宗尊親王とその時代-次回の『吾妻鏡』火曜日-

岩田慎平
No.7103

 宇治木幡の浄妙寺跡の発掘現地説明会は、ぜひ行ってみたいと思います。明日は寒さも少し緩むようですね。
 次回の火曜日の『吾妻鏡』のご案内です。 

 日時:2010年4月20日(火)15:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:康元二年(正嘉元年、1257年)二月二日・二十六日、三月二日、閏三月二日、四月七日・九日・十四日・十五日、五月二十二日、六月十四日・二十三日・二十四日、七月十日・十二日、八月十二日・十四日・十五日・十七日・十八日・二十一日・二十三日・二十五日・二十八日、九月十六日・二十四日・三十日、十月一日・十三日・十六日・二十六日、十一月八日・十六日・十七日・二十三日、十二月六日・二十四日・二十九日、の各条

 『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。どなたさまでも、まずは見学からでもどうぞお気軽にご参加下さい。『紫苑』第8号も『吾妻鏡』講読会の成果が大きく反映されております。

浄妙寺と『小右記』と軍記・語り物研究会

No.7094

 新聞報道によると、宇治木幡の浄妙寺跡の発掘調査で、寺域の南限を区切る築地塀の跡が検出されたとのことです。
 現地説明会については↓を御参照下さい。
   http://www.city.uji.kyoto.jp/0000003990.html

 昨日、『小右記』講読会も開始。長和四年五月六日条から。今年度は、従来のメンバーに加えて、国文4回生の谷口さんも参加。例によって、大谷さんが充実した資料を用意してくれて、「仁王会」のことがよく分かりました。

 『軍記と語り物』46号が届きました。これには藪本君の御高論「『義経記』の伊勢三郎譚-「世になきもの」の助力と伝承的背景-」が掲載されています。
 
 そういえば、次の日曜日(18日)に、青山学院大学で軍記・語り物研究会の例会があり、坂井孝一先生・菱沼一憲先生の御発表があります。歴史から二本、しかも興味深いテーマなので、これは是非拝聴にうかがいたいと考えております。

 ☆ 東京大学史料編纂所の高橋典幸先生より、御高論「荘園と居館」「南北朝の遺跡」(高橋慎一朗編『史跡で読む日本の歴史6 鎌倉の世界』)を御恵送頂きました。
 高橋先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 瀬野精一郎先生より、『佐世保随筆集 はまゆう』に寄稿された「裁判員制度」「皇位の継承」「軍部台頭の背景と契機」などの御高論等を御恵送頂きました。
 瀬野先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 東海大学の落合義明先生より、巻頭に先生の御高論「中世東国の中の河越氏・河越館」が掲載された『よみがえる河越館跡 国指定史跡河越館跡の発掘-その成果と課題』(川越市立博物館企画展図録)を御恵送頂きました。
 学部生の時、たった一泊二日でですが、私も河越館の発掘に参加したことがあります。 発掘調査の中心は川越女子高校にお勤めだった小泉功先生、また遺跡の保存運動には松本新八郎先生が参加されておられました。
 ちなみに、発掘調査に参加した当日、調査現場に行く前に遺跡の全体を把握しようと館の堀跡を歩いていた私は、表面が固くなっていた肥だめに片足を腰近くまで突っ込み、その姿で現場の皆さんに初対面の挨拶をしたという、実に「爽快な」(あの悪臭は今でも思い出します)記憶がございます。
 また、「川越の史跡を守る会」(たしかこのような名前だったと思います)の松尾鉄城さんらとともに、霞ヶ関の駅前で史跡保存を訴えるビラを市民の方たちに配ったことも、懐かしい思い出です。
 長い余談になってしまいました。
 落合先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ※ 昨日、今年度の研究費の執行が出来るようになった旨、連絡を頂きました。
    明日(16日)の『吾妻鏡』講読会は、『古代文化』編集委員会がありますので休会になります。 

