元木泰雄『治承・寿永の内乱と平氏 敗者の日本史5』が出ました。
No.9886
下記>>No.9885、経理補助の職員募集についての御連絡については、しばらくの間お待ち致しますので、お心当たりの方は宜しくお願い致します。
ところで、本日、嬉しい頂きものがございました。
元木先生の御新著『治承・寿永の内乱と平氏 敗者の日本史5』(吉川弘文館)です。 『平家物語』によってイメージ化されてしまった必然的ともとれる平氏滅亡の過程を、歴史学の立場から再検討し、平氏軍制や平家一門の結合のあり方を最新の研究に基づいて一般に還元した成果です。やはり、事実は面白い。「事実は小説よりも奇なり」と言いますが、元木先生による内乱史は『平家物語』より面白い。
近年、内乱期の事実解明は進んでおりますが、それは各ジャンル、地域バラバラでしかありません。それを、有機的に総合化し、流れとして理解できるように叙述して下さっているのが元木先生だと思います。
一地方、一氏族に偏した私の枝葉末節な研究成果も、元木先生が全体の中に正当な位置づけをして下さる。そのことで、自分自身の研究の意味を悟らせていただくということは屡々経験することです。
この本は多くの方にお読み頂きたいと思います。
御恵送下さった元木先生に、あつく御礼を申し上げます。
それにしても、元木先生の旺盛な出版活動には脱帽するしかありません。高度な御研究を進めながら、それを即社会に還元されている。とても真似の出来ることではありません。 そして、いよいよ元木プロジェクトの完成も近づいています。
先生の御編になる『中世の人物 京・鎌倉の時代』第一巻『保元・平治の乱と平氏の栄華』(清文堂出版)>>No.9784の刊行です。
ところで、本日、嬉しい頂きものがございました。
元木先生の御新著『治承・寿永の内乱と平氏 敗者の日本史5』(吉川弘文館)です。 『平家物語』によってイメージ化されてしまった必然的ともとれる平氏滅亡の過程を、歴史学の立場から再検討し、平氏軍制や平家一門の結合のあり方を最新の研究に基づいて一般に還元した成果です。やはり、事実は面白い。「事実は小説よりも奇なり」と言いますが、元木先生による内乱史は『平家物語』より面白い。
近年、内乱期の事実解明は進んでおりますが、それは各ジャンル、地域バラバラでしかありません。それを、有機的に総合化し、流れとして理解できるように叙述して下さっているのが元木先生だと思います。
一地方、一氏族に偏した私の枝葉末節な研究成果も、元木先生が全体の中に正当な位置づけをして下さる。そのことで、自分自身の研究の意味を悟らせていただくということは屡々経験することです。
この本は多くの方にお読み頂きたいと思います。
御恵送下さった元木先生に、あつく御礼を申し上げます。
それにしても、元木先生の旺盛な出版活動には脱帽するしかありません。高度な御研究を進めながら、それを即社会に還元されている。とても真似の出来ることではありません。 そして、いよいよ元木プロジェクトの完成も近づいています。
先生の御編になる『中世の人物 京・鎌倉の時代』第一巻『保元・平治の乱と平氏の栄華』(清文堂出版)>>No.9784の刊行です。