今週(19~24日)のゼミと授業

No.20638

19日(月)3講時、1回生対象の『吾妻鏡』講読会。いつも通り。
 20日(火)3講時、「基礎演習Ⅱ」京都国立博物館見学。13時に博物館入口(七条通)に集合。レクチャーの後、自由見学。研究室に荷物を預けたい人は12:45までに野口研究室まで来て下さい。
      4講時、「演習Ⅱ」個別発表。
           宮崎さん「映画『ハウルの動く城』における「ヘンシン」」
           服部さん「「大奥」について」     
21日(水)京都国立博物館見学会(京都文化博物館から変更)。ゼミ1回生希望者対象。15:00野口研究室集合
 22日(木)15:00~『吾妻鏡』講読会。
23日(金)2講時 キャンパスプラザ講義。

【追記】☆ 青山学院大学の佐伯真一先生より、御高論「『太平記』の「良将」に関する覚書」(『太平記』国際研究集会編著『『太平記』をとらえる 第二巻』笠間書院)を御恵送頂きました。
 佐伯先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 学習院大学の兵藤裕己先生(畏友です)より、先生の校注による新刊の『太平記 四』(岩波文庫)を御恵送頂きました。
 兵藤先生に、あつく御礼申しあげます。
 子どもの頃、同じ校庭で遊んだ同窓生の校注で『太平記』が読めるなんて、うれしい話ではありませんか。
編集:2015/10/20(Tue) 08:43

秋晴れの季節の『吾妻鏡』

No.20639

 なかなか朗らかなお天気が続いていますので、どこかにお出かけでもしてみたような気もします。
 次回の『吾妻鏡』のご案内です。

◆次回の木曜日のご案内◆

 日時:2015年10月22日(木)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』建保三年(1215)正月十一日・二十日、二月二日・十八日、三月五日・十三日・二十日、四月二日・十八日、六月五日・七日・二十日、七月六日・十九日、八月二十一日・二十二日・二十五日、九月十四日・十五日・二十一日・二十六日、十月一日・十日・三十日、十一月五日・八日・十二日・二十日・二十一日・二十四日・二十五日、十二月十六日・二十日・三十日の各条
         建保四年(1216)正月十五日・十七日・二十八日、二月十一日・十九日、三月五日・七日・十六日・二十二日・二十四日・二十五日・二十六日・三十、四月七日・九日・十五日・十七日、五月二十四日・二十五日、六月八日・十四日・十五日・三十日、閏六月十四日・二十四日・二十九日、七月二十九日、八月三日・十九日、九月十日・十八日・二十日、十月五日、十一月十二日・二十四日、十二月一日・八日・二十日・二十三日・二十五日の各条

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、10月は22日・29日に開催の予定です。

◆次回の土曜日のご案内◆

 土曜日にも『吾妻鏡』を開催しておりますが、こちらのほうの次回は11月21日に開催の予定です。

 日時:2015年11月21日(土)
 場所・参加者の皆さんとご相談しながら、後日あらためてご連絡します

 木曜日の『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応致しますので、初心者の方の参加も歓迎致します(土曜日のほうは参加者の現状に合わせて史料を読み、議論しますので、必ずしも基礎的なニーズには対応しておりません)。

 秋も深まりを感じさせる季節になにか新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

古文書見学会のご案内(予定)

元木泰雄
No.20637

 野口ゼミの皆さん、お久しぶりです。
「委員会」の荒波に翻弄される元木でございます。

 さて、このほど、外岡慎一郎先生の御尽力により、先生が館長をおつとめの敦賀市立博物館で、古文書見学会が開催されることとなりました。
 日時は、12月12日(土曜日)14時開始、博物館(敦賀駅からバス10分、徒歩25分)で現地集合となります。
 内容は、まず特別展を見学し、その後、別室で敦賀市内の寺院文書を熟覧させていただく予定です。
 特別展の名称は「大谷吉継~人とことば」です。展示される原本は、多賀大社文書、真田家文書、西福寺文書、小宮山家文書(敦賀の商人高嶋屋)など、パネル展示は島津家文書、吉川家文書、大阪城天守閣所蔵文書、厚狭毛利家文書など、いずれも大谷吉継書状が中心です。
その他、『慶長見聞書』(松平文庫、松平春嶽筆)、『慶長軍記』(京大附属図書館本、京大文学研究科図書館本)、『板坂卜斎覚書』(酒井家文庫、伴信友校訂本)などの軍記資料も展示されます。

