結婚シーズンに続いてベビーブーム到来。

No.7116

 昨日は京都大学で元木先生主宰の研究会に出席。
 第一線で活躍している若い研究者の報告は、精緻で緊張感かあって良い。私はちょっと体調が悪かったので聞き漏らした部分がありましたが、大変勉強になりました。
 
 今回、特筆すべきは生後6ヶ月の赤ちゃんを抱っこした若いお母さん(もちろん研究者です)が出席されたこと。とてもおとなしくて、親孝行の赤ちゃんです。ちょうど、カバンの中にデジカメがあったので、みんなで記念写真を撮りました。この研究会出席の最年少記録は、おそらく未来永劫破られることはないと思われます。
 
 ちなみに、今回の報告者も来月末頃には「お父さん」になる予定です。お母さんは当ゼミ出身。

 ところで、岩田君からの案内にもあるように、次回火曜日の『吾妻鏡』講読会では、源実朝の妻だった本覚尼(西八条禅尼・坊門信清の娘)の置文2通を読むことにしました。普段のメンバーに加えて、先年、大通寺の見学に参加された方など、関心のある方は是非ご出席ください。
 
☆ 千葉大学の久保勇先生より、久保先生の参加された科研費による研究「「もの」とイメージを介した文化伝播に関する研究-日本中世の文学・絵巻から-」(研究代表者 池田忍)の成果報告書を御恵送頂きました。
 久保先生は「「もの」とイメージの文化伝播に関する一考察-「虎皮の尻鞘」をめぐって-」という論文を執筆されています。
 久保先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 青山学院大学の佐伯真一先生より、御高論「「武士道」研究の現在-歴史的語彙と概念をめぐって-」(小島道裕編『武士と騎士 日欧比較中近世史の研究』思文閣出版)を御恵送頂きました。
 佐伯先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 和田琢磨先生より、御高論「「末代記録」としての『明徳記』-生成と享受-」(『国文学研究』160)を御恵送頂きました。
 和田先生にあつく御礼を申し上げます。

ブームの最先端(笑)です

No.7120

旧姓薗田あらため黒岩美和です。
先日は研究会にお邪魔させていただきまして、本当にありがとうございました。

元木先生、野口先生はじめ、研究会のみなさまにお会いすることができ、
とても嬉しかったです。久々に勉強してとても刺激になりました。
少々中座はしてしまいましたが、子どもが思いのほかおとなしくて助かりました……。
きっと、研究室の居心地がよかったのでしょうね。

子育て初心者のうえ、実家も南の果てですから、これから
先達&同期のみなさまにアレコレご教示いただけるととても心強いです。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

ちょっと寄り道の次回『吾妻鏡』

No.7111

 来週はちょっと気分を変えて、源実朝夫人(西八条禅尼、本覚尼)の置文を読んでみたいと思います。 

 日時:2010年4月27日(火)15:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 内容:「本覚尼置文」(『中世法制史料集 第6巻 公家法 公家家法 寺社法』)

 ちなみに、次回以降の火曜日の『吾妻鏡』の範囲は以下の通りです。
 康元二年(正嘉元年、1257年)八月十二日・十四日・十五日・十七日・十八日・二十一日・二十三日・二十五日・二十八日、九月十六日・二十四日・三十日、十月一日・十三日・十六日・二十六日、十一月八日・十六日・十七日・二十三日、十二月六日・二十四日・二十九日、
 正嘉二年(1258年)正月一日・二日・六日・十七日・二十日、二月十三日・十九日・二十八日、三月二十日、四月十九日・二十五日・二十六日、五月二日・六日・八日・九日・十日・十四日・二十九日、六月一日・二日・三日・九日、七月十日・十五日・二十二日・二十三日・二十九日、八月五日・六日・八日・十六日・十七日・十八日・十九日・二十日・二十八日、九月二日・二十一日・二十九日、十月十二日、十二月十日・十九日
の各条

