田さん
  ※『吾妻鏡』講読範囲
   ・11月29日(月)尻池さん担当分
    ①承元三年十月十五日条
    ②同年同月十七日条
    ③同年十一月四日条
   ・12月6日(月)山田さん担当分
    ①承元三年十一月七日条
    ②同年同月十四日条
    ③同年同月二十日条
 以上です。メーリングリストでも流しますが、ご確認よろしくおねがいします。また先日来られていた新入生の方も遠慮なくご参加ください。お待ちしております。
 >岩田さん
  スターウォーズの勉強会いいでね。中世武士とジェダイの騎士との類似性など話題は尽きないと思います。史料は、延慶本『平家物語』ならぬ水曜ロードショウ版「帝国の逆襲」など持っています。             
 

Re: 例会について。

No.2844

>野口先生
 先走ってしまいすみません。永富さんとも連絡をとってみます。

Re: 例会について。

ナガトミエリコ
No.2845

山岡さん>連絡とるまえに出てきちゃいました(笑)
佐々木容子さんの発表について、正式なタイトルをまたきいておきます。わかったらここに書き足しておきますね♪

Re: 例会について。

山岡 瞳
No.2847

流石はプリンセス!!
すみませんが、お願いします

Re: 例会について。

岩田慎平
No.2850

 12/8、早めに始められるなら始めましょう。なんとなれば、岩田も早めに向かいます。

 永富さん・服部さん・佐々木さん>よろしければ、11/22か11/29か12/6の史料講読のときにでも原案をお持ちいただければ、何らかの手助けもできるかもしれませんが。

 山本さん>下がスタートレックで埋まってるのでこちらに。ジェダイはどっちかというと武士よりは僧に近いと考えたほうがいいのではないでしょうか。理由はいくつかありますが、次の月曜にでもお話しします。いずれにしても、じっくり史料を読み込む(観る)研究会にしましょう。

12/8例会について

No.2851

 お役に立てるかどうか分かりませんが、時間は空いていますので、岩田さん同様に早い時間に行けると思います。都合の付く方が多いなら、せっかくですので早い時間に始めましょう。

よろしくお願いします

No.2854

毎度のことなのですが、水曜の4.5限はSSのアルバイトが入っているため、講義終了後、デジカメ20台を片付けてから行くことになるので私は当日早い時間に行くことができません。すみません。
服部さんと佐々木さんには明日稲本ゼミで会う予定なので、早い時間から可能かどうかきいておきますね!

岩田さん>ありがとうございます。原案、早めに持っていくようにします。
今、頭の中が律宗と時宗、さらに東大寺の圧力までかかってこんがらがり、踊念仏の真っ最中といった感じです・・・☆よろしくご指導お願いいたします。

初参加で

鍜治 利雄
No.2856

皆さまのことを知れるいいチャンスですし、例会の方も参加させて頂きますね。
12月8日(水)は16時過ぎまで授業があるので、おそらく遅刻して行くと思います…。スミマセン。

Re: 例会について。

平田樹理
No.2862

八日は早めに始まったとしても行くことができると思います。
卒論準備、頑張ってください。

きいてみました♪

No.2864

お二人に予定を伺ったところ・・
服部さんの予定は空いているので何時でもOKとのことでした。
佐々木さんは例会の日を10日とききまちがえておられたようで、8日は都合がつかないので参加は無理とのことでした。残念です☆
というわけで報告するのは私と服部さんの二名になります。

早め・・・ということですが、何時から始めましょう???
それとも二人に減ったので従来どおりの時間にスタートしますか????どうしましょ???

