東北からの情報

No.8036

 岩手県奥州市の岡陽一郎先生、宮城県仙台市泉区の岡田清一先生、同青葉区の柳原敏昭先生とメールを交わすことが出来ました。

 一様に御自宅や研究室の本が大量に落下という状態だったとのことですが、物不足(食料品・ガソリン)とライフライン(特にガス)の障害を除いては、それほどダメージを受けていないとのこと。また、東北にお住まいの日本中世史研究者で、落命・負傷された方はおられないようです。ひとまず安心致しました。

 ただ、学生時代に旅をした唐桑半島(宮城県気仙沼市唐桑町)で出会った心優しい方々や、1998年8月9日、原町市(現在の南相馬市原町区)の博物館で「武士の呪術と信仰」というテーマで講演をさせて頂いた際に、あつくおもてなしを頂いた方たちの安否がとても心配です。御無事を祈るばかりです。

いま、為すべきこと。

No.8034

 このたびの未曾有の大地震・津波に被災された方々に衷心よりお見舞いを申し上げます。

 首都圏からも停電や物資の不足で不自由な生活を強いられているという情報が伝わってきます。こちらから関東への輸送も時間がかかっているようで、なんとももどかしい限りです。

 関西にいる私たちに出来ることは、取り乱さずに、いま為すべきことを考えて、しっかりと対応していくことだと思います。

 昨日、『歴史評論』の4月号が届きました。特集は「時代の奔流と向かい合って生きた歴史家たち」。「特集にあたって」の一節に「時代との緊張の感覚にかげりが見えていると思われる歴史学」とありますが、私ごとき者でも同感を禁じ得ません。

 ☆ 東洋大学の森公章先生より、御高論「純友の乱と西国武者の生成」(『東洋大学文学部紀要』61)、「刀伊の入寇と西国武者の展開」(同 62)、「西国国衙と武士の展開-相撲人と武士、『因幡国伊福部臣古志』の検討から-」(東洋大学人間科学総合研究所プロジェクト2009年度研究成果報告書『日本における地域と社会集団-公共性の構造と変容-』)、「古代土佐国相撲人補考」(『海南史学』48)、「将門の乱と藤原秀郷」(『東洋大学文学部紀要』64史学科篇36)を御恵送頂きました。
 森先生に、あつく御礼を申し上げます。

次回の火曜日『吾妻鏡』

No.8032

 このたび被災された方々を心よりご案じ申し上げます。
 メディアから伝えられる緊迫した情報に無力感を禁じ得ませんが、我々に可能な支援を惜しまず、現代社会と歴史学との在り方についてしっかりと考え直しながら、史料に向き合いたいと思います。 

 日時:2011年3月22日(水)午後3時~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:遣欧使節団報告と、弘長三年(1263年)正月一日・十日・十一日・十四日・十八日・二十三日・二十五日、二月五日・八日・九日・十日、三月十日・十三日・十七日・十八日・二十一日、四月七日・十四日、五月九日・十七日、六月二日・二十三日・二十五日・二十六日・三十日、七月五日・十三日・十六日・十八日・二十三日・二十七日、八月一日・四日・六日・七日・八日・九日・十日・十一日・十二日・十三日・十四日・十五日・二十五日・二十六日・二十七日、九月十日・十二日・十三日・二十六日、十月八日・十日・十四日・十七日・二十五日・二十八日、十一月二日・八日・九日・十三日・十六日・十九日・二十二日・二十三日・二十四日、十二月九日・十日・十一日・十六日・二十四日・二十八日・二十九日の各条

 火曜日の『吾妻鏡』は、今月は22日(火)、28日(月)と開催予定です。

支援募金のお願い

戸田靖久
No.8029

失礼致します。関西学院大学の戸田と申します。
歴史研究者の方が大変多くご覧になる掲示板ですので、被災資料の救済活動を行っている「歴史資料ネットワーク(史料ネット)」で獅子奮迅の活躍をしている友人からのお願いを以下に投稿させていただきたいと存じます。

「仙台の宮城資料ネットからは、水と食料の不足が切実だと連絡きています。またそのような中、宮城資料ネットは活動を再開しようとしていると。史料ネットからも宮城に対して活動一時金の早急な送付を行うことになりました。今後、史料ネットは現地の活動のバックアップのため、募金の呼び掛けを行うことになりますが、歴史家として、そちらの方の支援をいただければ、と思います」

