『紫苑』の合間の『吾妻鏡』

No.6129

 本日から中二日のやや過密日程となりますが、次回の『吾妻鏡』のご案内です。

 日時:2008年3月3日(月)13:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』文暦二年(嘉禎元年)二月十日、三月十八日、四月一日、二日、五月十三日、十六日、二十三日、六月十九日、二十一日、二十九日、三十日、閏六月三日、十五日、二十八日、七月二日、七日、十一日、二十三日、二十四日、二十七日、二十九日、八月十八日、二十一日、九月十日、十一月十四日、二十六日、十二月十一日、二十日、二十四日、二十六日、二十九日の各条
  (※少し先の方まで掲出しましたが、読めるところまで読んでいきましょう。また、掲出した範囲以外に「これは」という条文があれば、随時お知らせ下さい。)

 なお当日は広島から尻池さんが上洛(凱旋?)される由、みなさんで賑やかにお迎えしましょう。
 また、3月は10日(月)も開催予定です。各種イベントや『紫苑』の二校目なども日程に上ってくるかと思いますが、意欲的に取り組んでまいりましょう。

 ※『入門吾妻鏡』初校もお預かりしておりますが、こちらは岩田の手元で若干整理しましてから校正作業をお願いしようと考えております。執筆者のみなさんにはもうしばらくお待ちいただきたいと思いますので、その旨よろしくお願いします。

道に倒れて『吾妻鏡』を読み続けたことはありますか

No.6131

 A地下の食堂でお昼をいただいていると、中島みゆきさんの「わかれうた」(のカバー曲)がBGMで流れてきました。オリジナルをご存じの学生さんはどのくらいいるんでしょうか。

 次回の『吾妻鏡』の予定は以下の通りです。
 日時:2008年3月10日(月)13:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』文暦二年(嘉禎元年)七月二日、七日、十一日、二十三日、二十四日、二十七日、二十九日、八月十八日、二十一日、九月十日、十一月十四日、二十六日、十二月十一日、二十日、二十四日、二十六日、二十九日、
         嘉禎二年正月一日、十七日、二月二十二日、二十八日、三月七日、十三日、十四日、二十日、二十一日、四月二日、四日、五月二十四日、六月五日、六日、十一日、二十六日、二十七日、七月十日、十七日、二十四日、二十五日、八月三日、四日、五日、九日、二十日、九月九日、十日、十月二日、五日、二十九日、十一月一日、十三日、十四日、十五日、十二月三日、十九日、二十九日の各条
  (※少し先の方まで掲出しましたが、読めるところまで読んでいきましょう。また、掲出した範囲以外に「これは」という条文があれば、その都度お知らせ下さい。)
 今日読んだ範囲にもいろいろなネタが転がっていましたが、とりわけ源保茂は要注意人物ですね。

 また本日は、広島から凱旋された尻池さんにもほぼ一年ぶりにご参加いただきました。お菓子までご用意いただいてありがとうございます。ご活躍の由、なによりです。

 次回は、今のところの予定では今年度最後の『吾妻鏡』となります。今年度も参加者みなさんの積極性に支えられながら読み続けることができました。ありがとうございます。来年度もどうぞよろしくお願いします。

ギックリ腰

No.6132

 本日(3日)は山岡さん・岩田君が午前中から、執筆者から集約した初校校正ゲラの取り纏めをしてくださり、お陰様で夕刻、印刷屋さんに渡すことができました。本当にありがとうございました。
 今回の校正は国内各所のみならず、ヘルシンキ空港からの送信など、国際的規模で情報伝達がなされた上で完成されたもので、『紫苑』編集史上特記すべきことでありました。

 私こと、日ごろ、諸方からの御忠告を無視して体重増加を放置していた上に、先週土曜日、鎌倉で調査活動の際、無理を承知で重い荷物をひっさげて歩き回った結果、数年ぶりにギックリ腰が再発。椅子から起ち上がるのが難儀で、腰が固まってしまい、昔の漫画に出てくるロボットのような歩き方しかできなくなっております。
 しかし、鎌倉での調査の成果は大きく、あらためて現地に臨むことの大切さを「痛」感いたしております。
 岩川拓夫さんから御案内いただいた今年度開催の中世史サマーセミナー(鹿児島)は、その意味からも大いに参加の価値があります。

 本日の『吾妻鏡』講読会には久しぶりに尻池さんが里帰り。論文執筆が一段落した長村君も加わってにぎやかな会となりました。次回10日は、岩田君からの御案内の通り、いよいよ今年度最終回です。
 なお、月末には宇治の見学会が計画されています。
 元木先生から御案内いただいた古文書学会見学会へも、積極的に参加してください。

 ☆ 鹿児島県霧島市教育委員会の重久淳一先生より、大隅国正八幡宮社家館跡の発掘調査の成果に関する報告書4冊、および、これらの成果に基づく『平家物語の世界を訪ねて 堀と土塁に囲まれた館―神宮社家跡の調査-』(霧島市教育委員会,2007年)を、最新の情報とともに御恵送いただきました。これは、武士論研究の上からも貴重な資料として大いに活用できそうです。
 重久先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 鹿児島県歴史資料センター黎明館より、『鹿児島県史料 旧記雑録拾遺 家わけ十一』・『鹿児島県史料 西南戦争 第四巻』を御恵送いただきました。これまた、あつく御礼を申し上げます。 

