ちょっと一息

田中裕紀
No.830

明日の研究会発表の資料と、同時進行の修論の休憩です。
 永富さんと鈴木くんが同志社EVEに行ったとか。羨ましい限りです。同志社に通い始めて、はや6年目。国文書庫は1番大きなアウテリアステージすぐ裏手の校舎の5階にあります。バンドの方々には大変申し訳ないのですが、ヘタなジュディマリやなんかを大音量で聞かされては、精神衛生上よろしくありません。というわけで、今年は学校を鬼門と決めて近づかないことにしました。学園祭がうるさくなってくると、ちょっと年寄りくさくなったな~~~と思ってしまいますね。

うちの場合

No.833

学祭は活気がなくて、研究室にいると開催されているのもわからないくらいですが...

湖東三山ツアーの集合についてですが、永富から聞きました。

京都駅は目の前ですので僕は8時半に行くことができますよ☆
結構、紅葉は見頃らしいですよ。車いっぱいかもしれませんね

Re: ちょっと一息

No.834

田中さん>昨日はお疲れ様でした。ゆっくり久々の安眠はできましたか?(^^)
いよいよ湖東三山ツアー近づいてきましたね!
ところで当日はどういったルートでまわるんですか?ちょっと事前勉強をしておきたいので、もし決まっていれば教えてください

日本史研究会大会れぽ~と

No.825

続けてスレ立てて申し訳ございません。
野口先生からのご要望があるにもかかわらず誰も日本史研究会大会についてのスレを立てていらっしゃらないので、私が独断と偏見のレポを書きます。

私は土曜は博物館実習の一環で大阪歴史博物館へ見学に行っていたため母利先生の報告などについては拝聴することができなかったのですが、日曜は参加させていただきました。
会場へつくと毎度のことですが本屋さんがずら~りと本を並べておられました。私は手持ちのお小遣いに限度があったのでそこまでたくさんの本を購入することはできなかったのですが、最近LOVE♪な中村生雄先生のご著書を2割引で3冊手に入れることができウハウハでした♪
他にも雑誌数種類を物色いたしました。
本屋周辺では本をたくさん抱えた野口先生と長村くん、そして久々に伊藤さんにもお会いすることができました。(伊藤さんもとてもお元気そうでした)
さてさて肝心の報告ですが、私は古代史部会の会場にいました。佐藤全敏氏の「古代天皇の食事と贄」に興味があったためです。今まで私の地元がそま地だったという関係から材木の流通にはよく着目しており、本や論文を読んだりしていたのですが、天皇の口に入る食材を、支配地域からどのように収取したのか、そのシステムの変容については今回の報告で初めて知った部分も多く、大変興味深かったです。
ただ、私はまだまだ勉強不足なため専門用語についていけない・・・という苦しい場面にも遭遇したことも事実です。
これからまず基本となる知識を増やし、もっともっと理解を深めてゆきたいと思いました。

以上、つたない文で申し訳ないですがレポートを終わらせていただきます。よかったら誰か中世史部会の様子についてもレポート書いてくださいね!!

Re: 日本史研究会大会れぽ~と

No.829

エライ!ここでも、「さすが」は永富さんです。「学問の方は、ド-ナッツったんですか?」と、また先生面をして書き込もうとした矢先に、先を越されてしまいました。でも、大会参加がとても刺激になったようで良かったですね。しかし、あの日は交通渋滞がヒドク、帰りが大変でした。小生はバスを断念してかなりの距離を歩いたりして、宇治まで二時間かかりました。
ところで、中世の方は、長村君は卒論とEVE能で大変でしょうから、やはり「駄目出し男パート①」の宿老にお願いすべきかと存じますが。