とのことです。よろしくお願い致します。

(追記)振込先が判明しましたのでご連絡します。

(郵便振替)
口座番号:00930-1-53945
加入者名:歴史資料ネットワーク

シンポジウム「寝殿造と書院造の間」延期

No.8026

 先に>>No.7991 でお知らせした。タイトルのシンポジウムですが、このたびの震災のために延期する旨、主催者の川本先生より御連絡を頂きました。
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シンポジウム「寝殿造と書院造の間」中止(延期)のお知らせ

 3月19日に京都女子大学において開催を予定しておりましたシンポジウム「寝殿造と書院造の間~建築史学と考古学の接点を求めて~」は、発表をお願いいたしておりました東北地方にお住まいの先生方の参加が困難であるため、中止といたしました。今後改めて時期を設定し、意義あるシンポジウムを開催したいと考えております。参加をご予定されていた方々におかれましては、大変申し訳ございませんが、ご了解ください。

京都女子大学 川本重雄

古文書学会見学会

元木泰雄
No.8030

 千年に一度ともいわれる未曾有の災害に、言葉を失っております。
 それに原発の大事故が加わり、人類史に残る大事件になろうとしています。
 犠牲となった方々に心からの哀悼を表したいと存じます。
 そして救援を待つ多くの方々二一刻も早く救援物資が届くように、我々一人一人ができる限りのことをしたいと思います。
 この惨事に対する対応で、これからの日本の行方が決まると思います。
 経済危機の中で、どのように被災者を救援し、完膚なきまでに破壊された被災地を復興できるのか。そして原子力発電を廃棄することができるのか。
 太平洋戦争以来の惨禍の中で、我々は歴史の岐路に立たされているのではないでしょうか。

 戦慄を禁じ得ない毎日ですが、しかし学問を忘れてはなりません。
 先般ご案内いたしましたが、来る3月29日火曜日に京都府立総合資料館で、古文書学会見学会を開催します。↓7971
 さる11日に申し込みを締め切りましたが、まだ若干余裕もあります。参加希望の方は以下まで、今週中にお申し込みください。

 〒606-8501京都市左京区吉田二本松町
 京都大学大学院人間環境学研究科 元木研究室

地震に遭遇

野口 実
No.8019

 本日、千葉におります。
 交通の回復を待って帰洛するつもりです。
 ご迷惑をおかけしますが宜しくお願い申し上げます。
 

京都に戻りました。

No.8020

 東京まで出るのが少し大変でしたが、東海道新幹線は平常運転がされており、京都に戻ってくることが出来ました。

 千葉で体験した地震の実感は、大波に翻弄される小舟に乗っているというようなもので、近くの柱につかまって身を守るのがやっとという有様でした。これまで経験した程度で収まるだろうと思った揺れが、さらに強くなっていったのには肝を冷やしました。千葉でこれですから、東北ではまさに激震であったものと察せられます。その後の、コンビナート火災の煙や工場の爆発による衝撃音も大変なものでした。
 東日本で、この掲示板を御覧下さっている方々の中には、この地震やそれに伴う津波で被害を受けた方もおられると思います。心よりお見舞いを申し上げる次第です。
 研究面の不都合に対処する上で何かお役に立てることがありましたら、遠慮無く御連絡ください。

 なお、元木先生や岩田君・高田さん、また新潟の田中さんをはじめ多くの方々から、御心配のメールをいただき恐縮致しております。ありがとうございました。

Re: 地震に遭遇

No.8021

 このたび被災された皆さんを心よりご案じ申し上げますとともに、一刻も早い救助・救援が届きますようお祈り申し上げます。

>野口先生
 恐ろしい事態に遭遇されたようで、私たちも案じておりましたが、ご無事で何よりでした。

Re: 地震に遭遇

山本みなみ
No.8022

  野口先生、無事に京都にお帰りになられたとのこと、安心致しました。

  テレビの報道等で、余震が続いている様子や工場の爆発を知り、大変心配していました。
恐ろしい事態に遭遇されて、お疲れのことと存じます。くれぐれもご自愛ください。

  

Re: 地震に遭遇

雨野弥生
No.8024

野口先生,雨野です.
あの日,千葉にいらしていたのですね. ご無事で何よりです. お怪我はありませんでしたか…?

私は東京の会社内におりました.それにしても今回は長い地震でしたね.よく「地震は,どんなに長く感じても続くのは1分だけ」と言われており,今回は私も「1分だけ 1分だけ…」と念じていました.が,今回は,野口先生も書かれていたように「大波に翻弄される小舟に乗っている」ような非常に強い揺れが2分以上にわたって続き,その異常さで,より恐怖感を感じました.私の中の地震言説というか地震伝承(?)を見直す機会となりました.これまでの私が地震に対して無知だったのかもしれませんが…

また,2度目の地震が1度目同様に大きかったのも,衝撃でした.これまで地震のイメージとしては「本震(強い)→その後,余震(本震より少し弱い)→その後数回余震(弱い)が続く」という時間経過を想像しておりました.が,今回は1回目のあと,ひっくり返った本棚などを片づけていたら,一回目並みの揺れが来ました.