8日の例会について。

No.2865

 12月の第二水曜を10日と間違えたのは小生です。みなさんに、余計なお手間をかけてしまい恐縮です。佐々木さんのゼミ報告は、残念ですが実現は無理なようですね。
 となれば、当初の予定通りでよいと思います。
 なお、先輩方の温かいお申し出については、せっかくですから、佐々木さん・服部さん・永富さん、それぞれが個人的にお願いされるのも一法だと思います。 

先生の先生

岩田慎平
No.2832

 遅くなりましたが、佛教大学の図書館で貫達人先生の「一条能保室は源頼朝の妹か」(『鎌倉』14号)のコピーを入手して参りました。表紙・本文・奥付を全部コピーしても三枚という、大変コンパクトな論文でございました。お急ぎであれば今週中に、でなければ次の月曜日に持参します。

 野口くん>嵯峨野はいかがでしたか。お姉さん方の引率をされたそうですから楽しむ余裕はなかったかもしれませんが、またお話しをお聞かせ下さい。それから、嵯峨野にまで「吹けば飛ぶよな足跡」を遺してきてないだろうね。

 山本さん・山岡さん>ぜひ、スターウォーズの勉強会も開催しましょう。こちらの史料(ビデオ・DVD)の手配もお任せ下さい。

流石!!岩田さん

No.2833

 わざわざすみませんでした。
私は月曜日の講読会で大丈夫ですのでお願いします。

 月曜日の古文書講読会、引き続きよろしくお願いします。

スターウォーズの勉強会ぜひぜひ開催しましょう。夏は大庭御厨、冬はスターウォーズ??

>野口さん
 「吹けば飛ぶような足跡」は紫苑には書きませんのでご安心ください。


スターウォーズ

No.2835

スターウォーズなら、僕も参戦したいです☆
その次はスタートレック(宇宙大作戦)あたりをお願いしします...。

(どんな勉強するんだろう...)

野口君、山田さん、ありがとうございました。

No.2836

>岩田君  コピー、ありがとうございました。月曜日に受け取らせていただきます。

>山岡さん 大庭御厨とスターウォーズを並列に考える事が出来るというのは、流石だと思いました。でも、もちろん会場は別ですよ。

 ☆ 本日は嵯峨方面で、野口洋平君と山田ちさ子さん主催の歴史散歩の会が開かれ、好天のもと、多くの歴史を愛好する方たちが参加されたとうかがっております。皆さん、たいへん喜んでおられたようです。野口君は(岩田君のいうところの)「お姉さん方」からの評判は上々であったとの情報を入手していますよ。ベンチャー企業「野口観光」いよいよスタートでしょうか?これで「足跡」さえ残さなければ・・・なのですがね(笑)。

 >田中さん 参加記などを。

スタートレック

No.2841

…スタートレックに一票(苦笑)
勉強…やっぱ語学はクリンゴン語?

来週の報告はバルカン人並みの理論武装で頑張ります!!
(この書き込み、どれだけの人がわかってくれるのやら…)

分かります!!

平田樹理
No.2843

佐伯さん>スタートレックシリーズ分かりますっ!!
私は主に「ボイジャー」ファンです!毎週土曜が楽しみなんです(古い?女監長が好きなんです)。
女の子なのにマニアックだと皆から白い目で見られるので、賛同者がいて嬉しくて、思わずカキコしてしまいました。
つまらぬことで、すみません。
スターウォ―ズも、大庭御厨ももっと勉強します。

 本論(?)ですが、来週のご報告は大学の所用のため、出席することができなくなってしまいました。本当に申し訳ありません。レジュメなどいただければと思います。
よろしくお願いします。

嬉しい限り

No.2846

なんだ、鈴木君だけでなく、佐伯君も平田さんもトレッキーだったのかあ。嬉しい限り。ちなみに、私の特に好きなシリーズはDS9。クワーク最高!

前にも書いたけど、スタートレック展、歴博辺りでの開催をマジで考えているので、その時は、皆さん、協力よろしく。

カプラ!

私も嬉しいです!

平田樹理
No.2855

近藤先生>何があっても絶対に行きます!
実現したら本当に嬉しいです!