Re: 浄妙寺と『小右記』と軍記・語り物研究会

大谷久美子
No.7096

 藤原道長の願による木幡浄妙寺造営および供養については『栄花物語』巻第十五に詳しく述べられるところ、記事興味深く拝見いたしました。別用があり行けないのが残念です。

 さて、昨日『小右記』講読会が再開されました。共同研究室も使用することができ、人数も増えたこと、嬉しく思います。前回は長和四年五月六日条でしたね。
 これからしばらく仁王会関連記事が続きますので、前回発表分より順々に報告を充実させていきたいと思います。どうぞよろしく御指導くださいますようお願い申し上げます。
 また、お預かりした『紫苑』八号ですが、昨日5講時無事に軍記物語研究者の先生にお渡しすることができましたので、報告申し上げます。

『小右記』講読会は来週はお休みです。次回は4月28日(水)13時~14時30分、L校舎3F共同研究室にて開催となります。長和四年五月六日条の続きを読みますので、興味がおありのかたは、どうぞお気軽に御参加ください。

 「木曾義仲」研究進展の機運

No.7093

 昨日の基礎演習Ⅰは曇り空の下ではありましたが、大学周辺の史跡見学を決行。積翠園で、武田病院の受付の方から全員に絵はがきを頂いたり、方広寺の釣鐘を修学旅行の中学生と一緒に見学したり、観光客の方に集合写真の撮影をお願いしたり・・・楽しく過ごすことが出来ました。
 今年の一回生は、今までとちょっと違った雰囲気です。もちろん、ある側面からのプラス評価です。

 『吾妻鏡』の講読会は、前回から参加の立命館大学の松井君(桃崎先生の御指導を受けておられます)も参加。時頼の出家のあたりまで読み進んでおります。書き忘れたので、ここに記しておきますが、前回読んだところの「競馬」の話は武士論研究に重要。誰か論文にしませんか?

 Ⅴ講時の基礎・教養科目は、教室にたどり着くまでに疲れ果ててしまいましたが、授業終了後に沢山の学生さんが質問に来られたので、手応えを感じることができました。
 しかし、口は回らず、大きなすっきりした声は出ず、本当に耄碌したものです。
 用意した資料はちょっと余った程度でした。

☆ 長野県立蟻ヶ崎高校の村石正行先生より、御高論「治承・寿永の内乱における木曾義仲・信濃武士と地域間ネットワーク」(『長野県立歴史観研究紀要』16)を御恵送頂きました。
 近年の武士論の成果を踏まえた、歴史学サイドからの木曾義仲研究の画期的な成果だと思います。
 先般、当方の研究会でも長村祥知君が、主に上洛後の義仲の行動を記録に基づいて綿密に検討した成果を発表され、『平家物語』とはかなり異なった義仲像をが示されて驚いたことがあります。村石先生の御高論と合わせて、長村君の研究が論文として公表されれば、治承・寿永内乱の理解は従来とはまた相当異なった様相を呈するものになると思います。国文学の『平家物語』研究にも大きな衝撃を与えることは間違いありません。
 ちなみに、長野県では積極的に木曾義仲を主人公とした大河ドラマの実現を働きかけているとのことです。
 村石先生にあつく御礼を申し上げます。

☆ 東北福祉大学の岡田清一先生より、御高論「近世のなかに発見された中世-中世標葉氏の基礎的研究-」(『東北福祉大学研究紀要』34)・同「相馬義胤の文書と花押再考」(『南相馬市博物館研究紀要』12)、また、岡田先生の御高論「「まちづくり」の理念と課題~川西町を事例として~」の収録された『平成21年度 岡田ゼミナール研究年報 山形県川西町調査報告書(Ⅱ)-地域研究の方法と課題-』(東北福祉大学41番研究室)を御恵送頂きました。
 岡田先生にあつく御礼を申し上げます。

☆ 鹿児島県立武岡台高校の林匡先生より、御高論「薩摩藩の法令と文書管理-島津吉貴藩政期を中心に-」(『鹿児島史学』55)を御恵送頂きました。
 林先生にあつく御礼を申し上げます。