 敦賀市内の寺院文書は、永建寺文書(鎌倉~戦国期の手継文書)、善妙寺文書(敦賀郡を中心とした寺領目録、敦賀郡司朝倉氏判物等)を拝見する予定です。

 なお、入場料250円、参加費500円を徴収いたします。
 遠方ですが、せっかくの機会ですので、ふるってご参加ください。
 また、このテーマに関心をお持ちの方に、ぜひお伝えください。
 以上、よろしくお願い致します。
 

『紫苑』第14号のご案内

No.20634

 『紫苑』第14号のご案内です。

 すでに執筆お願いし、原稿をお寄せいただいている方もおられますが、あらためまして、ご寄稿いただける方を募集いたします。
 締め切りは2015年11月30日(月)となりますので、いまから「論考」・「研究ノート」の執筆は難しい!…という方は、「思い出」のご執筆もご検討下さい。
 これまでゼミに関わってくださった皆様、ゼミ旅行・各種見学会等でご一緒させていただいた皆様も、どうぞ奮ってご寄稿いただきますようお願い申し上げます。

 原稿をお寄せいただけるという方は、岩田(上記PCアドレス)までご連絡下さい(※すでにご連絡いただいている方はご不要です)。

 あわせて、『紫苑』第14号の投稿規定も掲載致します。

《投稿規定》
枚数:
 ・「論考」、「研究ノート」…注を含め400字詰原稿用紙に換算して70枚以内とします。但し、分量については適宜相談に応じます。
 ・「思い出」…800~1200字程度(※宗教・文化研究所ゼミや野口先生との思い出や、各自の近況報告など。近況報告の場合も、できるだけ野口先生やゼミに関わることでお願い致します)。

原稿:
 ・種類は、論文・研究ノートなど。縦書き・完全原稿とします。
 ・ワープロ原稿の場合は、400字の倍数、縦書きで打ち出してください。投稿の際は、原稿を保存したメディア(フロッピー、CD-R、など)一部を添え、使用ワープロの機種名・ソフト名を明示して下さい。
 ・手書き原稿の場合は、400字詰または200字詰原稿用紙に、本文・注とも一マス一字、縦書き、楷書で、鉛筆書きは不可とします。
 ・注は本文末に一括して、(1)、(2)、…のように付けて下さい。
 ・年号を用いる場合は、なるべく西暦併用でお願いします。
 ・図表・写真(いずれも鮮明なものに限ります)の添付は刷り上がり時の大きさを勘案して字数に換算します。これらを添付する場合は、おおまかな掲載場所を指示してください。
 ・編集作業の迅速化のため、住所・氏名(ふりがな)・目次を記した別紙一枚を添えて下さい。

著作権・公開の確認:
 本誌掲載の論文・研究ノート等の著作権は著者に帰属するものとします。ただし、宗教・文化研究所ゼミナールは、本誌に掲載された論文・研究ノート等を電子化または複製の形態などで公開する権利を有するものとします。執筆者はこれに同意して、投稿されるものとします。やむをえない事情により電子化または複製による公開について許諾できない場合は、採用が決定した段階で宗教・文化研究所ゼミナールにお申し出ください。

原稿締切:
  2015年11月30日(月)
  今年度は、野口先生のご退職年次となりますので、例年より早めの編集作業を予定しております。ご寄稿をご予定いただいている皆様には、締め切り厳守にてお願い申し上げます。
 