駄目出し男パート①の日本史研究会大会レポート

No.831

最近は、重要なイベントなどがあっても、ついつい「書き込み」そのものをしないでいました。ゴメンナサイ。
日本史研究会大会中世史部会の方は、宮田敬三氏による「十二世紀末の内乱と軍制」という、まさに今の自分の論文の時代とリンクするものでした。特に従来、等閑視されがちな「兵料米」にテーマを絞った内容でした。自分は発表を聞きながら、「兵料米⇒戦争」という図式で、最近の有時法制・イラク戦争などのことと考え合わせると同時に、「歴史学は現代の問題に反映する」という歴史学と現代との関係などいう、途方もないことを考えててました。ちなみに今回のテーマは、最近の有事法制・イラク派兵などの「戦争」という問題から選んだものなんでしょうか?
そしてコメントは、都立大学の川合先生でした。そのコメントでは、いろいろ今の自分にとって参考になるとともに、とても刺激的な内容でした。特に権門と京武者との関係については、京武者の権門への従属性から、縦の関係の視点からしか、自分には考えられなかったのですが、川合先生は在京していた京武者同士の横の繋がりを指摘されたので、聞いていてとても新鮮に感じました。京での武士のイメージは、闘擾事件などに代表される「喧嘩沙汰」が強く、連携や共同といった武士団同士の結びつきは、実際どうなっていたのか、今後の重要な研究テーマになっていくと思います。
質疑応答の時間は、質問者の名前が凄すぎて、完全にミーハ-入ってました(高橋典幸氏を初めて見たので少し感動)。
恒例の二割引で買える本のコーナーでは、府立大の園田さんや滋賀県立大の山口さん、そして「なめかわあつこ」もとい滑川さんが、「ジャパネットたかた」顔負けのセールをしていました。自分も不意にを突かれて、あやうく押し売りされる所でした。危なかった(汗)。
大会では、伊藤さんにも会いましたが、相変わらずの元気さと明るさでした。
長くなりましたが、以上がレポートです。現場の雰囲気をもっとリアルにお伝えできたかどうか分かりませんが、これからは記憶の新しい内にレポートします!

同志社EVEに乱入してきましたっ!

No.821

今日は学校が終わってから野口君にお誘いをいただき同志社の学祭に行ってきました♪
鈴木君を連れて地下鉄の今出川で野口君に合流。そのあと鈴木君の呼び出しにより山本さんも合流しました。
私は今年自分の大学の学祭には行ってないのでこれが今年初学祭となります
さすが共学だけあって活気が違いますね~!!
うちの大学みたいにナンパ目的で群がってるバカ男もいないし・・・☆とにかくたくさんの出店があってあちこちめぐって楽しかったです。
その中でも印象的だったのが山本さんと鈴木君に押し切られて入ったプラモデルの展示です。ガンダムやら飛行機やらはまだいいのですが、ボンキュッボンのミニスカのおねえさんのプラモを見ると「私の入ってはいけない世界」というのを痛感してしまいました(汗)
男性はなぜにああいったデコボコが際立つボディーが好きなんでしょう・・・夢を壊すようですがあんな女の子いたら正直こわいです。胸の大きさの割にウエストがくびれすぎてて腰痛起こしますよ!!(←でもちょっとくやしい☆)
でも紅の豚のプラモはかわいかったし、まあいっか☆

私としては「占い喫茶」で占いができれば言うことなしだったのですが、残念ながらもう行ったときには閉店でした(泣)

学祭を出たあとはモスでまったりスターウオーズに今の歴史界を重ね合わせた談義や葬送儀礼の話に花を咲かせ、楽しい時間を過ごしました。

今日つきあってくれた皆様、ありがとうございました!!
心から御礼申し上げます(^^)♪

以上、レポートでした!!

PS.金曜の長村くんの狂言すごく見に行きたいのですが、残念ながら私のバイト時間と重なってしまい行けなくなってしまいました。すみません。また行かれた方はレポートよろしくお願いいたします

同志社の学園祭

No.824

日が暮れてから行ったので、だいぶ品切れな模擬店が多かったですが、活気もあって短時間ですが楽しめました。
学園祭の中身は↑でかかれていますので、僕は向かいのモスバーガーについて...
談義は楽しかったです。特に、地方における葬式のしきたりについては、新発見が多かったように思います。(二人とも話し上手なので.聞き入ってしまいました。)
ファーストフードでこんな話で盛り上がるのもあれですが、
地域では当たり前の事が他では違う。でも、頻繁に起こっては良くない事ですし、でも日本人には大事な部分な話だっと思います。
個人的には、教職の特に『道徳』で“死について”取り上げる事になると思うので、耳をダンボにして聞いていました。

“野口家文書”?については、野口君にお任せします☆

Re: 同志社EVEに乱入してきましたっ!

No.832

久々に今日、学園祭に行って来ましたが、意外と値段が安く、
おいしかったです(胡麻団子と揚げアイスとチーズたこ焼きを堪能)。学園祭の中身は、永富さんの書き込み参照。
>永富さん
 模型展示よかったでしょう!自分は童心に戻ってしまいまし た。京都市歴史資料館の「平安京」の模型も同じく、何故か
 あういう「プラモデル」ものには弱いです。あのフォルム  の美しさは、ある意味、現代アートです!美です!やっぱガ ンダムです!アムロです!つい熱く語ってしまいました。決 して永富さんのご指摘の「ボンキュッボンのミニスカのおね えさんのプラモ」で、熱くなったのではないので。一応念の ために。
>鈴木君
 モスバーガーでの座談会の方も、プラモ同様、盛り上がりま したね。特に「葬送儀礼」・「葬式」など、モスバーガーで 話すには、この上なく似つかわしくない内容でしたね(笑)。でも自分が、この前行ってきた親族の法事は本当に、 民俗学の世界を実感できました。御膳の席順などに、村の有 力者などの力関係が反映していたのはビックリでした。特  に、その村の田畠の灌漑に一番影響力のある人をもてなす  という形式は、ある意味中世まで遡れるのではないかと思
 います。
 21世紀なのに、こういう風習がまだ残っている福井って、す ごい!福井県は民俗資料の正倉院です!原子力発電だけじゃ ない!また熱く語ってしまいました。
>野口くん
 先祖が、平手政秀の家というのはビックリでした。
  