 『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。どなたさまでも、まずは見学からでもどうぞお気軽にご参加下さい。『紫苑』第8号も『吾妻鏡』講読会の成果が大きく反映されております。

20日の「基礎演習」と「基礎・教養科目」

No.7110

 新入生も、そろそろ、大学生活に慣れてきたことでしょう。
 明日、Ⅲ講時の「基礎教養科目Ⅰ」は、履修者それぞれの発表予定のテーマを報告して頂き、その日程(報告の順番)を決めます。テーマは、予定とはいえ、よく考えておいて下さい。

 Ⅴ講時の「基礎・教養科目B25(女性の視点から日本中世の歴史を考える)」は、第2回「多元的社会としての日本」です。千葉-京都-鹿児島を渡り歩いた私の実体験を織り交ぜながら、本論に入る前提として、日本社会の地域的特性についてお話ししたいと思います。

 ☆ 同志社香里高校の吉澤陽先生から、御高論「『多武峯略記』永済本および静胤本所載の増賀伝-『多武峰略記』再検討の視点から-」(『文化史学』62)・「寺院惣社の基礎的研究-平安時代を中心として-(前編)」(同64)・「同(後編)」(同65)を御恵送頂きました。
 吉澤先生に、あつく御礼を申し上げます。
 ちなみに、吉澤先生こと吉澤君は、私が同志社大学大学院の非常勤講師として演習を担当していたときの履修生。いわゆる「教え子」です。
 このところ、私の「教え子」は、どんどん「師」(と、言えるほどではありませんが)を越えていきます。 

気楽ではない出張から帰洛致しました。

No.7109

 先ほど関東から戻って参りました。それにつけても、お江戸は人が多すぎるし、JR東日本の英語による車内アナウンスは多すぎる、と、いつも思うのであります。

 久しぶりに表参道の駅に降り立ちましたが、例の如く「浦島太郎」状態。
 学部入学から博士課程修了まで、それに非常勤講師の2年を含めると、都合14年も青山学院に出入りしていたのですが、そこは別の空間であったようにしか思えませんでした。

 ところで、17日は、宇治でも北側に池庭を配した貴族邸跡の現地説明会があったそうです。木幡も宇治も近いのに、所用があって見に行けなかったのは残念至極でありました。
 それにしても、院政期、王家と摂関家が巨椋池を挟んで、あたかも対峙するかの如く、権門都市を構築していたというのは実に面白いことであります。

 さて、明日はまた(いや、もう今日か)、書類書きの一日になる模様です。

 それから、『吾妻鏡』講読会の創始者である山本陽一郎君から、福井で、今年度は小学校の教員として、元気にやっている旨の情報が届きました。嬉しい限りです。

 ☆ 神奈川県立金沢文庫の永井晋先生より、先生の御高論「金沢文庫文書に見る唐船派遣資料」掲載の『金澤文庫研究』第324号を御恵送頂きました。
 永井先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 文科省の髙橋秀樹先生より、御高論「古記録と仮名日記」(秋山虔編『平安文学史論考』)を御恵送頂きました。 
 髙橋先生に、あつく御礼を申し上げます。

宗尊親王とその時代-次回の『吾妻鏡』火曜日-

岩田慎平
No.7103

 宇治木幡の浄妙寺跡の発掘現地説明会は、ぜひ行ってみたいと思います。明日は寒さも少し緩むようですね。
 次回の火曜日の『吾妻鏡』のご案内です。 

 日時:2010年4月20日(火)15:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:康元二年(正嘉元年、1257年)二月二日・二十六日、三月二日、閏三月二日、四月七日・九日・十四日・十五日、五月二十二日、六月十四日・二十三日・二十四日、七月十日・十二日、八月十二日・十四日・十五日・十七日・十八日・二十一日・二十三日・二十五日・二十八日、九月十六日・二十四日・三十日、十月一日・十三日・十六日・二十六日、十一月八日・十六日・十七日・二十三日、十二月六日・二十四日・二十九日、の各条