 備考:
 ・他誌への二重投稿はご遠慮ください。
 ・掲載後一年以内の他への転載は控えていただきます。

 そろそろ最終章の季節です。

No.20636

 このところ、Facebookにばかり書いていて(→参照先)、こちらが等閑になっているような形となり申し訳ありません。
 研究所のゼミも現代社会学部の演習も順調に進んでいます。最終年度ということで、少し欲張りすぎてしまったかも知れません。エネルギー切れで自分の論文執筆などが遅れ気味です。
 と言いながら、今朝、ある新聞社から書評の執筆を依頼する電話があったので、快く引き受けてしまったりしております。一種の自傷行為かも知れません。

 そろそろ、研究室や自宅にある本の始末をつけなければなりませんので、今日は土曜日であることを幸いに、駐車所の空く午後になったら、車にたくさん段ボールの空箱を積んで出かける予定です。
 
 ☆ 文教大学の中村修也先生より、新刊の御高著『天地朝と東アジア 唐の支配から律令国家へ』(NHKブックス)を御恵送頂きました。
 中村先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 私の故郷の千葉で地元の中世史研究に果敢に取り組んでおられる石橋一展さん・遠山成一さん・外山信司さんの御連名で、石橋一展編著『下総千葉氏』(戎光祥出版)を御恵送頂きました。
 石橋さん・遠山さん・外山さんに、あつく御礼を申し上げます。
 詳しくは、追ってFacebookの方に紹介させて頂こうと考えています。

 今週(12~17日)のゼミ・演習など

No.20632

12日(月)は国民の祝日ですが、京都女子大学は通常授業が行われますので、3講時のゼミも実施。1回生だけで、ゆっくりと『吾妻鏡』を読み進めます。

13日(火)の3講時の「基礎演習Ⅱ」は、史跡散歩の2回目。今回は「女坂」周辺の史跡を歩きます。BBS運動発祥の地の碑、鳥辺野の案内板、豊国廟参道の石碑を見ながら女坂を下り、妙法院と智積院の石垣の間を通って後白河院の陵墓へ。そこから折り返して、数軒のレストランの前を登って新日吉神宮、そして大学に戻る―というコースを考えています。思わぬところに面白い発見があるはずです。
4講時の「演習Ⅱ」は、歴史資産を活かした地域振興の問題に取り組んでおられる地方自治体職員の鈴木佐氏をゲストスピーカーにお迎えして、「歴史を活かした地域づくり・地域おこしについて」というテーマでお話しを頂きます。活発な質疑を期待します。
 なお、3・4講時共に、目下卒論執筆中の現代社会学部4回生の東川由佳さんがコメンテーターとして参加して下さいます。先輩に何か質問や相談のある方は、この機会に。

 15日(木)は、いつものように15時からゼミ史料講読会。

16日(金)は、キャンパスプラザ。

 17日(土)は、14時から国文学専攻の院生を主な対象にした史料講読会・研究会。
編集:2015/10/11(Sun) 18:17

だいたい800年前の話-次回の『吾妻鏡』-

No.20633

 和田合戦の後はなんとなく「承久の乱前」というようなまとめ方をされることもありますが、細かくゆるく読んでいきたいと思います。
 次回の木曜日の『吾妻鏡』のご案内です。今週は土曜日にも『吾妻鏡』があります。

◆次回の木曜日のご案内◆

 日時:2015年10月15日(木)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』建保二年(1214)十一月二十五日、十二月一日・二日の各条
         建保三年(1215)正月八日・十一日・二十日、二月二日・十八日、三月五日・十三日・二十日、四月二日・十八日、六月五日・七日・二十日、七月六日・十九日、八月二十一日・二十二日・二十五日、九月十四日・十五日・二十一日・二十六日、十月一日・十日・三十日、十一月五日・八日・十二日・二十日・二十一日・二十四日・二十五日、十二月十六日・二十日・三十日の各条