DS9は少ししか見たことがありませんが、ビデオでまたチェックしておきます。スタートレックを全シリーズ把握するのは大変…。はまりすぎると身の破滅を招きますが、いつか必ず全部見たいと思います(野望)。

大丈夫

No.2857

平田さん>TOS・TNG・DS9・VOY・ENT、すべてのシリーズを全部みても、身の破滅は招きません。かえって人間が豊かになります。私が良い例です(笑)。

ちなみに、STを勉強するならば、このサイトが一番だと思います。頑張って下さい。
http://www.usskyushu.com/trek.html

長寿と繁栄を!

Re: 先生の先生

No.2859

近藤先生>以前も書きましたが、スタートレック展開催の際は、必ずお手伝いします☆

DS9,VOY,ENTの関テレ放映分はほとんどビデオに撮ってありますが、DVD-BOXなんかに手を出すと身の破滅よりも、財政の破綻が起きそうです(^^ゞ
財布の破滅はすでに起きかけですが...。

P.S.他に同化できる人はいないかなぁ...

安心しました。

平田樹理
No.2860

近藤先生>VOY・ENT以外はまだまだ勉強不足ですので、サイトを見て予習しますね(笑)。ありがとうございました。

鈴木君>今度DS9のビデオ貸してください。

”斜め見”

No.2863

近藤先生>スタートレック展、いいですねー。
斜め読みならぬ「斜め見」程度なので、お手伝いまではできませんが、
実現したら絶対見に行きます!!

DS9はいいですね。最終話近くになって、戦いが終わりに向かっていくのにつれて、さまざまな伏線が収束していく迫力にしびれました。
キャラの中では、ガル・デュカット以下のカーデシア人の動向が興味深かったです。
個人的にはTNGがお気に入りでしょうか。ピカード艦長・ライカー副長のコンビが良い味出してます。
あと、もちろんデータの存在も欠かせませんね。

受験生諸君、ワープ9で合格まで航行!(いつまでやるんだろ…)

Re: 先生の先生

永富えりこ
No.2866

佐伯さん>宇宙船でのワープもよいですが、やっぱりかぼちゃの馬車でしょう!!
だってプリンセスの乗り物に宇宙船なんてふさわしくないんですもの☆おほほほほ

ありがとうございます!

鍜治 利雄
No.2818

≫野口先生
今日もお昼頂いちゃってスミマセン
相談にも乗って頂いて、本当にありがとうございました!
ほぼ答えが決まっていますが、自分の大学の方とも話してみようと思います。
基本的には物静か?にしてますので、ご安心下さいませ(笑)

≫永富絵里子さん
昨日はお疲れさまでした
「ピンクのワンピ」記憶にあります!でも目の前が野口先生やったんで、
そっちの方が強烈に脳裏に残っていたり(笑)
俺の方こそちゃんとご挨拶せずにスミマセンでした。
3限には毎回出席しますので、これからもヨロシクお願いします

Re: ありがとうございます!

永富絵里子
No.2829

鍛冶さんへ>野口先生のインパクトにはかないませんでしたが、なんとか覚えててもらえたようでよかったです♪
じゃあ次回はもっと印象に残りやすい格好していかないといけませんね(笑)

Re: ありがとうございます!

平田樹理
No.2842

 鍛冶さん、はじめまして。
神戸大学修士一回の平田樹理と申します。
(今年京女を卒業しましたので、皆さんの先輩にあたります)。
近々お会いできることを楽しみにしております。
今後とも、よろしくお願い致します。

Re: ありがとうございます!

鍜治 利雄
No.2858

≫永富絵里子さん
12/8例会で報告なさるんですね。準備頑張って下さいませ!