いろいろな意味で地震に対する常識がひっくりかえった経験でした.掲示板関係者の方でもっと大変な思いをされた方も多いはずで,ここで私ごときが個人経験を書くのは恐縮なのですが,とはいえ今後,この記憶がどこかでちょっとでも参考に生きることがあればと思い,まずは書きこみをさせて頂きます.

なお,千代田区にある私の会社は,ビルの一部の壁に亀裂が入り,一部の本棚がひっくり返って窓ガラスが割れたりしました.余震(いままた揺れています)には,引き続き気を引き締めなければなりませんね.

研究会で知り合った東北地方の皆さまのこと,案じています.
被災された皆さまにお見舞い申し上げます.先生もどうかご自愛下さいね.

Re: 地震に遭遇

No.8027

 雨野さん、御連絡有り難うございました。
 ゼミの関係者では、私以外にも大森さんが東京に行っておられ、浅草寺境内で地震に遇われたとのことです。

 東京に勤務している人から話を聞くと、結構多くのビルに亀裂が走るなどの被害があったようですね。東京タワーの先端が曲がっているのは新幹線の車中からも視認できました。
 東北の被害は想像を絶するもののようで、心痛に耐えません。

 首都圏でも計画停電や節電などの影響で大変だと思いますが、なによりも健康に気をつけて頂きたいと思います。

世界遺産と悪戯書きだらけの国

No.8015

 先ほど関空に帰着致しました。
 岩田君、留守居役をありがとうございました。

 一週間ほどの間に、ミラノ→ヴェローナ→フィレンツェ→ヴェネツィア→ナポリ→ローマの順にイタリアをほぼ南北に縦断する駆け足の旅でした。

 近代日本史学における古代から中世への転換は、西洋史学におけるローマ帝国の衰亡過程を前提に論じられるので、一度イタリアを見ておかなければならないと思っていたところ、ひょっとしたきっかけで、それが実現したという次第です。もちろん、ポンペイの遺跡にも行きました。

 数々の失敗談を含め、詳細をいろいろ報告したいところなのですが、締切日の迫った原稿などもあり、すぐに頭を切り換えなければなりません。メモ代わりのデジカメも途中で電池切れになったりして、記憶の確保が心配なところですが、それは後日を期したいと思います。

 不在中に、ふだん大変お世話になっている先学の方々から、たくさんの研究成果を御恵送頂きました。内容にまで触れることが出来ず恐縮ですが、謝辞を記させて頂きたいと思います。

 ☆ 東北大学の佐倉由泰先生より、新刊の御高著『軍記物語の機構』(汲古書院)を御恵送頂きました。
 佐倉先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 当方の共同研究員をお願いしたこともある神戸大学の樋口健太郎先生より、博士論文をもとに構成された新刊の御高著『中世摂関家の家と権力』(校倉書房)を御恵送頂きました。
 樋口先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 早稲田大学名誉教授の瀬野精一郎先生より、新刊の御高著『松浦党研究とその軌跡』(青史出版)と、同じく『鎌倉幕府と鎮西』(吉川弘文館)を御恵送頂きました。
 瀬野先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 國學院大學の松尾葦江先生より、先生の御編になる『「文化現象としての源平盛衰記」研究-文芸・絵画・言語・歴史を総合して-』第一集(科学研究費補助金基盤研究(B)平成二十二年度報告書)を御恵送頂きました。
 松尾先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 國學院大學の細川重男先生より、新刊の御高著『鎌倉幕府の滅亡』(吉川弘文館)を御恵送頂きました。
 細川先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 千葉県立佐倉高校の外山信司先生より、先生の御高論「「原文書」と戦国期の海上氏」の収録された佐藤博信編『中世東国史の総合的研究(人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 第162集)』(千葉大学大学院人文社会科学研究科)を御恵送頂きました。
 外山先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 東京大学史料編纂所の髙橋典幸先生より、御高論「肥前の武士と鎌倉幕府-長嶋荘を中心に-」(高橋慎一朗編『列島の鎌倉時代 地域を動かす武士と寺社』 高志書院)を御恵送頂きました。
 高橋先生にあつく御礼を申し上げます。 

 ☆ 國學院大學の藤本正行先生より、先生の御高論「信長は南蛮甲冑を身に着けたのか?」掲載の『歴史REAL』Vol.2(洋泉社)を御恵送頂きました。
 藤本先生にあつく御礼を申し上げます。