アクセスが10000を越えました。

No.816

昨夜の推定23:48頃、このHPへのアクセスが10000回を突破しました。とくに集合できる特別な空間が用意されているわけでもなく、また大方京都市内とはいえ、所属も異なる院生・学生のみなさんによって運営されているこのゼミの情報交換・発言の場として、このHPの果たしてくれた役割は限りなく大きいと思います。このHPを立ち上げ、かつ面倒な管理を引き受けてくださっている鈴木君・永富さんには、あらためてあつくお礼を申しあげたいと思います。
アクセスの増加にともない、当掲示板に、どう考えてもふさわしからざる書き込みがなされることも多くなりました。こうした事態にも、管理者にはたいへん神経を使っていただいています。小生もこのような新種の情報媒体のあり方について、深刻に考えさせられたことが何度かありました。結論としては、要するに、ただの掲示板同様に、おかしな落書きや、まったく無関係な方からの場違いな意見、変な広告等が貼られたら、消したり剥がしたりするばかりであると考えております。当ゼミにとっては人体でいえば心臓に匹敵する大事な掲示板でありますので、「使い方」にある「著しい不利益」とは「当ゼミの趣旨にそぐわない内容」すべてに適用されることを、ここに明記しておきます(こんなことをいちいち書き込まなければならない現実に情けなさを感じますが)。
これからも、ゼミメンバーと支援していただいている多くの研究者、全国、否、全世界に展開する関係者の方々との交流の場として、開いて楽しく、知識も心も豊かになる、そういうHP掲示板として活用していただければと思っています。

Re: アクセスが10000を越えました。

源 健一郎
No.819

10000アクセス、おめでとうございます。貴重な情報源として、時々覗かせてもらっています。
さて、ご報告が遅くなりましたが、先週の水曜日、当掲示板で話題になっていた「金色のかざり」展、藤原新也展に行ってきました。「金色」の平家納経、学部時代、厳島の宝物館でレプリカを前に唖然としたことを思い出しました(現物が見られると思っていた…)。経箱の意匠もすばらしいものでしたね。「藤原」については、胸を撃ち抜かれた思いです。特にインド編。中世の説話や軍記を勉強する者なら、見て感じ、考えるべき作品群だと思いました。
なお当日、立命館大アートリサーチセンターでの「中世の密教世界」展にも参りました。密教関係の図像資料など、なかなか興味深いものがあります。28日までですので、関心のある方はお急ぎを。漏れなく図録が付いてくるというのもウレシイ! ただし、産経新聞朝刊(11/1)等で紹介されていた平家物語に関する深賢書状は、周知の通り、『文学』42-12(1974-12)にて横井清氏がはやくに紹介されたものです。記事ではいかにも今回発見されたかのような書きぶりで、紛らわしいのでご注意を。
長々と駄文を失礼いたしました。今後とも、この掲示板が有益な情報交換の場であり続けることを願っています。

アクセス10000おめでとうございます

No.820

毎回毎回、ゼミの趣旨とはそぐわない内容ばかりカキコいたしまして
大変申し訳ございません。
ひょっとして、私のカキコが管理者に削除されないことを知り
飛び入りで関係ないことを書く人が出たのではないかと
(そしてそんな人がこれから出るのではないかと)
先程No.816を読んで思いました。
私といたしましては、今後極力無駄な内容のカキコを控えるとともに
何らかの形で趣旨に引っかかりそうな話題を盛り込もうかと(笑)
考えている次第です。

ともあれ、10000HITおめでとうございましたm(_ _)m

Re: アクセスが10000を越えました。

No.822

アクセス10000にはびっくりですね!!
正直ここまでアクセスが伸びるサイトになるとは思ってもみなかったです。でも皆様から愛されるサイトに成長できたことを心から喜んでおります。これからもどうぞゼミ共々よろしくお願いいたします。