 ☆ 東海大学の落合義明先生より、御高論「武蔵武士河越氏の成立と発展」収録の『河越館跡史跡整備(第一期整備)に伴う発掘調査報告書』を御恵送いただきました。河越氏館跡の発掘調査には、私も学生時代にたった二日間ですが参加させていただいたことがあり、思い出深いところです。
 落合先生にあつく御礼を申し上げます。 

古文書学会見学会

元木泰雄
No.6128

 来る3月27日木曜日に、亀岡市文化資料館で日本古文書学会の見学会を開催致します。
 今回は上島有先生のご解説で、亀岡市文化資料館に寄託されている篠村八幡の高氏願文以下の文書を拝見致します。詳しくは下記を参照してください。
 名高い願文はもちろん、尊氏文書について深い造詣をお持ちの上島先生のお話を伺いながら、文書を拝見できる大変貴重な機会です。
 平日ですが、ふるってご参加ください。
 なお、参加希望の方は上島先生の御著書『足利尊氏文書の総合的研究 本文編』第二部、とくに篠村八幡の願文に関する御論文を読んでおいて下さい。
            
日 時:3月27日(木)14:00~
会 場:亀岡市文化資料館
 〒621-0815 亀岡市古世町中内坪1番地
   ℡0771-22-0599 / FAX 0771-25-6128
 (交通):JR嵯峨野線「亀岡駅」より徒歩7分
    (「京都駅」より「亀岡駅」まで約30分)
文化資料館の場所、集合場所の詳細については、直接文化資料館にお問い合わせください。
集 合:文化資料館入り口ロビー(13:30受付開始)
参加費:資料代として500円程度を徴収予定。
    (文化資料館の企画展見学は別料金)
内 容:足利高氏願文と南北朝期の軍事関係文書を含む遠山家文書、個人寄託細川高国発給文書など。

申込受付先:〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町
       京都大学大学院人間・環境学研究科 元木研究室宛
【申込受付締切:3月20日(木)必着でお願いします】
 野口ゼミ関係の方は、メールで結構です。

後白河院と伏見、もしくは建礼門院

No.6125

 宇治共同研究とも関連して、先日美川圭先生より拝受した御高論「院政と伏見(伏見稲荷大社『朱』第51号)は注目すべき論文です。浄妙寺領との境界紛争とその背後にある政治状況の問題など、共同研究員にとっては必読。
 美川先生は「伏見の新邸(伏見殿)、伏見荘(御領)は、京都の法住寺殿と同様に、平清盛と提携して出発した後白河院政にとっての拠点となるはずであった」と説かれます。

 その、後白河院の大原御幸の物語における建礼門院像の多様さを論じられたのが、佐伯真一先生の「万華鏡の中の建礼門院」(『銕仙』565)。要を得た名文で、僭越な物言いで恐縮ですが、流石は国文学者だと思いました。内容も面白く、まさに短編のお手本。国文学専攻のゼミメンバーは必読のこと。
 佐伯先生、御恵送ありがとうございました。

 ☆ お知らせが遅くなってしまいましたが、29日に宇治共同研究の共同研究員のお一人である樋口健太郎さんが大阪歴史学会の中世史部会で報告をされます。
 当ゼミメンバーの多くは『吾妻鏡』講読会終了後、梅田に直行とのこと。
 詳しくは以下のとおり。

   2月29日(金)18:30~
  報告者:樋口健太郎氏
     「中世摂関家の成立と王家」
  場所:梅田東学習ルーム A会議室
    (阪急梅田駅茶屋町口の東、ヤンマーディーゼル側交差点東入る)
     大阪歴史学会HP→http://wwwsoc.nii.ac.jp/historia/

オフシーズンは『吾妻鏡』で

No.6123

 オフシーズンとは言いながら、年度末はいろいろなことを片付ける時期でもありなかなか落ち着けませんね。そんななか、いつもながらの『吾妻鏡』のご案内です。開催日時にお気をつけください。

 日時:2008年2月29日(金)13:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』天福二年(文暦元年)八月一日、八月二十一日、十一月二十八日、
         文暦二年(嘉禎元年)正月九日、十二日、十五日、二十日、二十一日、二月四日、九日、十日、三月十八日、四月一日、二日、五月十三日、十六日、二十三日、六月十九日、二十一日、二十九日、三十日、閏六月三日、十五日、二十八日の各条
  (※少し先の方まで掲出しましたが、読めるところまで読んでいきましょう。また、掲出した範囲以外に「これは」という条文があれば、随時お知らせ下さい。)