 『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。どなたさまでも、まずは見学からでもどうぞお気軽にご参加下さい。『紫苑』第8号も『吾妻鏡』講読会の成果が大きく反映されております。

浄妙寺と『小右記』と軍記・語り物研究会

No.7094

 新聞報道によると、宇治木幡の浄妙寺跡の発掘調査で、寺域の南限を区切る築地塀の跡が検出されたとのことです。
 現地説明会については↓を御参照下さい。
   http://www.city.uji.kyoto.jp/0000003990.html

 昨日、『小右記』講読会も開始。長和四年五月六日条から。今年度は、従来のメンバーに加えて、国文4回生の谷口さんも参加。例によって、大谷さんが充実した資料を用意してくれて、「仁王会」のことがよく分かりました。

 『軍記と語り物』46号が届きました。これには藪本君の御高論「『義経記』の伊勢三郎譚-「世になきもの」の助力と伝承的背景-」が掲載されています。
 
 そういえば、次の日曜日(18日)に、青山学院大学で軍記・語り物研究会の例会があり、坂井孝一先生・菱沼一憲先生の御発表があります。歴史から二本、しかも興味深いテーマなので、これは是非拝聴にうかがいたいと考えております。

 ☆ 東京大学史料編纂所の高橋典幸先生より、御高論「荘園と居館」「南北朝の遺跡」(高橋慎一朗編『史跡で読む日本の歴史6 鎌倉の世界』)を御恵送頂きました。
 高橋先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 瀬野精一郎先生より、『佐世保随筆集 はまゆう』に寄稿された「裁判員制度」「皇位の継承」「軍部台頭の背景と契機」などの御高論等を御恵送頂きました。
 瀬野先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 東海大学の落合義明先生より、巻頭に先生の御高論「中世東国の中の河越氏・河越館」が掲載された『よみがえる河越館跡 国指定史跡河越館跡の発掘-その成果と課題』(川越市立博物館企画展図録)を御恵送頂きました。
 学部生の時、たった一泊二日でですが、私も河越館の発掘に参加したことがあります。 発掘調査の中心は川越女子高校にお勤めだった小泉功先生、また遺跡の保存運動には松本新八郎先生が参加されておられました。
 ちなみに、発掘調査に参加した当日、調査現場に行く前に遺跡の全体を把握しようと館の堀跡を歩いていた私は、表面が固くなっていた肥だめに片足を腰近くまで突っ込み、その姿で現場の皆さんに初対面の挨拶をしたという、実に「爽快な」(あの悪臭は今でも思い出します)記憶がございます。
 また、「川越の史跡を守る会」(たしかこのような名前だったと思います)の松尾鉄城さんらとともに、霞ヶ関の駅前で史跡保存を訴えるビラを市民の方たちに配ったことも、懐かしい思い出です。
 長い余談になってしまいました。
 落合先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ※ 昨日、今年度の研究費の執行が出来るようになった旨、連絡を頂きました。
    明日(16日)の『吾妻鏡』講読会は、『古代文化』編集委員会がありますので休会になります。 

Re: 浄妙寺と『小右記』と軍記・語り物研究会

大谷久美子
No.7096

 藤原道長の願による木幡浄妙寺造営および供養については『栄花物語』巻第十五に詳しく述べられるところ、記事興味深く拝見いたしました。別用があり行けないのが残念です。

 さて、昨日『小右記』講読会が再開されました。共同研究室も使用することができ、人数も増えたこと、嬉しく思います。前回は長和四年五月六日条でしたね。
 これからしばらく仁王会関連記事が続きますので、前回発表分より順々に報告を充実させていきたいと思います。どうぞよろしく御指導くださいますようお願い申し上げます。
 また、お預かりした『紫苑』八号ですが、昨日5講時無事に軍記物語研究者の先生にお渡しすることができましたので、報告申し上げます。