野口先生>アクセスが増えればまたそれにともなってリスクも出てくる・・・どうしょうもないことですよね。私も至らぬ点も多々ございますが、これからもよりよいサイト作り(&紫苑作り)を目指してがんばりますのでよろしくお願いいたします。

源先生>ご無沙汰しております。立命館大アートリサーチセンターでの「中世の密教世界」展、最近宗教文化に目覚めている私にはすごく興味深いのですが、28日まで・・・残念です。貴重な情報をありがとうございました。またそういった類のよい展示などの情報等ございましたらお教えいただけると幸いです。

笠さん>そんな堅苦しく考える必要はないですよ~ましてや笠さんの書き込みが趣旨にそぐわないなんてことは絶対ありません!!私的にはここのゼミのよいところは「まじめな話からバカ話までメリハリをつけて楽しめる」ところだと思っています。まじめな話だけがしたいのなら学会かどこかで討論だけしてればいいのですし、そういう教養のあるユーモアがあふれるこの雰囲気がまさに「ウリ」だと思っております。(え?そう思ってるのは私だけかな?)
これからも遠慮せずどんどん書き込みしてくださいね!よろしくお願いいたします♪

アクセス...

No.823

共同管理人(技術担当)の鈴木潤です。
 まさかここまで大きな輪になるとは、作った本人でさえ予想できませんでした。このホームページも我が家のクローゼットのパソコンでカリカリさせるにはもったいないくらいのサイトに成長したのではないかと思います。
 情報関係が専門の僕にとっては、本当にこのサイトの運営でいろんなことを勉強させてもらっています。もともと実体の無い情報が、交換・共有することで意味が生まれていく、その過程をのぞけた気がします。
 今まで、管理の方針については大きく掲げることはありませんでしたが、
◆記名での投稿(発言に責任を持つこと)
◆個人攻撃はしないこと(主観ではなくて客観で論議すること)
 を基本にやっていってるつもりです。

 最近、書き込みについて尻込みしている人も多いと聞いていますが、情報は共有してこそ価値が出るものですので、気軽に書き込みしてほしいと思います。

○ふさわしくない書き込みについて..
 紫苑の掲示板が..というものではなく、インターネットで検索してヒットしたものに無条件に書き込んでいくものです。有名になればなるほど起こることですので、気にされなくて良いと思います。

○今後について
 掲示板等、ホームページ関連で問題や改善してほしい所があれば、鈴木まで連絡ください。学問的な内容は、他の専門家に任せます(^。^)

さすが、さすが。

No.827

共同管理人のお二人にお任せしておけば大安心!といったところでしょうか。鈴木君・永富さん、どうぞよろしく。
ところで、アクセス10000を超えてから、トップページのアクセス数を掲示板のアクセスカウンターの数字がどんどん上回っていくという現象が発生していますが、これは直接掲示板を開く人が増えたためなのでしょうか?
>>源先生、書き込みをありがとうございました。小生も年来の藤原新也ファンであります。この人は小生とは性格的にまったく対極にあるようなのですが、それが実に憧憬なのです。しかし、小生は相変わらず、「源さんが藤原さんのところに行ったのか。さすがは京都だ」などと下らないことに感心しております。来月の仏教文学会での報告が思いやられる次第です。
ちなみに、源先生の氏である源氏について、実に興味深い本が出ましたので御紹介しておきます。岡野友彦『源氏と日本国王』(講談社現代新書)です。滑川さん、長村君・平田さん・山本君は必読。氏と家、天皇と王氏のあり方がよく整理されていて、学ぶこと多大です。また、門屋君と田中さんをはじめ国文学専攻の方々も兵藤先生のお名前が挙げられていますし、お目通しの要がありましょう。
>>笠さん、何をおっしゃいますやら。笠さんは当ゼミ卒業生の「鎮西探題」ではございませんか。ゼミの目的はメンバー・関係者相互の親睦や交流もあるのですから。鈴木君のいうとおりで、笠さんの書き込みは「ふさわしい」ものそのものですから、これからも大いに書き込みをなさってください。九州で新たなラーメン情報などございませんか?御地のご馳走といえば、小生は佐賀県小城町の鯉料理を心配しています。