≫平田樹理さん
はじめまして。立命館の2回の者です。
神戸大学といえば、「六甲」ですね!特急が停まらなくてチョット不便…。
こちらこそ、よろしくお願いします

玉稿お礼、にかこつけて

No.2817

拝啓 野口先生

 広島の下向井です。この場をお借りしてお礼させていただきます。先日は御懇書、玉稿「鎌倉武士の心性」、奥様の玉稿「閑院内裏の空間領域」、またゼミ機関誌『紫苑』をお贈り下さり、まことにありがとうございました。

 いずこも同じ雑事に紛れ、未だ拝読できておりませんが、いずれじっくりと読ませていただきます。といいつつ、傍にはつんどくの抜刷の1年分の山。年賀状でまとめてお礼ということになりそうです。

 『紫苑』、すてきです。楽しいゼミの雰囲気が伝わってきます。学生諸君、楽しく学んでいますね。巻末のデジカメゼミ旅行記がよかったです。私もゼミ機関誌『史人』を2号(1998年)まで出しましたが、私の病気を口実にして何年も休刊中です。貴誌に刺激されて復刊をめざそうと思います。

 広島大学そば出身学生がいらっしゃるとか。私の所は教育学部ですが、私は高校日本史教員育成・日本史研究者育成を目標に、授業・自主ゼミ(SHIMOKEN塾)を開いています。
学部授業は「悲劇のプリンスたち」「戦争と平和に関する史的研究ー日本古代の国家と軍制」「平安時代の地方支配と武士の形成」「史料演習(希望テーマに関する史料を私が探して。そのまま卒論テーマになる場合あり)」。大学院は『小右記』(今は長保元年)演習など。SHIMOKEN塾読書会は、卒論修論読書会(文・総合科学・教・放送大学の院生・学生、社会人 12人)、プレ読書会(文・教2・3年中心、いま河内さん『古代政治史における天皇制の論理』7人)、プレ卒論史料講読会(教3年 2人)。これとは別に広島市基町クレドカルチャー教室「源氏物語の舞台裏ー『小右記』を読むー」に学生をアシスタント名目で参加させています。
 
 そこで野口先生、お礼にかこつけて、(徒労に終わることは承知の上で)引き抜きの宣伝をさせていただいていいでしょうか。京都の平安時代史研究とはだいぶ傾向が違いますが、お膝元からではなく地方から中央をみるのもまた視点が変わって面白いかもしれません。皆さん私の所の大学院で平安時代の勉強をしてみませんか。後期の試験は2月です。「社会科教育学」の試験科目もありますが。

 野口先生、これからも変わらずおつき合い下さい。

広島大学大学院、ぜひ宜しくお願いします

No.2819

 下向井先生、書き込みありがとうございました。当ゼミ学部生の多くは、広島県・山口県・愛媛県・福岡県など、まさに平家の勢力圏に重複する地域を出身地としておりまして(六波羅に祗候した平家家人の子孫なのかも知れませんね?)、いずれ必ず広島大学大学院への進学を希望する人も現れることと思います。その節は、どうぞ、宜しくお願い申しあげます。
 ちなみに、広島大学直近に実家を持つメンバーというのは、現在3回生で、研究意欲旺盛、実に優秀で将来が楽しみな人です(「推薦状」はすぐにでも用意します)。
 広島県で教育委員会所管の機関に職を得て日本史の研究を続けることを希望する人にとって、下向井先生の研究室に所属するのは理想に近いことなのではないかと存じます。
 また、いずれ安芸の宮島など、ゼミ旅行で訪れたいと存じておりますので、その節はゼミ生同士の交流の機会も得られれば幸いとするところです。
 
 下向井先生は、かつて広島修道高校の教諭をされておられましたが、そのころ、小生も千葉県の公立高校の教諭をしておりました。同じ高校教員の立場(いっぱしの研究を続けるのには実に大変な環境です)で成立期の武士を研究しているということで、ともにシンパシーを感じ、抜刷の交換を致しておりました。はじめてお目に掛かったのは1985年の日本史研究会の大会(於、立命館大学)、中世の部会で元木泰雄先生が御報告をされた時だったと記憶します。
 その後、武士成立史にたいする見解で、いささか意見の分かれるところも生じておりますが、その理由の一端は下向井先生が律令をきちんと勉強され、古代から時代を下る形で御研究を進められているのにたいし、小生は12世紀末の東国から地域を広げつつ遡る形で、それを行っていることに起因するのではないかと考えております。「武士論」については、いずれ胸襟を開いて議論を深める機会を得られればと思っております。
 それはさておき、下向井先生の御担当の講義・演習のタイトルを拝見しますと、当ゼミメンバーにとっては垂涎の的となるものばかりのように思えます。
 