 2/29(金)は『紫苑』の初校締切日でもあります。執筆者のみなさんは遅れないようにしましょうね。

 その先ですが、3/3(月)も開催予定です。なお同日は広島から尻池さんが上洛(凱旋?)される由、みなさんで賑やかにお迎えしましょう。

『吾妻鏡入門』も宜しくお願いします。

No.6124

 『吾妻鏡』講読会にはそろそろ新人の参加を期待したいところ。
 そもそも、現在、講読会の牽引役である岩田慎平君は、この掲示板を見て参加してくれた方なのです。
 所属・専攻を問わず積極的に参加者を募りたいと思います。

 吉川弘文館から刊行予定の『入門吾妻鏡』ですが、初校ゲラが来週届くのとのこと。執筆者の面々には岩田君から連絡が行くことと思います。なにとぞ、宜しく。
 もっとも、執筆者のお一人は、目下ウイーン滞在中でしたね。

 ちなみに、ハノイで遺跡調査中の山田邦和先生は腹痛に見舞われたとのこと。すぐに快復された御様子で安心いたしましたが、くれぐれもお大事に。
 私も1996年、アジア歴史学者会議でバンコクに滞在中、頭痛と腹痛で3日間もダウンしてしまったことがあります。

 皆さん忙しくて、なかなか研究室にお出でになれない御様子なので、伊藤さんにお願いして、共同研究メンバーには、とりあえず『研究紀要』の抜刷1部を郵送することに致しました。明日か明後日にはお手許に届くことと思います。

 御報告が遅れましたが、22日の『台記』研究会の際に、元木先生より美味しそうな洋菓子のお土産を頂戴いたしました。未開封のまま研究室の冷蔵庫に厳重に保管してあります。29日の『吾妻鏡』講読会でいただきましょう。なお、29日にはわざわざ飛行機で海外から駆けつけてくれる方もおられるとのことです。

 研究室に常置してあるクラシック・ギター(ヤマハ製,1969年、千葉ステーションビル3Fにあった楽器店にて6500円で購入)の弦をほぼ10年ぶりに張り替えました。新しい弦は、先週、鹿児島中央駅アミュプラザの楽器店で購入。ギターで平曲に挑戦するつもりです(嘘です)。

 ☆ 御紹介が遅くなりましたが、NHK出版の石浜哲士さんから、新刊の八塚春児『十字軍という聖戦 キリスト教世界の解放のための戦い』(NHKブックス)を御恵送いただきました。著者は元木先生の先輩。
 石浜さんにあつく御礼を申し上げます。 

入口と出口のある講読会

No.6126

 私が『吾妻鏡』に参加しだしたのは四年前(2004年)の四月からでした。四年前のちょうど今頃は、この掲示板を眺めながら飛び込むか飛び込まざるかいろいろと迷っていたのですが(ちなみに、当時は「ラストサムライ」の話題などが盛り上がってました)、結局、大学を移ったこともきっかけの一つにして、このゼミにお邪魔させていだたくことになりました。
 その頃はいまよりももっと史料が読めませんでしたが、いままでに関わってくださったいろいろな参加者のみなさんと一緒に読み進めていくことで、少しずつ読めるようになり、読むこと自体も面白くなっていきました。

 今年度は春から加わった小野さん・江波さん・満田さんにレギュラーとして定着していただき、おかげさまで「女子大のゼミっぽい」雰囲気で読み進めていくことができました。昨年度からの伊藤さん、米澤くんもそれぞれご自身の持ち味を活かして積極的に盛り上げてくださいましたし、私を凌ぐ最古参の山岡さんのご活躍ぶり(遙か地球の裏側まで轟く)は言うに及びません。何より、京都で野口実先生のご指導をいただきながら『吾妻鏡』を読めるということは、何物にも代え難い貴重な機会なのです。

 『吾妻鏡』の講読会は新規メンバー随時募集中です。まずは見学からでも、お気軽にご参加下さい。

油断大敵

No.6127

 今月は明日でおしまい。にもかかわらず3月の計画は3日の『紫苑』初校引き渡しと『吾妻鏡』講読会しか決まっていません。
 明日の講読会の席で決めたいと思いますので、出席者はお考えおき下さい。
 今年度で退任される先生方の最終講義など、来月は行事が多いので例会の開催は難しいかも知れませんが、共同研究の研究会との合同で、宇治の現地見学会を一度実施したいと考えています。
  
 しかし、来月のイベントの目玉は何と言っても鈴木君と永富さんの結婚式および披露宴であります。お友達中心で行われる披露宴2次会には、すでに沢山の出席申し込みがあった由。
 私は本披露宴での御挨拶で何を申し上げるべきか思案中です。講演より難しい。

 ところで、『紫苑』の校正ですが、すでに何度か経験していることなので、もう大丈夫と安心していたのですが、やはり経験上の想定を逸脱した問題が発生。油断大敵です。
 常に物事に取り組むには初心をもって臨むべし。

 今回の『紫苑』とは関係のない話ですが、ふと、学術雑誌に立派な論文を掲載している人だからといって、一般向けに良い原稿を書いてくれるかどうかは保証の限りではないという苦い経験を思い出しました(どっちにしても、まともな原稿の書けない私の申し上げるべきセリフではございませんが)。