『小右記』講読会は来週はお休みです。次回は4月28日(水)13時~14時30分、L校舎3F共同研究室にて開催となります。長和四年五月六日条の続きを読みますので、興味がおありのかたは、どうぞお気軽に御参加ください。

 「木曾義仲」研究進展の機運

No.7093

 昨日の基礎演習Ⅰは曇り空の下ではありましたが、大学周辺の史跡見学を決行。積翠園で、武田病院の受付の方から全員に絵はがきを頂いたり、方広寺の釣鐘を修学旅行の中学生と一緒に見学したり、観光客の方に集合写真の撮影をお願いしたり・・・楽しく過ごすことが出来ました。
 今年の一回生は、今までとちょっと違った雰囲気です。もちろん、ある側面からのプラス評価です。

 『吾妻鏡』の講読会は、前回から参加の立命館大学の松井君(桃崎先生の御指導を受けておられます)も参加。時頼の出家のあたりまで読み進んでおります。書き忘れたので、ここに記しておきますが、前回読んだところの「競馬」の話は武士論研究に重要。誰か論文にしませんか?

 Ⅴ講時の基礎・教養科目は、教室にたどり着くまでに疲れ果ててしまいましたが、授業終了後に沢山の学生さんが質問に来られたので、手応えを感じることができました。
 しかし、口は回らず、大きなすっきりした声は出ず、本当に耄碌したものです。
 用意した資料はちょっと余った程度でした。

☆ 長野県立蟻ヶ崎高校の村石正行先生より、御高論「治承・寿永の内乱における木曾義仲・信濃武士と地域間ネットワーク」(『長野県立歴史観研究紀要』16)を御恵送頂きました。
 近年の武士論の成果を踏まえた、歴史学サイドからの木曾義仲研究の画期的な成果だと思います。
 先般、当方の研究会でも長村祥知君が、主に上洛後の義仲の行動を記録に基づいて綿密に検討した成果を発表され、『平家物語』とはかなり異なった義仲像をが示されて驚いたことがあります。村石先生の御高論と合わせて、長村君の研究が論文として公表されれば、治承・寿永内乱の理解は従来とはまた相当異なった様相を呈するものになると思います。国文学の『平家物語』研究にも大きな衝撃を与えることは間違いありません。
 ちなみに、長野県では積極的に木曾義仲を主人公とした大河ドラマの実現を働きかけているとのことです。
 村石先生にあつく御礼を申し上げます。

☆ 東北福祉大学の岡田清一先生より、御高論「近世のなかに発見された中世-中世標葉氏の基礎的研究-」(『東北福祉大学研究紀要』34)・同「相馬義胤の文書と花押再考」(『南相馬市博物館研究紀要』12)、また、岡田先生の御高論「「まちづくり」の理念と課題~川西町を事例として~」の収録された『平成21年度 岡田ゼミナール研究年報 山形県川西町調査報告書(Ⅱ)-地域研究の方法と課題-』(東北福祉大学41番研究室)を御恵送頂きました。
 岡田先生にあつく御礼を申し上げます。

☆ 鹿児島県立武岡台高校の林匡先生より、御高論「薩摩藩の法令と文書管理-島津吉貴藩政期を中心に-」(『鹿児島史学』55)を御恵送頂きました。
 林先生にあつく御礼を申し上げます。

☆ 立命館大学の桃崎有一郎先生より、御高論「初期室町幕府の執政と「武家探題」鎌倉殿の成立」(『古文書研究』68)および御共著の「綱光公記-文永三年・四年暦記-」(『東京大学史料編纂所研究紀要』20)等を御恵送頂きました。
 桃崎先生にあつく御礼を申し上げます。

明日の基礎演習Ⅰ&基礎教養科目B25

No.7092

 現代社会学部「基礎演習Ⅰ」(野口担当)の履修生の皆さん
 メールの送信、ありがとうございました。全員の分を確認いたしました。

 さて、明日はⅢ講時に共同研究室に集合。資料配付と説明の後、お花見がてら大学周辺の史跡散策を行います。
 お天気が心配でしたが、幸い好天に恵まれそうです。行程は約1時間の予定です。