 なお、こちらからも下向井先生にお願いですが、先般、上横手雅敬先生・入間田宣夫先生と小生の連名でお送り申し上げた『源義経 流浪の勇者』(文英堂)ですが、地方書店にはなかなか行き渡っていないようですので、ぜひ大学ないしカルチャーセンターなどにおける御講義のさいに宣伝して頂けると幸いです。

☆☆はじめまして☆☆

No.2820

下向井先生>はじめまして。京女四回の永富絵里子と申します。当HPの管理人をしております。どうぞよろしくお願いいたします。

『紫苑』、お褒めに預かることが出来、光栄です。
巻末の旅行記は去年の今ごろ、同じく当HPの管理人である鈴木君と「あーでもないこーでもないと」我が家で一晩”合宿”をして完成させた物です。
堅苦しい文章ばかりの旅行記では見る人も楽しくないし、書くほうもしんどい(←こっちが重要!)だけだと思い、某ファッション雑誌の1ページをモデルにレイアウトを考えました。(技術面では鈴木君が頑張ってくれました)

私は創刊号、第二号と編集に携わってまいりましたが、最初の頃の予想よりも多くの方々に読んでいただき、反響がある事はとても幸せなことだと思います。
原稿執筆も含め、完成まで先生や仲間とともに試行錯誤した経験は私の学生生活にとってかけがえのない体験です。
これも野口先生の暖かいご指導があったからこそだと思います。(野口先生、ありがとうございます♪)

第三号の編集には私は携わってはおりませんが、後輩の山岡さんが編集を頑張ってくれております。きっと今までのものよりさらにバージョンアップした「紫苑」をお届けできるかと思いますので、そのときにはまたコメントとご指導をどうぞよろしくお願いいたします。

↑で野口先生もおっしゃっておられますが、いつか広島へゼミで旅行した際には「SHIMOKEN塾」の学生さん方と交流できればと思います。
もし京都御上洛の際にはぜひ当ゼミへお立ち寄りくださいませ(^ー^)

お返事ありがとうございます

下向井龍彦
No.2822

野口先生
Uターン御希望の方に、是非是非、お願いします。
20数年前の共通体験。純粋に、かつ不純に、研究に情熱をぶつけていたころが懐かしいです。
『源義経 流浪の勇者』(文英堂)のお礼、ゴメンナサイ。後遺症が・・・。早速、学生たちに宣伝しておきました。

永富絵里子さま
宮島ゼミ旅行、お待ちしています。私が産湯をつかった音戸瀬戸にも是非。遣唐使船の倉橋島にはおすすめ民宿もあります。

はじめまして、よろしくお願いします。

No.2823

 はじめまして。野口先生の不肖の弟子で、神戸大学M1の山本陽一郎といいます。大学院入学以前の聴講生の時からですが、コツコツと中世武士論を勉強しております。自分のテーマは、利仁流藤原氏の末裔である越前斎藤氏(院政期から鎌倉時代)をテーマとしています。先生の上記の書き込みを拝見しますと、社会・歴史教育と歴史学との連携がテーマであるように、お見受けいたします。この両分野の接点が現実の歴史教育・社会教育に反映しにくいのが現状ではないかと思っています。戦前の歴史教育では、軍国主義イデオロギーの「神話」として利用された事例を考える時、中世武士団は単なる過去のヤクザ集団では片付けられない問題があると思います。イラクへの自衛隊派兵など、きな臭い今日、武士論・戦争と現場の歴史教育との関連性は重要な問題だと思います。このような現代の問題とどのように関連させておられるのか、お聞かせいただけたら幸です。
 また先日当ゼミでは、六条八幡社や西八条第など、京都における武士の拠点を探訪致しました。京都に住んでいますと、六波羅と西八条が近いので、どうしても「平氏の拠点」というとこの2つばかりに目が行き過ぎますが、もう一つの拠点である厳島神社も一度訪れたいと思います。それでは長くなりましたが、失礼致します。