『研究紀要』第21号が出来ました。

No.6119

 京都女子大学宗教・文化研究所『研究紀要』第21号が刊行されました。
 本号には、宇治共同研究の成果として、

 野口実・佐伯智広・田中裕紀・大原瞳「摂関家の空間における政治と文化(中世前期の宇治に関する総合的研究Ⅰ)」

 が掲載(21~54ページ)されているほか、一昨年6月に開催された宗教・文化研究所公開講座の講演録として、

 樋口大祐「為朝・義経-日本的「英雄」の条件について」(55~64ページ)
 樋口州男「安元三年の崇徳院鎮魂-天下静かならず」(65~72ページ)

が掲載されています。
 佐伯君・田中さん・大原さんには各本誌1冊と抜刷50部、また宇治共同研究とゼミ関係者には、宇治共同研究の論文抜刷を差し上げますので、野口在室をご確認の上研究室までお出で下さい。 

Re: 『研究紀要』第21号が出来ました。

元木泰雄
No.6121

 野口先生、昨日は研究室にお邪魔させて頂き有難うございました。
 また色々ご教示を賜りましたことに、厚く御礼を申し上げます。
 当方の研究室の耐震補修の関係で、長らく『台記』研究会、『吾妻鏡』研究会を研究室で開催させていただきました。改めて感謝申し上げる次第でございます。
 ようやく当方の研究室も日常生活が行えるように復旧しつつあります。とはいえ、本はまだ並べなおしておりません。移転前より本棚が少なくなったらしいのですが、どこに行っちゃったのでしょうか?
 それはともかく、前回の『吾妻鏡』研究会に続き、『台記』研究会も次回から当方の研究室に戻らせていただきます。
 長らくご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。
 今後ともよろしくご指導のほどお願いします。申し上げます。
 
 それにしても、去る20日の『吾妻鏡』研究会の出席者は、わずか4人・・・・
 時間変更で出られなかったり、うっかりした方もおられたようですが、さびいい限りです。これに限らず、どの研究会も抜ける人はいても、新規参加者がほとんどおりません。中世前期を専攻しようという人が、年々減少してゆくのがわかります。
 そもそも、日本史を学ぼうという人自体、随分減少しているのですが、とりわけ中世前期(古代のそうかもしれませんが)は、それが酷いように思います。
 ある意味、中世前期は議論が煮詰まってしまい、限られた史料の読み替えによって高度な分析をするしかない面もあるかと思います。まだ誰も手をつけていない分野、史料を取り上げるという、初学者に一番取り付きやすい方法が通用しなくなっているのも、志望者減の一因かと思います。
 一方で、かつての幕府論、国地頭、武士論など、大規模な論争が影を潜めたこと、その背景にある、研究史の無視、先学の軽視といった趨勢も、後進に魅力を感じさせない要因でしょう。各研究者が、自分の世界に浸り、定義も曖昧な概念をもてあそびながら
好き勝手なことを書きなぐっているのが、中世前期に関する「研究書」の大半ではないでしょうか。ただでさえ、グローバル・スタンダードと無縁の人文学は「夜郎自大」などと自然科学の連中から罵倒されている危機的状況に中で、こうした傾向が続けば、志望者減どころか学問の信頼さえも失わせることになります(ちなみに、日本史のグローバルスタンダードは、日本における日本語による研究です)。
 そうした状況の中で、昨年の野口先生の例会報告は、鎌倉幕府論を正面から捕らえなおそうとした画期的な内容だったと思います。幕府とは何か、そしてなぜ幕府が成立したのか。今こそ、古めかしい領主制論の残滓を拭い去って、この問題を真正面から論じなければならないと痛感致しました。
 人文科学が軽視され、実用的で一見華々しいだけの研究のみがもてはやされるときこそ、日本史の、そして中世前期研究の第一線にある研究者は、学問の王道を歩みたいものです。
 とはいえ・・・かつて50代は人生の最盛期、などという話を聞いたのですが、実は雑用の最盛期を痛感させられる破目になりました。そして酷使され、疲労した心身は容易に(あるいは永久に)回復しないことも思い知らされました。衰えは隠しようがありません。実際、雑用で健康を害され、早く身まかられた方々が何人もおられます。さぞや御無念であったことと思います。
 山積する学務をこなし、学問の王道を歩む。まさに至難としか言いようがありません。でも、健康に留意して、志を高く持って何とかこの道を切り開いてまいりましょう。
 あまりの困難に、くじけそうになります。でも野口先生のご尽力、ご奮闘に幾度も支えられてまいりました。当方もお役に立てるように努力した行きたいと思います。
 もう過ぎてしまいましたが、2月23日、お誕生日おめでとうございます。
 
 
  

「57歳」は歌の題にもならないのですが。

No.6122

 昨日の京都はときに雪が暴風に舞い散る一日。バタバタと風の吹きつけるガラス窓の研究室で伊藤さんと米澤君に資料の整理を手伝ってもらいながら、例によって要らぬ戯言をきいていただいておりました。
 57年前の千葉も大雪だったそうです。
 