松殿山莊(摂政藤原基房の別業址)の見学

No.806

本日、拙宅の近く、木幡南山に所在する松殿山莊(松殿基房<1144~1230>の別業跡に立地)の見学に行って来ました。一般公開は20年ぶりとのことです(予約申込制、締切済み)。
この山莊は近代の茶道家・高谷宗範が1918年から十年以上の歳月をかけて完成したもので、建築・庭園ともに他に類例をみない、なかなかのものでした。敷地は6500坪、建物だけで1000坪もあるそうです。お茶の接待をうけ、書院造りの建物や方円のプランで設計された見事な庭園を鑑賞させていただき、京中の観光地とはまったく異なる趣の中で、秋の風情を楽しむことが出来ました。
しかし、すでにお察しのように小生がそのような高尚な趣味を持っていようはずはございません。小生はかねがね、宇治と京都の中間に位置し、西に巨椋池から鳥羽、さらには摂津・河内を臨み、比叡山・愛宕山も眺望できるというこの地の軍事的重要性に着目していたのです。北の崖下を流れる堂の川をはさんだ低地には、藤原道長の墓の営まれた浄妙寺が置かれていましたが、ここは独立した台地上に位置し、ちょうど中世城郭の立地にふさわしいところです。基房がこの台地上に別業を営んだ理由もその辺にあり、おそらく中世を通じて、この地が軍事・戦略上の要地であったことは間違いありません。山荘の敷地内には、空堀と思われる痕跡や高さ1.2㍍ほどの土塁が別業跡の周囲を囲むように数百㍍にわたって遺存していました。ぜひ、考古学研究者に調査のメスを入れていただきたいものです。山田邦和先生をお誘いすればよかったと思いました。
ちなみに、松殿基房の娘・伊子は木曽義仲の室となり、義仲滅亡後は源(土御門)通親に嫁したことが知られますが、その通親との間に生まれた道元(曹洞宗開祖)の生誕地は、この木幡の松殿別業であったといわれています。小生は体育会系的な今日の永平寺は苦手ですが、平雅行先生の御研究などから、道元の女性観には感心させられておりました。そんなことを考えながら、寒気に包まれ始めた松殿山荘をあとにした次第です。この寒さで、ちょっと体調をくずしそうなので、午後に予定していた日本史研究会大会行きは中止しました。
なお、山莊で御案内いただいた方のお話によりますと、明日、上横手雅敬先生がお出でになられるとのことでした。

>>本日、日本史研究会大会に出かけられた方へ
母利先生の御報告など、その他、大会の様子をレポートしていただければ幸いです。

法住寺殿跡見学会中止のお知らせ

No.804

在京の方以外からの参加希望がありませんでしたのでno.697所掲の法住寺殿跡見学会は中止します。参加を希望された在京の方については、適宜御案内の機会を作りたいと思いますので、御了承下さい。
平田さん・長村君は卒論で大変なご様子ですが、早くも11月も下旬となり、小生も12月・1月は講演・研究発表やら論文・書評の月末締切等々と、大変な事態に立ち至っていることに気がつきました。目が覚めたら、すでに出勤時刻だった時のようなゾッとする気分です。いよいよ背水の陣をしかなければなりますまい。
卒論・修論・院試に臨む諸姉兄よ。あの「後悔」というイヤーな代物に遭遇しないよう、ともにしっかり頑張りましょう。

同志社EVE能

長村祥知
No.798

基本的に、本HPはゼミ員を中心とした学問交流の場であると心得ています。
・・・ので、大変心苦しいのですが、この場をお借りして、
「同志社EVE能」の宣伝をさせていただきます。
現代に伝わる(多分に変化しているとはいえ)日本中世文化を代表する芸能でもあり、世界文化遺産にも登録されましたので、許されるかと勝手に判断して・・・

11月28日(金)、於金剛能楽堂、9時半始曲(入場無料)
 (金剛能楽堂の地図)
 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ijiri/map.html

 11時半頃、能 「賀茂」
 2時半頃、 狂言「名取川」
 3時頃、  能 「清経」
 4時半頃、  狂言「朝比奈」
 5時半頃、 能「船弁慶」
  他、仕舞・舞囃子多数
(時間は大体の目安で、前後することがよくあります。ご来場賜ります場合は余裕を持ってお越し下さい。)

学生が出す舞台ですので、技術は拙いのですが、若さ故の一途さ、と言いますか、プロの芸では味わえないものが感じられて、しかも無料なので僕は学生の自演会は大好きです。

そして、この日は四回生の卒業公演です。
実は、私長村は狂言を習っておりまして、学生最後の舞台で
狂言「朝比奈」に出演いたします。(シテ=朝比奈三郎で)
学問も芸事も、どちらも中途半端ではありますが、僕の四年間の大部分を占めています。四年間続いたことに、感慨も一入です。

卒論・修論の合間の一時に、違う世界を観てみるのもよいことかと存じます。無料ですので、気軽にのぞいてみてください。


ちなみに、朝比奈三郎義秀は和田義盛の三男で、和田合戦の時に戦死したとも、戦場から逃れたとも伝えられます。(吾妻鏡)また、巴御前の子と言う伝承もあり(源平盛衰記。これは年齢計算が合わないとされていますが)、太平記や御伽草子の世界を通じて中近世の伝説的英雄だったようです。朝比奈伝説の一つが、この狂言「朝比奈」。「地獄破り」を題材としています。