Re: 玉稿お礼、にかこつけて

No.2824

下向井先生

はじめまして。
『紫苑』二号に小文を掲載させていただきました長村祥知です。拙いものですがご批評賜れば幸いに存じます。

不肖の師匠です。

No.2825

 山本君の質問は、とても重大な問題ですから、その御回答はこの掲示板などでは言い尽くせないと思います。いずれ、私的な場で、直接おうかがいする機会をえるべきでしょう。
 ちなみに、ゼミの皆さん。小生には、面と向かってそんな難しい質問はしないで下さいね(笑)。普段の言動及び著書から汲み取っていただければ幸いです。

 >鍛治君 なにしろ「主体的に」動くことが大切だと思います。ただし、自己中心的にならないようにね。そのうち、また昼飯に一緒に行きましょう。

 >野口君 靴は買いましたか?
 本日の史跡散歩、人生の先輩達が楽しみにされていますから、どうぞよろしく。それにしても、貴兄の「足跡」には参りましたね(笑)。
 
 >「足跡」の現場を見たどなたか 『紫苑』に「野口君の足跡」というタイトルで一文を寄せてくれませんか?
 ちなみに、この場合の「足跡」は、「そくせき」ではなく「あしあと」と読みます。 

どうお答えしましょう。

下向井龍彦
No.2826

 私は教育学部で歴史教育を担当しているのではありません。日本古代中世史の授業(「日本史内容学」と言うそうです)を担当しています。中学高校で日本史を教えていくうえで不可欠の歴史学的な・社会科学的な歴史のとらえ方と、授業構成に役立つ内容を、私の授業(「古代の軍事と戦争と外交」「武士成立論」「奈良朝政治史」)を通して学んでほしいと思っています。
 さて山下さん。そもそも「中世武士団は単なる過去のヤクザ集団」ではありません。他の諸身分・諸集団と共通する属性を捨象した武士の「(左記の意味で)本質的」属性は、国家の軍事力、です。ここのところを抑えたうえでしっかり研究してください。
 「戦前の歴史教育で、軍国主義イデオロギーの「神話」として利用」したのは戦前の支配層であり、彼らに奉仕した教育者・文化人集団であり、それを下支えし、講談本に血湧き肉躍って楽しんだのは「帝国臣民」です。中世武士には近代軍国主義に対してまったく責任はありません。責任はこの国の「近代」(「近代日本人」)にあります。近代思想史として、民衆意識史として(さらに中世以降のこの国の歴史意識の問題として)取り扱うべき「武士」像と、客観的研究対象としての平安鎌倉時代の武士がごっちゃにならないように研究をすすめて下さい。そのうえで平安鎌倉時代の武士の軍事力(行使)が、当時の「戦争と平和」に対していかなる意味を持っていたか、また今日の非暴力主義に立つ平和の理論と行動に対していかなる教訓と素材を提供しうるか、それが武士研究・軍事史研究の今日的課題だろうと思います。
 陳腐な意見にガッカリしたでしょうが、以上が、今私が答えうる意見です。こんな陳腐な意見しか持ち合わせていません。

 私は1年後期の講義「戦争と平和に関する史的研究ー日本古代の国家と軍制」の冒頭でベンジャミン・フランクリンの次の言葉を紹介します。

 どんな理由を付けたにしても、正しい戦争というものがあるはずがない。またどんな平和でも、悪い平和というものがあるはずがない。

 後段はともかく、前段は、真理です。また藤木久氏が著書で引用された次の東北地方のことわざも、そこで紹介します。

 七度飢餓に遭うとも、一度の戦に遭うな

 これらの「ことば」をはじめて読んだときの衝撃は、忘れられません。神戸と広島、そう遠くはありません。講義に出ませんか?

