深夜にいたって、録画を拝見。
清盛自身がみずからの厳島社殿造営の意図を語っているかのように思えたのは、私だけではないでしょう。
宮島対岸にある厳島社の外宮にあたる地御前社が取り上げられなかったのが残念でしたが、これは世界遺産の対象外だからなのでしょうか。
地御前社については
http://www.enjoy.ne.jp/~yamahid1/ohanashi62.htmを参照。
ただ、対岸に江波という地名のあることを知ったのは収穫。これは江波さんの名字の地だと思うのですが如何?
日本史研究会の例会。気をつけてはいたのですが、いざ始まってしまうと贅言を弄すること多く、時間をオーバー。体調のこともあって、御迷惑をおかけいたしました。ただ、司会者の御配慮で討論の時間に補足させていただいたので、何とか意は尽くすことが出来たのではないかと思います。
元木先生のコメントによって、「研究」としての位置づけをしていただいたこと、例によって大変ありがたく存じました。そして、感激したのは、上横手雅敬先生がお出で下さり、最後に貴重な御意見をいただくことができたこと。私はこの例会報告を自らの研究生活の一つの区切りのように考えておりましたので、大変うれしく、光栄に思いました。
ご発言を頂いた美川先生・山田先生・大村先生をはじめとする研究者の方々、ご参会の皆様、企画運営を担当された研究委員のお二人にあつく御礼を申し上げます。
なお、懇親会では、気持ちが緩んでいろいろ申し上げましたが、例のごとくお忘れ下さいますように(笑)。
☆ 樋口州男先生・錦昭江先生の御連名で、ことばの中世史研究会編『「鎌倉遺文」にみる中世のことば辞典』(東京堂出版)を御恵送いただきました。
事例とともに参考文献もかがけられていて、これは史料の読解に、とても重宝しそうです。中世前期を専攻する院生・学部生はもとより研究者も必携。
樋口先生・錦先生にあつく御礼申しあげます。
★ 平成20年度共同研究の参加について、御返信を頂いていない現共同研究員の方、早急に御連絡をお願いいたします。