『古代文化』第59巻第2号が出ました。
No.5926
九月になって、涼しくなれば体調も整い、仕事も捗ることだろうと期待していたのですが、連日の猛暑で逆に体調は崩れ、仕事は増える一方といった有様。月末締切に音を上げているところに、さらに来年度に向けての書類が押し寄せてきました。
しかし一方、関係者のなみなみならぬ御努力によって、困難を克服して着々と前進しているものもあります。その一つが季刊として再スタートした『古代文化』。本日、第59巻第2号が届きました。
今号の日本文献史学関係の論文として特筆すべきは、巻頭を飾った山下克明「陰陽道の成立と儒教的理念の衰退」です。当該ジャンルの第一人者による、陰陽道に関する重要な指摘に満ちた大変な力作。江波さんは必読ですよ。
そして、〈書評〉山岡瞳「美川圭著『院政-もう一つの天皇制-』」も掲載されています。前号の岩田君に続いて、山岡さんも学会誌にデビューされたというわけです。
蛇足ながら、次号には拙稿「閑院内裏と「武家」」が掲載される予定。これは、科学研究費補助金による研究課題「閑院内裏の政治史的研究」の成果発表の一環です。
なお、本日届いた『古代文化』の「書棚」の欄には、拙著『源氏と坂東武士』(吉川弘文館 歴史文化ライブラリー234)を取り上げていただきました。短文ながら、著者の意図を的確に汲み取っていただいた内容で、こういう紹介に接すると、執筆のし甲斐があったと、嬉しい気持ちになります。
昨日の『台記』研究会では、元木先生、美川先生をはじめ、御出席の方々から貴重なコメントを頂き、ありがとうございました。
しかし一方、関係者のなみなみならぬ御努力によって、困難を克服して着々と前進しているものもあります。その一つが季刊として再スタートした『古代文化』。本日、第59巻第2号が届きました。
今号の日本文献史学関係の論文として特筆すべきは、巻頭を飾った山下克明「陰陽道の成立と儒教的理念の衰退」です。当該ジャンルの第一人者による、陰陽道に関する重要な指摘に満ちた大変な力作。江波さんは必読ですよ。
そして、〈書評〉山岡瞳「美川圭著『院政-もう一つの天皇制-』」も掲載されています。前号の岩田君に続いて、山岡さんも学会誌にデビューされたというわけです。
蛇足ながら、次号には拙稿「閑院内裏と「武家」」が掲載される予定。これは、科学研究費補助金による研究課題「閑院内裏の政治史的研究」の成果発表の一環です。
なお、本日届いた『古代文化』の「書棚」の欄には、拙著『源氏と坂東武士』(吉川弘文館 歴史文化ライブラリー234)を取り上げていただきました。短文ながら、著者の意図を的確に汲み取っていただいた内容で、こういう紹介に接すると、執筆のし甲斐があったと、嬉しい気持ちになります。
昨日の『台記』研究会では、元木先生、美川先生をはじめ、御出席の方々から貴重なコメントを頂き、ありがとうございました。