 長村さん、論文読ませていただきます。

ゴメンナサイ 

下向井龍彦
No.2827

山本さん。ゴメンナサイ。「山下さん」と書いていました。

ありがとうございました。

No.2830

 中世史の勉強だけでいっぱいなので、近代思想史まで範囲が広がってしまうと未知の分野ですが、がんばりたいと思います。もちろん先生の指摘する中世武士と近代の創った「武士」像をごちゃまぜにすることは無いと思いますが(世代な意味で)、テレビやマスコミが創るものや、また軍記物語からのイメージには注意を要すると思います。時代は変わっても、「武士」に英雄的なイメージを扶植して、創造する営みは、ありますから。ありがとうございました。

下向井先生、はじめまして

No.2831

 HPの技術担当をやっています、京都教育大学情報教育専攻4回の鈴木潤です。
 (教育大学は規模的に弱小ですので、“教育学部”という文字をみるとうれしくなってしまいました)

 当初の想定よりもたくさんの書き込みがあり、わかりにくくなっていますが、記事の投稿時に「暗証キー」を設定すると、後から削除、修正が可能になります。ページの下の方に投稿Noと暗証キーを入力する欄があります。
 投稿内容に訂正がある場合、削除したい場合など(こっそりと)ご利用ください。

 情報・技術教育が専門なので、野口ゼミの学問的な内容には貢献できませんが。ゼミ旅行の運転手やカメラマンなどでお手伝いしています。(旅行記は、地図の著作権関連が一番大変でした...)今後ともよろしくお願いいたします。

>山本さん
 僕の主観的なイメージなのですが、今の学校現場(主に中学校)での歴史教育は「武士」や「英雄」など、じっくり取り組める状況ではないような感じがしました。鎌倉時代も2,3時間ですっとばしている内容でした。
 問題は社会・歴史に興味をもった生徒・学生が、次のステップとして利用する本や教材が少なすぎるということだと思います。
 歴史に限らず、情報や技術に関しても言えることですが、授業以上の内容を調べようとすると、今はインターネットなので得たいの知れない「ニセ情報」が手に入ってしまう。武士に関する曲がったイメージもこのあたりから入り込んでいるような気がします。
 専門的な内容を小中学生にわかりやすく解説できる(質のよい)文献や人間が、必要とされているのではないでしょうか?
 京大の院生が科学技術の生徒向け解説本をつくったっていうニュースが最近ありました。まさしくこういった活動が足りてないんじゃないか?と僕は思います。

はじめまして。

平田樹理
No.2839

 下向井先生、はじめまして。
 今春に京女を卒業しまして、今は神戸大学の高橋先生のところでお世話になっています修士一回の平田樹理と申します。

 祖母の家が広島市内にあるものですから、広島には今もたびたび訪れています。宮島が夏に大きな被害をうけましたが、今現在はどのような状態なのでしょうか。心配です。
 
 野口先生もおっしゃる通り、近いうちに京女のゼミ旅行で広島へ訪れることができたら、と思います。どうぞよろしくお願い致します。

鈴木さん、平田さん、野口先生ゼミの皆さん

No.2861

鈴木さん
京都教育大の学生さんですか。懐かしいです。「学校教育学部」(広島大には最近まで教育学部が2つありました。今は合併して1つ)に赴任して2年目の10年前、はじめて大学院の門を叩いてくれたのが、京都教育大のIYくんでした。平安時代の海賊について立派な修論を書いてくれました。今は地元に帰って公立高校の先生をしています。

平田さん
私は「中区吉島」の住人です。広島にお越しの節は、研究室に寄ってください。

野口先生のゼミ生の皆さん。いくつものお便り、ありがとうございました。ほとんど誰も書き込まない「下向井研究室」掲示板があります。覗いてみてやって下さい。