 元木先生、御丁寧な御挨拶を賜り、ありがとうございます。昨年大きな手術をした父からもメッセージが届き、今年の誕生日はことさら感慨深いものとなりました。
  『論語』の為政編に「三十而立、四十而不惑、五十而知天命」とありますが、私如き小人は孔子様の足元には遥かに及ばず、未だに自立した実感などあり得ず、生涯惑い続けることは必定。ただし、「天命」ではなく「限界」だけは早々に認識したところであります。
 夢や希望はやせ細るが、それに反比例して腹の回りは肥え太る。これが厳しい現実です。

 すでに、定年後に昔を語り合うことを楽しみにしていた同世代の友人の何人かは、そのゆとりを得ることなく世を去ってしまいました。本当に慚愧にたえません。
 歴史上に満57歳で没した人物を捜してみたら、平忠盛がそれにあたりました。平家全盛の種を蒔いた人物。

 ところで、次回の『台記』研究会での報告のテーマですが、その平家全盛期における東国支配の問題について思うところを発表させていただきたいと存じております。
 元木先生にコメントをいただいた、昨年9月の日本史研究会例会報告で触れた問題についてさらに別の史料も提示して検討を加えたいと存じます。御教導の程、宜しくお願い申しあげる次第です。

 それにしても、57歳のうちに出来る限り原稿の負債返済につとめたいものです。
  とはいえ、年度末の事務処理との闘いは暫く続く模様。

  ともあれ、ゼミの皆さんには散々お話ししているところですが、20代・30代などというのは夢のように過ぎ去り、40代は家事(子育て)・仕事に追われて記憶に残ること少なく、あっという間に<浦島太郎状態>というのが人生でありますから、心して生きてください。

運慶仏が海外へ流出?!

池谷初恵
No.6117

野口先生、ご無沙汰しております。

東国ではショッキングなニュースで揺れています。
届いたメールをそのまま掲載させていただきますが、文部科学大臣あての要望書署名もはじまりました。
無力な私たちとしては、とにかく世論を喚起させることくらいしかできません。取りいそぎ、皆さまにお伝えしたいと思います。

さる2月11日付読売新聞の一面トップに「運慶 米で競売へ」という衝撃的なニュースが掲載されました。競売は来る3月18日ニューヨークにて行われるとのことであり、海外流失が懸念されています。この仏像こそ2004年に山本勉先生(現・清泉女子大学教授)の研究によって運慶作とされた大日如来坐像であり、すでに重要文化財になっている光得寺大日如来坐像と酷似することや、それよりやや古い建久年間前半の作品と考えられることから、もともとは足利義兼が建立した足利樺崎寺の下御堂(法界寺)に安置されていた三尺皆金色の大日如来像にあたるものとすることができ、足利氏と極めて深い関わりをもつ像でもあります。
現在史跡樺崎寺跡では、国庫補助事業を受け保存整備事業が進行しており、本像が安置されていたものと考えられる下御堂(法界寺)の跡も発掘調査によってその内容が明らかになっております。このような折、発覚した運慶作大日如来坐像が競売にかけられるというニュースは、たいへん残念なことであり、もし海外へ流失するということともなれば、日本人の魂を持ち去られるにも等しく、痛恨の極みであります。
このようなことから、競売によって一部資産家や愛好家のもとに渡り死蔵されたり、外国の博物館や美術館に流出したりすることのないよう、国にて購入し恒久的な保護がなされますよう、要望します。

ニュースはこちら http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080212/acd0802121133001-n1.htm

北条氏と足利氏

No.6118

 池谷先生、お久しぶりです。
 東国における運慶仏といえば、先ず思い出されるのが北条時政発願の伊豆願成就院にある阿弥陀如来像・不動三尊像・毘沙門天像ですが、この大日如来像は義兼が時政の婿になったことに始まる北条氏と足利氏の密接な関係を伝える重要な価値も有しているのではないかと思います。伊豆の国市民にとっては特に看過しがたい事件かと存じます。

 当方、目下、12世紀段階における摂関家の地域間ネットワークに関心を持っております。南九州などでは摂関家領であった地点から、しばしば楠葉型瓦器(河内国の摂関家領内で生産)の検出が報告されているようですが、東国ではそのような事例はあるのでしょうか。

 ☆ 本日、横須賀の鈴木かほる先生より、御高著『相模三浦一族とその周辺史 その発祥から江戸期まで』(新人物往来社)を御恵送いただきました。
 鈴木先生にあつく御礼を申し上げます。

結婚披露宴二次会のご案内

鈴木潤 永富絵里子
No.6112

皆さま ご無沙汰しております

この度 私たちは3/23に結婚することになりました
つきましては ささやかながら結婚披露パーティを催しますのでぜひお越し下さい

日時:2008年3月23日(日)
[受付]PM7:00-
[開宴]PM7:30-
場所:アイネスウ゛ィラノッツェ宝ヶ池
国際会館駅より徒歩8分
会費:8000円
★詳細は→http://donkun.info


出欠のご連絡は http://donkun.info のフォームより送信
またはe.donkun@gmail.com[鈴木]までお願いいたします。

お忙しい中恐縮ですが、3/1(土)までに出欠のご連絡をお願いいたします。
皆様にお会いできることを楽しみにしています

おめでとうございます!幸せそうだなぁ~!