☆ 立命館大学の桃崎有一郎先生より、御高論「初期室町幕府の執政と「武家探題」鎌倉殿の成立」(『古文書研究』68)および御共著の「綱光公記-文永三年・四年暦記-」(『東京大学史料編纂所研究紀要』20)等を御恵送頂きました。
 桃崎先生にあつく御礼を申し上げます。

明日の基礎演習Ⅰ&基礎教養科目B25

No.7092

 現代社会学部「基礎演習Ⅰ」(野口担当)の履修生の皆さん
 メールの送信、ありがとうございました。全員の分を確認いたしました。

 さて、明日はⅢ講時に共同研究室に集合。資料配付と説明の後、お花見がてら大学周辺の史跡散策を行います。
 お天気が心配でしたが、幸い好天に恵まれそうです。行程は約1時間の予定です。

 
 Ⅴ講時の「基礎・教養科目」は今年度初授業。第一回目のテーマは「歴史から何を学ぶのか-日本の中世社会-」です。受講を希望される方は、シラバスを見ておいて下さい。
     →http://www2.kyoto-wu.ac.jp/detail.cgi?target=0&news_id=412
 資料は70部ほど用意しましたが、余るか不足するか、まったく読めませんね。

 ゼミは15時からです。時間のある人は、Ⅲ講時の史跡散策にご参加下さい。お手伝いをお願いしたいことがありますので。


 ● 4月も中旬に入りましたが、困ったことに、未だに研究費の執行が出来ないということです。共同研究費による消耗品購入の申請などは、しばらくお待ち下さい。 

『紫苑』の評判とmovaをFOMAにかえた話。

No.7090

 『紫苑』第8号。少しずつ送付を始めました。
 あるいは、すでに執筆者から抜刷が届いたという方もおられるかも知れません。
 HP上での公開は、印刷屋さんからデータの入ったCD-ROMを受け取り、それを管理人の鈴木君にお送りして・・・という手順が全く進んでおりませんので、申し訳ありませんが、しばらくお待ち頂きたいと存じます。

 さて、その『紫苑』第8号ですが、全体に対しては「ゼミの充実ぶりを如実に示す内容」、論文の一つには「着眼の鋭い好論」、研究ノートには「2回生でこれだけの論考をまとめた山本さんには舌を巻きました」といった嬉しい御高評を頂いております。

 ところで、私が、発掘調査で発見したかのような前世紀の遺物ともいうべきケータイを後生大事に使用(ただし通話とメールの受信のみ)していることは、ゼミのメンバー諸姉兄のよく知るところだと思いますが(某君に「先生、それって鎌倉時代のケータイですか?」と、やられたことがあります)、本日ようやく、新型のFOMAに機種変更してまいりました(出費多大)。
 このところ耄碌して、やたらに飲み物をこぼしますので、防水機能のついたものに致しました。
 これで、少し長文のメールをお送り頂いても、「前半しか読めませんでした」ということにはならなくなると思います。
 それにしても、ケータイ屋さんでは、45分待ちで、その繁栄ぶりを思い知らされるとともに、店員さんの接客・事務処理の手際良さと計算の速さには驚かされました。

野木宮合戦を読み、遠隔授業を聴講する

No.7089

 学部生中心の『吾妻鏡』講読会も全メンバーが顔を揃えてスタートしました。新たに国文院生の粟村さんが参加。養和元年閏二月二十三日条の野木宮合戦の記事は、まさに軍記そのものなので、ちょうど良かったと思います。

 また、この合戦が実は寿永二年の事実であったこと、すなわち『吾妻鏡』編纂時の切り貼りの誤謬であることを明らかにした石井進氏の有名な論文のコピーも配布致しました。 休み明けでしたので、例によってお土産がたくさん。ありがとうございました。

 ただ、ゼミの開催の曜日が前年度と異なっていたため、共同研究室の使用が事務方の会議予定と重なっていたようで、諸方に御迷惑をおかけしまったのが残念でした。専ら私の配慮不足によるもので、お詫び申し上げます。 