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、10月は15日・22日・29日に開催の予定です。

◆次回の土曜日のご案内◆

 土曜日にも『吾妻鏡』を開催しておりますが、こちらのほうの次回は今週末の10月17日に開催の予定です。

 これまで“武士とはなにか”のようなテーマで史料を読んでおりましたが、参加者のみなさんが本格的に修論準備に入られますので、次回も関連史料を適宜持ち寄って読解していきたいと思います。以後も参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで開催していきたいと思います。(※新たにご参加を希望される方は、野口先生か岩田まで、事前にご連絡をいただけると幸いです)。

 日時:2015年10月17日(土)14:00~
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:参加者の皆さんとご相談しながら、史料は新たにご用意致します

 木曜日の『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応致しますので、初心者の方の参加も歓迎致します(土曜日のほうは参加者の現状に合わせて史料を読み、議論しますので、必ずしも基礎的なニーズには対応しておりません)。

 秋からなにか新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

 東国と東国武士団に関する書籍拝受。

No.20629

 山梨県立博物館の西川広平先生、茨城大学の高橋修先生の御連名で、山梨県立博物館監修・西川広平編『甲斐源氏 武士団のネットワークと由緒』(戎光祥出版)を御恵送頂きました。

 院生時代からお世話になっている学兄で東北福祉大学の岡田清一先生より、御高著『相馬氏の成立と発展』(戎光祥出版)を御恵送頂きました。

 群馬県立歴史博物館の簗瀬大輔先生より、御高著『関東平野の中世 政治と環境』( 高志書院)を御恵送頂きました。

 先生方にあつく御礼を申し上げます。

今週の研究所と現代社会学部のゼミ予定。

No.20604

 まず、現代社会学部「基礎演習Ⅱ」「演習Ⅱ」のメンバーは連絡先からのメール送信をお忘れなく。

 月曜日3講時は1回生の『吾妻鏡』講読会の第一回目。とりあえずは、読めるようになることを目指します。
 火曜日3講時は「基礎演習Ⅱ」の史跡散歩。一時間半で戻ってこられる範囲というとなかなか難しいかもしれませんが、馬町を下ってまた女坂を登って来ましょうか?それとも一気に耳塚まで行くか?
    4講時「演習Ⅱ」では、報告の順番を決めましょう。
 木曜日は15時から『吾妻鏡』講読会。
 金曜日2講時はキャンパスプラザ。
 そして、土曜日・日曜日は京都大学で日本史研究会の大会があります。 
 
  ◎ 今週も楽しくやりましょう(^ ^)

1回生諸姉を対象に、新たに『吾妻鏡』の講読会を始めます!!

No.20600

 やる気満々の1回生諸姉の御要望にしたがい、来週月曜日から、新たに『吾妻鏡』治承四年条からの講読を開始することにしました。時間はみんなの都合のよい3講時。場所は人数も少ないことなので、とりあえずは私の研究室で。
 テキストは木曜日の講読会で用いている国史大系本でもよいのですが、最初から始めるのならば善本であることが明らかな吉川本を底本にした和泉書院版の『 新訂 吾妻鏡 一  頼朝将軍記1 治承四年(1180)~元暦元年(1184)』を用いたいと思います。コピーをとって配付します。
 初回は10月5日となります。前任の大学(日本文化学科の私のゼミ)でも京都女子大学でも、初心者が真面目にとりくめば週一回半年でスラスラ読めるようになる。そういう実績があります。ゼミはあと半年。最後の仕事の一つとして、私も頑張ります。一山乗り越えれば、ぜったい歴史が面白くなりますから、諸姉も頑張ってください。そして、本物を目指してください。
編集:2015/09/30(Wed) 01:10