No.6113

 さすがは当HPの管理人御夫妻。
 こういう技術を駆使して、どのような素晴らしい御家庭を築き上げて行かれるのか、そんなことも楽しみになってきました。

 さて、本日は3年前の出雲高校出張講義の御縁で、岡山大の伊藤さん、島根大の大國さん、立命館大の杉谷さんの三人の大学1年生の御訪問をいただきました。京都の銘菓を用意して駆けつけてくれた伊藤明日香さんも交えて、まずはA地下で昼食。ついで学内各所から京都の景観を眺望していただきました。
 頂戴したお土産は明日の『吾妻鏡』講読会の際に。
 ちなみに、杉谷さんは京都の大学に御在学ですから、都合に合わせてゼミの活動にに参加して下されば幸いです。

 ☆ 本日、東北芸術工科大学の入間田宣夫先生より、入間田宣夫・谷口一夫編『牧の考古学』( 高志書院)を御恵送いただきました。
 文献史学と考古学における牧に関する最新の学際的研究の成果が盛り込まれています。
 収録論文のうち、とくに目をひかれたのが近藤好和「日本馬は本当に貧弱か?-馬体の再検討-」。武士論研究者には必読のようです。
 入間田先生に、あつく御礼を申し上げます。

 中京大学の徳竹由明先生より、御高論「朝夷名三郎義秀高麗渡航伝承と「朝夷名社」信仰の変容-逃亡者/海神から高麗征服の英雄/武神へ-」(『国語国文』77-1)・「中京大学図書館蔵横型奈良絵本『築島』下巻略解題・翻刻」(中京大学『文学部紀要』41)を御恵送いただきました。
 徳竹先生にあつく御礼を申し上げます。

Re: 結婚披露宴二次会のご案内

No.6115

突然の告知で失礼いたしました

入試やらなんやらでばたばたして、気がつけば30日前になってしまいました
お一人ずつご連絡をしなければならないところではありますが
宗文研ゼミの関係者(どこまでが関係者になるかはわかりませんが…)にも、
ぜひご参加いただければうれしく思います。

なお、お知らせが前後していますが
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同志社高等学校の礼拝堂で、結婚式をいたします。
お忙しいかとは存じますが、
喜びのひとときを、ご一緒に過ごしていただければ幸いに存じます。

日時:2008年3月23日(日)
   13:30-14:00
場所:同志社高等学校礼拝堂
http://www.high.doshisha.ac.jp/access.html
司式:木村良己校長
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最大で1000人強が入るチャペルです。新校舎建築にともなって今年の夏には取り壊されます。
キリスト教式ですので、ぜひご参加ください。

よろしくお願いいたします。


突然の告知失礼いたしました☆

永富絵里子
No.6120

技術を駆使してすばらしい家庭・・・!!


といきたいところですが、学年末テストと挙式1ヶ月前突入で我が家はいまひっくりかえっております☆(泣)
もっと挙式が近づくにつれ寂しくなったりするものかと思っていましたが、そんな感慨にふける暇もなく挙式当日を迎えてしまいそうな勢いです。。。。

挙式&披露パーティーの告知も遅くなってしまい失礼いたしました。

上のスレッドでおっしゃられている研究紀要もぜひ早く拝見させていただきたく思うのですが、試験が落ち着くまではしばらくかかりそうなので3月になってしまいそうです・・またできるだけ早くにご連絡させていただく予定ですのでご容赦ください。
申し訳ございません。

紫苑の初校。

山岡 瞳
No.6107

>野口先生
 鹿児島はいかがでしたか。本日、紫苑の初校が完成し、執筆者の方々にお渡ししておきました。

>紫苑執筆者の皆さま
 今日はお忙しい中、わざわざ、お越しいただきありがとうございました。
 しつこいようですが、初校の締切は2月29日ですので、厳守!!でお願いいたします。なお、ご不明な点は山岡まで。
  
>江波さん
 先程初校を投函しましたので、近日中にお手元に届くかと思います。
 あまり日にちがありませんが、29日必着でお願いいたします。

もう春の風情の鹿児島から

No.6109

>山岡さん 『紫苑』の初校に関する手配、ありがとうございました。
 執筆者の皆さんも、校正、宜しくお願いいたします。
 ちなみに、『紫苑』は鹿児島でも有名で、驚いてしまいました。

 昨晩、明るく暖かい鹿児島から帰洛いたしました。先年のゼミ旅行の際には、鹿児島の変化をじっくり観察することは日程や天候(「雨男」がいたらしい?)の都合で叶わなかったのですが、今回は新幹線を利用したこともあり、旧西鹿児島駅(現在の鹿児島中央駅)周辺の大変な変貌ぶりを実感することが出来ました。1989年、鹿児島経済大学(現、鹿児島国際大学)に赴任した当時の鹿児島は、もはや歴史の一コマに位置付けられてしまったようです。