 Ⅴ講時はJ202教室で、大学コンソーシアム京都による遠隔授業(e京都ラーニング)が、実際どのように行われるのか見学させて頂きました。後期に私もこの方式の授業を担当することになっているからです。

 やはり、いろいろな問題が出てきそうで、機械に弱い私としては辛いところです。これは、情報教育が御専門の鈴木君にお知恵を借りる必要がありそうです。


☆ 軍事史研究で御活躍の藤本正行先生より、新刊の御高著『長篠の戦い 信長の勝因・勝頼の敗因』(洋泉社)を御恵送頂きました。
 例によって、興味津々の内容です。
 藤本先生に、あつく御礼を申し上げます。

「中世戦記研究会」の日程と会場が確定

No.7088

 中世戦記研究会の日程と会場が確定した旨、事務局を担当されている秋田大学の志立正知先生から、御連絡を頂きました。

 日時:2010年5月15日(土) 13:30~18:00
 
 場所:学習院大学 北二号館10階 大会議室

 輪読『慈光寺本承久記』:
   長村祥知氏 「北条義時追討計画と伝奏葉室光親―承久三年五月十五日付の院宣と官宣旨―」(仮)

 研究発表:
   鈴木啓子氏 「『平家物語』における徳大寺実定説話と〈家〉―徳大寺家と説話の生成をめぐって」

   岩田慎平氏 「小鹿島橘氏の治承・寿永内乱」

 ※ 出席を希望される方は、当方に御連絡下さい。


 ☆ 京都府立総合資料館の大塚活美先生より、御高論「林原美術館本洛中洛外図屏風と同一工房の作品について」(科研費報告書『中近世風俗画の高精細デジタル画像化と絵画史料学的研究』研究代表者 黒田日出男)を御恵送頂きました。
 大塚先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ かつて、当ゼミで古文書師範をつとめて下さった佐伯智広君(夙川学院大学の講師ですから「先生」とお呼びすべきですが)から、御高論「中世前期の政治構造と王家」(『日本史研究』571)を御恵送頂きました。
 昨年の日本史研究会大会報告に基づくものです。
 佐伯君に、あつく御礼を申し上げます。

新しい年度と新しい『紫苑』

No.7087

 本日は最新の『紫苑』第8号を頂戴しました。手にしたときの嬉しさはいつも特別です。野口先生と編集を担当してくださった山本さん、執筆の皆さんに心より御礼申し上げます。

 いろいろなところでそろそろ新学期が始まろうとしています。火曜日の『吾妻鏡』も次回からは15:00開始となりますのでご注意ください。

 日時:2010年4月13日(火)15:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:建長八年(康元元年、1256年)八月二十三日、九月三十日、十月二日・三日・九日、十一月二日・二十二日・二十三日・二十四日・二十六日・二十八日、十二月十一日・二十日・二十五日、
    康元二年(正嘉元年、1257年)正月十三日・二十五日、二月二日・二十六日、三月二日、閏三月二日、四月七日・九日・十四日・十五日、五月二十二日、六月十四日・二十三日・二十四日、七月十日・十二日、八月十二日・十四日・十五日・十七日・十八日・二十一日・二十三日・二十五日・二十八日、九月十六日・二十四日・三十日、十月一日・十三日・十六日・二十六日、十一月八日・十六日・十七日・二十三日、十二月六日・二十四日・二十九日、の各条

 『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。どなたさまでも、まずは見学からでもどうぞお気軽にご参加下さい。『紫苑』第8号も『吾妻鏡』講読会の成果が大きく反映されております。

新年度共同研究開始の御挨拶

No.7085

 新年度となり、平成22年度研究所共同研究(研究課題「中世前期における都鄙の文化・社会状況」もスタートしました。

 この研究課題における共同研究員は、岩田慎平(文献史学)・畠山誠(文献史学)・前川佳代(考古学)・藪本勝治(日本文学)の四氏です。

 どうぞ宜しくお願いいたします。

 ☆ 近藤好和先生より、近藤先生の御高論「日欧甲冑比較論序説」の収録された新刊の、小島道裕編『武士と騎士 日欧比較中近世史の研究』(思文閣出版)を御恵送頂きました。
 これからの「武士論」研究には必備の本だと思います。
 近藤先生に、あつくお礼を申し上げます。  

