田中さんありがとうございました。ついに「矢尽き、刀折れ」で多田神社に推参できなかった小生に代わって、どなたかレポートをお願いします。近藤先生の解説もあり、さぞかし充実した一日であったことと思います。
中世文学会の初日は竹居先生ともう一人の方も歴史学が御専攻のようで、これは長村・山本両君にとっては、必見いや必聴のように思います。
この秋、歴史の方では何と言っても、立命館大学で開かれる日本史研究会の大会がメインになるでしょう。中世史部会は宮田敬三氏の治承・寿永内乱期の軍制に関する報告があり、これは『平家物語』を対象に研究をされている国文の方にもお薦めいたします。その研究報告のための準備会もしばしば開かれていますから、武士に関わる研究テーマを掲げている方はぜひ、出席されたらよいと思います。小生も昔、美川先生が京都府立大で御報告の時、準備会にしばしば参加させていただきました。当時、小生はすでに30歳代半ばを過ぎていましたが、そのころ院生で、積極的に参加されていた方たちが、現在、助教授クラスになって学界を支えておられます。川合先生・市澤先生、それに愛知県立大の上川先生などのお名前が浮かびます。
ちなみに、日本史研究会のHPアドレスは
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jhs/です。詳細は中世史部会のサイトでご覧下さい。
報告といえば、小生もこの秋から先、「歴史グループ早雲」の学習会(10月25日)、埼玉県飯能市郷土館(11月29日)、仏教文学会(12月13日)で講演の予定です。仏教文学会の会場は同志社女子大(今出川)なので、よろしければ御来聴のうえ御批判をいただければ幸いです。それにしても、再び「矢尽き、刀折れ」にならなければ良いのですが。