 ふだん土曜日に開催される隼人文化研究会例会を、この日(17日)に設定していただいたのは、ひとえに報告者の都合に配慮してくださった事務局担当の永山修一先生の御高配によるものです。
 御出席下さったのは、もう一人の報告者である松迫知宏さん(九州大学大学院)の研究仲間である若手の研究者から今日の南九州中世史の水準を構築された五味克夫先生や江平望先生まで、多彩な顔ぶれ。鹿児島大学の金井静香先生やゼミ旅行の際にお世話になった霧島市(当時は隼人町)教育委員会の重久淳一先生、新地浩一郎さん(現在はミュージアム知覧にお勤めです)、また黎明館に勤務されている畏友徳永和喜先生、林匡先生もお出で下さいました。
 さらに、それこそ「一所傍輩のネットワーク」ではありませんが、京都の辺境史研究会で活躍されていた竹森友子さんにも再会することが出来ました。竹森さんは当ゼミ草創期を担ってくれた前川佳代さんの学友で、奈良女子大学大学院で博士号を取得され、現在は郷里の鹿児島にお住まいとのことです。 

 さて、私の報告ですが、多くの史料に基づいて精緻な論証過程を示された若い松迫さんの御報告と対照的に、まさしく>>No.6095に書いた予測がその通りとなり、なんとも焦点のぼやけた話になってしまいました。今さらながら、強引に結論だけを述べ、かえって反発を招いたのではないかと危惧しています。いくつか大事なことを言い忘れもしました。老耄の致すところです。

 例会の後、いつもの天文館の『吾愛人』(鹿児島郷土料理の店。店名は 椋鳩十が名付けたとのこと)で開かれた報告者との懇親会には、五味先生・江平先生をはじめ、徳永先生、永山先生・重久先生といった先達のほか、鹿児島大学非常勤講師の新名一仁先生、九州大学大学院生の水野哲雄さん(中世の武家故実を御研究)、大阪大学大学院生の岩川拓夫さん(鹿児島大学の学部生だったとき、有村さんと御一緒に当方の研究室にお出でになったことがあります)ら若い方々が出席され、今夏開催される中世史サマーセミナーの話題などで大いに盛り上がりました。
 中世史サマーセミナーについては、この掲示板にも御案内をいただくように新名先生にお願いした次第です。ちなみに、実施母体となる鹿児島地域史研究会のHPアドレスはhttp://kchiiki.kachoufuugetu.net/index.htmlです。
 サマーセミナーは、若手研究者が「一所傍輩」のネットワークを築くうえで絶好の場だと思いますので、当方のゼミメンバーにはぜひ積極的な参加を期待したいと思います。

 懇親会での収穫は今後の南九州中世史の研究を担う若手の方々と交誼を得ることが出来たことともに、江平先生と親しくお話しを交わす機会を得たことでした。僭越な言い様ですが、とくに史料の読解にあたっては江平先生の真っ直ぐな姿勢に、われわれは大いに学ぶところがあると思います。

 例会並びに懇親会の席において、御出席の方々から多くの貴重な御高論を拝受いたしました。あつく御礼を申し上げる次第です。

 鹿児島は大河ドラマ『篤姫』の放送もあって、おおいに活気づいてます。篤姫関連の書籍の中では最も権威のある徳永先生の『天璋院篤姫 徳川家を護った将軍御台所』(新人物往来社)は放送の翌日の月曜日に売れ行き好調とのこと。鹿児島に限らず、書店の店頭の一番目につくところに平積みになっています。一般向けの著書を世に出したならば、かくありたいものです。

勉強になりました

新地 浩一郎
No.6114

 野口先生、日曜日は久しぶりにお話を聞くことができてうれしかったです。また、お土産もいただき、本当にありがとうございました。当日は体調不良のため(月・火は仕事を休みました)、懇親会には出席できませんでしたが、また夏にお会いできるのを楽しみにしています。

鹿児島地域史研究会

No.6130

HPを紹介していただいたのにも関わらず、お礼が遅くなりすみません。
鹿児島地域史研究会のHP担当(?)の岩川@大阪です。
先月は野口先生のお話することができ光栄でした。ありがとうございます。

鹿児島地域史研究会を中心にサマーセミナーが8月にありますが、逐次HPにて内容を紹介していく予定ですので、そちらをご覧になっていただきながら参加の検討をしていただきたいと思います。
今回は大隅半島がメインとなりますが、事前に問い合わせていただけましたら薩摩半島のお薦めスポット等やその経路を御案内いたしますので、是非サマーセミナーの機会に鹿児島県内の各史跡へも足を運んでください。
よろしくお願いします。

