「源氏物語千年紀」をどう評価するか
No.6408
先ずは、京都アスニーで開かれる「源氏物語千年紀 記念特別展」の御案内。
大谷さんと江波さんがお手伝いされるとのこと。ご当人に何日に会場におられるのかを伺ってから、見学に行くと良いかもしれません。
詳しくは、こちらを参照して下さい。
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/asny1/sennennki/10tokubetuten.html
大谷さんの用意してくれたリーフレットは研究室で配布します。
※ 源氏物語千年紀をめぐる各方面の取り組みには、私も仕事柄、関心を持っておりますが、そんなことを考える際、ゼミメンバーにぜひ読んでおいていただきたいのが、『歴史評論』10月号(通巻702号 特集「国風文化」を捉え直す)です。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/rekihyo/magazine/contents/kongetugou.html
これを読んでから、京都アスニーに出掛けると、見方が大きく変わって、面白さ?倍増だと思います。
ところで、昨日の『小右記』講読会は、飛び入りの先生による御講義もありましたが、出席者がとても熱心に進められていて、スゴイと思いました。講読会の成果を何らかのかたちに纏めることが出来たら素晴らしいと思うのですが。
こちらも予習をちゃんとやっておかないと大変なことになってしまいそうです。
ようやく、秋らしい季節になって参りましたから、史跡見学にも積極的に出掛けたいと思います。
こういうときには、京都案内のプロである野口洋平君が京都にいてくれたらなぁ、と思うわけです。10月4日は御上洛の由、楽しみにしています。
☆ 長年にわたって南九州を中心とした中世史研究で活躍されている、鹿児島の江平望先生から、新刊の御高著『拾遺 島津忠久とその時代』(高城書房)を御恵送いただきました。「島津忠久をめぐって」「京・鎌倉の人びと」「薩摩の土地と人びと」の三部構成で、七編の論文が収録されています。
カバーは尚古集成館所蔵の「伝 島津忠久画像」と島津忠久の花押(鹿児島県維新史料編さん所編『旧記雑録前編一』の栞「島津氏花押」に拠る)で、後者については、それが公家風のものであるというコメントが付せられています。
江平先生にあつく御礼を申し上げます。
☆ かつての同僚で、考古学者の田中新史先生から、編集も発行もすべて先生が担当されている考古学の研究誌『土筆』第10号を御恵送いただきました。
田中先生に、あつく御礼を申し上げます。
【追記】
先ほど、家のポストを覗いてみたら、思文閣出版から『鴨東通信』71(2008.9)が届いていました。その最初の頁を開けると、若々しい上横手雅敬先生の笑顔が飛び込んできました。「鎌倉時代研究の過去・現在・未来-『鎌倉時代の権力と制度』刊行によせて-」と題する談話録(「てぃーたいむ」)です。
たった2頁の中に、京都における鎌倉時代史研究の歴史や学風の今昔など、そして登場する方たち・・・当ゼミメンバーにとっても身近な話題が満載です。
上横手先生の薫陶を受けた若い方たちによる鎌倉時代研究の活況を大いに期待したいと思います。
大谷さんと江波さんがお手伝いされるとのこと。ご当人に何日に会場におられるのかを伺ってから、見学に行くと良いかもしれません。
詳しくは、こちらを参照して下さい。
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/asny1/sennennki/10tokubetuten.html
大谷さんの用意してくれたリーフレットは研究室で配布します。
※ 源氏物語千年紀をめぐる各方面の取り組みには、私も仕事柄、関心を持っておりますが、そんなことを考える際、ゼミメンバーにぜひ読んでおいていただきたいのが、『歴史評論』10月号(通巻702号 特集「国風文化」を捉え直す)です。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/rekihyo/magazine/contents/kongetugou.html
これを読んでから、京都アスニーに出掛けると、見方が大きく変わって、面白さ?倍増だと思います。
ところで、昨日の『小右記』講読会は、飛び入りの先生による御講義もありましたが、出席者がとても熱心に進められていて、スゴイと思いました。講読会の成果を何らかのかたちに纏めることが出来たら素晴らしいと思うのですが。
こちらも予習をちゃんとやっておかないと大変なことになってしまいそうです。
ようやく、秋らしい季節になって参りましたから、史跡見学にも積極的に出掛けたいと思います。
こういうときには、京都案内のプロである野口洋平君が京都にいてくれたらなぁ、と思うわけです。10月4日は御上洛の由、楽しみにしています。
☆ 長年にわたって南九州を中心とした中世史研究で活躍されている、鹿児島の江平望先生から、新刊の御高著『拾遺 島津忠久とその時代』(高城書房)を御恵送いただきました。「島津忠久をめぐって」「京・鎌倉の人びと」「薩摩の土地と人びと」の三部構成で、七編の論文が収録されています。
カバーは尚古集成館所蔵の「伝 島津忠久画像」と島津忠久の花押(鹿児島県維新史料編さん所編『旧記雑録前編一』の栞「島津氏花押」に拠る)で、後者については、それが公家風のものであるというコメントが付せられています。
江平先生にあつく御礼を申し上げます。
☆ かつての同僚で、考古学者の田中新史先生から、編集も発行もすべて先生が担当されている考古学の研究誌『土筆』第10号を御恵送いただきました。
田中先生に、あつく御礼を申し上げます。
【追記】
先ほど、家のポストを覗いてみたら、思文閣出版から『鴨東通信』71(2008.9)が届いていました。その最初の頁を開けると、若々しい上横手雅敬先生の笑顔が飛び込んできました。「鎌倉時代研究の過去・現在・未来-『鎌倉時代の権力と制度』刊行によせて-」と題する談話録(「てぃーたいむ」)です。
たった2頁の中に、京都における鎌倉時代史研究の歴史や学風の今昔など、そして登場する方たち・・・当ゼミメンバーにとっても身近な話題が満載です。
上横手先生の薫陶を受けた若い方たちによる鎌倉時代研究の活況を大いに期待したいと思います。