参考までに、
京都学生狂言研究会HP「太郎冠者」の演目紹介
http://www.tarokaja.com/list/frame.htm
を挙げておきます。

田中姉さま。と、いう訳で卒論が危機的状況なので、湖東三山は遠慮させていただきます。すいません・・・

朝比奈三郎義秀

No.807

長村君は真面目で堅い。この掲示板は、メンバーの活動紹介といった、こういう目的で使っていただいて良いのです。そもそも貴兄は当ゼミ歴史学分野における学術面での最高指導者的な地位?にある人物ではありませんか(なにやら某国権力者の序列表記みたいになってしまいましたが)。「御遠慮無用にてござ候」
ただし、残念なことに小生は29日、埼玉県飯能市の市民会館で「源平内乱と武蔵の武士たち」という講演を一席つとめる用務があり、28日から東下いたしますので、観賞に伺うことができません。長村君の朝比奈三郎をぜひ拝見したかったのですが、残念です。
朝比奈三郎は実在の人物で、鎌倉幕府侍所別当・和田義盛の子。名字地の朝比奈は安房国の郡名「朝夷」です。伝承では義盛と巴御前の間に生まれたことになっておりますね。
これも伝承話ですが、小生の配偶者は朝比奈義秀の子孫ということになっております。その実家の庭先から臨むことの出来る「三日月山」(栃木県下都賀郡壬生町朝比奈)には、古色蒼然たる巨大な五輪塔があり、義秀の墓と伝えられています。ここには何故か同時代の摂津渡辺党の武士(一字名の名前は失念)の墓という、同じくらいの大きさの五輪塔もあります。これまた、中世芸能民の活動の痕跡でしょうか?田中さん(こんなところで恐縮ですが、21日にいただいたケーキはたいそう美味でございました。ご馳走様でした)。
義秀の亡霊が乗り移ったかのような、同志社EVE能の歴史に残る名演を長村君には期待しています。お財布も早く見つかればよいと思っています。時間のある方は、長村君の晴れ舞台をぜひ見に行ってあげてください。

Re: 同志社EVE能

長村祥知
No.808

野口先生にそこまで言って頂くとは、もったいない限りです。
僕は「朝比奈」という地名は安房国の「朝夷」しか知らなかったので、栃木に(伝)お墓まであり、さらにさらに孝子先生の祖先と聞いては、びっくり仰天です。

舞台なんかうっちゃって先生の講演を聴きに行くべきですが、さすがにそれはできないので、先生のご成功をお祈りしております。

「朝比奈」の時間なんですが、5時を回るかもしれません。本番はみんな練習どおりにできなくて、時間が本当に読めないんです・・・

それにしても、私のお財布よ、はやく戻ってこーい・・・

道長や秀郷でない「藤原氏」の展覧会

No.796

四条にある何必館(京都現代美術館)で「藤原新也展」が開催されています。くわしくは下記をご覧下さい。
http://www.kahitsukan.or.jp/frame.html

Re: 道長や秀郷でない「藤原氏」の展覧会

No.800

先生、貴重な情報をありがとうございます!!
孝子さんに本をお借りしてからすっかりファンなので・・・照

また見に行かせていただきます!!

湖東三山ツアーについて

田中裕紀
No.791

ゼミの皆様こんばんは。
さて、先日書き込みました湖東三山ですが、どうやら皆さんの予定を鑑みると11月30日に決行するのがよさそうですね。我が家の車が出せればいいのですが、もしダメならレンタカーになるでしょうか。予定としては9時に京都(場所は後日決めましょう)を出発すると後の予定が楽なのではないでしょうか。で、私の希望としては時間があれば多賀大社なんかにも行ってみたいです☆もう一度人数確認をしたいので、行きたいという人はレスをください。必ずですよ、山本さん・野口くん。

Re: 湖東三山ツアーについて

No.792

保険とかの関係もあるんで、レンタカーにしましょうか?
僕は参加します。教育大生協で申し込む事もできますよ。
京都駅八条口にある営業所になると思います。
いろいろみたいですのでよろしくお願いします。運転手がんばりますよ~

Re: 湖東三山ツアーについて

No.793

私も行きます~!当日ってやっぱ寒いですよね。。。防寒しっかりしていかないと!!ダウンジャケット出して備えておきます!あ、ご朱印帳も忘れないようにせねば!!

