博物館の特別展と史学会大会
No.6009
この週末は、先般池谷初恵先生が御紹介下さった(NO.5957)、目下、神奈川県下の4つの博物館で開催されている鎌倉時代関連の企画展のうち、神奈川県立金沢文庫特別展「鎌倉北条氏の興亡」と川崎市民ミュージアム企画展「12-14世紀の武蔵と鎌倉 "つわもの"どもの光と影 -稲毛三郎とその時代-」、また、東京大学本郷キャンパスで開かれた史学会大会に出掛けて参りました。
二つの企画展、ともに最新の研究成果を盛り込んだ展示だけに、系図に関する試案やら、考古学サイドの情報など、得るところ多大なものがありました。それぞれ、学芸員の方の個性が良く出た展示だと思いました。もと、同業だっただけに、よくわかるのです。
金澤文庫では、称名寺庭園のイチョウが見頃で、たくさんの市民の方たちが写生にとりくんでおられました。
史学会大会では、久しぶりにお目にかかれた方が多かったのですが、一方、最近、京都の研究会で面識を得たばかりの学生さんが、前列で一生懸命に報告を聴いていたのが目に留まりました。まだ学部の2回生というのに、積極的に学会に参加する姿勢は立派だと思いました。将来が楽しみです。
それから、ある報告のレジュメの参考文献欄に、ゼミメンバーの名前があったのも嬉しいことでした。彼もちゃんと評価されている。
ちなみに、報告レジュメの中に、岩田君(鎌倉下向の下級官人)と江波さん(蟹満寺関連の仏教説話形成)のお役に立ちそうなものがありました。明日お見せします。
なお、明日(19日)、私はⅢ講時の仏教学の時間に講話を担当いたしますので、その時間の『吾妻鏡』講読会は岩田師範にお任せしたいと思います。宜しくお願いいたします。
☆ 関東に出かけている間に、『横須賀市史』資料編古代・中世Ⅱを御恵送いただきました。本書は、南北朝~戦国時代を対象としており、とくに系図編は便利だと思います。
横須賀市史古代・中世史部会の専門委員である近藤好和先生・高橋秀樹先生、それに同市史編さん事務局の真鍋淳哉先生の御高配によるものです。
三先生に、あつく御礼を申し上げます。
二つの企画展、ともに最新の研究成果を盛り込んだ展示だけに、系図に関する試案やら、考古学サイドの情報など、得るところ多大なものがありました。それぞれ、学芸員の方の個性が良く出た展示だと思いました。もと、同業だっただけに、よくわかるのです。
金澤文庫では、称名寺庭園のイチョウが見頃で、たくさんの市民の方たちが写生にとりくんでおられました。
史学会大会では、久しぶりにお目にかかれた方が多かったのですが、一方、最近、京都の研究会で面識を得たばかりの学生さんが、前列で一生懸命に報告を聴いていたのが目に留まりました。まだ学部の2回生というのに、積極的に学会に参加する姿勢は立派だと思いました。将来が楽しみです。
それから、ある報告のレジュメの参考文献欄に、ゼミメンバーの名前があったのも嬉しいことでした。彼もちゃんと評価されている。
ちなみに、報告レジュメの中に、岩田君(鎌倉下向の下級官人)と江波さん(蟹満寺関連の仏教説話形成)のお役に立ちそうなものがありました。明日お見せします。
なお、明日(19日)、私はⅢ講時の仏教学の時間に講話を担当いたしますので、その時間の『吾妻鏡』講読会は岩田師範にお任せしたいと思います。宜しくお願いいたします。
☆ 関東に出かけている間に、『横須賀市史』資料編古代・中世Ⅱを御恵送いただきました。本書は、南北朝~戦国時代を対象としており、とくに系図編は便利だと思います。
横須賀市史古代・中世史部会の専門委員である近藤好和先生・高橋秀樹先生、それに同市史編さん事務局の真鍋淳哉先生の御高配によるものです。
三先生に、あつく御礼を申し上げます。