ピカピカの一回生!ゼミも明日からです。

No.7082

 京都女子大周辺の桜も満開になりました。

 本日は、現代社会学部基礎演習Ⅰのオリエンテーション(今年は上等なケーキが用意されていました)。
 「初々しい」という言葉がぴったりの11名の学生さんと御縁が出来ました。将来を切りひらこうとする意欲に満ち、しかも人柄の良い人たちばかりで嬉しい限りです。
 来週は共同研究室に集合の後、恒例の大学周辺の史跡案内の予定です。

 『紫苑』第8号、まさに圧巻と呼ぶに相応しい内容との評価を得ています。
 明日受け取る予定の執筆者は、本誌10部と抜刷で、かなり重くなると思いますから、大きめの頑丈な袋を用意してきて下さい(腕の筋肉も鍛えておくこと)。

 ☆ 茨城大学の高橋修先生より、御高論「「常陸守護」八田氏再考-地域間交流と領主的秩序の形成-」(地方史研究協議会編『茨城の歴史的環境と地域形成』雄山閣)・「書評 高橋典幸『鎌倉幕府軍制と御家人制』」(『歴史学研究』861)を御恵送頂きました。
 高橋先生に、あつくお礼を申し上げます。

 ☆ 埼玉大学の清水亮先生より、御高論「モンゴル襲来の「噂」と文永四年の武家徳政令」(『埼玉大学紀要 教育学部』59-1)・「書評 三田武繁著『鎌倉幕府体制成立史の研究』」(『歴史評論』711)・「院政期・鎌倉期の常陸国真壁氏とその拠点」(『茨城大学中世史研究』6)を御恵送頂きました。
 清水先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 千葉市立郷土博物館の簗瀬裕一先生より、簗瀬先生の御執筆・編集による『千葉市の戦国時代城館跡』(千葉市立郷土博物館)を御恵送頂きました。
 簗瀬先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 平泉町世界遺産推進室の千葉信胤先生より、御高論「平泉大文字火まつり」(佐々木邦世編『平泉 浄土をあらわす文化遺産の全容』)等を御恵送頂きました。
 千葉先生にあつく御礼を申し上げます。

Re: ピカピカの一回生!ゼミも明日からです。

大谷久美子
No.7083

 明日は『紫苑』本誌および抜き刷りを拝受できる旨、嬉しいやら恥ずかしいやら、初めての経験ですので、ドキドキしております。聞いただけで重そうですね…。

 さて、その初々しい新入生(とはいえM1)を、明日の『吾妻鏡』講読会に連れて行けることになりました。私も不慣れですが、また参加させていただきたいと思います。1時30分ごろには二人揃って伺いたく。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 京都も桜が見頃となり、週の半ばには京女の講義が開始されます。また、毎年楽しみにしている京都御所春季一般公開は今週末ということですし、再来週には冷泉家の展示も始まります。浮き浮きと楽しい時期ではありますが、地に足を着けてじっくり勉強に取り組みたいと思います。


 さて『小右記』講読会ですが、現参加者の都合としましては、水曜日の3・4講時がよろしいようです。第一希望としては3講時、第二希望に4講時を挙げたいと思うのですが、先生の御都合はいかがでしょうか。また、共同研究室はお借りできますでしょうか。
どうぞよろしくお取りはからいいただけますよう、重ねてお願い申し上げます。

『小右記』講読会の開催日程について

No.7086

 >大谷さん  それでは水曜日3講時ということにいたしましょう。
 ただし、私は月に一度、京大で『台記』研究会がありますので、その日は休会にさせて頂きます。
 なお、共同研究室の使用については、諸方との調整が必要なので、即答はいたしかねます。