『吾妻鏡』のごあんない

No.6104

 小野さん合格の余韻さめやらぬところですが、次回の『吾妻鏡』のご案内です。

 日時:2008年2月21日(木)13:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』貞永二年(天福元年)九月十八日、二十四日、二十八日、二十九日、十一月十日、十二月二十九日、
         天福二年(文暦元年)三月五日、三月十日、六月三十日、七月六日、七月二十六日、七月二十七日、八月一日、八月二十一日、十一月二十八日、
         文暦二年(嘉禎元年)正月九日、十二日、十五日、二十日、二十一日、二月四日、九日、十日、三月十八日、四月一日、二日、五月十三日、十六日、二十三日、六月十九日、二十一日、二十九日、三十日、閏六月三日、十五日、二十八日の各条
  (※少し先の方まで掲出しましたが、読めるところまで読んでいきましょう。また、掲出した範囲以外に「これは」という条文があれば、随時お知らせ下さい。)

 今月は2月21日(木)、29日(金)と開催予定です。『吾妻鏡』の講読会は新規メンバー随時募集中ですので、オフシーズンに史料講読に取り組んでみようという方は、まずは見学からでもお気軽にご参加下さい。

速報・小野さん合格!!

No.6101

 伊藤さんに続いて、小野さんも希望通りに進学先が決まりました。
 努力が実を結んだこと、本当におめでとうございました。
 
 優秀な先輩諸姉兄の指導・激励も大きかったのだろうと思います。

 >平田さん 京女から後輩の誕生です。

 関西圏ですから、新年度からは、いよいよゼミの主要メンバーとして活躍していただきたいと思います。
 しっかり学問に取り組んでください。

 鹿児島で美味しいお土産を買ってきますから、伊藤さんと合わせて、21日はコーヒーとお茶で祝杯をあげましょう。
 よかった、よかった。ようやく春が来たようです。

Re:速報・小野さん合格!!

岩田慎平
No.6102

>小野さん
おめでとうございます。新しい環境で、新たな可能性を大いに培ってください。

おめでとうございます!

伊藤明日香
No.6103

>小野さん

良かった。本当に良かったです。

お互い、春から期待と不安いっぱいの
新生活が始まりますが、楽しくやりましょう。

新学期まで遊んじゃって下さい(笑)

鍜治 利雄
No.6105

≫小野 翠さん
合格おめでとうございます!

昨年2月の平田樹里さんのご報告の時にお会いしたんですけど、
もう忘れ去られちゃってるかな^^;笑

合格なされた大学院にはボクも知り合いが何人かいて、
優しい方が多いので、スグ溶け込めると思いますよ!

去年からずっと勉強詰めだと思うので、とりあえず一息入れて下さいな。

Re:小野さん合格!!

岩田慎平
No.6106

>鍛冶くん
お久しぶりです。また時間があれば『吾妻鏡』の時間などにもおいでください。

年度末の過ごし方といえば、あちこち散策というのも良いかもしれませんね。
 毎年この時期の京都は、観光オフシーズンなのでどこも比較的空いてるはずなんですが、今年(今年度)はどういうわけか全体的に賑やかで、例年とはやや趣きが異なるようです。あるいは単なる気のせいでしょうか。

Re: 速報・小野さん合格!!

尻池由佳
No.6108

遅ればせながら、小野さんおめでとうございます。
慣れるまでは大変だと思いますが、頑張ってください。
21日には、ぜひともお祝いにかけつけたい(お土産が食べたい)ですが、大学で大人しくアルバイトをしていることでしょう(うるうる)。
しかし、3月には上洛するかもしれません。
時間があったら、またお会いしたいです。

京都府立大の鍛冶君、広大の尻池さんへ

No.6110

 >鍛冶君  鹿児島で阪大院生の岩川君とお目にかかりました。大学は異なりますが学年は同じだと思います。
 ときに研究会などで一緒になることもあるのでは?

 >尻池さん  鹿児島のお土産。「かすたどん」と「かるかん饅頭」です。これは美味しいですよ。
 ちなみに、上(>>No.6109)にお名前を挙げた新名さんは広島大学大学院の御出身です。尻池さんのことも話題に上りました。
 今年は、中世史サマーセミナーが鹿児島で開かれるのに対して、古代史は広島で開催とのこと。修論とそのお手伝いで大変だろうと思いますが、本当に地域の歴史を学ぶ上からも同学の人たちとのネットワークを構築する上からもよい機会ですから、一生懸命に取り組んでください。
 三月の御上洛、楽しみにしています。

ありがとうございます!!

小野 翠
No.6116

本人の登場が大変遅くなってしまい、申し訳ありません。
皆様、温かいコメントをありがとうございます。
知識・学力共に未熟な所だらけの私が希望通りの院に合格できたのも、野口先生は勿論、先輩方のご指導あってのことです。
本当にありがとうございました。
未だ不安で一杯ですが、春からは新しい環境で精一杯頑張りたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

>鍛冶さん
ありがとうございます。
昨年お会いしたこと、覚えてます。お久しぶりです。
分からないことだらけですので、そう言って下さると心強いです。
早くもぼんやりしてしまっているので、気を抜きすぎないよう頑張ります…。
今春からはお会いする機会も増えるかと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

>尻池先輩
ありがとうございます。
本当に、これからが大変だと思いますので、精一杯頑張ります。
私もぜひお会いしたいです。三月のご上洛の際、お時間がありましたらぜひお声をかけて下さい。