駄目だし男パート①

No.794

田中さん、実名での駄目だしはきついです(泣)。
一応、宿老としての立場があるので。
(「そんなもんあると思ってたんですか~」というセリフが、帰ってきそうな気がする)
11月30日の「湖東三山」ツアーには、もちろん参加します。
以前湖北地方の寺院を巡ったので、前々から、次は湖東地方にいきたいと思っていました。
もう、湖東三山の具体的な行く場所等は、決まったのでしょうか?
自分は、佐々木道誉の勝楽寺を希望します。よろしくお願いします。

湖東三山

田中裕紀
No.795

>山本さん。
 そんなことを言われると、何でもダメ出ししたくなります。天邪鬼なもので(-u-)勝楽寺は西明寺近くですから、行けるのではないでしょうか。早起きしましょう。勝楽寺の詳細はこちらへ。↓
http://siro.parfait.ne.jp/oumi_castle/second_page/syourakuji/syourakuji.html
>鈴木くん。
 レンタカーの方がかえって楽かもしれません・・・とも思っております。同志社の生協でもレンタカー申し込めますので、人数が確定しだい申し込みということで・・・というか、早めに申し込んでおいたほうがいいでしょうか???
>永富さん
 朱印帖は必須アイテムです☆先日の東京下向の折にも浅草寺で一つ朱印を頂いてきましたよ。自称「東京でも朱印帖を持ち歩く女」(笑)11月の半ばの比叡山が相当寒いので、11月末の湖東はダウンあったほうが絶対いいですよ。先週の三井寺ですら寒かったので。滋賀県は寒いです。

追加

田中裕紀
No.797

湖東三山参加者のみなさまへ。
 うちの大学院にいて、狂言を勉強しているオンドレイ・ヒーブルさんも一緒に参加させて頂いて良いでしょうか???チェコ人の留学生で、日本語もとてもお上手です。ちなみに、同志社の狂言会で長村くんの知り合いにあたります。チェコでのワークショップの話なんかもたくさん聞けるかと思います。

Re: 湖東三山ツアーについて

No.799

田中さん>もちろん大歓迎です♪初めての人と話すの大好きです!!わ~い楽しみ~♪♪♪

Re: 湖東三山ツアーについて

No.801

今のところ参加者は5人ですか?
という事は、車がでかくなるんでしょうか?
できれば、プレマシーかストリームあたりのミニバンがいいですね。山本さんも運転OKですよね?w

駄目出し男パート②

野口 洋平
No.802

レスが大変遅れて申し訳ありません。ちょっと家の事情でいろいろばたついてまして...。
遅ればせながら30日はもちろん参加します...といいたいところなんですが、家の都合でもしかしたら行けなくなる可能性があるんです。
けど湖東三山は是非いきたいので参加の方向でお願いします。今の状態ならおそらく大丈夫だと思いますので。
返事が遅れたうえ勝手な事ばかりいってほんとすみません。どうかよろしくお願いします

Re: 湖東三山ツアーについて

平田樹理
No.803

私もレスが遅れてしまって、本当にすみません。
車でもないとなかなか行きづらい場所ですし、行きたいのですが、長村君同様卒論がやばいので今回は参加できません。
申し訳ないです。

田中さんへ

No.809

ところで車の方はどうなりました?
そろそろ紅葉も終わりの季節なので、道は大丈夫そうだと思うのですが。

湖東三山ツアーの車調達について

田中裕紀
No.810

鈴木くんへ。
家の車は姉が使うそうです。で、来週学校でレンタカーを借りようと思っていたのですが、それでよいかしら???プレマシーかストリームで大丈夫かと思いますが、私の好みはホンダ車ですので、あしからず。大きさ次第では私も運転できます。が、鈴木くんと山本さんが同時に骨折でもしない限り、私の出番はないでしょう。

Re: 湖東三山ツアーについて

No.811

僕的にもホンダ車の方がいいですね。ブレーキのききが良いらしいので。という事で運転は山本さんにお願いしましょうか?

車の方、よろしくお願いします。京都駅前の営業所でしょうか?