 
 Ⅴ講時の「基礎・教養科目」は今年度初授業。第一回目のテーマは「歴史から何を学ぶのか-日本の中世社会-」です。受講を希望される方は、シラバスを見ておいて下さい。
     →http://www2.kyoto-wu.ac.jp/detail.cgi?target=0&news_id=412
 資料は70部ほど用意しましたが、余るか不足するか、まったく読めませんね。

 ゼミは15時からです。時間のある人は、Ⅲ講時の史跡散策にご参加下さい。お手伝いをお願いしたいことがありますので。


 ● 4月も中旬に入りましたが、困ったことに、未だに研究費の執行が出来ないということです。共同研究費による消耗品購入の申請などは、しばらくお待ち下さい。 

『紫苑』の評判とmovaをFOMAにかえた話。

No.7090

 『紫苑』第8号。少しずつ送付を始めました。
 あるいは、すでに執筆者から抜刷が届いたという方もおられるかも知れません。
 HP上での公開は、印刷屋さんからデータの入ったCD-ROMを受け取り、それを管理人の鈴木君にお送りして・・・という手順が全く進んでおりませんので、申し訳ありませんが、しばらくお待ち頂きたいと存じます。

 さて、その『紫苑』第8号ですが、全体に対しては「ゼミの充実ぶりを如実に示す内容」、論文の一つには「着眼の鋭い好論」、研究ノートには「2回生でこれだけの論考をまとめた山本さんには舌を巻きました」といった嬉しい御高評を頂いております。

 ところで、私が、発掘調査で発見したかのような前世紀の遺物ともいうべきケータイを後生大事に使用(ただし通話とメールの受信のみ)していることは、ゼミのメンバー諸姉兄のよく知るところだと思いますが(某君に「先生、それって鎌倉時代のケータイですか?」と、やられたことがあります)、本日ようやく、新型のFOMAに機種変更してまいりました(出費多大)。
 このところ耄碌して、やたらに飲み物をこぼしますので、防水機能のついたものに致しました。
 これで、少し長文のメールをお送り頂いても、「前半しか読めませんでした」ということにはならなくなると思います。
 それにしても、ケータイ屋さんでは、45分待ちで、その繁栄ぶりを思い知らされるとともに、店員さんの接客・事務処理の手際良さと計算の速さには驚かされました。

野木宮合戦を読み、遠隔授業を聴講する

No.7089

 学部生中心の『吾妻鏡』講読会も全メンバーが顔を揃えてスタートしました。新たに国文院生の粟村さんが参加。養和元年閏二月二十三日条の野木宮合戦の記事は、まさに軍記そのものなので、ちょうど良かったと思います。

 また、この合戦が実は寿永二年の事実であったこと、すなわち『吾妻鏡』編纂時の切り貼りの誤謬であることを明らかにした石井進氏の有名な論文のコピーも配布致しました。 休み明けでしたので、例によってお土産がたくさん。ありがとうございました。

 ただ、ゼミの開催の曜日が前年度と異なっていたため、共同研究室の使用が事務方の会議予定と重なっていたようで、諸方に御迷惑をおかけしまったのが残念でした。専ら私の配慮不足によるもので、お詫び申し上げます。 


 Ⅴ講時はJ202教室で、大学コンソーシアム京都による遠隔授業(e京都ラーニング)が、実際どのように行われるのか見学させて頂きました。後期に私もこの方式の授業を担当することになっているからです。

 やはり、いろいろな問題が出てきそうで、機械に弱い私としては辛いところです。これは、情報教育が御専門の鈴木君にお知恵を借りる必要がありそうです。


☆ 軍事史研究で御活躍の藤本正行先生より、新刊の御高著『長篠の戦い 信長の勝因・勝頼の敗因』(洋泉社)を御恵送頂きました。
 例によって、興味津々の内容です。
 藤本先生に、あつく御礼を申し上げます。