ここ数ヶ月コンピュータウィルスの活動が活発になり、被害?に会う方もちらほら見かけるようになったので、ウィルスへの対処方法や予防について何点か書き込みたいと思います。
◆ウィルスそのものについて
コンピュータウィルスは、「ウィルス」と名前はついていますが、もちろん人間には感染しません。(あくまでもコンピュータ上のソフトです。働きがウィルスに酷似しているためにそう名付けられました。)ニュース等で、ワームやトロイの木馬などの呼び方をされる時もありますが、コンピュータウィルス(以下、ウィルスと略)の働きを示す呼び名です。
◆ウィルスによって何が引き起こされるのか
ウィルスの症状は、感染→潜伏→発症の3段階があります(インフルエンザでも同じですが)。
問題なのは、発症時にパソコンを破壊してしまう事と他人に感染し迷惑をかけること、重要なデータ(プライバシー的な観点からも)が漏洩してしまう。という事です。破壊するようなウィルスは近年は少なくなりましたが、残りの二つは今でも問題です。
◆感染の予防
マスク等は必要ありません(笑)。
電子メールによる感染が一番多いので、
※よくわからない添付ファイルは開かない。
※WindowsUpdateはこまめにする。
の2点です。
特に、電子メールに関しては、差出人が偽装できます。よく知った人のメールアドレスでも、本人が出したメールとは限りません。ウィルスが勝手に他人のアドレスを拝借している場合がほとんどです。(間違っても、そのアドレスに警告や文句のメールを出してはいけません。恥をかいてしまいます)
◆ウィルスチェック
市販のアンチウィルスソフトを利用されるのが一番です。最近は2000円~の安価なものも出ています(安くても高くても基本的な機能は一緒です。)
ただ、ソフトの機能に含まれているアップデートを確実に行ってください。
最近流行しているものだけの限定版ウィルス駆除ソフトがあります。もし、今までにソフトを利用されていなければ、試してみてください。「Stinger(スティンガー)」というものです。基本的な部分は市販のソフトと変わらない簡易版です。
ダウンロード:
http://download.nai.com/products/mcafee-avert/stinger.exe 使い方:
http://www.nai.com/japan/pqa/aMcAfeevinfo.asp?ancQno=VR02102401&ancProd=McAfeevinfo 感染後の対応は、長くなるので割愛します。もし何かあれば、ここに書き込んでもらえれば対策はとります。
野口先生のアドレスへ、ウィルスに関連するメールが来始めたので、書き込んでみました。
特に初心者の方は、不安をあおってしまったかもしれませんが、ウィルスといってもあくまでもコンピュータのソフトです。対策を取れば問題ではありません。
また、ウィルスのついたメールを受け取っただけでは感染はしません。(ワードなどで開いてしまったらそこで感染します)。怪しいメールはすぐに削除してしまうのが一番の対策です。
初心者の人にいつも言う事なんですが、パソコンはたたき割らない限り、壊れることはありません。不調になったとしてもソフトを入れ直せば元通りです。(中のデータは戻らないのでフロッピーやCDにこまめに保存するようにすれば万全です。)人間も同じように出来れば楽な事もありますが...。
長文になりましたが、以上です。