4.10事件
No.11396
4月10日というのは私にとって記念すべき日なのですが、昨日(10日)も大変おもしろい一日でした。
まず、駐車場確保のための早朝出勤。小中高の教職員の方たちとの生存競争です。
午前は図書館の分館に行って、すっかり忘れていた長期貸し出し図書の更新。それから『源氏物語』に関する論文集を(一般貸し出しで)借りました。
書類を発送しようとしたら郵送料が値上げされていたことに気がつき、急いで2円切手のまとめ買いをするために馬町郵便局へ。
A地下でカツカレーを食して後、研究室に戻ると、英文科の3回生に編入された稲辺さんが挨拶に来てくれました。彼女は私が青学の史学科でゼミをもっていたときの教え子である根子君(青学野口ゼミ最後の外相)由縁の方。根子君の奥様の教え子です。活躍を期待。
昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴ったので、そそくさとA303に向かう。120部印刷した資料を持ち、混雑するエレベーターは遠慮して、階段を登って3階に辿り着くと、なぜかそこは学生さんたちでいっぱい。かき分けて目的の教室に入ると、うしろに立っている人が沢山。これは教室を間違えたかと思って、最前列の学生さんに「ここ、野口の授業? 」と尋ねると、コックリと頷く。
これはえらいこっちゃ。鹿児島で専任の大学教員生活をはじめてから25年。こんな事態に遭遇したのは初めて。
冷静を装って教壇に立ち、「これから教務課に行って教室の変更をお願いしてきますから、しばしお待ちを」とアナウンスして、階段を降りてL校舎の教務課へ。幸い、女性職員の方がテキパキと対応して下さり、ほかに空きがないので600人収容というB501教室に移動することとなる。以前、日本史研究会の大会に使った、あの劇場みたいにばかでかい教室である。
またA校舎に戻って階段を登り、教室で其の旨をアナウンス。学生さんたちはおとなしく移動を開始してくれました。これが、30年前に教えた高校生たちだったら「えー、あんな遠く、それも5階なんて、やってられねえよー」などという罵声が飛ぶはずだなどと、おかしなことを考えながら自らもB校舎へ。そしてまた、エレベーターを待つ学生さんたちを尻目に階段を登る。・・・以下略。
「人気」(「ひとけ」ではありません)でこうなるのなら、少しは苦労のし甲斐もあるだろうが、そんなはずはない。きっと、今年度はこの時間に必修科目の授業が減ったのだろうななどと考えていたのですが、後で教務の人にうかがったところでは、「今まで基礎教養科目は予備登録(受講人数制限)をしていたのですが、今年から予備登録がなくなり、先生の授業に興味を持った学生が集中してしまったのだと思います」とのこと。これは御期待にお応えしなければ・・・。
来週はB514教室で開講してみることになりました。300人収容の教室です。ここで落ち着いてくれたらよいのですが。
さて、それからゼミの話になるのですが、長くなりましたので、宗教・文化研究所ゼミナールのFacebookに写真を貼り付けて、替えさせていただきたいと思います。
まず、駐車場確保のための早朝出勤。小中高の教職員の方たちとの生存競争です。
午前は図書館の分館に行って、すっかり忘れていた長期貸し出し図書の更新。それから『源氏物語』に関する論文集を(一般貸し出しで)借りました。
書類を発送しようとしたら郵送料が値上げされていたことに気がつき、急いで2円切手のまとめ買いをするために馬町郵便局へ。
A地下でカツカレーを食して後、研究室に戻ると、英文科の3回生に編入された稲辺さんが挨拶に来てくれました。彼女は私が青学の史学科でゼミをもっていたときの教え子である根子君(青学野口ゼミ最後の外相)由縁の方。根子君の奥様の教え子です。活躍を期待。
昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴ったので、そそくさとA303に向かう。120部印刷した資料を持ち、混雑するエレベーターは遠慮して、階段を登って3階に辿り着くと、なぜかそこは学生さんたちでいっぱい。かき分けて目的の教室に入ると、うしろに立っている人が沢山。これは教室を間違えたかと思って、最前列の学生さんに「ここ、野口の授業? 」と尋ねると、コックリと頷く。
これはえらいこっちゃ。鹿児島で専任の大学教員生活をはじめてから25年。こんな事態に遭遇したのは初めて。
冷静を装って教壇に立ち、「これから教務課に行って教室の変更をお願いしてきますから、しばしお待ちを」とアナウンスして、階段を降りてL校舎の教務課へ。幸い、女性職員の方がテキパキと対応して下さり、ほかに空きがないので600人収容というB501教室に移動することとなる。以前、日本史研究会の大会に使った、あの劇場みたいにばかでかい教室である。
またA校舎に戻って階段を登り、教室で其の旨をアナウンス。学生さんたちはおとなしく移動を開始してくれました。これが、30年前に教えた高校生たちだったら「えー、あんな遠く、それも5階なんて、やってられねえよー」などという罵声が飛ぶはずだなどと、おかしなことを考えながら自らもB校舎へ。そしてまた、エレベーターを待つ学生さんたちを尻目に階段を登る。・・・以下略。
「人気」(「ひとけ」ではありません)でこうなるのなら、少しは苦労のし甲斐もあるだろうが、そんなはずはない。きっと、今年度はこの時間に必修科目の授業が減ったのだろうななどと考えていたのですが、後で教務の人にうかがったところでは、「今まで基礎教養科目は予備登録(受講人数制限)をしていたのですが、今年から予備登録がなくなり、先生の授業に興味を持った学生が集中してしまったのだと思います」とのこと。これは御期待にお応えしなければ・・・。
来週はB514教室で開講してみることになりました。300人収容の教室です。ここで落ち着いてくれたらよいのですが。
さて、それからゼミの話になるのですが、長くなりましたので、宗教・文化研究所ゼミナールのFacebookに写真を貼り付けて、替えさせていただきたいと思います。