いつもの『吾妻鏡』もやってます

No.20602

 猪八戒などについても議論する次回の木曜日の『吾妻鏡』のご案内です。

◆次回の木曜日のご案内◆

 日時:2015年10月8日(木)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』建保二年(1214)六月五日・十三日、七月一日、二十七日、八月七日・十三日・二十九日、九月十九日・二十二日・二十九日、十月二日、十一月二十五日、十二月一日・二日の各条
         建保三年(1215)正月八日・十一日・二十日、二月二日・十八日、三月五日・十三日・二十日、四月二日・十八日、六月五日・七日・二十日、七月六日・十九日、八月二十一日・二十二日・二十五日、九月十四日・十五日・二十一日・二十六日、十月一日・十日・三十日、十一月五日・八日・十二日・二十日・二十一日・二十四日・二十五日、十二月十六日・二十日・三十日の各条

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、10月は8日・15日・22日・29日に開催の予定です。

◆次回の土曜日のご案内◆

 土曜日にも『吾妻鏡』を開催しておりますが、こちらのほうは次回は10月17日に開催の予定です。

 これまで“武士とはなにか”のようなテーマで史料を読んでおりましたが、参加者のみなさんが本格的に修論準備に入られますので、次回も関連史料を適宜持ち寄って読解していきたいと思います。以後も参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで開催していきたいと思います。(※新たにご参加を希望される方は、野口先生か岩田まで、事前にご連絡をいただけると幸いです)。

 日時:2015年10月17日(土)14:00~
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:参加者の皆さんとご相談しながら、史料は新たにご用意致します

 木曜日の『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応致しますので、初心者の方の参加も歓迎致します(土曜日のほうは参加者の現状に合わせて史料を読み、議論しますので、必ずしも基礎的なニーズには対応しておりません)。

 秋からなにか新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

水無瀬殿見学会の最終案内

No.20599

 >>No.20597に告知した水無瀬殿見学会ですが、本日までに京都女子大学と府立大の学部生、関学院生の3名の方から参加申し込みを頂きました。明日、主催者に人数を報告する必要がありますので、もしほかにも参加を考えている方がおられましたら、お急ぎ、私宛にメールで御連絡下さい。

当方からは6名で参加することになりました。

No.20601

 上記の件、受付締め切りました。
 古代学協会の古代学講座のメンバーになっている方を除いて、当方、私を含めて6人で申し込みました。
 内訳は京女学部生・府立大学学部生・関学院生・出版社編集者・奈良女子大研究員に私です。
 10月の私の課題は・・・小山氏、歴史的景観の保存と地域振興、そして承久の乱と水無瀬殿ということになりそうです。
 と言っていたら、学術雑誌の査読の仕事が舞い込んで参りました。「貧乏暇無し」とはよく言ったものですね。

29日の「基礎演習Ⅱ」「演習Ⅱ」&史跡見学のご案内

No.20597

 Ⅲ講時の「基礎演習Ⅱ」は10月13日から開始する個別発表の日程を決めます。時間に余裕があれば、プリントを配布して、10月6日に実施する大学周辺の史跡散歩の事前学習を行いましょう。
 Ⅳ講時の「演習Ⅱ」は大学周辺の史跡散歩。まず、いつもの共同研究室に集まって下さい。そこでプリントを配布して説明の後に出発。例年よりも歩く距離を短縮し、最後は国立博物館で解散して自由見学ということにしたいと思います。Ⅴ講時に授業のない人は、そのまま帰って下さい。荷物持参で移動することになりますから、動きやすい服装・靴で。それに、あまり余計な荷物は持ってこない方が良いと思います。
 なお、先週言い忘れましたが、「基礎演習Ⅱ」「演習Ⅱ」のメンバーとも、連絡用に担当者(野口)宛に確実に連絡のとれるメールアドレスから学籍番号と氏名を明記した空メールを送信しておいて下さい。
 ケータイ・スマホを連絡に使う場合、PCからの受信拒否設定がされていないかどうかチェックして下さい。連絡はPCから送信します。
 ※  先々週共同研究室で撮影した記念写真は、プリントしたものを出席者全員に配布致します。