【追記】
 ☆ 昨秋、日本史研究会で部会報告をされた小原嘉記先生より、御高論「中世初期の地方支配と国衙官人編成」(『日本史研究』582)を御恵送頂きました。
 小原先生にあつく御礼を申し上げます。 

梅干しが流行りつつある国

No.8016

 野口先生、無事のご帰国、何よりでございました。

 野口先生が旅された都市のうち、ミラノ、フィレンツェ、ベネツィア、ローマは日本人ジョカトーレが活躍したか、現在も活躍中ですね(長友佑都、中田英寿、名波浩)。
 ご記憶の整理かたがた、ご当地での先生のご活躍ぶり(?)のお話などもまた改めてお伺いしたいと思います。

三月は三回の『吾妻鏡』

No.8014

 歯の話ばかりになってしまうのですが、抜糸して縫合した状態では何を食べるときも気になって仕方がありません。これは「何も食べるな」という啓示かもしれず、地味に減量に励んでおります(それでもあまり減りませんが)。

 イタリア視察中の野口先生もそろそろ帰国の途に就かれる頃だと思いますが、ご帰国の暁にはいろいろと現地の情報を伺ってみたいものです。私のもとへは現地から写メを一枚お送りいただいたきりですので、どのあたりをどのように見て回っておられるのかよくわからないのです…。

 なお、3/9(水)は『紫苑』二校の提出日となっておりますので、執筆者のみなさんはどうぞよろしくお願い致します。
 もう少し先のことですが、次回の火曜日の『吾妻鏡』のご案内です。 

 日時:2011年3月16日(水)午後3時~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:遣欧使節団報告と、弘長三年(1263年)正月一日・十日・十一日・十四日・十八日・二十三日・二十五日、二月五日・八日・九日・十日、三月十日・十三日・十七日・十八日・二十一日、四月七日・十四日、五月九日・十七日、六月二日・二十三日・二十五日・二十六日・三十日、七月五日・十三日・十六日・十八日・二十三日・二十七日、八月一日・四日・六日・七日・八日・九日・十日・十一日・十二日・十三日・十四日・十五日・二十五日・二十六日・二十七日、九月十日・十二日・十三日・二十六日、十月八日・十日・十四日・十七日・二十五日・二十八日、十一月二日・八日・九日・十三日・十六日・十九日・二十二日・二十三日・二十四日、十二月九日・十日・十一日・十六日・二十四日・二十八日・二十九日の各条

 火曜日の『吾妻鏡』は、今月は22日(火)、28日(月)と開催予定です。

 毎週火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。
 基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、春を感じさせるこの時期に何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

三月の雪、『紫苑』二校

No.8010

 三月になったというのに、また少し寒い日が続いておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 昨日は日東印刷の黒澤さんにA地下までおいでいただき、『紫苑』9号の二校を受領致しました(山本さん、すみません)。修正期間は一週間、3/9(水)にはまた黒澤さんへお返ししますので、執筆者の皆さんはよろしくお願いいたします(私もきちんとやります)。

 火曜日の『吾妻鏡』がお休みの間、私は歯の治療に行ってまいりました。口の中を縫合されてしまい満足に噛めなくなってしまいましたので、この数日は流動食(?)中心の生活を送っております。
 美食でも有名な彼の国で、野口先生は本場のイタリアンを楽しんでおられるのかな…と思うと、少し羨ましい気も致します。

行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って

No.8008

 近畿地方は朝から強めの雨が降っていましたが、遣欧使節団は関西空港から無事にご出発されたようです。ちょうど一年前はゼミ旅行で鎌倉に行きましたが、そういえばあのときも雨が降っていました。特異日なのでしょうか。
 使節団の渡欧中、ゼミの予定などは特にありませんが、留守番の私岩田が随時つぶやきたいと思います。

 遣欧使節(ようするに野口先生)はフィンランド経由でイタリアに渡られる由。今頃はロシア上空あたりを飛んでおられるかもしれません。機内食など写真に撮っておいていただくようお願いしておくべきでした。
 フライト時間は相当長いようですから、機内ではこれからはじまる旅についていろいろと思いを巡らしておられるかもしれません。
 私も初めての飛行機ではいろいろと考えごとをして、けっこうあっという間に過ぎたものでした。でも機内から出ると考えていたことはすっかり抜けてしまい、これぞ「機上の空論」…なんてな(※留守番役にはダジャレも含まれるのです)。

 ◆3/2(水)は『紫苑』の二校が出来です。執筆者のみなさんは編集の山本さんからのご連絡にご注意下さい。