レンタカー

田中裕紀
No.812

私はホンダ車のアクセルのスムーズさがお気に入りです。
さて、レンタカーの営業所ですが、たぶん集合が京都駅でしょうから、やっぱり京都駅前のところですね。では、火曜日に早速借りてきます。

性格を見たり。

No.813

脈絡からはずれますが、ホンダ車にたいする鈴木君と田中さんの評価から、お二人の性格が期せずして露呈しているようで、面白く拝読させていただきました。クラッチが気に入ったという人がいれば、なお面白いのですが(野口君あたりかな?)、このごろはみんなオートマになりましたからね。
それにしてもアクセルとブレーキの加減は授業でも日常会話でも難しいところがあります。このところ反省しきりです(本日もしかり)。
ともあれ、湖東三山に行かれるみなさん、どうぞお気をつけて。
ちなみに、小生はドアの閉まる音でプレミオを買いました。ドアが開かないと田中さんに御指摘を受けた1988年式ビスタとは大違いです。

車うんぬん

鈴木潤
No.814

人を車に乗せるのも、話にのせるのも、ブレーキングの上手下手がポイントでしょうね。(笑)
大学の作業場を管理されてる先生が、元トヨタの下請けされていた方で
日産や他のメーカで、同じクラスだったとしても、ドアの作りではトヨタにかなわないと言ってました。やはりトヨタはトヨタですね。
>田中さん
値段が高くなければナビ付きがありがたいですが‥注文が多くてすみません

運転うんぬん

No.817

今日、田中さんにレンタカーの手配をしもらいました。
運転手の件はどうなるのでしょう?在地では、主に軽自動車を運転していたので、普通乗用車で七人乗りとなると、慣れるまで時間がかかるかもしれません。
鈴木君の「話をのせる」のと「車に人を乗せる」のは、ブレ-キングのテクニックと指摘していましたが、なるほどという感じです。自分は両方下手かも。人を話に乗せるというより、逆に乗せられるパターンが多いので。すでに今回のツアーも、乗せられているのかも(笑)。
運転だけでなく、文章(作文)に関しても、自分はブレ-キングのテクニックが必要だとつくづく感じています(泣×2)。
前回の発表のレジュメというか「駄文資料」を、どっかの企業みたいに自主回収したい気分です。
また新たな問題に立ち向かわなければならない日々です。
ガンバリマス。

Re: 湖東三山ツアーについて

田中裕紀
No.818

先に山本さんに書き込まれてしまいましたが、レンタカーの予約をしてきました。車種は予定通りストリーム(1700cc・ナビ付き)。京都駅前の営業所で、晩の8時半まで借りていますので、時間的にも十分でしょう。ま、ちょっと調べてみたところ、湖東三山はどこも大きな駐車場があるようですので、ちょっと気をつけたら大丈夫ですよ(私は運転しませんが)。というわけで、鈴木君、山本さん、運転お願いしまーす。カーナビのおまけナビならします。

Re: 湖東三山ツアーについて

No.826

田中さん>レンタカーの手配、ありがとうございました。
当日楽しみにしています♪
ところでレンタカー代は当日お支払いすればよいのですよね?おいくらぐらいになりますか???

Re: 湖東三山ツアーについて

田中裕紀
No.828

レンタカーですが、現在車代のみで¥9450です。保険、ガソリン代が加算されますので、当日精算するほうが良いでしょう。週間天気予報では残念ながら雨マークが出ておりますが、私と山本さんが晴れっ子なので大丈夫でしょう(←非科学的)

「紫苑」第二号について

No.784

遅くなりましたが、「紫苑」第二号の編集にあたって、原稿の依頼、規定などを書かせていただきます。
原稿を依頼した方々、お忙しいとは思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

今回、原稿の締め切りは編集などの段取りもございますので、12月17日(水)とさせていただきます。(もちろんこれより前に出していただいても結構です。)
17日に提出していただけたら、その次の日のゼミですぐに推敲作業をさせていただきます。手直しなどの必要があれば、その次の週の25日(よりによってクリスマスですね☆)に再度提出していただきます。
年内に原稿がそろえば、冬休み中に私が責任を持って編集作業をさせていただき、年明けのゼミあたりでは原稿の下地が完成しているという状態でみなさんにお見せできればと考えております。
そして、そこから印刷業者に委託し、印刷、製本をして、晴れて二号完成!!という予定です。
ちょっとハードスケジュールですが、よろしくお願いいたします。

<原稿規定>
・字数は8000字程度とさせていただきます。

・原稿は、word、またはメモ帳で提出してください。wordで作成される場合はフォントや文字飾り、記号などの機能を使用なさらないよう、お願いいたします。(「」や『』などはOKです。でも☆や①などの機種依存文字は使わないでください。機種依存文字や、フォントにばらつきがあると後の編集作業がスムーズに進みません。)

・註をつける場合は、wordの編集機能を使って註つけるのではなく、お手数ですが手書きでその箇所に印または番号をつけておいてください。

・提出は直接永富に手渡していただいても、またはメールの添付ファイルでもどちらでもかまいません。

・段落、改行などはわかるようにはっきりさせておいてください。

何か不明な点があれば永富までご質問ください
よろしくお願いいたします。