 【追記】 水無瀬殿跡(大山崎町)見学会の御案内
 古代学協会の古代学講座「『小右記』講読」と合同で、下記の要領で後鳥羽院の離宮として知られる水無瀬殿跡の見学会を実施することに致しました。研究所ゼミの新旧メンバー・関係者、ならびに私の担当する現代社会学部の基礎演習・演習、キャンパスプラザにおける特別講義科目の受講者(新旧を問わず)を対象に参加者を募ります。ただし、あまり大人数では動けませんので、引率の先生と御相談の上、募集人数を制限するかも知れません。参加を希望される方は9月29日までに野口まで御連絡下さい。
               記
 実施予定日: 10月31日(土) 京都女子大学は学生行事週間の初日
 講師: 豊田裕章先生(国際日本文化研究センター)
コース(案):阪急もしくはJRの山崎駅集合(10時頃)、大山崎町歴史資料館→河陽離宮跡、関大明神社→水無瀬神宮(本御所)→2010年の発掘現場→馬場推定地→新御所跡→南御所推定地→鶴ヶ池(町役場)→昼食(町ふれあいセンター・眺望)→2014年の発掘現場→北池跡→御所池→州浜状の痕跡のある池跡推定地→資料館→JR島本駅(解散)
編集:2015/09/28(Mon) 08:25

後期も本格始動-次回の『吾妻鏡』-

No.20598

 学会・研究会、学内行事、そのほかいろいろと慌ただしくなってくる季節ですが、『吾妻鏡』も読んでいきましょう。
 次回の木曜日の『吾妻鏡』のご案内です。

◆次回の木曜日のご案内◆

 日時:2015年10月1日(木)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』建保二年(1214)二月十日・十四日、三月九日・十一日、四月十八日・二十一日・二十三日・二十五日・二十七日、五月七日、六月三日・五日・十三日、七月一日、二十七日、八月七日・十三日・二十九日、九月十九日・二十二日・二十九日、十月二日、十一月二十五日、十二月一日・二日の各条
         建保三年(1215)正月八日・十一日・二十日、二月二日・十八日、三月五日・十三日・二十日、四月二日・十八日、六月五日・七日・二十日、七月六日・十九日、八月二十一日・二十二日・二十五日、九月十四日・十五日・二十一日・二十六日、十月一日・十日・三十日、十一月五日・八日・十二日・二十日・二十一日・二十四日・二十五日、十二月十六日・二十日・三十日の各条

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、10月は1日・8日・15日・22日・29日に開催の予定です。

◆次回の土曜日のご案内◆

 土曜日にも『吾妻鏡』を開催しておりますが、こちらのほうは次回は10月17日に開催の予定です。

 これまで“武士とはなにか”のようなテーマで史料を読んでおりましたが、参加者のみなさんが本格的に修論準備に入られますので、次回も関連史料を適宜持ち寄って読解していきたいと思います。以後も参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで開催していきたいと思います。(※新たにご参加を希望される方は、野口先生か岩田まで、事前にご連絡をいただけると幸いです)。

 日時:2015年10月17日(土)14:00~
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:参加者の皆さんとご相談しながら、史料は新たにご用意致します

 木曜日の『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応致しますので、初心者の方の参加も歓迎致します(土曜日のほうは参加者の現状に合わせて史料を読み、議論しますので、必ずしも基礎的なニーズには対応しておりません)。

 秋からなにか新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

 本日(26日)、午後のゼミの御案内

No.20596

 すでに岩田君から案内がされているように、本日のゼミは国文の院生の方の研究テーマを中心にしたかたちで行われます。 源義経の六条室町亭に関する記事や『平家物語』巻第十二の伊賀大夫知忠(知盛男)の章段をめぐる問題が取り上げられますので、このあたりに関心のある方はぜひお出かけ下さい。
 なお、ゼミ開始に先立って私の青山学院大学講師時代の教え子である根子君・菅沼君が当研究室に来訪される予定です。昔話が聞きたい方はご同席下さい。